1,697 / 2,518
第1697話 肉体の限界?
しおりを挟む
俺が病気にかかってから1週間、まだ寝ていた。
だけど、昨日からは本当に寝込んでいる。5日目は熱が下がっていたのだが、6日目に入るとその状態のまま体が思うように動かせなくなったのだ。昔、日本にいた頃に高熱を出した時のような感じで、節々も痛くなった。でも熱は出ていない、不思議な状況だった。
7日目の今日は、マジで体が動かなくなった。
それを心配した妻たちが魔法や万能薬を使って、治すべきか話し合いを始めているくらいだ。体がほとんど動かせないので、食事は食べさせてもらっているし、トイレにはお姫様抱っこで連れて行ってもらっている。ステータスが高いからできる芸当だな。
チビ神からお風呂に入っても問題ないというか、体は清潔にした方がいいと言われているので、入浴に関しても全部お任せで入れてもらっている。
一番恥ずかしいのは、大便をするときだな。どうしても音が出てしまうので、気分的にどうしても恥ずかしく感じてしまう。妻たちはまったく気にしていないのだが、気持ちの問題だよな。
ずっと横になっているし体自体はだるいわけでは無く、体の節々が痛いだけなので気持ち的にはかなり元気なのだ。娘たちと一緒に、バトル系のアニメを一緒に見ている。
ミーシャたちは俺が動けないからと色々介抱してくれるのだが、体が小さいので流石に上手にはできず、多少俺が被害を被る形になっている。主に食べ物だな。
娘たちが寝てしまい、ブルーレイを交換してくれる人がいなくなり、視界の隅にちょっとだけ見える、娘たちの寝顔を見る以外にする事がなくなってしまった。
どれくらい経ったか分からないが、妻たちが入ってきた。
どうやら魔法や万能薬は使わない事になったらしい。グリエルに確認したところ、他の街でも情報を収集してくれたみたいで、俺みたいに大人になってからかかった人の事例を探してくれたようだ。
そのどれもが、1週間以上寝込んでしまったという記録があったようだ。最長で2週間も寝込んだという記録もあったそうで、大人になってからかかった人間としてはまだ普通だということらしい。
でも、このまま体が動かないのはしんどいな。みんな力があるし、妻が全員で協力してくれているから、負担にはなっていないとは言われるが、気持ちの問題なのだよ!
ん? 同じことを少し前に考えた気がするけど、なんだったっけ? あっ! トイレの件で同じようなセリフを使ったな。
体に感覚があって、麻酔や麻痺みたいに垂れ流しじゃないだけよかったとするか。
「そだ、グリエルに連絡したいから、繋いでもらっていい?」
俺の近くで待機していたシャルロットにお願いする。
「グリエルさんですか? 何のために連絡をするのですか?」
「一応、仕事の件だな。と言っても、仕事をしたいからじゃなくて、簡単な指示を出したいから繋いでほしいんだよ」
「分かりました。お繋ぎするので、少しお待ちください」
そう言って、グリエルに繋げてくれた。
『どうなさいましたか?』
「ちょっと確認と少し指示を出したいと思ってね」
『指示ですか?』
「そんな顔すんなよ。まぁいいわ、とりあえず確認の方な。メールの題名を見る限り緊急の物は何もないんだよな? で、決済の必要は?」
緊急性の高い物は何もなかったが、やはり決済の部分で滞っている書類がいくつかあるようだ。口頭指示で問題がなさそうだったので、チャチャっと終わらせて俺が読めていない書類の中で、重要性の高い物だけピックアップしてもらうことにした。
この状態で仕事をする気はないが少しでも動けるようになったら、すぐに確認できるようにな。書類の確認だけなら腕が動かせれば問題なくできるけど、今は動かせないので嫁の力を借りてまで仕事する気は無いし、妻たちもさせる気はないからな。
それにしても、何で俺はこの病気にかかったんだ? この世界の人間じゃなくほぼ大人の姿でこの世界に来たので、子どもの頃に罹れないのは仕方がない。体を改造したのに、何でこんなことになっているんだ?
