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第826話 例の物をお披露目
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俺と妻たちのドッペル4人(ピーチ、シュリ、ライム、アリス)と綾乃、商会の支店をまかせる予定の15人。ブラウニー5人、木霊3人を乗せて魔導列車が目指す街の手前に向かって移動をしている。妻たちが4人だけなのは、あんまり大勢で行っても面倒なだけだったので、この人数にしたのだ。
準備した馬車は、まわりから見たら主人である俺の一番豪華な馬車、次に食事を作る専門のキッチン馬車、商会をまかせる人材のためのグレードを少し下げた馬車を2台の合計4台だ。
それ以外にも、護衛風に仕立てた緊急時用に使えるように、残りの年長組、姉御組の妻たちの姿もコピーしたドッペルに全身甲冑を着させて、ウォーホースに乗って移動させている。
ただ今回出動しているウォーホースは、俺たちが昔から使っている1世代目ではなく、その子どもたちである。子どもたちは小さいが、小さいと言っても普通の馬と同じくらいのサイズまで成長している。そんな子たちを連れてきている。
理由は、普通の馬に見えるからな。1世代目のウォーホースは、歴戦の勇者みたいな風格が出ていて、体のサイズもかなり大きいので、目立ちすぎてしまう。だから、ちょうどいい子どもたちが抜擢された。
シュウは、自分たちの乗っている馬車でさえ未知の技術を使っており、目ざとい者が見れば違和感しかない事に気付いていなかった。それに、食事のために馬車を1台専用の物を作るとか、王族でもしていないので、更に目立ってしまう事を知らない。
目的地に到着して、周囲を確認してから地上に馬車をあげていく。出発の準備も整い、これから昼食をはさんで約7時間程かけて目標の街を目指すことになる。
一緒に連れてきた木霊の3人は何処に乗るのか気になっていたのだが、馬車の上に陣取ってドヤ顔をしている気がする。まぁそこが気に入ったのなら存分にそこで過ごしてくれ。
「じゃぁ出発しようか……ってしまった。御者をする人間がいなかった! しょうがない。ドッペルを召喚して、ランダム変化をしてもらって御者をしてもらうか?」
「シュウ様。それでしたら、私たちが交代で御者をしますのでお任せください。荷物を積み過ぎて座れる場所が狭くなっていたので、ちょうどよかったです」
商会の支店をまかせるメンバーが、自分たちが御者をすると名乗り出てくれた。助かった……それにしてもそんなに荷物を積んできたのか? 疑問に思っていると、それを察して答えてくれた。
ゼニスの指示で、高く売れそうなものをかなりの量詰め込んできたとの事だ。収納の鞄にしまっていたから、何が入っているかなんてよくわからなかったのだ。
一応、商会の支店を作りに来たのに、何の商品も積んでいないのは不自然なので、単価の高い物を中心に積み込んでいるらしい。他にも収納の箱を使って、大量のディストピア産の食料も持ってきたとの事だ。
この街で何が売れるか分からないが、その調査という名目もあるようだ。ゼニス、準備に時間がかかったのって、この商品の仕入れってことか? まぁ、色々助かったのは事実なので、ゼニスに感謝する。
特にトラブルもなく、お昼までの2時間が過ぎた。そして予想通りの事が起きていた。
「シュウ……飽きた」
この一言で理解できると思うが、同じ景色で変わらない光景が続いたため、すでに綾乃が飽きていたのだ。一応説明してはいたが、楽しみにしていた綾乃は問題ないとか言っていたのに、案の定飽きてしまったようだ。
だから言ったのに! と呆れたが、それでも後4時間はかかるので、馬車の中を改造する事にした。改造すると言っても、椅子の位置を移動させて、進行方向側、御者の背中側に壁設置タイプのテレビを配置して、綾乃のアニメ鑑賞会が始まった。
俺たちは、綾乃に1人で楽しんでもらうために、ドッペルから本体に意識を戻して、何かあったら呼ぶように伝えておいた。
約4時間後、御者をしている人間から連絡が入り、ドッペルに意識を移すと、号泣している綾乃が目の前にいた……どうやら、泣けるアニメでも見ていたのだろう。ちょうど終わりを迎えていたみたいなのだ。
アニメが大体、1話が24分位で構成されてるんだっけ? オープニングやエンディング等を省けば、20分ちょっと? 1クール12話分なら、大体4時間か……なんというか、ちょうどいい時間だったわけか。
綾乃に声をかけると、もうそんな時間? とか言って、涙を拭き、鼻をチーンとかんでいた。
「おー本当に街が見えてきたな、あれ? そういえば、あの街って名前なんだっけ?」
「シュウ様、あの街の名前は、カレリアといいます。領主はやり手のようで、男爵から子爵に陞爵していますね。王国では珍しく、真っ当な方法で認めさせたようですよ」
おぅ! どこからの情報か知らないが、何でそんなことまで知ってるんだか、すげえな。
「時間が無かったので、そこまで詳しく調べられていませんので、注意はしておいてください」
なんか盛大にフラグを建てられた気がするけど、気のせいだよな? 気のせいだと言ってくれ!
「街に入ったら、そのまま支店となる建物に向かいますので、もうしばらく馬車の中でお待ちください」
そうだった。最近してなかったから忘れてたけど、この世界って同じ国内の移動でも、検問みたいな事をやってるんだよな。真実の瞳だったか? それに犯罪の称号がないか確かめられるんだよな。
俺にはフレデリクとリーファスが戻ってきた時に、俺の身分を証明する書状をもらっているので、順番が来てしまえばすぐに通れることだろう。
列に並ぶこと30分が経った頃に、急にドアが叩かれた。
「シュウ様、兵士たちが何か身分を証明するものは無いかと言われていますが……」
準備してあった書状を取り出し、兵士に見せるようにお願いする。そうすると、開いたドアから「なっ!」っという何とも不思議な声が聞こえ「失礼いたしました! 並ばなくても、すぐに入れますので私についてきてください!」と……
ありゃ? 思ったよりVIP待遇だな。貴族や大商人用に別の門が存在するところもあるんだっけ?
街の中に入り、目的の建物に……あれ? 何ですでに建物に向かっているんだ? 疑問に思って聞いてみたら「シュウ様が来られるのに、安宿になんか泊まらせることは出来ませんよ。ゼニス様が先に人員を出して建物を見繕っています」だってさ! 気合入りすぎだろ!
建物に向かうとなんと! シルキーのミドリが、一部貸し出されたダンマスのスキルを使って、テキパキと建物の修理をしていた。目に見えるところは触らず、中だけをどんどん変えているようだ。
到着すると同時に「例の部屋完成していますので、後は設置をお願いいたします」と、そうだった、綾乃を驚かすために準備していたアレを忘れていた! 慌てて目的の部屋に向かい、木霊と妻たちにも手伝ってもらい設置を完了する。
「というわけで、綾乃! 例の部屋を準備できたから見に行くぞ!」
俺達の基本的な生活スペースは地下になる。隠し階段を下りて、目的の部屋へ向かう。綾乃が扉の前に立ち、息をのんでいるのが聞こえる。意を決したのか扉を開き、
「え!? 何これ?」
綾乃が扉の中を見てもらした声だ。目の前には部屋の中なのに自然が広がっており、水の流れる音まで聞こえてきている。俺が綾乃を驚かすために準備したのは、テラリウムだ。この規模をテラリウムといっていいのか謎だが、部屋自体を水槽に見立てて作ったような物なので、間違いではないと思う……
準備した馬車は、まわりから見たら主人である俺の一番豪華な馬車、次に食事を作る専門のキッチン馬車、商会をまかせる人材のためのグレードを少し下げた馬車を2台の合計4台だ。
それ以外にも、護衛風に仕立てた緊急時用に使えるように、残りの年長組、姉御組の妻たちの姿もコピーしたドッペルに全身甲冑を着させて、ウォーホースに乗って移動させている。
ただ今回出動しているウォーホースは、俺たちが昔から使っている1世代目ではなく、その子どもたちである。子どもたちは小さいが、小さいと言っても普通の馬と同じくらいのサイズまで成長している。そんな子たちを連れてきている。
理由は、普通の馬に見えるからな。1世代目のウォーホースは、歴戦の勇者みたいな風格が出ていて、体のサイズもかなり大きいので、目立ちすぎてしまう。だから、ちょうどいい子どもたちが抜擢された。
シュウは、自分たちの乗っている馬車でさえ未知の技術を使っており、目ざとい者が見れば違和感しかない事に気付いていなかった。それに、食事のために馬車を1台専用の物を作るとか、王族でもしていないので、更に目立ってしまう事を知らない。
目的地に到着して、周囲を確認してから地上に馬車をあげていく。出発の準備も整い、これから昼食をはさんで約7時間程かけて目標の街を目指すことになる。
一緒に連れてきた木霊の3人は何処に乗るのか気になっていたのだが、馬車の上に陣取ってドヤ顔をしている気がする。まぁそこが気に入ったのなら存分にそこで過ごしてくれ。
「じゃぁ出発しようか……ってしまった。御者をする人間がいなかった! しょうがない。ドッペルを召喚して、ランダム変化をしてもらって御者をしてもらうか?」
「シュウ様。それでしたら、私たちが交代で御者をしますのでお任せください。荷物を積み過ぎて座れる場所が狭くなっていたので、ちょうどよかったです」
商会の支店をまかせるメンバーが、自分たちが御者をすると名乗り出てくれた。助かった……それにしてもそんなに荷物を積んできたのか? 疑問に思っていると、それを察して答えてくれた。
ゼニスの指示で、高く売れそうなものをかなりの量詰め込んできたとの事だ。収納の鞄にしまっていたから、何が入っているかなんてよくわからなかったのだ。
一応、商会の支店を作りに来たのに、何の商品も積んでいないのは不自然なので、単価の高い物を中心に積み込んでいるらしい。他にも収納の箱を使って、大量のディストピア産の食料も持ってきたとの事だ。
この街で何が売れるか分からないが、その調査という名目もあるようだ。ゼニス、準備に時間がかかったのって、この商品の仕入れってことか? まぁ、色々助かったのは事実なので、ゼニスに感謝する。
特にトラブルもなく、お昼までの2時間が過ぎた。そして予想通りの事が起きていた。
「シュウ……飽きた」
この一言で理解できると思うが、同じ景色で変わらない光景が続いたため、すでに綾乃が飽きていたのだ。一応説明してはいたが、楽しみにしていた綾乃は問題ないとか言っていたのに、案の定飽きてしまったようだ。
だから言ったのに! と呆れたが、それでも後4時間はかかるので、馬車の中を改造する事にした。改造すると言っても、椅子の位置を移動させて、進行方向側、御者の背中側に壁設置タイプのテレビを配置して、綾乃のアニメ鑑賞会が始まった。
俺たちは、綾乃に1人で楽しんでもらうために、ドッペルから本体に意識を戻して、何かあったら呼ぶように伝えておいた。
約4時間後、御者をしている人間から連絡が入り、ドッペルに意識を移すと、号泣している綾乃が目の前にいた……どうやら、泣けるアニメでも見ていたのだろう。ちょうど終わりを迎えていたみたいなのだ。
アニメが大体、1話が24分位で構成されてるんだっけ? オープニングやエンディング等を省けば、20分ちょっと? 1クール12話分なら、大体4時間か……なんというか、ちょうどいい時間だったわけか。
綾乃に声をかけると、もうそんな時間? とか言って、涙を拭き、鼻をチーンとかんでいた。
「おー本当に街が見えてきたな、あれ? そういえば、あの街って名前なんだっけ?」
「シュウ様、あの街の名前は、カレリアといいます。領主はやり手のようで、男爵から子爵に陞爵していますね。王国では珍しく、真っ当な方法で認めさせたようですよ」
おぅ! どこからの情報か知らないが、何でそんなことまで知ってるんだか、すげえな。
「時間が無かったので、そこまで詳しく調べられていませんので、注意はしておいてください」
なんか盛大にフラグを建てられた気がするけど、気のせいだよな? 気のせいだと言ってくれ!
「街に入ったら、そのまま支店となる建物に向かいますので、もうしばらく馬車の中でお待ちください」
そうだった。最近してなかったから忘れてたけど、この世界って同じ国内の移動でも、検問みたいな事をやってるんだよな。真実の瞳だったか? それに犯罪の称号がないか確かめられるんだよな。
俺にはフレデリクとリーファスが戻ってきた時に、俺の身分を証明する書状をもらっているので、順番が来てしまえばすぐに通れることだろう。
列に並ぶこと30分が経った頃に、急にドアが叩かれた。
「シュウ様、兵士たちが何か身分を証明するものは無いかと言われていますが……」
準備してあった書状を取り出し、兵士に見せるようにお願いする。そうすると、開いたドアから「なっ!」っという何とも不思議な声が聞こえ「失礼いたしました! 並ばなくても、すぐに入れますので私についてきてください!」と……
ありゃ? 思ったよりVIP待遇だな。貴族や大商人用に別の門が存在するところもあるんだっけ?
街の中に入り、目的の建物に……あれ? 何ですでに建物に向かっているんだ? 疑問に思って聞いてみたら「シュウ様が来られるのに、安宿になんか泊まらせることは出来ませんよ。ゼニス様が先に人員を出して建物を見繕っています」だってさ! 気合入りすぎだろ!
建物に向かうとなんと! シルキーのミドリが、一部貸し出されたダンマスのスキルを使って、テキパキと建物の修理をしていた。目に見えるところは触らず、中だけをどんどん変えているようだ。
到着すると同時に「例の部屋完成していますので、後は設置をお願いいたします」と、そうだった、綾乃を驚かすために準備していたアレを忘れていた! 慌てて目的の部屋に向かい、木霊と妻たちにも手伝ってもらい設置を完了する。
「というわけで、綾乃! 例の部屋を準備できたから見に行くぞ!」
俺達の基本的な生活スペースは地下になる。隠し階段を下りて、目的の部屋へ向かう。綾乃が扉の前に立ち、息をのんでいるのが聞こえる。意を決したのか扉を開き、
「え!? 何これ?」
綾乃が扉の中を見てもらした声だ。目の前には部屋の中なのに自然が広がっており、水の流れる音まで聞こえてきている。俺が綾乃を驚かすために準備したのは、テラリウムだ。この規模をテラリウムといっていいのか謎だが、部屋自体を水槽に見立てて作ったような物なので、間違いではないと思う……
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