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第1435話 やっと倒した
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「調子に乗って切り離したまではいいけど、本当に倒せるのだろうか?」
「やってみないと分からないんだかが、攻撃してみようよ!」
シェリルの言う通りなので、攻撃をしてみる。その前に、一旦食事休憩を入れる事にした。準備したり、移動したりで結構時間が経っていたりするのだ。切り離すのにかかった時間は2時間だが、それ以外にも結構時間を食われていたのだ。
ブラウニーたちの準備は完璧で、程よく動いていた俺たちの胃袋にぴったりな、丼物の食事が運ばれて来た。さすがと言わざるを得ない。しかも、みんなの好みに合った丼物が出てきている。そんな俺の丼は、天丼である。甘じょっぱいタレが、てんぷらにもお米にもかかっていて、ごはんがすすんでしまう!
食後の休憩をはさみ、軽くストレッチをしている。午前中に動いていたとはいえ、1時間30分くらいはゆっくりしていた。そのため動かしていた体は冷えている。なので、ストレッチのレベルは低くしている。
急激に体の筋を伸ばしたりすると、その行為で痛めてしまう可能性が高くなるらしい。なので軽くストレッチした後に体を温めて、それから本格的なストレッチをするのが俺たちのルーティーンである。
「じゃぁ、昨日みたいに散らばって30分位攻撃を続けてみよう。それで体力が減っているか確認して、問題なければ続行、減ってなかったら新しい作戦を考えよう。じゃぁ開始!」
昨日は参加できていなかった俺だが、大斧を担ぎ俺にあっていそうな場所を探す。上から振り下ろすのがいいか、横から叩きつけるのがいいか、どっちだろうな? 振り下ろす方が重さも加わって力が入りそうだけど、横から叩きつける方が振る回数が多そうだな。
どっちも同じくらいのダメージになのではないかと思い、俺は何度か振ってみてしっくりくる方にしようと思った。
横振りの場合はマストみたいに、周りに何もなく縦に立っている物が狙いやすいのだが、昨日全部切っちゃったんだよな。となると、ただの壁は叩きにくいけど、階段のように前に立って側面を攻撃できるような場所なら問題ないか?
船尾に向かい舵をとる場所に上がるための階段にターゲットを絞る。ちなみに舵もマストと同じで条件を満たしているのだが、この時のシュウは全く気づいていなかった。
木を切るきこりのように、2メートル位ある大斧を膝辺りの高さに合わせて叩きつける。
ジーーーン
予想以上に反動が強く、手が痺れてしまった。
「いてぇ! みんな、こんなに反動強いのに振り続けていたのか? パイレーツスケルトンたちは、硬さで言えばエルダートレントの木材でできた海賊船の方がデカいよな? よく攻撃を続けられたな」
「私たちも初めは、手を痺れさせていましたよ。今までの敵の大半は、攻撃すれば多少なりとも切ることができていたので、全ての力が返ってくることはなかったのですが、今回は手が痛くなったので叩き方を変えています。インパクトの瞬間に力を抜いています。武器が飛んでいかないように調節するのが難しかったですが」
と、シュリが。みんなも同じ思いをしていたんだな。インパクトの瞬間につからを抜くってことは、叩きつける場所に垂直に力がかかるようにしているってことだよな。遠心力をフルに使っていたら出来ない芸当だ。そういう意味では、振り下ろす方がコントロールしやすいんじゃないか?
なので、邪魔にならない位置に移動して、大斧を振り下ろした。
おぉ! 遠心力によってすっぽ抜けないように、インパクトの前に手前に引き寄せ、大斧の刃を床にたたきつける。若干反動は戻って来たが、先程より全然痛くない。これなら、問題なさそうだな。
10分位すると、慣れてきてシュリたちと会話をする余裕が生まれてきた。
「それにしても不思議ですね。魔導チェーンソーのときは、みるみるうちに刃が木材を切っていたのに、斧ではちょっとした傷しか入らないですね。木を切ったりするという意味では、チェーンソーも斧も同じだと思うのですが」
と、アリスが
「言われてみると、不思議ですね。チェーンソーの場合は、切っている時にダメージは入っているんですかね? 切り離した時の体力の変化に目がいっていて、切るという行為については、見逃していましたね」
と、ライムが
「シュウ様が前に見ていたテレビに、木材をチェーンソーで加工している人がいなかったっけ? チェーンソーだけを使って、芸術作品を作るみたいな感じの」
と、シュリが
「それなら、スモークチップを作る方法も似たような加工方法じゃなかった? 刃の厚さと同じ位の幅で、木材の断面に刃をあてていく方法だった気がするぞ」
と、俺が
「それでやったら体力削れませんか?」
と、アリスが……
どうなんだろう? 体積は減るからタフさは減ると思うけど、どれくらい減るんだろう? チェーンソーの刃がダメージを与えているなら、今振り下ろしている斧よりよっぽど与えていそうなんだけどね。
結論が出ないまま叩き始めてから30分が経過して、タイマーが鳴った。
みんなは、攻撃を続行しているが、俺は攻撃の手を止め海賊船を鑑定する。
「よっしゃ! すでに2割位体力が削れているぞ! みんな後2時間くらい頑張れば、こいつを倒せるぞ!」
船内にいるメンバーにも聞こえるように、下の階にいく階段に向かって大きな声で叫ぶ。喜びの声がかえって来た。
「ブラウニーたち、もしかしたらこのまま海賊船が無くなるかもしれないから、今のうちに撤収作業を進めておいてくれ」
ブラウニーたちに、そのまま海賊船が消えてコンテナ野営が砂漠に押して壊れたりするかもしれないので、片付けるようにお願いした形だ。
チェーンソーの話題に戻る必要もなくなり、違う話題をネタに2時間攻撃を続けた。
そして、ついにその瞬間がやって来た。
体力が減ったからといって暴れることもなく、行動に変化すら起こらずに体力がゼロになった。
その瞬間にドロップになった。
Sランクの魔石にしては大きいな。なんだこれ? 鑑定してみると、SSランクの魔石のようだ。あれ? SSランク魔石なんて初めて見たな。魔物の分類でSSランクってあったっけ? 規格外の魔物は全部Sになるんじゃ?
まぁいっか。とりあえず収納して、コアルームに行きますか。
「やってみないと分からないんだかが、攻撃してみようよ!」
シェリルの言う通りなので、攻撃をしてみる。その前に、一旦食事休憩を入れる事にした。準備したり、移動したりで結構時間が経っていたりするのだ。切り離すのにかかった時間は2時間だが、それ以外にも結構時間を食われていたのだ。
ブラウニーたちの準備は完璧で、程よく動いていた俺たちの胃袋にぴったりな、丼物の食事が運ばれて来た。さすがと言わざるを得ない。しかも、みんなの好みに合った丼物が出てきている。そんな俺の丼は、天丼である。甘じょっぱいタレが、てんぷらにもお米にもかかっていて、ごはんがすすんでしまう!
食後の休憩をはさみ、軽くストレッチをしている。午前中に動いていたとはいえ、1時間30分くらいはゆっくりしていた。そのため動かしていた体は冷えている。なので、ストレッチのレベルは低くしている。
急激に体の筋を伸ばしたりすると、その行為で痛めてしまう可能性が高くなるらしい。なので軽くストレッチした後に体を温めて、それから本格的なストレッチをするのが俺たちのルーティーンである。
「じゃぁ、昨日みたいに散らばって30分位攻撃を続けてみよう。それで体力が減っているか確認して、問題なければ続行、減ってなかったら新しい作戦を考えよう。じゃぁ開始!」
昨日は参加できていなかった俺だが、大斧を担ぎ俺にあっていそうな場所を探す。上から振り下ろすのがいいか、横から叩きつけるのがいいか、どっちだろうな? 振り下ろす方が重さも加わって力が入りそうだけど、横から叩きつける方が振る回数が多そうだな。
どっちも同じくらいのダメージになのではないかと思い、俺は何度か振ってみてしっくりくる方にしようと思った。
横振りの場合はマストみたいに、周りに何もなく縦に立っている物が狙いやすいのだが、昨日全部切っちゃったんだよな。となると、ただの壁は叩きにくいけど、階段のように前に立って側面を攻撃できるような場所なら問題ないか?
船尾に向かい舵をとる場所に上がるための階段にターゲットを絞る。ちなみに舵もマストと同じで条件を満たしているのだが、この時のシュウは全く気づいていなかった。
木を切るきこりのように、2メートル位ある大斧を膝辺りの高さに合わせて叩きつける。
ジーーーン
予想以上に反動が強く、手が痺れてしまった。
「いてぇ! みんな、こんなに反動強いのに振り続けていたのか? パイレーツスケルトンたちは、硬さで言えばエルダートレントの木材でできた海賊船の方がデカいよな? よく攻撃を続けられたな」
「私たちも初めは、手を痺れさせていましたよ。今までの敵の大半は、攻撃すれば多少なりとも切ることができていたので、全ての力が返ってくることはなかったのですが、今回は手が痛くなったので叩き方を変えています。インパクトの瞬間に力を抜いています。武器が飛んでいかないように調節するのが難しかったですが」
と、シュリが。みんなも同じ思いをしていたんだな。インパクトの瞬間につからを抜くってことは、叩きつける場所に垂直に力がかかるようにしているってことだよな。遠心力をフルに使っていたら出来ない芸当だ。そういう意味では、振り下ろす方がコントロールしやすいんじゃないか?
なので、邪魔にならない位置に移動して、大斧を振り下ろした。
おぉ! 遠心力によってすっぽ抜けないように、インパクトの前に手前に引き寄せ、大斧の刃を床にたたきつける。若干反動は戻って来たが、先程より全然痛くない。これなら、問題なさそうだな。
10分位すると、慣れてきてシュリたちと会話をする余裕が生まれてきた。
「それにしても不思議ですね。魔導チェーンソーのときは、みるみるうちに刃が木材を切っていたのに、斧ではちょっとした傷しか入らないですね。木を切ったりするという意味では、チェーンソーも斧も同じだと思うのですが」
と、アリスが
「言われてみると、不思議ですね。チェーンソーの場合は、切っている時にダメージは入っているんですかね? 切り離した時の体力の変化に目がいっていて、切るという行為については、見逃していましたね」
と、ライムが
「シュウ様が前に見ていたテレビに、木材をチェーンソーで加工している人がいなかったっけ? チェーンソーだけを使って、芸術作品を作るみたいな感じの」
と、シュリが
「それなら、スモークチップを作る方法も似たような加工方法じゃなかった? 刃の厚さと同じ位の幅で、木材の断面に刃をあてていく方法だった気がするぞ」
と、俺が
「それでやったら体力削れませんか?」
と、アリスが……
どうなんだろう? 体積は減るからタフさは減ると思うけど、どれくらい減るんだろう? チェーンソーの刃がダメージを与えているなら、今振り下ろしている斧よりよっぽど与えていそうなんだけどね。
結論が出ないまま叩き始めてから30分が経過して、タイマーが鳴った。
みんなは、攻撃を続行しているが、俺は攻撃の手を止め海賊船を鑑定する。
「よっしゃ! すでに2割位体力が削れているぞ! みんな後2時間くらい頑張れば、こいつを倒せるぞ!」
船内にいるメンバーにも聞こえるように、下の階にいく階段に向かって大きな声で叫ぶ。喜びの声がかえって来た。
「ブラウニーたち、もしかしたらこのまま海賊船が無くなるかもしれないから、今のうちに撤収作業を進めておいてくれ」
ブラウニーたちに、そのまま海賊船が消えてコンテナ野営が砂漠に押して壊れたりするかもしれないので、片付けるようにお願いした形だ。
チェーンソーの話題に戻る必要もなくなり、違う話題をネタに2時間攻撃を続けた。
そして、ついにその瞬間がやって来た。
体力が減ったからといって暴れることもなく、行動に変化すら起こらずに体力がゼロになった。
その瞬間にドロップになった。
Sランクの魔石にしては大きいな。なんだこれ? 鑑定してみると、SSランクの魔石のようだ。あれ? SSランク魔石なんて初めて見たな。魔物の分類でSSランクってあったっけ? 規格外の魔物は全部Sになるんじゃ?
まぁいっか。とりあえず収納して、コアルームに行きますか。
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