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第1574話 聞いた俺がバカだった!
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「それにしてもでござる、転生者というのは驚いたでござるな。そんな存在がいるなんて初めて聞いたでござる。どういう原理でこの世界に来たのでござるかね?」
「転移が神の力で可能ってことは分かってたから、魂だけならそんなに難しいことじゃないのかね? そもそも転生っていう言葉はあるけど、実際にその相手に会うとは思いもよらなかったな」
「転生者っていうのには確かに驚いたけど……それよりも、あの格好の方が驚いたわよ! 漫画やアニメでは細身なのに、あいつムキムキだったわよ! しかも胸なんか筋肉ではちきれそうになってたわよ! あの後、夢でうなされたくらい衝撃だったわよ」
あえて触れていなかったところに、遠慮なしに踏み込んできた綾乃だった。
その後、醜い言い争いをして、お互いげんなりしてしまった。
「恰好なんて気にしちゃだめよね」
言い争いの最後の締めの言葉は、綾乃のこれで終わった。
「あの格好について突っ込むのは時間の無駄だな。で、転生者についてどう思う?」
「転生者ね、奴隷の腕輪で聞き出したから嘘は無いと思うけど、どうして転生者がいたのかしらね? これも神が関与していたのかしら?」
「ゲームの駒ってわけじゃなさそうだったよな。神が関与しているなら、中途半端な気がする。特殊な能力はなさそうだった。チート無しであそこまで自力で強くなったんだから、人外認定できそうだよな」
「Sランク冒険者なんて、半数以上が人外扱いでござるから、その意見はあながち間違っていないでござるな。召喚された人間の特殊能力は、魔石の魔力で付与されるのではござらんかったか?」
バザールに言われて召喚、こっちの世界に呼び出すのは神たちがやってて、召喚した人間に能力を付与するのは、魔石だったことを思い出した。
そう考えると、特殊な能力がないことは納得できるけど、魂だけがこっちの世界に来た? なんか違うな。そもそも転生ってどういう原理なんだ? 記憶って魂に焼き付けられてるものなのか?
ふと、疑問に思ったことを口にしてみると、綾乃もバザールも首をかしげてしまった。
記憶は脳にあるものだから、脳内出血で脳の一部がやられると、部分的に思い出せないことがある。他にも、脳細胞が死んだり萎縮することで起こる認知症も、記憶に大きな影響を与える。短期記憶ができなくなったりするからな。
魂があったとして、魂だけがこの世界に来たとしても、記憶は引き継ぐことはできないよな。どうやって記憶を持って来たんだ?
「ファンタジーってことにして、考えるのはやめよう。マジで時間の無駄だと思う」
「シュウの意見に賛成。原理や理屈は分からないけど、実際に転生してきた人間がいるっていう事実あるわけだしね。まあ、転生できると分かっても、したいとは思わないけどね。私はまだいいけど、男が転生したら大変よね。特に母乳で育てられた場合なんかは……プププ」
言いたいことは分かる。だけど、実際にその立場になったときの精神状態にもよるだろうが、生んでくれたとは言っても記憶の中では赤の他人のようなもの。その女性の母乳を飲むとか、恥ずかしいな。それに言っちゃ悪いが、嫌いなタイプの女性だった場合、悲惨だな。
俺はチラッとバザールの方を見ると、向こうもこっちを見ていた。目が合ったのは一瞬だったが、言いたいことは同じだったようで気持ちが通じ合ったことが分かった。
「あんたたち、その考えは失礼じゃない? それは私にも言えるけど、生まれた先の父親がキモかったら、私全力で拒否し続けるわよ」
綾乃には言わなくても、考えていることは通じたらしい。
これだから男はみたいなこと言ってるけど、それブーメランだからな! 口に出したか出さないかの違いしか、俺たちにはねえからな!
「まぁ、あんたたちは転生の心配より、生きることに飽きないことを考えた方がいいんじゃない? シュウは寿命が無いわけだし、バザールは寿命がないといっていいのかしら? まぁ、それ以上死なない限り転生のての字も考える必要ないでしょ」
おう! すっかり忘れてたわ。死ぬことはあっても老いることは無いって話だからな。生きることに飽きるとかありえそうだな。妻たちも全員俺に付き合ってくれるみたいだから、生きることに飽きることはないかな?
「ってか、お前だってこっそりあの薬飲んでんだろ? 知ってるぞ。誰が召喚しても、記録に残るからな。記憶にない召喚があれば調べることくらいはするさね」
綾乃が何で知ってるの!? みたいな顔をしてるけど、履歴で誰が召喚したかわかるからな。綾乃が仕事をして貯めたDPを使って、スカーレットに出してもらってたみたいなんだよね。話を聞いたらすぐに教えてくれたよ。
「そう言えばでござる。エルフは、生きることに飽きて自殺する者がいるのでござらんかったか? 主殿もそうなるでござるかね?」
「シュウが自殺? ありえないでしょ。シュウは、どちらかと言えばドワーフよりなんだから、自由気ままに物づくりして怒られるタイプよ。ドワーフは戦闘や事故で死なない限り、寿命で死ぬ人が多いっては無しよね。不慮の事故を除く死因で一番多いのが、酒の誤嚥だって知ってた?」
初耳なんだが、らしいっちゃらしいのかな?
「転生について、チビ神殿は何か知っているでござるかね?」
そう言えば! チビ神なら一応神だし、何か知ってるかもな。
『一応ってなによ! 一応って! それにしても、転生だっけ? 小説の中だけの話じゃなかったのかしら?』
俺がこの世界に転移させられたのも、俺から見れば小説の中の話だよ! しかも魔法とか、不思議パワーに満ちてるしな。ってか、チビ神にもわからんのか。
『分からないというか、興味がない。私たちの娯楽には大きな影響はないからね。すぐ繋げられるパスもないし、転生者が戦争を起こしでもしない限り、私たちの興味の対象にならないわよ』
そうだった。こいつら、遊戯のためにこの世界を作ったんだったな。興味がわかなければ、存在さえ気付かれずに一生を終えてってことだな。今までに、個人で戦争を起こした人間ってどんくらいいるんだ?
『目の前に1人いるわね。世界にもよるけど、100年に1度いれば多い方じゃないかしら? そもそもあんたのいる世界では、個人で起こしたのはあなたが初めてよ』
ん? 俺、戦争なんて起こしてないよ? 返り討ちにしたことはあるけど、それって俺個人が戦争を仕掛けたわけじゃなくね?
『あんたの認識ではそうかもしれないけど、私たちから言わせれば、アウトよ』
マジか! 自覚は無かったけど、神には個人で戦争を起こしたことになっているみたいだ。まぁ、情報ありがとさん。また、ケーキとか送っておくわ。
チビ神に聞いた話を、バザールたちにもしてやった。
「転移が神の力で可能ってことは分かってたから、魂だけならそんなに難しいことじゃないのかね? そもそも転生っていう言葉はあるけど、実際にその相手に会うとは思いもよらなかったな」
「転生者っていうのには確かに驚いたけど……それよりも、あの格好の方が驚いたわよ! 漫画やアニメでは細身なのに、あいつムキムキだったわよ! しかも胸なんか筋肉ではちきれそうになってたわよ! あの後、夢でうなされたくらい衝撃だったわよ」
あえて触れていなかったところに、遠慮なしに踏み込んできた綾乃だった。
その後、醜い言い争いをして、お互いげんなりしてしまった。
「恰好なんて気にしちゃだめよね」
言い争いの最後の締めの言葉は、綾乃のこれで終わった。
「あの格好について突っ込むのは時間の無駄だな。で、転生者についてどう思う?」
「転生者ね、奴隷の腕輪で聞き出したから嘘は無いと思うけど、どうして転生者がいたのかしらね? これも神が関与していたのかしら?」
「ゲームの駒ってわけじゃなさそうだったよな。神が関与しているなら、中途半端な気がする。特殊な能力はなさそうだった。チート無しであそこまで自力で強くなったんだから、人外認定できそうだよな」
「Sランク冒険者なんて、半数以上が人外扱いでござるから、その意見はあながち間違っていないでござるな。召喚された人間の特殊能力は、魔石の魔力で付与されるのではござらんかったか?」
バザールに言われて召喚、こっちの世界に呼び出すのは神たちがやってて、召喚した人間に能力を付与するのは、魔石だったことを思い出した。
そう考えると、特殊な能力がないことは納得できるけど、魂だけがこっちの世界に来た? なんか違うな。そもそも転生ってどういう原理なんだ? 記憶って魂に焼き付けられてるものなのか?
ふと、疑問に思ったことを口にしてみると、綾乃もバザールも首をかしげてしまった。
記憶は脳にあるものだから、脳内出血で脳の一部がやられると、部分的に思い出せないことがある。他にも、脳細胞が死んだり萎縮することで起こる認知症も、記憶に大きな影響を与える。短期記憶ができなくなったりするからな。
魂があったとして、魂だけがこの世界に来たとしても、記憶は引き継ぐことはできないよな。どうやって記憶を持って来たんだ?
「ファンタジーってことにして、考えるのはやめよう。マジで時間の無駄だと思う」
「シュウの意見に賛成。原理や理屈は分からないけど、実際に転生してきた人間がいるっていう事実あるわけだしね。まあ、転生できると分かっても、したいとは思わないけどね。私はまだいいけど、男が転生したら大変よね。特に母乳で育てられた場合なんかは……プププ」
言いたいことは分かる。だけど、実際にその立場になったときの精神状態にもよるだろうが、生んでくれたとは言っても記憶の中では赤の他人のようなもの。その女性の母乳を飲むとか、恥ずかしいな。それに言っちゃ悪いが、嫌いなタイプの女性だった場合、悲惨だな。
俺はチラッとバザールの方を見ると、向こうもこっちを見ていた。目が合ったのは一瞬だったが、言いたいことは同じだったようで気持ちが通じ合ったことが分かった。
「あんたたち、その考えは失礼じゃない? それは私にも言えるけど、生まれた先の父親がキモかったら、私全力で拒否し続けるわよ」
綾乃には言わなくても、考えていることは通じたらしい。
これだから男はみたいなこと言ってるけど、それブーメランだからな! 口に出したか出さないかの違いしか、俺たちにはねえからな!
「まぁ、あんたたちは転生の心配より、生きることに飽きないことを考えた方がいいんじゃない? シュウは寿命が無いわけだし、バザールは寿命がないといっていいのかしら? まぁ、それ以上死なない限り転生のての字も考える必要ないでしょ」
おう! すっかり忘れてたわ。死ぬことはあっても老いることは無いって話だからな。生きることに飽きるとかありえそうだな。妻たちも全員俺に付き合ってくれるみたいだから、生きることに飽きることはないかな?
「ってか、お前だってこっそりあの薬飲んでんだろ? 知ってるぞ。誰が召喚しても、記録に残るからな。記憶にない召喚があれば調べることくらいはするさね」
綾乃が何で知ってるの!? みたいな顔をしてるけど、履歴で誰が召喚したかわかるからな。綾乃が仕事をして貯めたDPを使って、スカーレットに出してもらってたみたいなんだよね。話を聞いたらすぐに教えてくれたよ。
「そう言えばでござる。エルフは、生きることに飽きて自殺する者がいるのでござらんかったか? 主殿もそうなるでござるかね?」
「シュウが自殺? ありえないでしょ。シュウは、どちらかと言えばドワーフよりなんだから、自由気ままに物づくりして怒られるタイプよ。ドワーフは戦闘や事故で死なない限り、寿命で死ぬ人が多いっては無しよね。不慮の事故を除く死因で一番多いのが、酒の誤嚥だって知ってた?」
初耳なんだが、らしいっちゃらしいのかな?
「転生について、チビ神殿は何か知っているでござるかね?」
そう言えば! チビ神なら一応神だし、何か知ってるかもな。
『一応ってなによ! 一応って! それにしても、転生だっけ? 小説の中だけの話じゃなかったのかしら?』
俺がこの世界に転移させられたのも、俺から見れば小説の中の話だよ! しかも魔法とか、不思議パワーに満ちてるしな。ってか、チビ神にもわからんのか。
『分からないというか、興味がない。私たちの娯楽には大きな影響はないからね。すぐ繋げられるパスもないし、転生者が戦争を起こしでもしない限り、私たちの興味の対象にならないわよ』
そうだった。こいつら、遊戯のためにこの世界を作ったんだったな。興味がわかなければ、存在さえ気付かれずに一生を終えてってことだな。今までに、個人で戦争を起こした人間ってどんくらいいるんだ?
『目の前に1人いるわね。世界にもよるけど、100年に1度いれば多い方じゃないかしら? そもそもあんたのいる世界では、個人で起こしたのはあなたが初めてよ』
ん? 俺、戦争なんて起こしてないよ? 返り討ちにしたことはあるけど、それって俺個人が戦争を仕掛けたわけじゃなくね?
『あんたの認識ではそうかもしれないけど、私たちから言わせれば、アウトよ』
マジか! 自覚は無かったけど、神には個人で戦争を起こしたことになっているみたいだ。まぁ、情報ありがとさん。また、ケーキとか送っておくわ。
チビ神に聞いた話を、バザールたちにもしてやった。
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