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第1344話 臨戦態勢
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「申し出はありがたいが、既に戦時体制に入っている。あなた方、帝国の軍人を壁の中に入れるわけにはいかない。それに戦力は問題ない。兵器も準備している。もし手伝いたいというのであれば、迂回して戦場へ向かわれたし」
俺のセリフにネゴシエーターで前に出て来た奴が絶句している。
というか、何故絶句しているんだ? どうしてこの状況下で壁の中に入れてもらえると思ってたんだ? そもそも嘘ついている事がバレていないと思ってるから、そんな態度がとれるんだよな?
普通に考えろよ。俺たちは同盟すら結んでいないんだぞ? それなのにそんな大軍を壁の中に入れるわけねえだろ!
「ちょっと、君。兵士不足とはいえ、君のような人間ではなく上の人材を連れて来てくれないか? 君では話にならないようだ。君たちが置かれている状況を正確に把握している人を連れて来てほしい」
正しい反応かもしれないだろが、ネゴシエーターとしては一流にはなれないな。これから交渉する中立エリアのトップである俺の事を知らないとはな。
まぁ、こんな所にトップがいるとは思わないだろうな。
「言葉は慎重に選んだ方がいい。あなたの目の前にいる人物が、一番上の人間だとは思わないのか?」
「ハハハ。君にはジョークのセンスがないようだね。君のような大人になったばかりの人間が、数年で荒くれ者の集まる中立地域をまとめ上げ、各国に領土を持っているわけないだろ? お願いだから上の人間を呼んできてもらえないだろうか?」
本当に俺の事を知らないんだな。皇帝は知っているはずなのに、教えていないのだろうか?
「…………」
俺は何も言わず無言で見つめる。
「今ここを任されている君には不快な事かも知れないが、話し合いができる人を連れてきてほしい。本当にすまない」
「あんた、ネゴシエーションの才能ないよ。俺は、お前がいう数年で荒くれ者の集まる中立地域をまとめ上げた人間だ。ただの関所の人員が、ワイバーンを従えているわけが無いだろ? お前は、このワイバーンが誰が連れている魔物だと思っている? 魔物使いがトップだというのは知っているだろ?」
そのセリフを聞いてネゴをしていた奴は顔を青くしていた。この距離でもわかるくらいに顔色が変わるってすげえな。
「お気付きだと思うが自己紹介をさせていただく、俺が中立地域をまとめ上げたシュウだ。そして俺が従魔を連れてここにきた。それがどういう意味か分かっているよな? お前たちの首都を落とした張本人だ」
「申し訳なかった。まさか、この関所に一番偉い人が来ていたとは……ジョークなんて言って、本当にすまなかった。改めて交渉させていただきたい。私たちを壁の中へ入れていただきたい。50000人の援軍がここにいるんだ。賊退治を手伝わせていただきたい」
話にならんな。嘘がバレていないと思っている時点でアウトなんだけどね。
「帝国軍の力がなくても追い返すだけなら、問題ないだけの力を準備している。だから、あなたたち帝国軍を壁の中に入れる必要性は感じない。いざとなれば従魔の力を借りて蹂躙できる。もしそれでも協力したいのであれば、壁を迂回して戦場へ向かってください」
「相手は30000人以上いると聞いている。メギドの人口が多少増えたと考えても、住人全員を戦いに参加させた所で、軍人を相手にする事は難しい。
今現在ここにあなたがいるのであれば、前線にどれほど戦いになれた兵士がいるのですか? 戦いを知っているのであれば、不利なのは明白です。どうか我らの力をお使いください」
「あんたらが来なければ、俺は前線に向かう事が出来るんだけどね。こちらから言わせていただけば、同盟関係でもない帝国の軍が、壁の近くにいるという事も驚異です。
この際言葉を濁すのはやめましょう。邪魔ですので帰ってください。これ以上ここで話を続けるのであれば、敵とみなして戦わざるを得ないでしょう。こちらと戦いを望んでいないのであれば、お引きいただくか迂回して戦場へ行ってください」
これ以上話す事は無いと付け加えてお引き取り願った。
というかさ、俺のいる位置……壁の上から、防衛に必要ない兵器が見えてるんだよね。上手く偽装しているつもりかもしれないけど、チャリオットが見えているんだよね。マップ先生の表示がなければ気付かなかった位には、俺の知っているチャリオットとは形が違うんだけどな。
それ以外にも、馬車に偽装された破城槌とか、カタパルトがあるんだよね。見て何か違和感があったから調べたら、攻城兵器の名前が表示されてビックリさ。明らかに侵略するつもりの装備を持ってきている。
ここまで用意周到なのに、ネゴシエーションに来ていた人間が知らないという事は、おそらくないと思われる。それなら奴らは侵略軍と言っても間違いではないと考えられる。
30分経っても動きが見られない。攻めるか帰るか悩んでいるのだろうか? おっと、その前にしておかないといけない事があった!
「グリエル~グリエル~いるか?」
魔導無線でグリエルを呼び出す。
『はいはい、シュウ様、どうなさいましたか?』
「えっとさ、メギドの近くに来ていた帝国軍がさ、防衛を手伝いに来たって言ってるんだけど、事前に話もないし、嘘もついてきたんだわ。しかも、防衛に必要ない攻城兵器まであるのね、だから皇帝に連絡入れておいてほしい。
こちらに手を出すようなら、潰すね! ってさ。皇帝がどこまで把握しているか知らないけど、多分事後承諾みたいな形になるかな?」
『内容は理解しました。伝える言葉については、少し変えさせていただきますが、皇帝に間違いなく、こちらの意図が伝わるような言葉で伝えておきます』
「いつもありがとね!」
『一時に比べれば、私たちがこなさなければいけない仕事の量が激減しましたので、この程度の事であれば気にしないでください。
人材確保に関して、上限なしで奴隷購入が可能だったり、教育費が支払われるので、最近は余裕をもって仕事ができています。シュウ様には感謝しかありませんね。皇帝に連絡が取れ次第、シュウ様に連絡を入れます』
「了解。でも、状況が変化してたら連絡とれないかもしれないから、その点は気にしておいてほしい」
俺の10倍以上は確実に働いているグリエルが、仕事量が激減したって……どれだけハードだったんだろうか? それに、余裕をもって仕事をしているって言うけど、俺には日本人より仕事の虫に見える君たちが、過労死しないか心配である。
俺のセリフにネゴシエーターで前に出て来た奴が絶句している。
というか、何故絶句しているんだ? どうしてこの状況下で壁の中に入れてもらえると思ってたんだ? そもそも嘘ついている事がバレていないと思ってるから、そんな態度がとれるんだよな?
普通に考えろよ。俺たちは同盟すら結んでいないんだぞ? それなのにそんな大軍を壁の中に入れるわけねえだろ!
「ちょっと、君。兵士不足とはいえ、君のような人間ではなく上の人材を連れて来てくれないか? 君では話にならないようだ。君たちが置かれている状況を正確に把握している人を連れて来てほしい」
正しい反応かもしれないだろが、ネゴシエーターとしては一流にはなれないな。これから交渉する中立エリアのトップである俺の事を知らないとはな。
まぁ、こんな所にトップがいるとは思わないだろうな。
「言葉は慎重に選んだ方がいい。あなたの目の前にいる人物が、一番上の人間だとは思わないのか?」
「ハハハ。君にはジョークのセンスがないようだね。君のような大人になったばかりの人間が、数年で荒くれ者の集まる中立地域をまとめ上げ、各国に領土を持っているわけないだろ? お願いだから上の人間を呼んできてもらえないだろうか?」
本当に俺の事を知らないんだな。皇帝は知っているはずなのに、教えていないのだろうか?
「…………」
俺は何も言わず無言で見つめる。
「今ここを任されている君には不快な事かも知れないが、話し合いができる人を連れてきてほしい。本当にすまない」
「あんた、ネゴシエーションの才能ないよ。俺は、お前がいう数年で荒くれ者の集まる中立地域をまとめ上げた人間だ。ただの関所の人員が、ワイバーンを従えているわけが無いだろ? お前は、このワイバーンが誰が連れている魔物だと思っている? 魔物使いがトップだというのは知っているだろ?」
そのセリフを聞いてネゴをしていた奴は顔を青くしていた。この距離でもわかるくらいに顔色が変わるってすげえな。
「お気付きだと思うが自己紹介をさせていただく、俺が中立地域をまとめ上げたシュウだ。そして俺が従魔を連れてここにきた。それがどういう意味か分かっているよな? お前たちの首都を落とした張本人だ」
「申し訳なかった。まさか、この関所に一番偉い人が来ていたとは……ジョークなんて言って、本当にすまなかった。改めて交渉させていただきたい。私たちを壁の中へ入れていただきたい。50000人の援軍がここにいるんだ。賊退治を手伝わせていただきたい」
話にならんな。嘘がバレていないと思っている時点でアウトなんだけどね。
「帝国軍の力がなくても追い返すだけなら、問題ないだけの力を準備している。だから、あなたたち帝国軍を壁の中に入れる必要性は感じない。いざとなれば従魔の力を借りて蹂躙できる。もしそれでも協力したいのであれば、壁を迂回して戦場へ向かってください」
「相手は30000人以上いると聞いている。メギドの人口が多少増えたと考えても、住人全員を戦いに参加させた所で、軍人を相手にする事は難しい。
今現在ここにあなたがいるのであれば、前線にどれほど戦いになれた兵士がいるのですか? 戦いを知っているのであれば、不利なのは明白です。どうか我らの力をお使いください」
「あんたらが来なければ、俺は前線に向かう事が出来るんだけどね。こちらから言わせていただけば、同盟関係でもない帝国の軍が、壁の近くにいるという事も驚異です。
この際言葉を濁すのはやめましょう。邪魔ですので帰ってください。これ以上ここで話を続けるのであれば、敵とみなして戦わざるを得ないでしょう。こちらと戦いを望んでいないのであれば、お引きいただくか迂回して戦場へ行ってください」
これ以上話す事は無いと付け加えてお引き取り願った。
というかさ、俺のいる位置……壁の上から、防衛に必要ない兵器が見えてるんだよね。上手く偽装しているつもりかもしれないけど、チャリオットが見えているんだよね。マップ先生の表示がなければ気付かなかった位には、俺の知っているチャリオットとは形が違うんだけどな。
それ以外にも、馬車に偽装された破城槌とか、カタパルトがあるんだよね。見て何か違和感があったから調べたら、攻城兵器の名前が表示されてビックリさ。明らかに侵略するつもりの装備を持ってきている。
ここまで用意周到なのに、ネゴシエーションに来ていた人間が知らないという事は、おそらくないと思われる。それなら奴らは侵略軍と言っても間違いではないと考えられる。
30分経っても動きが見られない。攻めるか帰るか悩んでいるのだろうか? おっと、その前にしておかないといけない事があった!
「グリエル~グリエル~いるか?」
魔導無線でグリエルを呼び出す。
『はいはい、シュウ様、どうなさいましたか?』
「えっとさ、メギドの近くに来ていた帝国軍がさ、防衛を手伝いに来たって言ってるんだけど、事前に話もないし、嘘もついてきたんだわ。しかも、防衛に必要ない攻城兵器まであるのね、だから皇帝に連絡入れておいてほしい。
こちらに手を出すようなら、潰すね! ってさ。皇帝がどこまで把握しているか知らないけど、多分事後承諾みたいな形になるかな?」
『内容は理解しました。伝える言葉については、少し変えさせていただきますが、皇帝に間違いなく、こちらの意図が伝わるような言葉で伝えておきます』
「いつもありがとね!」
『一時に比べれば、私たちがこなさなければいけない仕事の量が激減しましたので、この程度の事であれば気にしないでください。
人材確保に関して、上限なしで奴隷購入が可能だったり、教育費が支払われるので、最近は余裕をもって仕事ができています。シュウ様には感謝しかありませんね。皇帝に連絡が取れ次第、シュウ様に連絡を入れます』
「了解。でも、状況が変化してたら連絡とれないかもしれないから、その点は気にしておいてほしい」
俺の10倍以上は確実に働いているグリエルが、仕事量が激減したって……どれだけハードだったんだろうか? それに、余裕をもって仕事をしているって言うけど、俺には日本人より仕事の虫に見える君たちが、過労死しないか心配である。
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