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第1508話 ゲームの罠
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「ぐふぉっ!!」
寝ているときにお腹に衝撃を受け、そんな声を出して目が覚めた。
お腹に衝撃を加えた張本人を確認するため、まだ眠気を主張する瞼をこじ開ける。
そこにいたのは、ミーシャ、スミレ、ブルムの3人だった。
「「「とーたん! 昨日は何処にいたの? 食事のとき以外見なかったの!」」」
昨日、気配を消してミヤを追跡していたので、ミーシャたちが俺のことを発見できなかったようだ。それについての抗議で、俺を襲撃してきたようだ。
3人かお腹の上で暴れるので、言い訳をするまでに時間がかかってしまったが、何とか納得してもらえた。その代わり、今日は1日娘たちと遊ぶことになった。
娘たちと遊ぶのは好きだから良いのだが、今日は下の子たちの面倒は看なくていいのだろうか? 近くで申し訳なさそうにしているウルに聞いてみたら、昨日はお母さんたちがゆっくりしたいと言っていたから、下の子たちの面倒を率先して看ていたらしい。
基本的にみんなで面倒を看ているが、それでも疲れることはあるのだろう。娘たちも協力的だし、ブラウニーたちも協力してくれるから、負担が少なくてもゆっくりしたいと思うこともあるのだろう。今度は、俺も手伝わないとな。
「さて、今日は何して遊ぶのかな?」
話の流れから、今日することは決まっているようだったので、聞いてみることにした。
「お母さんたちから、ファイナ○ファンタ○ー10のストーリーが楽しかったって教えてもらって、やってみたんだけど、難しくて進めないの。だからとーたんにやっもらおうと思って!」
ミーシャが代表して俺の質問に応えてくれたが、あのゲームってそこまで難しかったかな? と思い浮かべてみた。
アクティブタイムバトル制ではないし、最強武器を取ったりするのは大変だけど、ゲームをクリアするだけなら大したことはなかった気がするのだが、どこら辺で詰んだのだろうか?
話を聞いてみて、ちょっと笑ってしまった。海の底に行った場所のボスが倒せなかったらしい。何度かやってみて諦めたのだとか。だから、俺にゲームをやってもらいながら、観戦する側に回ろうと考えたのだとか。
どうやら、俺にゲーム実況をさせようということらしい。これが一緒に遊ぶと言われると首をかしげてしまうが、娘たちにせがまれてしまってはしょうがないか?
1日で終わるボリュームでもないし、時間を気にせずやり続けたら、確実にシルキーたちに雷を落とされるので、まずは時間を決めることにした。
母親やシルキーたちと相談した結果、休みの日は午前1時間、夕食までに1時間、寝るまでに1時間の3時間。平日は午前が無くなり、夕食までの1時間と、寝るまでの1時間の2時間という決まりになった。
優先するのは、勉強や運動、下の子たちの面倒を看ること、などの決まりごとも作られた。
娘たちにスムーズに見てもらうためには、時間外にレベル上げをしておかないといけないか? って、10はRPGで言うレベルはないんだった。経験値を稼いで、ポイントみたいなのをためるんだったっけ? そこら辺は、裏でやっておくかな。
1週間ほどかけてゲームをクリアしてみたが、娘たちはキョトンとしていた。
そりゃそうだろ。俺も個人的には好きだけど、娘たちの歳でストーリーを理解できるかと言われたら、無理だと思う。始める前に娘たちに忠告もしたけど、聞く耳をもたなかったので、ゲーム実況をすることになったけど……
ムービーのシーンや動きのあるシーンなどにはくいついたけど、話の流れを理解するのは無理があったようだ。
それに、あのゲームって途中まで過去形で話が進むから、違和感がある人もいるって話だし。
終わった後は、すぐに母親たちのところに襲撃をかけて、ブーブー言っていたらしい。
後で文句を言われたけど、娘たちにすすめたのは君たちでしょうが!
まぁ、今度からは安易にゲームをすすめないことだな。もう少し大きくなって、理解できるようになったらゲームをすすめてやってくれ。
10をやったら、続きの12や13もやりたくなり、やり込みを加えて合計1ヶ月ほどファイナ○ファンタ○ーの世界を楽しんだ。
時を遡り、娘たちが母親にブーブー言った次の日。
俺は娘たちと一緒にプールに来ていた。プールと言っても、ダンマスの能力で作った子ども用の浅いプールだ。間違って溺れないように、1人につき3匹のスライムを配置している。
それより、何でプールなのだろうか? と思っていたが、ゲームの中のミニゲームで水中を移動する競技があったときに、泳ぎたいみたいなこと言ってたっけな?
あやふやになっている記憶を呼び起こして、何とか正解を導きだした。
下の子たちも、良い経験になるだろうと言うことで、かわいい水着を着て、両腕に浮き輪を着けている。こちらのお供は、スライムだけではなく、シリウス君とメグちゃんもいる。
これで完璧だろう。
娘たちは家のお風呂なんかで、泳いで怒られたりしているので多少泳げるみたいだが、長い距離は泳いだことが無いみたいなので、まずはビートバンを使ってどの抵当泳げるかを確認する。
結果、5メートルほどしか泳げなかったようだ。
お風呂では、泳いでいたと言うよりは、はしゃいでいただけかもしれないな。足が着くし、泳いでいるつもりだっただけかもしれないしな。
顔を浸けて泳ぐ前に、まずはばた足かな?
ビートバンに半分乗るような感じになり、ばた足の訓練を始める。
初めの頃はひっくり返ったりしたが、しばらくすると前に進むようになり、調子にのって止まれずにプールの縁にミーシャが頭をぶつけていた。
次に顔を浸けて息継ぎの練習だ!
これはプールの縁を掴みながら、ばた足をして顔を浸け上げると言った感じで、感覚を覚えさせる。
休憩を挟んでから、ビートバンを使って泳ぎながらの息継ぎだ。
4人とも上手くいかなくて苦戦しているがようだ。その日のうちにできるようにはならず、来週に持ち越しとなった。
寝ているときにお腹に衝撃を受け、そんな声を出して目が覚めた。
お腹に衝撃を加えた張本人を確認するため、まだ眠気を主張する瞼をこじ開ける。
そこにいたのは、ミーシャ、スミレ、ブルムの3人だった。
「「「とーたん! 昨日は何処にいたの? 食事のとき以外見なかったの!」」」
昨日、気配を消してミヤを追跡していたので、ミーシャたちが俺のことを発見できなかったようだ。それについての抗議で、俺を襲撃してきたようだ。
3人かお腹の上で暴れるので、言い訳をするまでに時間がかかってしまったが、何とか納得してもらえた。その代わり、今日は1日娘たちと遊ぶことになった。
娘たちと遊ぶのは好きだから良いのだが、今日は下の子たちの面倒は看なくていいのだろうか? 近くで申し訳なさそうにしているウルに聞いてみたら、昨日はお母さんたちがゆっくりしたいと言っていたから、下の子たちの面倒を率先して看ていたらしい。
基本的にみんなで面倒を看ているが、それでも疲れることはあるのだろう。娘たちも協力的だし、ブラウニーたちも協力してくれるから、負担が少なくてもゆっくりしたいと思うこともあるのだろう。今度は、俺も手伝わないとな。
「さて、今日は何して遊ぶのかな?」
話の流れから、今日することは決まっているようだったので、聞いてみることにした。
「お母さんたちから、ファイナ○ファンタ○ー10のストーリーが楽しかったって教えてもらって、やってみたんだけど、難しくて進めないの。だからとーたんにやっもらおうと思って!」
ミーシャが代表して俺の質問に応えてくれたが、あのゲームってそこまで難しかったかな? と思い浮かべてみた。
アクティブタイムバトル制ではないし、最強武器を取ったりするのは大変だけど、ゲームをクリアするだけなら大したことはなかった気がするのだが、どこら辺で詰んだのだろうか?
話を聞いてみて、ちょっと笑ってしまった。海の底に行った場所のボスが倒せなかったらしい。何度かやってみて諦めたのだとか。だから、俺にゲームをやってもらいながら、観戦する側に回ろうと考えたのだとか。
どうやら、俺にゲーム実況をさせようということらしい。これが一緒に遊ぶと言われると首をかしげてしまうが、娘たちにせがまれてしまってはしょうがないか?
1日で終わるボリュームでもないし、時間を気にせずやり続けたら、確実にシルキーたちに雷を落とされるので、まずは時間を決めることにした。
母親やシルキーたちと相談した結果、休みの日は午前1時間、夕食までに1時間、寝るまでに1時間の3時間。平日は午前が無くなり、夕食までの1時間と、寝るまでの1時間の2時間という決まりになった。
優先するのは、勉強や運動、下の子たちの面倒を看ること、などの決まりごとも作られた。
娘たちにスムーズに見てもらうためには、時間外にレベル上げをしておかないといけないか? って、10はRPGで言うレベルはないんだった。経験値を稼いで、ポイントみたいなのをためるんだったっけ? そこら辺は、裏でやっておくかな。
1週間ほどかけてゲームをクリアしてみたが、娘たちはキョトンとしていた。
そりゃそうだろ。俺も個人的には好きだけど、娘たちの歳でストーリーを理解できるかと言われたら、無理だと思う。始める前に娘たちに忠告もしたけど、聞く耳をもたなかったので、ゲーム実況をすることになったけど……
ムービーのシーンや動きのあるシーンなどにはくいついたけど、話の流れを理解するのは無理があったようだ。
それに、あのゲームって途中まで過去形で話が進むから、違和感がある人もいるって話だし。
終わった後は、すぐに母親たちのところに襲撃をかけて、ブーブー言っていたらしい。
後で文句を言われたけど、娘たちにすすめたのは君たちでしょうが!
まぁ、今度からは安易にゲームをすすめないことだな。もう少し大きくなって、理解できるようになったらゲームをすすめてやってくれ。
10をやったら、続きの12や13もやりたくなり、やり込みを加えて合計1ヶ月ほどファイナ○ファンタ○ーの世界を楽しんだ。
時を遡り、娘たちが母親にブーブー言った次の日。
俺は娘たちと一緒にプールに来ていた。プールと言っても、ダンマスの能力で作った子ども用の浅いプールだ。間違って溺れないように、1人につき3匹のスライムを配置している。
それより、何でプールなのだろうか? と思っていたが、ゲームの中のミニゲームで水中を移動する競技があったときに、泳ぎたいみたいなこと言ってたっけな?
あやふやになっている記憶を呼び起こして、何とか正解を導きだした。
下の子たちも、良い経験になるだろうと言うことで、かわいい水着を着て、両腕に浮き輪を着けている。こちらのお供は、スライムだけではなく、シリウス君とメグちゃんもいる。
これで完璧だろう。
娘たちは家のお風呂なんかで、泳いで怒られたりしているので多少泳げるみたいだが、長い距離は泳いだことが無いみたいなので、まずはビートバンを使ってどの抵当泳げるかを確認する。
結果、5メートルほどしか泳げなかったようだ。
お風呂では、泳いでいたと言うよりは、はしゃいでいただけかもしれないな。足が着くし、泳いでいるつもりだっただけかもしれないしな。
顔を浸けて泳ぐ前に、まずはばた足かな?
ビートバンに半分乗るような感じになり、ばた足の訓練を始める。
初めの頃はひっくり返ったりしたが、しばらくすると前に進むようになり、調子にのって止まれずにプールの縁にミーシャが頭をぶつけていた。
次に顔を浸けて息継ぎの練習だ!
これはプールの縁を掴みながら、ばた足をして顔を浸け上げると言った感じで、感覚を覚えさせる。
休憩を挟んでから、ビートバンを使って泳ぎながらの息継ぎだ。
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