『それは、体を作り変えても抗体については変化がないからよ。あんたに分かりやすく言えば、ハードウェアは頑丈になったけど、ソフトウェアは人間の時のままだからね』
見てたのか。つかさ、俺って種族は人間じゃなくてダンジョンマスターなんだろ? なのに人間の病気に罹んのか? それに、その例え微妙に理解し辛い。
『そう? ハードって言うのは、体を構成する肉体、内臓も含めて強化されたけど、ソフト、思考や免疫なんかは、地球にいた時のままなのよ』
おうふ、人間って言うのは地球にいた時が基準なのね。なら納得だわ。それと気になったんだけど、今かかっている病気以外に、この世界特有の病気ってたくさんあるの?
『いっぱいあるわよ。だけど、地球から来た人間だからかかりやすいとかかかりにくいとか、そういう類のものじゃないわ。それに、この病気以外なら強化されたあなたの体で全部防げるわよ』
ん? ソフトは変わってないんだろ? なのに肉体でどうにかなるのか? それに、何でこの病気だけ罹るんだ?
『細かい原理は省くけど、この病気以外は肉体の強度や耐性でほとんどかからなくなるけど、あんたが今かかっているのは、1度罹れば2度目の発症はないから、耐性スキルや肉体に干渉しないようになってるのよ』
要は、耐性つけるにも1度しかかからないから放置して、肉体の方も同じ理由で強度が高くても罹るようにしたってことか? 老化によって肉体の強度が下がってしまった時に、罹ると大変な事になるからみたいな?
『イグザクトリー! その通りよ!』
おい、頭痛が痛いみたいになってるぞ。
『あら、言われてみれば同じ事2度言っているわね。あれでしょ、大切な事なので2回言いました! みたいな?』
そんなのはいらん。最後の確認だけど、この病気以外に罹りやすい質の悪い病気はないんだな?
『あんたの体ならその通りよ。それに、老化しないから健康はずっと続くわよ。あっ! でも、痛風には気を付けなさい。アレ、外的要因の病気じゃないから、いくつかかかる病気というか症状の1つよ』
痛風、風が当たるだけでも痛く感じるって言うあれか……勘弁してほしいものだな。
『食事量は多いけど、健康的に生活しているから問題ないと思うけどね。まぁこの世界では単なる炎症だから、回復薬で治っちゃうんだけどね』
痛くなっても、痛風は所詮炎症だ。もしなってしまったら、回復魔法をかけながら考えればいいだろう。
ふ~、これ以上厄介な病気には罹る可能性がかなり低い事に安心だな。
この日から3日寝込み、病気にかかってから10日後に完全復活をした。
だけど、昨日からは本当に寝込んでいる。5日目は熱が下がっていたのだが、6日目に入るとその状態のまま体が思うように動かせなくなったのだ。昔、日本にいた頃に高熱を出した時のような感じで、節々も痛くなった。でも熱は出ていない、不思議な状況だった。
7日目の今日は、マジで体が動かなくなった。
それを心配した妻たちが魔法や万能薬を使って、治すべきか話し合いを始めているくらいだ。体がほとんど動かせないので、食事は食べさせてもらっているし、トイレにはお姫様抱っこで連れて行ってもらっている。ステータスが高いからできる芸当だな。
チビ神からお風呂に入っても問題ないというか、体は清潔にした方がいいと言われているので、入浴に関しても全部お任せで入れてもらっている。
一番恥ずかしいのは、大便をするときだな。どうしても音が出てしまうので、気分的にどうしても恥ずかしく感じてしまう。妻たちはまったく気にしていないのだが、気持ちの問題だよな。
ずっと横になっているし体自体はだるいわけでは無く、体の節々が痛いだけなので気持ち的にはかなり元気なのだ。娘たちと一緒に、バトル系のアニメを一緒に見ている。
ミーシャたちは俺が動けないからと色々介抱してくれるのだが、体が小さいので流石に上手にはできず、多少俺が被害を被る形になっている。主に食べ物だな。
娘たちが寝てしまい、ブルーレイを交換してくれる人がいなくなり、視界の隅にちょっとだけ見える、娘たちの寝顔を見る以外にする事がなくなってしまった。
どれくらい経ったか分からないが、妻たちが入ってきた。
どうやら魔法や万能薬は使わない事になったらしい。グリエルに確認したところ、他の街でも情報を収集してくれたみたいで、俺みたいに大人になってからかかった人の事例を探してくれたようだ。
そのどれもが、1週間以上寝込んでしまったという記録があったようだ。最長で2週間も寝込んだという記録もあったそうで、大人になってからかかった人間としてはまだ普通だということらしい。
でも、このまま体が動かないのはしんどいな。みんな力があるし、妻が全員で協力してくれているから、負担にはなっていないとは言われるが、気持ちの問題なのだよ!
ん? 同じことを少し前に考えた気がするけど、なんだったっけ? あっ! トイレの件で同じようなセリフを使ったな。
体に感覚があって、麻酔や麻痺みたいに垂れ流しじゃないだけよかったとするか。
「そだ、グリエルに連絡したいから、繋いでもらっていい?」
俺の近くで待機していたシャルロットにお願いする。
「グリエルさんですか? 何のために連絡をするのですか?」
「一応、仕事の件だな。と言っても、仕事をしたいからじゃなくて、簡単な指示を出したいから繋いでほしいんだよ」
「分かりました。お繋ぎするので、少しお待ちください」
そう言って、グリエルに繋げてくれた。
『どうなさいましたか?』
「ちょっと確認と少し指示を出したいと思ってね」
『指示ですか?』
「そんな顔すんなよ。まぁいいわ、とりあえず確認の方な。メールの題名を見る限り緊急の物は何もないんだよな? で、決済の必要は?」
緊急性の高い物は何もなかったが、やはり決済の部分で滞っている書類がいくつかあるようだ。口頭指示で問題がなさそうだったので、チャチャっと終わらせて俺が読めていない書類の中で、重要性の高い物だけピックアップしてもらうことにした。
この状態で仕事をする気はないが少しでも動けるようになったら、すぐに確認できるようにな。書類の確認だけなら腕が動かせれば問題なくできるけど、今は動かせないので嫁の力を借りてまで仕事する気は無いし、妻たちもさせる気はないからな。
それにしても、何で俺はこの病気にかかったんだ? この世界の人間じゃなくほぼ大人の姿でこの世界に来たので、子どもの頃に罹れないのは仕方がない。体を改造したのに、何でこんなことになっているんだ?
『それは、体を作り変えても抗体については変化がないからよ。あんたに分かりやすく言えば、ハードウェアは頑丈になったけど、ソフトウェアは人間の時のままだからね』
見てたのか。つかさ、俺って種族は人間じゃなくてダンジョンマスターなんだろ? なのに人間の病気に罹んのか? それに、その例え微妙に理解し辛い。
『そう? ハードって言うのは、体を構成する肉体、内臓も含めて強化されたけど、ソフト、思考や免疫なんかは、地球にいた時のままなのよ』
おうふ、人間って言うのは地球にいた時が基準なのね。なら納得だわ。それと気になったんだけど、今かかっている病気以外に、この世界特有の病気ってたくさんあるの?
『いっぱいあるわよ。だけど、地球から来た人間だからかかりやすいとかかかりにくいとか、そういう類のものじゃないわ。それに、この病気以外なら強化されたあなたの体で全部防げるわよ』
ん? ソフトは変わってないんだろ? なのに肉体でどうにかなるのか? それに、何でこの病気だけ罹るんだ?
『細かい原理は省くけど、この病気以外は肉体の強度や耐性でほとんどかからなくなるけど、あんたが今かかっているのは、1度罹れば2度目の発症はないから、耐性スキルや肉体に干渉しないようになってるのよ』
要は、耐性つけるにも1度しかかからないから放置して、肉体の方も同じ理由で強度が高くても罹るようにしたってことか? 老化によって肉体の強度が下がってしまった時に、罹ると大変な事になるからみたいな?
『イグザクトリー! その通りよ!』
おい、頭痛が痛いみたいになってるぞ。
『あら、言われてみれば同じ事2度言っているわね。あれでしょ、大切な事なので2回言いました! みたいな?』
そんなのはいらん。最後の確認だけど、この病気以外に罹りやすい質の悪い病気はないんだな?
『あんたの体ならその通りよ。それに、老化しないから健康はずっと続くわよ。あっ! でも、痛風には気を付けなさい。アレ、外的要因の病気じゃないから、いくつかかかる病気というか症状の1つよ』
痛風、風が当たるだけでも痛く感じるって言うあれか……勘弁してほしいものだな。
『食事量は多いけど、健康的に生活しているから問題ないと思うけどね。まぁこの世界では単なる炎症だから、回復薬で治っちゃうんだけどね』
痛くなっても、痛風は所詮炎症だ。もしなってしまったら、回復魔法をかけながら考えればいいだろう。
ふ~、これ以上厄介な病気には罹る可能性がかなり低い事に安心だな。
この日から3日寝込み、病気にかかってから10日後に完全復活をした。
0
あなたにおすすめの小説
現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!
おとうふ
ファンタジー
2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。
ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。
過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。
ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。
世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。
やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。
至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!
人の才能が見えるようになりました。~いい才能は幸運な俺が育てる~
犬型大
ファンタジー
突如として変わった世界。
塔やゲートが現れて強いものが偉くてお金も稼げる世の中になった。
弱いことは才能がないことであるとみなされて、弱いことは役立たずであるとののしられる。
けれども違ったのだ。
この世の中、強い奴ほど才能がなかった。
これからの時代は本当に才能があるやつが強くなる。
見抜いて、育てる。
育てて、恩を売って、いい暮らしをする。
誰もが知らない才能を見抜け。
そしてこの世界を生き残れ。
なろう、カクヨムその他サイトでも掲載。
更新不定期
ハズレスキル【地図化(マッピング)】で追放された俺、実は未踏破ダンジョンの隠し通路やギミックを全て見通せる世界で唯一の『攻略神』でした
夏見ナイ
ファンタジー
勇者パーティの荷物持ちだったユキナガは、戦闘に役立たない【地図化】スキルを理由に「無能」と罵られ、追放された。
しかし、孤独の中で己のスキルと向き合った彼は、その真価に覚醒する。彼の脳内に広がるのは、モンスター、トラップ、隠し通路に至るまで、ダンジョンの全てを完璧に映し出す三次元マップだった。これは最強の『攻略神』の眼だ――。
彼はその圧倒的な情報力を武器に、同じく不遇なスキルを持つ仲間たちの才能を見出し、不可能と言われたダンジョンを次々と制覇していく。知略と分析で全てを先読みし、完璧な指示で仲間を導く『指揮官』の成り上がり譚。
一方、彼を失った勇者パーティは迷走を始める……。爽快なダンジョン攻略とカタルシス溢れる英雄譚が、今、始まる!
どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ-
すずめさん
ファンタジー
ある日、友達に誘われ始めたMMORPG…[アルバスクロニクルオンライン]
何の変哲も無くゲームを始めたつもりがしかし!?…
たった一つのスキルのせい?…で起きる波乱万丈な冒険物語。
※本作品はPCで編集・改行がされて居る為、スマホ・タブレットにおける
縦読みでの読書は読み難い点が出て来ると思います…それでも良いと言う方は……
ゆっくりしていってね!!!
※ 現在書き直し慣行中!!!
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜
KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。
~あらすじ~
世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。
そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。
しかし、その恩恵は平等ではなかった。
富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。
そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。
彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。
あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。
妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。
希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。
英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。
これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。
彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。
テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
ダンジョン作成から始まる最強クラン
山椒
ファンタジー
ダンジョンが出現して数十年が経ち、ダンジョンがあることが日常となっていた。
そんな世界で五年前に起きた大規模魔物侵攻により心に傷を受けた青年がいた。
極力誰とも関わりを持たずにいた彼の住んでいる部屋に寝ている間にダンジョンが出現し、彼はそこに落ちた。
そのダンジョンは他に確認されていない自作するダンジョンであった。
ダンジョンとモンスターにトラウマを抱えつつもダンジョン作成を始めていく。
ただそのダンジョンは特別性であった。
ダンジョンが彼を、彼の大事な人を強くするダンジョンであった。
ダンジョン学園サブカル同好会の日常
くずもち
ファンタジー
ダンジョンを攻略する人材を育成する学校、竜桜学園に入学した主人公綿貫 鐘太郎(ワタヌキ カネタロウ)はサブカル同好会に所属し、気の合う仲間達とまったりと平和な日常を過ごしていた。しかしそんな心地のいい時間は長くは続かなかった。
まったく貢献度のない同好会が部室を持っているのはどうなのか?と生徒会から同好会解散を打診されたのだ。
しかしそれは困るワタヌキ達は部室と同好会を守るため、ある条件を持ちかけた。
一週間以内に学園のため、学園に貢献できる成果を提出することになったワタヌキは秘策として同好会のメンバーに彼の秘密を打ちあけることにした。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる