1,070 / 2,518
第1070話 知らない事っていっぱいある
しおりを挟む
「……と言うわけで、畑エリアを拡張して隣接する形で、牧場エリアをつくろうと思うんだけど、ディストピア的には何か問題はあるか?」
今日は、工房に行かずに朝一で関係者を集めてもらい話し合いを行ている。
「何の問題があるのですか? シュウ様の街なのですから、作りたいと思えば作ればいいと思います。それを活用するのが私たちの仕事ですから、好きなようにしていただければいいと思います」
そういう事じゃないんだけどな。そして、全員が頷くのは止めろ! 俺の街だけど、街の拡張は慎重にならなきゃいけない物じゃないのか?
今まで散々やらかしていた事を棚に上げて、そんな事を俺は思ってしまった。
「私たちは、牧場エリアをつくる事は賛成です! 自分たちも手伝いますので、新しく来る住人の方たちのためにもお願いします」
空気を読んで土木組のリーダーの子がそう言ってくれた。その優しさがちょっと心にちくりと刺さるけど、嬉しいよ。
「私たちは、植物の成長を助けるだけですので、広げるのであればそこにも恩恵を授けるだけです」
ドリアードは、基本そこにある物を育む事をスタンスとしているようだ。
「畑エリアの代表としては、腐らせてしまう野菜や果物が減るのであれば特に問題はございません」
成長が早すぎるのと、敷地が広すぎるのと、人手不足で収穫しきれない分がある事が悲しかったようで、『腐らせる』の部分は特に切なそうな顔をしていた、畑エリアの代表者だ。
「牧場エリアと畑エリアは、隣接する形で作ろう。後は、畑エリアと牧場エリアの人で連携をとってもらう事になるけどいいかな? どこの野菜は処分していいのか? とか話し合って家畜を誘導したり、家畜の食べる野菜を、持って行ってもらったりしてほしいかな」
それは当然です! という顔を全員がしている。しばらくの間は、家畜エリアの代表は土木組のリーダーの子が務めるらしい。まだ幼いけど大丈夫なのか? と思ったが、いきなりディストピアに来た人間が、今まで住んでいた人たちと対等に話せるわけがないので、橋渡し的な感じになるようだ。
今までダンジョン農園の家畜エリアで面倒を見ていた事もあり、土木組がしばらくの間は牧場エリアに足を運び、一緒に仕事をしてこの街に馴染んでもらう予定だ。
「あ、ちょっと待って。そうなると、いきなりディストピアの住宅に入ってもらうのは拙いのか? 今までの移住者はどうやって対応してたんだ?」
「えっと、色々な立場の人がいますので少しづつ違いますが」
と、前置きしてグリエルが話し出す。
一番多かったのが、奴隷の立場でディストピアに移住してくる人たちだが、これは奴隷なので半強制的に街の中に放り込む形で、仕事やその他を色々割り振り頑張って慣れてもらう形をとっていたそうだ。親のいない奴隷の子は、孤児院に入って集団生活をしている。
次に多いのが、家族単位、一族単位、村単位の近しい関係の人間達の集団移住だそうだ。この人たちは、街の中心地から少し離れた場所に作った、集合住宅みたいなところで生活をしながらディストピアに慣れてもらい、しばらくしてから普通の家に住み移ってもらっているらしい。
最後に単独で移住してきた人たちだ。この人たちは、色々な事情はあるがディストピアに住む事を許可されているので、悪い人たちではない。
住む場所に困っていた者や、商会の人間が保護した人たちの中でも、移住に強い意欲を示した人たちが多いので、住み込みのような形で興味を持った仕事をしている家の、下働きみたいな形でディストピアに慣れてもらっているらしい。
「大きく分けて、この3つがディストピアでとってきた方策ですね。ですが、今回は先方からすでに話を聞いていまして、牧場エリアの一角にテントでも建てさせてもらえば、大丈夫と言われています」
「テント? 家じゃなくていいのか?」
「それなのですが、家を建てる話をしたのですが、まだ仕事もできるか分かっていないような人たちに、家を建てるようなお金はかけないでください。と言われてしまったので、強くは出れずにそれを了承する形になってしまっています」
ん~、いい待遇で迎えてもらいたいと思うのが普通だと思うけど、その待遇が重石になる事もあるって事かな?なんか違う気がするけど、望んでいない事を押し付けるのは良くないよな。
「じゃぁ、そのテントについては何か聞いてる?」
「自分たちで何かを見繕って、集団で生活できるような物を作りますと聞いています。移住されるのは大体、400人程だと聞いています」
400人、思ったより多いのか? 村1つと考えると、ってこの世界の普通が分からん!
「じゃぁ、そのテントはこっちで用意しようか。ゼニス、確かキャラバンの使わなくなったテントあるよな? 雨の日とかに野営をする際に使ってた奴が、あれを使ってもらうのはどうかな?」
「あ~あれですか。確かに使わなくなって倉庫で埃をかぶりそうなので、ちょうどいいかもしれませんが、400人はさすがに入りませんよ?」
「そこはさすがに数を増やそうよ。あれなら1つで15人位は普通に寝れるでしょ? 30もあれば十分足りるんだからさ。それにあれなら暇してる老ドワーフたちに頼めば、1週間もかからずに準備してくれるはずだしさ」
それでいいのであれば問題ありませんね。とゼニスが言って近くにいた秘書に伝言を頼んでいる。俺は、シルキーたちに酒を準備してもらおうかな。
「あ! それなら、村の人たちがディストピアの街の中に住んだ時でも、寝泊まりできる場所としても使えるし、大きくない動物が中に入って休めるスペースにもなるね!」
ん? 小屋みたいなのは別に作る予定だけど、それ以外にも休める場所があった方がいいのか? よくわからないが、問題ないようならそれで行くか。説明もしやすいだろうしこれで問題ない!
その後は細かい打ち合わせをして、俺は畑エリアに出向き拡張工事を始めた。
今日は、工房に行かずに朝一で関係者を集めてもらい話し合いを行ている。
「何の問題があるのですか? シュウ様の街なのですから、作りたいと思えば作ればいいと思います。それを活用するのが私たちの仕事ですから、好きなようにしていただければいいと思います」
そういう事じゃないんだけどな。そして、全員が頷くのは止めろ! 俺の街だけど、街の拡張は慎重にならなきゃいけない物じゃないのか?
今まで散々やらかしていた事を棚に上げて、そんな事を俺は思ってしまった。
「私たちは、牧場エリアをつくる事は賛成です! 自分たちも手伝いますので、新しく来る住人の方たちのためにもお願いします」
空気を読んで土木組のリーダーの子がそう言ってくれた。その優しさがちょっと心にちくりと刺さるけど、嬉しいよ。
「私たちは、植物の成長を助けるだけですので、広げるのであればそこにも恩恵を授けるだけです」
ドリアードは、基本そこにある物を育む事をスタンスとしているようだ。
「畑エリアの代表としては、腐らせてしまう野菜や果物が減るのであれば特に問題はございません」
成長が早すぎるのと、敷地が広すぎるのと、人手不足で収穫しきれない分がある事が悲しかったようで、『腐らせる』の部分は特に切なそうな顔をしていた、畑エリアの代表者だ。
「牧場エリアと畑エリアは、隣接する形で作ろう。後は、畑エリアと牧場エリアの人で連携をとってもらう事になるけどいいかな? どこの野菜は処分していいのか? とか話し合って家畜を誘導したり、家畜の食べる野菜を、持って行ってもらったりしてほしいかな」
それは当然です! という顔を全員がしている。しばらくの間は、家畜エリアの代表は土木組のリーダーの子が務めるらしい。まだ幼いけど大丈夫なのか? と思ったが、いきなりディストピアに来た人間が、今まで住んでいた人たちと対等に話せるわけがないので、橋渡し的な感じになるようだ。
今までダンジョン農園の家畜エリアで面倒を見ていた事もあり、土木組がしばらくの間は牧場エリアに足を運び、一緒に仕事をしてこの街に馴染んでもらう予定だ。
「あ、ちょっと待って。そうなると、いきなりディストピアの住宅に入ってもらうのは拙いのか? 今までの移住者はどうやって対応してたんだ?」
「えっと、色々な立場の人がいますので少しづつ違いますが」
と、前置きしてグリエルが話し出す。
一番多かったのが、奴隷の立場でディストピアに移住してくる人たちだが、これは奴隷なので半強制的に街の中に放り込む形で、仕事やその他を色々割り振り頑張って慣れてもらう形をとっていたそうだ。親のいない奴隷の子は、孤児院に入って集団生活をしている。
次に多いのが、家族単位、一族単位、村単位の近しい関係の人間達の集団移住だそうだ。この人たちは、街の中心地から少し離れた場所に作った、集合住宅みたいなところで生活をしながらディストピアに慣れてもらい、しばらくしてから普通の家に住み移ってもらっているらしい。
最後に単独で移住してきた人たちだ。この人たちは、色々な事情はあるがディストピアに住む事を許可されているので、悪い人たちではない。
住む場所に困っていた者や、商会の人間が保護した人たちの中でも、移住に強い意欲を示した人たちが多いので、住み込みのような形で興味を持った仕事をしている家の、下働きみたいな形でディストピアに慣れてもらっているらしい。
「大きく分けて、この3つがディストピアでとってきた方策ですね。ですが、今回は先方からすでに話を聞いていまして、牧場エリアの一角にテントでも建てさせてもらえば、大丈夫と言われています」
「テント? 家じゃなくていいのか?」
「それなのですが、家を建てる話をしたのですが、まだ仕事もできるか分かっていないような人たちに、家を建てるようなお金はかけないでください。と言われてしまったので、強くは出れずにそれを了承する形になってしまっています」
ん~、いい待遇で迎えてもらいたいと思うのが普通だと思うけど、その待遇が重石になる事もあるって事かな?なんか違う気がするけど、望んでいない事を押し付けるのは良くないよな。
「じゃぁ、そのテントについては何か聞いてる?」
「自分たちで何かを見繕って、集団で生活できるような物を作りますと聞いています。移住されるのは大体、400人程だと聞いています」
400人、思ったより多いのか? 村1つと考えると、ってこの世界の普通が分からん!
「じゃぁ、そのテントはこっちで用意しようか。ゼニス、確かキャラバンの使わなくなったテントあるよな? 雨の日とかに野営をする際に使ってた奴が、あれを使ってもらうのはどうかな?」
「あ~あれですか。確かに使わなくなって倉庫で埃をかぶりそうなので、ちょうどいいかもしれませんが、400人はさすがに入りませんよ?」
「そこはさすがに数を増やそうよ。あれなら1つで15人位は普通に寝れるでしょ? 30もあれば十分足りるんだからさ。それにあれなら暇してる老ドワーフたちに頼めば、1週間もかからずに準備してくれるはずだしさ」
それでいいのであれば問題ありませんね。とゼニスが言って近くにいた秘書に伝言を頼んでいる。俺は、シルキーたちに酒を準備してもらおうかな。
「あ! それなら、村の人たちがディストピアの街の中に住んだ時でも、寝泊まりできる場所としても使えるし、大きくない動物が中に入って休めるスペースにもなるね!」
ん? 小屋みたいなのは別に作る予定だけど、それ以外にも休める場所があった方がいいのか? よくわからないが、問題ないようならそれで行くか。説明もしやすいだろうしこれで問題ない!
その後は細かい打ち合わせをして、俺は畑エリアに出向き拡張工事を始めた。
9
あなたにおすすめの小説
現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!
おとうふ
ファンタジー
2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。
ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。
過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。
ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。
世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。
やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。
至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!
人の才能が見えるようになりました。~いい才能は幸運な俺が育てる~
犬型大
ファンタジー
突如として変わった世界。
塔やゲートが現れて強いものが偉くてお金も稼げる世の中になった。
弱いことは才能がないことであるとみなされて、弱いことは役立たずであるとののしられる。
けれども違ったのだ。
この世の中、強い奴ほど才能がなかった。
これからの時代は本当に才能があるやつが強くなる。
見抜いて、育てる。
育てて、恩を売って、いい暮らしをする。
誰もが知らない才能を見抜け。
そしてこの世界を生き残れ。
なろう、カクヨムその他サイトでも掲載。
更新不定期
ハズレスキル【地図化(マッピング)】で追放された俺、実は未踏破ダンジョンの隠し通路やギミックを全て見通せる世界で唯一の『攻略神』でした
夏見ナイ
ファンタジー
勇者パーティの荷物持ちだったユキナガは、戦闘に役立たない【地図化】スキルを理由に「無能」と罵られ、追放された。
しかし、孤独の中で己のスキルと向き合った彼は、その真価に覚醒する。彼の脳内に広がるのは、モンスター、トラップ、隠し通路に至るまで、ダンジョンの全てを完璧に映し出す三次元マップだった。これは最強の『攻略神』の眼だ――。
彼はその圧倒的な情報力を武器に、同じく不遇なスキルを持つ仲間たちの才能を見出し、不可能と言われたダンジョンを次々と制覇していく。知略と分析で全てを先読みし、完璧な指示で仲間を導く『指揮官』の成り上がり譚。
一方、彼を失った勇者パーティは迷走を始める……。爽快なダンジョン攻略とカタルシス溢れる英雄譚が、今、始まる!
【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜
KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。
~あらすじ~
世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。
そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。
しかし、その恩恵は平等ではなかった。
富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。
そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。
彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。
あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。
妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。
希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。
英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。
これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。
彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。
テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ-
すずめさん
ファンタジー
ある日、友達に誘われ始めたMMORPG…[アルバスクロニクルオンライン]
何の変哲も無くゲームを始めたつもりがしかし!?…
たった一つのスキルのせい?…で起きる波乱万丈な冒険物語。
※本作品はPCで編集・改行がされて居る為、スマホ・タブレットにおける
縦読みでの読書は読み難い点が出て来ると思います…それでも良いと言う方は……
ゆっくりしていってね!!!
※ 現在書き直し慣行中!!!
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
痩せる為に不人気のゴブリン狩りを始めたら人生が変わりすぎた件~痩せたらお金もハーレムも色々手に入りました~
ぐうのすけ
ファンタジー
主人公(太田太志)は高校デビューと同時に体重130キロに到達した。
食事制限とハザマ(ダンジョン)ダイエットを勧めれるが、太志は食事制限を後回しにし、ハザマダイエットを開始する。
最初は甘えていた大志だったが、人とのかかわりによって徐々に考えや行動を変えていく。
それによりスキルや人間関係が変化していき、ヒロインとの関係も変わっていくのだった。
※最初は成長メインで描かれますが、徐々にヒロインの展開が多めになっていく……予定です。
カクヨムで先行投稿中!
ダンジョン作成から始まる最強クラン
山椒
ファンタジー
ダンジョンが出現して数十年が経ち、ダンジョンがあることが日常となっていた。
そんな世界で五年前に起きた大規模魔物侵攻により心に傷を受けた青年がいた。
極力誰とも関わりを持たずにいた彼の住んでいる部屋に寝ている間にダンジョンが出現し、彼はそこに落ちた。
そのダンジョンは他に確認されていない自作するダンジョンであった。
ダンジョンとモンスターにトラウマを抱えつつもダンジョン作成を始めていく。
ただそのダンジョンは特別性であった。
ダンジョンが彼を、彼の大事な人を強くするダンジョンであった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる