1,405 / 2,518
第1405話 準備のターン
しおりを挟む
「と言うわけで、娘たちの遊び場と俺のおもちゃをゲットする為に、ダンジョンに行く事にしたんだけどいいかな?」
みんなが集まった昼食が終わった後に宣言すると、食堂にいた全員が困った顔をする。その中でミリーが代表して答えてくれた。
「何がどういう訳なのか、全く説明しないあたりがシュウ君らしいわね。別にダンジョンに行くことを止めようとは思わないけど、きちんと説明してくれないと許可は出せないわよ」
ミリーが答えている最中なのだが、抱っこをされていたミーシャは、自分たちの遊び場と聞いて目をキラキラさせている。ブルムもスミレも同じ状態だ。ウルはどういうことかよく分かっておらず、首を傾げている。
「えっと、今朝庁舎に向かう時にチビ神から連絡があって、海賊船と呼ばれているダンジョンが現れるらしいんだ。で、世界に1つだけしかない特殊なダンジョンで、攻略すると自由に移動させることができて、DP次第では中を無限に拡張できるんだって」
「シュウ、ちょっと待って。ダンジョンって移動させられないし、ダンジョンの中は掌握した範囲内にしか作れないんじゃなかったっけ? 拡張できるってどういうこと?」
カエデが疑問に思ったのか、俺の話を遮って訊いてきた。
「チビ神の話だと、海賊船ダンジョンっていうのは見た目が海賊船なんだけど、内部は収納アイテムみたいにサイズが違うんだって。生き物が入れるサイズ変更可能なダンジョンってことらしい。創造神とやらが作ったダンジョンで、唯一移動可能なダンジョンなんだってさ。空も飛べるらしいぞ!」
それを聞いた妻たちは絶句している。娘たちは「そらをとぶの!?」と更に目をキラキラさせていた。
「そのダンジョンを踏破出来れば、場所を考えずにダンジョンを拡張することができるのだ! ダンジョン農園を遊び場に改良するとなると、ちょっと整備しないといけなくなるだろ? それなら、海賊船ダンジョンを乗っ取って、ここに持ってきてもいいんじゃないかって思ってね」
それを聞いた妻たちは、
「シュウ君、ちょっと娘たちと遊んでて、ブラウニーたちは下の子たちの面倒をお願いね。お腹を空かせてたら、母乳を準備していたよね? それを飲ましてもらっていいかな?」
ミリーがテキパキと命令を出していた。ミーシャたちは俺の近くに駆け寄ってきて「海賊船ってあれでしょ! 腕が伸びたり船を切ったり色々蹴り壊したり、なんかすごい強い人たちが戦うやつだよね!」と言ってきた。
それは「俺は海賊王になる!」って言っている奴だぞ。海賊船ではあるが今回の海賊船は、どちらかというとホラー系だと思うぞ。俺の中では幽霊船をイメージしている。ダンジョンがあると考えると、幽霊船の方がしっくりくるからな!
ボロボロの帆に今にも沈みそうな海賊船、それが今回のダンジョンだと思っている。
ミーシャが両手を広げて「俺は海賊王になる!」とか叫んでるし、本当にそれから考えていたんだな。でもこの世界では海賊にはなれないぞ。盗賊にはなれるけど、海には巨大な魔物がいるから船自体がほとんどないからな。
でも、悪党になるんだったらさすがに許さないぞ!
それにしても出産組も合わせて話し合いか、どういう話をしているんだろうな。
ニコがコロコロと転がって来て足元で止まる。俺のことを見上げている気がするが、俺が拾う前にスミレに捕まった。少し小さくなるように言われているけど、何をするんだろうか?
をい! 急にニコをブルムに向かって投げたのだ。
来ると分かっていたようで、上手にキャッチしていた。今度はブルムがスミレに向かってニコを投げる。
少し方向がズレたがスミレはしっかりとキャッチしていた。
次にスミレが向いた先はミーシャだ。ミーシャはいつ来ても大丈夫だ! と言わんばかりの体勢だ。
ちょ! 幼女の投げる球の速度じゃねえ! 時速100キロメートルとか出てんじゃねえか? そしてそれを危なげなく取るミーシャもすげえな。
俺もスライムたちを蹴飛ばして打ち上げたり、投げ飛ばしたりしているけどあれは遊びで、あいつらがしてほしいって言うからやってやってるのだが、今回は娘たちになされるがままか? ニコの耐久度を考えれば問題ないけど、どういう状況なんだろうな?
「ブルム、この遊びはよくやってるのか?」
「遊び? ニコを投げるあれ? みんなと遊んでいる時にニコたちが投げてほしいって言ってきて、投げ合って遊ぶようになったんだよ。ボールだと怖くて痛いっていうからやらない子も多かったんだけど、ニコボールだと痛みがないからみんなで遊べるようになったんだよ!」
スライムたちが子どもたちのために、文字通り体を張って協力しているみたいだな。近くにきたスライムたちに聞いてみたが、嫌がっているわけではなくむしろ投げてほしいと列を作るようだ。
会話をしっかりとしているわけではないが、体の動きで何となく分かるのだ。質問を重ねて、大体を把握する感じだな。
今さらだが二コたちスライムが、アメーバタイプじゃなくてよかったと思う。見た目の問題もあるが、魔物としてダンジョンなんかに現れるのと見た目が違うから、子どもたちが冒険者になっても問題ないだろう。同じ見た目だったら、攻撃を躊躇うかもしれないからな。
それにしても、ニコたちの体って不思議だよな。体の硬さが調節できるとか、あの液体部分が実は筋肉だったりするのかな? 力を入れると硬くなって、力は抜くと柔らかくなるみたいな?
「シュウ君。今回のダンジョンは危ないってことよね? 許可出す条件として、従魔たちをメグちゃん以外連れて行くこと、本当はピーチにも言って欲しいですがプラムがいますからね。年中組と年小組を全員、シュリとアリスとライムは連れて行ってね。念のために人造ゴーレムも100体位は連れてくこと」
まてまて、メグちゃんを残すってことは、シリウスは連れて行くってことだろ? その時点でオーバーキルじゃないか? それに人造ゴーレム100体って、何を攻略するつもりなのだろうか?
「年長組の3人はお目付け役みたいなものだから、危ないことをしたら報告してもらいますから行動には気をつけてね」
浮気をした夫みたいな責められ方じゃないか?
「人造ゴーレムは全員連れて歩けってことじゃないよな? 戦闘時とか野営時とかに使うってことだよな?」
「それだけじゃないわ。入口に何体か置いて、ダンジョンの中でも連絡が取れるように所々に配置させるのよ。おそらく入口さえ有線で繋げば問題ないはずだからね。一応、階を移動するごとに通じているか確認してね」
なるほど、人造ゴーレムは通信要員の意味合いが強いのか。
他にもいくつか注文をつけられ、準備をすることになる。
みんなが集まった昼食が終わった後に宣言すると、食堂にいた全員が困った顔をする。その中でミリーが代表して答えてくれた。
「何がどういう訳なのか、全く説明しないあたりがシュウ君らしいわね。別にダンジョンに行くことを止めようとは思わないけど、きちんと説明してくれないと許可は出せないわよ」
ミリーが答えている最中なのだが、抱っこをされていたミーシャは、自分たちの遊び場と聞いて目をキラキラさせている。ブルムもスミレも同じ状態だ。ウルはどういうことかよく分かっておらず、首を傾げている。
「えっと、今朝庁舎に向かう時にチビ神から連絡があって、海賊船と呼ばれているダンジョンが現れるらしいんだ。で、世界に1つだけしかない特殊なダンジョンで、攻略すると自由に移動させることができて、DP次第では中を無限に拡張できるんだって」
「シュウ、ちょっと待って。ダンジョンって移動させられないし、ダンジョンの中は掌握した範囲内にしか作れないんじゃなかったっけ? 拡張できるってどういうこと?」
カエデが疑問に思ったのか、俺の話を遮って訊いてきた。
「チビ神の話だと、海賊船ダンジョンっていうのは見た目が海賊船なんだけど、内部は収納アイテムみたいにサイズが違うんだって。生き物が入れるサイズ変更可能なダンジョンってことらしい。創造神とやらが作ったダンジョンで、唯一移動可能なダンジョンなんだってさ。空も飛べるらしいぞ!」
それを聞いた妻たちは絶句している。娘たちは「そらをとぶの!?」と更に目をキラキラさせていた。
「そのダンジョンを踏破出来れば、場所を考えずにダンジョンを拡張することができるのだ! ダンジョン農園を遊び場に改良するとなると、ちょっと整備しないといけなくなるだろ? それなら、海賊船ダンジョンを乗っ取って、ここに持ってきてもいいんじゃないかって思ってね」
それを聞いた妻たちは、
「シュウ君、ちょっと娘たちと遊んでて、ブラウニーたちは下の子たちの面倒をお願いね。お腹を空かせてたら、母乳を準備していたよね? それを飲ましてもらっていいかな?」
ミリーがテキパキと命令を出していた。ミーシャたちは俺の近くに駆け寄ってきて「海賊船ってあれでしょ! 腕が伸びたり船を切ったり色々蹴り壊したり、なんかすごい強い人たちが戦うやつだよね!」と言ってきた。
それは「俺は海賊王になる!」って言っている奴だぞ。海賊船ではあるが今回の海賊船は、どちらかというとホラー系だと思うぞ。俺の中では幽霊船をイメージしている。ダンジョンがあると考えると、幽霊船の方がしっくりくるからな!
ボロボロの帆に今にも沈みそうな海賊船、それが今回のダンジョンだと思っている。
ミーシャが両手を広げて「俺は海賊王になる!」とか叫んでるし、本当にそれから考えていたんだな。でもこの世界では海賊にはなれないぞ。盗賊にはなれるけど、海には巨大な魔物がいるから船自体がほとんどないからな。
でも、悪党になるんだったらさすがに許さないぞ!
それにしても出産組も合わせて話し合いか、どういう話をしているんだろうな。
ニコがコロコロと転がって来て足元で止まる。俺のことを見上げている気がするが、俺が拾う前にスミレに捕まった。少し小さくなるように言われているけど、何をするんだろうか?
をい! 急にニコをブルムに向かって投げたのだ。
来ると分かっていたようで、上手にキャッチしていた。今度はブルムがスミレに向かってニコを投げる。
少し方向がズレたがスミレはしっかりとキャッチしていた。
次にスミレが向いた先はミーシャだ。ミーシャはいつ来ても大丈夫だ! と言わんばかりの体勢だ。
ちょ! 幼女の投げる球の速度じゃねえ! 時速100キロメートルとか出てんじゃねえか? そしてそれを危なげなく取るミーシャもすげえな。
俺もスライムたちを蹴飛ばして打ち上げたり、投げ飛ばしたりしているけどあれは遊びで、あいつらがしてほしいって言うからやってやってるのだが、今回は娘たちになされるがままか? ニコの耐久度を考えれば問題ないけど、どういう状況なんだろうな?
「ブルム、この遊びはよくやってるのか?」
「遊び? ニコを投げるあれ? みんなと遊んでいる時にニコたちが投げてほしいって言ってきて、投げ合って遊ぶようになったんだよ。ボールだと怖くて痛いっていうからやらない子も多かったんだけど、ニコボールだと痛みがないからみんなで遊べるようになったんだよ!」
スライムたちが子どもたちのために、文字通り体を張って協力しているみたいだな。近くにきたスライムたちに聞いてみたが、嫌がっているわけではなくむしろ投げてほしいと列を作るようだ。
会話をしっかりとしているわけではないが、体の動きで何となく分かるのだ。質問を重ねて、大体を把握する感じだな。
今さらだが二コたちスライムが、アメーバタイプじゃなくてよかったと思う。見た目の問題もあるが、魔物としてダンジョンなんかに現れるのと見た目が違うから、子どもたちが冒険者になっても問題ないだろう。同じ見た目だったら、攻撃を躊躇うかもしれないからな。
それにしても、ニコたちの体って不思議だよな。体の硬さが調節できるとか、あの液体部分が実は筋肉だったりするのかな? 力を入れると硬くなって、力は抜くと柔らかくなるみたいな?
「シュウ君。今回のダンジョンは危ないってことよね? 許可出す条件として、従魔たちをメグちゃん以外連れて行くこと、本当はピーチにも言って欲しいですがプラムがいますからね。年中組と年小組を全員、シュリとアリスとライムは連れて行ってね。念のために人造ゴーレムも100体位は連れてくこと」
まてまて、メグちゃんを残すってことは、シリウスは連れて行くってことだろ? その時点でオーバーキルじゃないか? それに人造ゴーレム100体って、何を攻略するつもりなのだろうか?
「年長組の3人はお目付け役みたいなものだから、危ないことをしたら報告してもらいますから行動には気をつけてね」
浮気をした夫みたいな責められ方じゃないか?
「人造ゴーレムは全員連れて歩けってことじゃないよな? 戦闘時とか野営時とかに使うってことだよな?」
「それだけじゃないわ。入口に何体か置いて、ダンジョンの中でも連絡が取れるように所々に配置させるのよ。おそらく入口さえ有線で繋げば問題ないはずだからね。一応、階を移動するごとに通じているか確認してね」
なるほど、人造ゴーレムは通信要員の意味合いが強いのか。
他にもいくつか注文をつけられ、準備をすることになる。
0
あなたにおすすめの小説
現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!
おとうふ
ファンタジー
2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。
ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。
過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。
ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。
世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。
やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。
至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!
人の才能が見えるようになりました。~いい才能は幸運な俺が育てる~
犬型大
ファンタジー
突如として変わった世界。
塔やゲートが現れて強いものが偉くてお金も稼げる世の中になった。
弱いことは才能がないことであるとみなされて、弱いことは役立たずであるとののしられる。
けれども違ったのだ。
この世の中、強い奴ほど才能がなかった。
これからの時代は本当に才能があるやつが強くなる。
見抜いて、育てる。
育てて、恩を売って、いい暮らしをする。
誰もが知らない才能を見抜け。
そしてこの世界を生き残れ。
なろう、カクヨムその他サイトでも掲載。
更新不定期
ハズレスキル【地図化(マッピング)】で追放された俺、実は未踏破ダンジョンの隠し通路やギミックを全て見通せる世界で唯一の『攻略神』でした
夏見ナイ
ファンタジー
勇者パーティの荷物持ちだったユキナガは、戦闘に役立たない【地図化】スキルを理由に「無能」と罵られ、追放された。
しかし、孤独の中で己のスキルと向き合った彼は、その真価に覚醒する。彼の脳内に広がるのは、モンスター、トラップ、隠し通路に至るまで、ダンジョンの全てを完璧に映し出す三次元マップだった。これは最強の『攻略神』の眼だ――。
彼はその圧倒的な情報力を武器に、同じく不遇なスキルを持つ仲間たちの才能を見出し、不可能と言われたダンジョンを次々と制覇していく。知略と分析で全てを先読みし、完璧な指示で仲間を導く『指揮官』の成り上がり譚。
一方、彼を失った勇者パーティは迷走を始める……。爽快なダンジョン攻略とカタルシス溢れる英雄譚が、今、始まる!
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜
KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。
~あらすじ~
世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。
そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。
しかし、その恩恵は平等ではなかった。
富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。
そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。
彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。
あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。
妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。
希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。
英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。
これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。
彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。
テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ-
すずめさん
ファンタジー
ある日、友達に誘われ始めたMMORPG…[アルバスクロニクルオンライン]
何の変哲も無くゲームを始めたつもりがしかし!?…
たった一つのスキルのせい?…で起きる波乱万丈な冒険物語。
※本作品はPCで編集・改行がされて居る為、スマホ・タブレットにおける
縦読みでの読書は読み難い点が出て来ると思います…それでも良いと言う方は……
ゆっくりしていってね!!!
※ 現在書き直し慣行中!!!
ダンジョン作成から始まる最強クラン
山椒
ファンタジー
ダンジョンが出現して数十年が経ち、ダンジョンがあることが日常となっていた。
そんな世界で五年前に起きた大規模魔物侵攻により心に傷を受けた青年がいた。
極力誰とも関わりを持たずにいた彼の住んでいる部屋に寝ている間にダンジョンが出現し、彼はそこに落ちた。
そのダンジョンは他に確認されていない自作するダンジョンであった。
ダンジョンとモンスターにトラウマを抱えつつもダンジョン作成を始めていく。
ただそのダンジョンは特別性であった。
ダンジョンが彼を、彼の大事な人を強くするダンジョンであった。
ダンジョン学園サブカル同好会の日常
くずもち
ファンタジー
ダンジョンを攻略する人材を育成する学校、竜桜学園に入学した主人公綿貫 鐘太郎(ワタヌキ カネタロウ)はサブカル同好会に所属し、気の合う仲間達とまったりと平和な日常を過ごしていた。しかしそんな心地のいい時間は長くは続かなかった。
まったく貢献度のない同好会が部室を持っているのはどうなのか?と生徒会から同好会解散を打診されたのだ。
しかしそれは困るワタヌキ達は部室と同好会を守るため、ある条件を持ちかけた。
一週間以内に学園のため、学園に貢献できる成果を提出することになったワタヌキは秘策として同好会のメンバーに彼の秘密を打ちあけることにした。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる