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第1433話 実験をしてみよう
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パイレーツスケルトンたちは再召喚される事は無かったので、
「どうなるか分からないから、今日は交代して休もう。誰かが待機している様にはしておこう。海賊船を壊すのは明日にしようか」
今日は休憩するのもあるのだが、それ以上にどうやって攻略するか考える時間にあてる予定である。
「休憩しながら、海賊船の攻略について考えようか。監視は今まで遊んでた従魔たちに任せればいいから、みんなはこっちに集まってくれ」
1時間程話しあってみたが、シンプルに壊す以外に方法があるのか、みんなで首を傾げてしまった。
「お兄ちゃん、参考までに聞きたいんだけど、普通船を解体する時ってどうやってやるの?」
「え? そういえば、船の解体ってどうやってるんだろ? ちょっと調べてみようか」
と思って探してみたが、それらしい書物は発見できなかった。俺は探せなかったことに驚きを隠せなかったが、それっぽい物はあったので召喚して読んでみる。
「えっと、ノコギリで切ったり、バールとかで板を剥がしたりするのか。後は、重機を使う解体方か。さすがにこっちはあてにならんな。ノコギリで解体できるのか? 魔導丸ノコでも作ってみるか?」
「実験するだけなら、自由ですので試してみましょう」
ということで、電動丸ノコを召喚して電力の部分を全て魔核に変換する。ついでに修復機能もつけて、丸ノコの刃をアダマンタイト製に変えてみた。熱が大変な事になると考えて、魔核には魔導丸ノコの温度を一定に保つ機能も付けている。ちなみに、魔核には上の階で手に入れたSランクの魔石を使っている。
ただ、アダマンタイト製の刃を使っているので、遊んで扱えるものではなくなっている。まぁ、こういった機材は事故で亡くなる人も出てくるので、特に年少組のメンバーには扱い方の注意をしている。
丸ノコだけでなく、普通のノコギリも準備したし、自分専用に魔導チェーンソーも作ってみた。魔導チェーンソーに関しては、アダマンタイト製にするのは困難だったので、アダマンコーティングをほどこして解体に耐えられるように改造している。
「キリエが中心となって、魔導丸ノコの実験をしてくれ、近くで普通のノコギリの実験もしてもらっていいかな? 俺は、魔導チェーンソーを使って実験してみるから、よろしく」
本当ならシュリ、アリス、ライムにを中心にして実験してもらいたかったが、その中に俺が居ないことを知ると俺の側から離れない! と言われて、仕方がなくキリエに任せる事にした。
魔導チェーンソーなら、本来スターターは必要ないのだが、個人的にあの引く姿が好きだったりするので、無駄にスターターをつけている。本来、オンオフボタンにあたる部分を、スターターに置き換えている。
魔導チェーンソーを地面に置いて、スターターを思いっきり引く。
ドゥルルッルッルッル……ドゥルルッルッル……ドゥルルルルルル、ドゥッドゥッドゥ
3回目でやっとオン状態に持って行くことができた。そして、刃を動かすトリガーを引くと、
チュイイイイィィィィン
おぉ、この感じこの感じ。悪くないね。バイクのスターターでキックするあれも嫌いじゃないんだよね。
はっ! 個人的に使う、魔導バイクを作ってみてもいいかな? 大型はこの世界を走るのに向いていないので、オフロードバイクになるのだろう。まぁ、大型の流線形のフォルムも嫌いじゃないけど、オフロードバイクの見た目も好きなんだよね。見るなら、車よりバイク派である。
っと、話が逸れたな。魔導チェーンソーを持っているのに、明後日の方向に意識を持っていかれちゃだめだよな。
手から伝わる魔導チェーンソーの振動を感じながら、近くにあったマストに向かって歩く。
「3人は、海賊船のダメージを見ていてくれ。他のメンバーも色々実験しているから、正確な結果を導けないと思うけど、観察はお願いね」
そう言って、魔導チェーンソーの刃を回転させる。そして、トリガーを引き加速させていく。
チュイィィン
チュイィィン
チュイイイイィィィィン
加速させ、マストに押し付けていく。
昨日妻たちや人造ゴーレムが攻撃していた時とは明確に違い、面白いように海賊船に刃が食い込んでいく。ドラゴンキラーみたいにドラゴンに特効がある武器みたいに、魔導チェーンソーには海賊船に特効があるのだろうか?
あっ! 気付いたらマストを切り倒していた。目の前で倒れるマスト、砂漠の海に落ちる。
ふむ、ダメージの方はどうなったかな?
「シュウ様。ダメージなのですが、一旦減りましたがすぐに回復してしまいました」
マストが切り倒されてもすぐに回復しちゃったのか?
「時間もかからないし、後2本マストを切り倒してみるか? にしても、マストが直っていないのに、回復しているってどういうことなんだろうな?」
疑問に思ったことを口にしてみる。
まぁ実験なんだから、色々試すべきだよな。近くにある、マストを狙うか。
2本目のマストをターゲットにして、魔導チェーンソーの回転を上げる。
もう少しで切り倒しのタイミングになって、
「次、回復したら教えてくれ」
一応回復のタイミングを避けて、切り倒してみる事にしたのだ。ライムから報告が入ると同時に、魔導チェーンソーの回転をさらに上げて切り倒す。
「どうだった?」
「えっと、シュウ様が切った後、体力を示すゲージが減ったのですが、すぐ後に回復してしまいました」
「ん~どういうことだろうか? マストが直っていないのに、何で回復したんだろうな? 体力の総量の細かい数字まで分かるなら、良いんだけどそこまで詳しく調べられないんだよな~、もう1本切り倒してみるか」
3本目のマストに向かい、同じようにタイミングを見計らってマストを切り倒す。
「やはり同じですね。切り倒した後にゲージが一時的に減るのですが、すぐに回復してしまいますね」
「やっぱり、よくわからんな。でも、ダメージ自体はかなり出ているみたいだし、ダメージディーラーとしていいのかもしれないな。他のメンバーも呼び戻して、話を聞いてみるか」
戻って来た妻たちに話を聞くと、他でも同じような現象が起きていた。
ただ切っただけの部分は、自動回復の際に直っていくのだが、板を外した部分は直らずにそのままだったとか。何かしらの違いがあるってことだよな? でも、何が違うか分からんな。
「どうなるか分からないから、今日は交代して休もう。誰かが待機している様にはしておこう。海賊船を壊すのは明日にしようか」
今日は休憩するのもあるのだが、それ以上にどうやって攻略するか考える時間にあてる予定である。
「休憩しながら、海賊船の攻略について考えようか。監視は今まで遊んでた従魔たちに任せればいいから、みんなはこっちに集まってくれ」
1時間程話しあってみたが、シンプルに壊す以外に方法があるのか、みんなで首を傾げてしまった。
「お兄ちゃん、参考までに聞きたいんだけど、普通船を解体する時ってどうやってやるの?」
「え? そういえば、船の解体ってどうやってるんだろ? ちょっと調べてみようか」
と思って探してみたが、それらしい書物は発見できなかった。俺は探せなかったことに驚きを隠せなかったが、それっぽい物はあったので召喚して読んでみる。
「えっと、ノコギリで切ったり、バールとかで板を剥がしたりするのか。後は、重機を使う解体方か。さすがにこっちはあてにならんな。ノコギリで解体できるのか? 魔導丸ノコでも作ってみるか?」
「実験するだけなら、自由ですので試してみましょう」
ということで、電動丸ノコを召喚して電力の部分を全て魔核に変換する。ついでに修復機能もつけて、丸ノコの刃をアダマンタイト製に変えてみた。熱が大変な事になると考えて、魔核には魔導丸ノコの温度を一定に保つ機能も付けている。ちなみに、魔核には上の階で手に入れたSランクの魔石を使っている。
ただ、アダマンタイト製の刃を使っているので、遊んで扱えるものではなくなっている。まぁ、こういった機材は事故で亡くなる人も出てくるので、特に年少組のメンバーには扱い方の注意をしている。
丸ノコだけでなく、普通のノコギリも準備したし、自分専用に魔導チェーンソーも作ってみた。魔導チェーンソーに関しては、アダマンタイト製にするのは困難だったので、アダマンコーティングをほどこして解体に耐えられるように改造している。
「キリエが中心となって、魔導丸ノコの実験をしてくれ、近くで普通のノコギリの実験もしてもらっていいかな? 俺は、魔導チェーンソーを使って実験してみるから、よろしく」
本当ならシュリ、アリス、ライムにを中心にして実験してもらいたかったが、その中に俺が居ないことを知ると俺の側から離れない! と言われて、仕方がなくキリエに任せる事にした。
魔導チェーンソーなら、本来スターターは必要ないのだが、個人的にあの引く姿が好きだったりするので、無駄にスターターをつけている。本来、オンオフボタンにあたる部分を、スターターに置き換えている。
魔導チェーンソーを地面に置いて、スターターを思いっきり引く。
ドゥルルッルッルッル……ドゥルルッルッル……ドゥルルルルルル、ドゥッドゥッドゥ
3回目でやっとオン状態に持って行くことができた。そして、刃を動かすトリガーを引くと、
チュイイイイィィィィン
おぉ、この感じこの感じ。悪くないね。バイクのスターターでキックするあれも嫌いじゃないんだよね。
はっ! 個人的に使う、魔導バイクを作ってみてもいいかな? 大型はこの世界を走るのに向いていないので、オフロードバイクになるのだろう。まぁ、大型の流線形のフォルムも嫌いじゃないけど、オフロードバイクの見た目も好きなんだよね。見るなら、車よりバイク派である。
っと、話が逸れたな。魔導チェーンソーを持っているのに、明後日の方向に意識を持っていかれちゃだめだよな。
手から伝わる魔導チェーンソーの振動を感じながら、近くにあったマストに向かって歩く。
「3人は、海賊船のダメージを見ていてくれ。他のメンバーも色々実験しているから、正確な結果を導けないと思うけど、観察はお願いね」
そう言って、魔導チェーンソーの刃を回転させる。そして、トリガーを引き加速させていく。
チュイィィン
チュイィィン
チュイイイイィィィィン
加速させ、マストに押し付けていく。
昨日妻たちや人造ゴーレムが攻撃していた時とは明確に違い、面白いように海賊船に刃が食い込んでいく。ドラゴンキラーみたいにドラゴンに特効がある武器みたいに、魔導チェーンソーには海賊船に特効があるのだろうか?
あっ! 気付いたらマストを切り倒していた。目の前で倒れるマスト、砂漠の海に落ちる。
ふむ、ダメージの方はどうなったかな?
「シュウ様。ダメージなのですが、一旦減りましたがすぐに回復してしまいました」
マストが切り倒されてもすぐに回復しちゃったのか?
「時間もかからないし、後2本マストを切り倒してみるか? にしても、マストが直っていないのに、回復しているってどういうことなんだろうな?」
疑問に思ったことを口にしてみる。
まぁ実験なんだから、色々試すべきだよな。近くにある、マストを狙うか。
2本目のマストをターゲットにして、魔導チェーンソーの回転を上げる。
もう少しで切り倒しのタイミングになって、
「次、回復したら教えてくれ」
一応回復のタイミングを避けて、切り倒してみる事にしたのだ。ライムから報告が入ると同時に、魔導チェーンソーの回転をさらに上げて切り倒す。
「どうだった?」
「えっと、シュウ様が切った後、体力を示すゲージが減ったのですが、すぐ後に回復してしまいました」
「ん~どういうことだろうか? マストが直っていないのに、何で回復したんだろうな? 体力の総量の細かい数字まで分かるなら、良いんだけどそこまで詳しく調べられないんだよな~、もう1本切り倒してみるか」
3本目のマストに向かい、同じようにタイミングを見計らってマストを切り倒す。
「やはり同じですね。切り倒した後にゲージが一時的に減るのですが、すぐに回復してしまいますね」
「やっぱり、よくわからんな。でも、ダメージ自体はかなり出ているみたいだし、ダメージディーラーとしていいのかもしれないな。他のメンバーも呼び戻して、話を聞いてみるか」
戻って来た妻たちに話を聞くと、他でも同じような現象が起きていた。
ただ切っただけの部分は、自動回復の際に直っていくのだが、板を外した部分は直らずにそのままだったとか。何かしらの違いがあるってことだよな? でも、何が違うか分からんな。
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