1,646 / 2,518
第1646話 実食!
しおりを挟む
ニコをポンポン投げて遊んでいると、ウルたちが夕食だと呼びに来てくれた。
ウルは俺の横を歩いているが、ミーシャ・スミレ・ブルムは3人で追いかけっこでもしているかのように、俺たちの周りをクルクル回っている。
シルキーたちに回収された世界樹の実は、どんな調理になって出てくるのだろうか。俺は味見すらしていないので、何に使われるかの予想もできない。ただ木の実ということなので、スイーツとかデザートってことくらいしか思い浮かばないな。
俺の指定席に座って食事を待っている。
運ばれてきたのは、ニオイで分かっていた。今日はカレーだ。だけどカレーライスではなく、チキンカレーが器に入れられており、カレーと一緒にナンが運ばれてきた。ナンは2種類用意されており、スタンダードなナンとチーズ入りのナンが準備されていた。
個人的な好みは、1枚目は濃厚なチーズの入ったナンを食べ、2枚目はスタンダードなナンを食べるという形だ。チキンカレーのサイドメニューとして、チキンティッカやタンドリーチキンが鎮座している。鳥好きだけど、ここまで鳥尽くしだと笑いが出るな。
しかも、サラダとして準備されていたのが、キャベツの千切りにニンジンや紫キャベツなどの彩に加えて、蒸し鶏がサラダの上に! かかってるドレッシングが俺の好きな、ネパールのニンジンドレッシングなので、サラダもお替りしてしまった。
そして、待ちに待った世界樹の実が運ばれてきた。
……ん? 何かに加工されて出てくるのかと思ったら、フルーツポンチみたいな感じで出て来た。ん~どれが世界樹の実なんだろうか?
まぁ、フルーツポンチも嫌いじゃないし、娘たちが好きなので良く出るデザートの1つだ。
一口食べてビビった。いつもと違う旨味が口の中に広がったのだ。今まで食べたことのない美味しさだったので、言葉に表現できないが……
いつも入っている果物と同じ素材のはずなのに、いつもの二回りくらい美味しく感じる。フルーツポンチのスープの中に、世界樹の実が溶かされているのだろうか?
それにしても、美味いな。味わいながら食べていると、いつもと違う果物が口に入ってきた。
あれ? 俺今口に入れたのって、マスカットじゃなかったか? 少なくとも見た目は……
まず食感が違うな。今俺が食べたのは弾力があり噛み応えがあったのだ。例えがあっているか分からないが、ナタデココみたいなしっかりとした噛み応えがあったのだ。噛むと中から、スープの中に入っていた旨味のようなものが感じられた。もしかして、これが世界樹の実か?
見た目はマスカットみたいにまん丸だったのに、いい意味で期待を裏切られた形だな。
それにしても、何でこんな形にしたんだろうか?
「ご主人様、今日のフルーツポンチはいかがでしたか?」
そう質問を投げかけて来たのは、スカーレットだった。俺のもとに来る前に、娘たちに話しを聞いていたようだ。娘たちは、丸いのが美味しかった! と絶賛していた。
「マスカットだと思ってたのが、世界樹の実だったんだな。マスカットが今回は入ってなかったから騙されたよ。でも、美味しかった。だけど、何でフルーツポンチだったんだ?」
「正直なところ、そのまま出すのが一番だと思ったのですが、今回は素材の味を生かせるフルーツポンチを選んでみました。食感の所為と言ってはいけないのですが、これ以外に応用できるイメージがすぐに思いつきませんでした」
確かにあの食感であの味、確かにすぐ思いつく料理にあれが合う食べ物ってなにもないよな。
「一応、ゼリーも作ってみたのですが、一度熱したことによって、実が溶けてしまいせっかくの食感が生かせなかったのです。美味しいゼリーにはなったんですが、今回はそのまま食べれるようにフルーツポンチにしました」
「熱すると溶けるんだ。そのゼリーって、余ってる?」
「もちろんありますよ。食べてみたいのでしたら、持ってきましょうか?」
頼むとお願いすると、すぐに持って来てくれた。
ゼリーを食べようとしたところ、娘たちに見つかった。俺の服を掴み、ひな鳥みたいに口をパカッと開けて待っているので、3人に食べさせてあげる。近くにウルもいたので、あーんをしてあげた。
そうすると、シンラたちにも見つかり、結局1つめは俺が一口も食べれずに無くなってしまう。
2つ目を持って来てもらう。
一口食べると、濃厚な世界樹の実の味がした。食感はゼリーなのだが、味は完璧に世界樹の実の味がした。これはこれで有りだな。
「溶けるんだったら、ゼリーの部分全部を世界樹の実にしたら、もっと濃厚になるってことか?」
「ある程度世界樹の実以外の水分がないと、すぐにこげてしまうので、世界樹の実の割合はもう少しくらいしか上げられないと思います。ゼリーも美味しいと思いますが、やはりそのままが今のところ一番かと思います」
そういうものなのか。
「あっ、世界樹の根本付近にまた実が降ってくることもあるから、受け止める場所作ったからそこを定期的に確認に行ってほしい」
「了解しました」
っと、また服をひっぱられる感覚が……みると、ミーシャ・スミレ・ブルムがまた口をパカッと開けて待っていた。
君たち好きだね。もう一口食べさせてあげると満足したのか、歯磨きをするために走っていった。
俺も歯磨きするかな。虫歯もポーションで治ることが判明したが、罹らないにこしたことは無いのでしっかりとお手入れしないとね。
そういえば、乳歯っていつ頃抜けるんだっけ? 小学生とかだったか?
娘たちの歯が抜けたらどうなるんだろうな? まぁ、歯抜けになっても娘たちは可愛いだろうから関係ない!
歯磨きの後は、娘たちに連れられて一緒にお風呂に入った。
先客にフブキがいてビビったけどな。浴槽の縁に顎を乗せてくつろいでたわ。猫のくせに風呂好きとかっと、うちの猫や猫精霊も風呂好きだったな。
ウルは俺の横を歩いているが、ミーシャ・スミレ・ブルムは3人で追いかけっこでもしているかのように、俺たちの周りをクルクル回っている。
シルキーたちに回収された世界樹の実は、どんな調理になって出てくるのだろうか。俺は味見すらしていないので、何に使われるかの予想もできない。ただ木の実ということなので、スイーツとかデザートってことくらいしか思い浮かばないな。
俺の指定席に座って食事を待っている。
運ばれてきたのは、ニオイで分かっていた。今日はカレーだ。だけどカレーライスではなく、チキンカレーが器に入れられており、カレーと一緒にナンが運ばれてきた。ナンは2種類用意されており、スタンダードなナンとチーズ入りのナンが準備されていた。
個人的な好みは、1枚目は濃厚なチーズの入ったナンを食べ、2枚目はスタンダードなナンを食べるという形だ。チキンカレーのサイドメニューとして、チキンティッカやタンドリーチキンが鎮座している。鳥好きだけど、ここまで鳥尽くしだと笑いが出るな。
しかも、サラダとして準備されていたのが、キャベツの千切りにニンジンや紫キャベツなどの彩に加えて、蒸し鶏がサラダの上に! かかってるドレッシングが俺の好きな、ネパールのニンジンドレッシングなので、サラダもお替りしてしまった。
そして、待ちに待った世界樹の実が運ばれてきた。
……ん? 何かに加工されて出てくるのかと思ったら、フルーツポンチみたいな感じで出て来た。ん~どれが世界樹の実なんだろうか?
まぁ、フルーツポンチも嫌いじゃないし、娘たちが好きなので良く出るデザートの1つだ。
一口食べてビビった。いつもと違う旨味が口の中に広がったのだ。今まで食べたことのない美味しさだったので、言葉に表現できないが……
いつも入っている果物と同じ素材のはずなのに、いつもの二回りくらい美味しく感じる。フルーツポンチのスープの中に、世界樹の実が溶かされているのだろうか?
それにしても、美味いな。味わいながら食べていると、いつもと違う果物が口に入ってきた。
あれ? 俺今口に入れたのって、マスカットじゃなかったか? 少なくとも見た目は……
まず食感が違うな。今俺が食べたのは弾力があり噛み応えがあったのだ。例えがあっているか分からないが、ナタデココみたいなしっかりとした噛み応えがあったのだ。噛むと中から、スープの中に入っていた旨味のようなものが感じられた。もしかして、これが世界樹の実か?
見た目はマスカットみたいにまん丸だったのに、いい意味で期待を裏切られた形だな。
それにしても、何でこんな形にしたんだろうか?
「ご主人様、今日のフルーツポンチはいかがでしたか?」
そう質問を投げかけて来たのは、スカーレットだった。俺のもとに来る前に、娘たちに話しを聞いていたようだ。娘たちは、丸いのが美味しかった! と絶賛していた。
「マスカットだと思ってたのが、世界樹の実だったんだな。マスカットが今回は入ってなかったから騙されたよ。でも、美味しかった。だけど、何でフルーツポンチだったんだ?」
「正直なところ、そのまま出すのが一番だと思ったのですが、今回は素材の味を生かせるフルーツポンチを選んでみました。食感の所為と言ってはいけないのですが、これ以外に応用できるイメージがすぐに思いつきませんでした」
確かにあの食感であの味、確かにすぐ思いつく料理にあれが合う食べ物ってなにもないよな。
「一応、ゼリーも作ってみたのですが、一度熱したことによって、実が溶けてしまいせっかくの食感が生かせなかったのです。美味しいゼリーにはなったんですが、今回はそのまま食べれるようにフルーツポンチにしました」
「熱すると溶けるんだ。そのゼリーって、余ってる?」
「もちろんありますよ。食べてみたいのでしたら、持ってきましょうか?」
頼むとお願いすると、すぐに持って来てくれた。
ゼリーを食べようとしたところ、娘たちに見つかった。俺の服を掴み、ひな鳥みたいに口をパカッと開けて待っているので、3人に食べさせてあげる。近くにウルもいたので、あーんをしてあげた。
そうすると、シンラたちにも見つかり、結局1つめは俺が一口も食べれずに無くなってしまう。
2つ目を持って来てもらう。
一口食べると、濃厚な世界樹の実の味がした。食感はゼリーなのだが、味は完璧に世界樹の実の味がした。これはこれで有りだな。
「溶けるんだったら、ゼリーの部分全部を世界樹の実にしたら、もっと濃厚になるってことか?」
「ある程度世界樹の実以外の水分がないと、すぐにこげてしまうので、世界樹の実の割合はもう少しくらいしか上げられないと思います。ゼリーも美味しいと思いますが、やはりそのままが今のところ一番かと思います」
そういうものなのか。
「あっ、世界樹の根本付近にまた実が降ってくることもあるから、受け止める場所作ったからそこを定期的に確認に行ってほしい」
「了解しました」
っと、また服をひっぱられる感覚が……みると、ミーシャ・スミレ・ブルムがまた口をパカッと開けて待っていた。
君たち好きだね。もう一口食べさせてあげると満足したのか、歯磨きをするために走っていった。
俺も歯磨きするかな。虫歯もポーションで治ることが判明したが、罹らないにこしたことは無いのでしっかりとお手入れしないとね。
そういえば、乳歯っていつ頃抜けるんだっけ? 小学生とかだったか?
娘たちの歯が抜けたらどうなるんだろうな? まぁ、歯抜けになっても娘たちは可愛いだろうから関係ない!
歯磨きの後は、娘たちに連れられて一緒にお風呂に入った。
先客にフブキがいてビビったけどな。浴槽の縁に顎を乗せてくつろいでたわ。猫のくせに風呂好きとかっと、うちの猫や猫精霊も風呂好きだったな。
0
あなたにおすすめの小説
現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!
おとうふ
ファンタジー
2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。
ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。
過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。
ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。
世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。
やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。
至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!
人の才能が見えるようになりました。~いい才能は幸運な俺が育てる~
犬型大
ファンタジー
突如として変わった世界。
塔やゲートが現れて強いものが偉くてお金も稼げる世の中になった。
弱いことは才能がないことであるとみなされて、弱いことは役立たずであるとののしられる。
けれども違ったのだ。
この世の中、強い奴ほど才能がなかった。
これからの時代は本当に才能があるやつが強くなる。
見抜いて、育てる。
育てて、恩を売って、いい暮らしをする。
誰もが知らない才能を見抜け。
そしてこの世界を生き残れ。
なろう、カクヨムその他サイトでも掲載。
更新不定期
ハズレスキル【地図化(マッピング)】で追放された俺、実は未踏破ダンジョンの隠し通路やギミックを全て見通せる世界で唯一の『攻略神』でした
夏見ナイ
ファンタジー
勇者パーティの荷物持ちだったユキナガは、戦闘に役立たない【地図化】スキルを理由に「無能」と罵られ、追放された。
しかし、孤独の中で己のスキルと向き合った彼は、その真価に覚醒する。彼の脳内に広がるのは、モンスター、トラップ、隠し通路に至るまで、ダンジョンの全てを完璧に映し出す三次元マップだった。これは最強の『攻略神』の眼だ――。
彼はその圧倒的な情報力を武器に、同じく不遇なスキルを持つ仲間たちの才能を見出し、不可能と言われたダンジョンを次々と制覇していく。知略と分析で全てを先読みし、完璧な指示で仲間を導く『指揮官』の成り上がり譚。
一方、彼を失った勇者パーティは迷走を始める……。爽快なダンジョン攻略とカタルシス溢れる英雄譚が、今、始まる!
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜
KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。
~あらすじ~
世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。
そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。
しかし、その恩恵は平等ではなかった。
富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。
そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。
彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。
あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。
妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。
希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。
英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。
これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。
彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。
テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ-
すずめさん
ファンタジー
ある日、友達に誘われ始めたMMORPG…[アルバスクロニクルオンライン]
何の変哲も無くゲームを始めたつもりがしかし!?…
たった一つのスキルのせい?…で起きる波乱万丈な冒険物語。
※本作品はPCで編集・改行がされて居る為、スマホ・タブレットにおける
縦読みでの読書は読み難い点が出て来ると思います…それでも良いと言う方は……
ゆっくりしていってね!!!
※ 現在書き直し慣行中!!!
痩せる為に不人気のゴブリン狩りを始めたら人生が変わりすぎた件~痩せたらお金もハーレムも色々手に入りました~
ぐうのすけ
ファンタジー
主人公(太田太志)は高校デビューと同時に体重130キロに到達した。
食事制限とハザマ(ダンジョン)ダイエットを勧めれるが、太志は食事制限を後回しにし、ハザマダイエットを開始する。
最初は甘えていた大志だったが、人とのかかわりによって徐々に考えや行動を変えていく。
それによりスキルや人間関係が変化していき、ヒロインとの関係も変わっていくのだった。
※最初は成長メインで描かれますが、徐々にヒロインの展開が多めになっていく……予定です。
カクヨムで先行投稿中!
ダンジョン作成から始まる最強クラン
山椒
ファンタジー
ダンジョンが出現して数十年が経ち、ダンジョンがあることが日常となっていた。
そんな世界で五年前に起きた大規模魔物侵攻により心に傷を受けた青年がいた。
極力誰とも関わりを持たずにいた彼の住んでいる部屋に寝ている間にダンジョンが出現し、彼はそこに落ちた。
そのダンジョンは他に確認されていない自作するダンジョンであった。
ダンジョンとモンスターにトラウマを抱えつつもダンジョン作成を始めていく。
ただそのダンジョンは特別性であった。
ダンジョンが彼を、彼の大事な人を強くするダンジョンであった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる