1,865 / 2,518
第1865話 侵攻中(される側)
しおりを挟む
「さて、今日の新作1つ目は! 落とし穴通路!」
うん、言いたいことはなんとなくわかるが、どういう風に作ったのかが全く分からん。そんなシステム、無かったはずだが?
綾乃の説明では、1つの部屋……この場合は通路なのだが、1メートル四方の部屋をたくさん繋げているとシステムに認識させ、その一つひとつに落とし穴を作って、道を踏み外すと落ちる形になったのだとか。
なるほどね。大きな部屋を作ったり、フィールドダンジョンを作ったことはあっても、極小の部屋を作るみたいなことはしてなかったな。神たちもこれには驚いており、どうやって作るのか検討している声が聞こえる。
「そしてこの通路の嫌らしいポイントとして、一定時間で部屋が入れ替わるブロック方式を採用しています! 完全なランダム通路はシステム的に無理だったから、4種類の経路を30分毎に入れ替わるようにしています!」
どこかのダンジョンで体験した、部屋が入れ替わるあのシステムを使ったのか……いつの間にできるようになったか知らんが、通路と落とし穴でそれを再現したのか、こいつたまにすげえよな。
綾乃の話では、変わる時にもルールがあるらしく、全部の道を作り変えることは不可能だったようで、いくつも安全地帯があるそうだ。その安全地帯も必ず進めるわけではなく、周囲が全て落とし穴になる場所もあるそうだ。時間が経てば動けるようになるのだから、可能な方法なのだとか。
良く分からんけど、すごいと言うことだけが分かった!
「シュウなら、どうやってここを攻略する?」
「ダンジョンバトルで? それとも生身で?」
「両方」
「そうだな……バトルなら、物量で押し込んで正解の通路を探すかな。この通路だけの攻略なら、飛行系の魔物もありかな? 生身なら、土魔法で通路を岩で被うかな。天井が低くなっても1メートルくらい床を上げれば、強度的にも問題ないだろうしな」
「そっか、飛行系の魔物がいれば、私の階って結構簡単に攻略されそうね」
「飛行系の魔物は、動きが速いでござるから、こういった通路の多いダンジョンの侵攻には、使い辛いでござるよ。某なら、レイス系でござるかね? あいつらなら、物理系が効かないでござるからね」
「そっか! 非実体系の魔物って、ダンジョンのマッピング以外にも、ある程度強い種族なら攻略に使えるわね! そこら辺考えてなかったわ! いくつか効きそうなトラップはあるけど、レイスなら馬鹿正直に通路進む必要ないわよね」
階層の変わる間には、マグマを詰め込んであるので、レイスでも死ぬのだ。ダンジョンのシステムで、階の間にマグマをセットできるのだが、このマグマ……無条件で触れた相手が死ぬという極悪なトラップなのだ。即死させられるのは、階層の間に詰まっているマグマだけなんだけどね。
で、ほとんどのダンジョンには、このマグマはセットされていないんだよね。なにせ、消費DPがめちゃ高いからね! 昔から何となく使ってたけど、設置するのに500万DPもするのだ。ダンジョンマスター用のトラップなので、無駄に高い。
ダンジョンバトル用に作ったダンジョンでもなければ、このトラップ必要ねえからな。重要なトラップなだけあって、消費が高いと言うことだ。
レイスにしてもウィスプにしても、召喚するのにDPがそれなりにかかるから、トラップのつゆ払いやマッピングだけなら、少し強化したゴブリンで十分だったりするんだよな。
それにしても、見事に落ちていくな……直線距離はほぼ1キロメートルあって、通路の広さが10メートル高さが4メートルほどなのだが、2日目1陣で到着できた約5000匹程の魔物で2割ほどが死んだが、未だに100メートルも進めていないのだ。
あ~そろそろ入れ替わる時間だぞ!
次の瞬間……あ~安全地帯と呼ばれる場所にいなかった、500匹程が奈落の底に落ちていった。
「主殿、3陣で飛行系の魔物が投入されているでござる。移動速度が速いでござるから、2陣を追い抜く勢いで侵攻してきているでござる」
「なるほど、蜂タイプの魔物か……いいチョイスだな。小型で小回りがきくし、何よりホバリングできるのがいい。でもこれだと、結構な数が次のトラップの餌食になるよな」
「虫系は、統率する個体がいないと、鳥頭より酷いでござるからね。細かい指示が出来ない上に、1つの事しかできないでござるからな……」
虫系の魔物は直接指揮をしたり、指揮ができる固体がいないと、本当にバカなのだ。例えば、ハニービーなのだが、クイーンがいないと指示した事を忠実に行い続けるのだ。例えば、ハチミツを集めろ! と指示を出せば、死ぬまでそれしかできない。まぁ魔物の習性で外敵を排除する行動はとるけどね。
死亡理由が餓死って……掌握エリアの中なら、食べなくても死なないけど、掌握エリアの外だと虫タイプは簡単に餓死するんだよね。他の魔物は腹が減れば何か食うのにね……命令に忠実って言うのも、恐ろしい話である。
神たちがざわついているが、実況者が公開されている情報を読み上げると、そんな方法があるのか! と感心しているが、この通路ができるのもDPが大量にあってこそである。
2時間ほど苦戦して、残り数が500匹程になるころに、飛行系の魔物で多くは蜂なのだが、落とし穴を無視して次のトラップエリアへ向かった。ちなみに蜂の魔物はここに来るまでに2割ほど死にました。とにかく進むように指示が出されていたのか、振り子の所で結構お亡くなりになったな。
次のエリアは、火炎放射通路だ。いくつも設置されている30メートルほど吹き出す炎を躱して通路を進むのだが、10メートルごとに安全エリアがあり、そこに入らないと焼け死ぬ形だ。火に強い魔物や、回復が早い魔物なら力技も可能なのだが、虫系は火に弱いからね……
偶然作ったトラップが、蜂対策になっていて綾乃自身も驚いているようだ。蜂の中に紛れている、鳥やその他の魔物は、蜂がマッピングしてくれた地図を見て、しっかりと安全地帯を進んでいる。一気に駆け抜けられるほど長い感覚ではないからね。
蜂は偶然入り込んだ安全地帯のおかげで、1割ほどが生き残り他の飛行系の魔物は2~3匹しか死んでなかった。安全地帯がギュウギュウで、入れなくて死んだっぽいけどな。
次からは、飛行系にはほとんど効果のないトラップばかりで、半分ほどまでマッピングされてしまった。
「いくつかは床を歩いていないと分からないトラップだけど、ほとんどが見れば分かるトラップだったから、もったいないわね。でも、3陣も到着したみたいだけど、まだ半分も攻略できてないわね。ここで終わったりしないよね?」
さすがにルールに気付いてきているので、あの通路には指揮できる個体が配置されそうだな。
うん、言いたいことはなんとなくわかるが、どういう風に作ったのかが全く分からん。そんなシステム、無かったはずだが?
綾乃の説明では、1つの部屋……この場合は通路なのだが、1メートル四方の部屋をたくさん繋げているとシステムに認識させ、その一つひとつに落とし穴を作って、道を踏み外すと落ちる形になったのだとか。
なるほどね。大きな部屋を作ったり、フィールドダンジョンを作ったことはあっても、極小の部屋を作るみたいなことはしてなかったな。神たちもこれには驚いており、どうやって作るのか検討している声が聞こえる。
「そしてこの通路の嫌らしいポイントとして、一定時間で部屋が入れ替わるブロック方式を採用しています! 完全なランダム通路はシステム的に無理だったから、4種類の経路を30分毎に入れ替わるようにしています!」
どこかのダンジョンで体験した、部屋が入れ替わるあのシステムを使ったのか……いつの間にできるようになったか知らんが、通路と落とし穴でそれを再現したのか、こいつたまにすげえよな。
綾乃の話では、変わる時にもルールがあるらしく、全部の道を作り変えることは不可能だったようで、いくつも安全地帯があるそうだ。その安全地帯も必ず進めるわけではなく、周囲が全て落とし穴になる場所もあるそうだ。時間が経てば動けるようになるのだから、可能な方法なのだとか。
良く分からんけど、すごいと言うことだけが分かった!
「シュウなら、どうやってここを攻略する?」
「ダンジョンバトルで? それとも生身で?」
「両方」
「そうだな……バトルなら、物量で押し込んで正解の通路を探すかな。この通路だけの攻略なら、飛行系の魔物もありかな? 生身なら、土魔法で通路を岩で被うかな。天井が低くなっても1メートルくらい床を上げれば、強度的にも問題ないだろうしな」
「そっか、飛行系の魔物がいれば、私の階って結構簡単に攻略されそうね」
「飛行系の魔物は、動きが速いでござるから、こういった通路の多いダンジョンの侵攻には、使い辛いでござるよ。某なら、レイス系でござるかね? あいつらなら、物理系が効かないでござるからね」
「そっか! 非実体系の魔物って、ダンジョンのマッピング以外にも、ある程度強い種族なら攻略に使えるわね! そこら辺考えてなかったわ! いくつか効きそうなトラップはあるけど、レイスなら馬鹿正直に通路進む必要ないわよね」
階層の変わる間には、マグマを詰め込んであるので、レイスでも死ぬのだ。ダンジョンのシステムで、階の間にマグマをセットできるのだが、このマグマ……無条件で触れた相手が死ぬという極悪なトラップなのだ。即死させられるのは、階層の間に詰まっているマグマだけなんだけどね。
で、ほとんどのダンジョンには、このマグマはセットされていないんだよね。なにせ、消費DPがめちゃ高いからね! 昔から何となく使ってたけど、設置するのに500万DPもするのだ。ダンジョンマスター用のトラップなので、無駄に高い。
ダンジョンバトル用に作ったダンジョンでもなければ、このトラップ必要ねえからな。重要なトラップなだけあって、消費が高いと言うことだ。
レイスにしてもウィスプにしても、召喚するのにDPがそれなりにかかるから、トラップのつゆ払いやマッピングだけなら、少し強化したゴブリンで十分だったりするんだよな。
それにしても、見事に落ちていくな……直線距離はほぼ1キロメートルあって、通路の広さが10メートル高さが4メートルほどなのだが、2日目1陣で到着できた約5000匹程の魔物で2割ほどが死んだが、未だに100メートルも進めていないのだ。
あ~そろそろ入れ替わる時間だぞ!
次の瞬間……あ~安全地帯と呼ばれる場所にいなかった、500匹程が奈落の底に落ちていった。
「主殿、3陣で飛行系の魔物が投入されているでござる。移動速度が速いでござるから、2陣を追い抜く勢いで侵攻してきているでござる」
「なるほど、蜂タイプの魔物か……いいチョイスだな。小型で小回りがきくし、何よりホバリングできるのがいい。でもこれだと、結構な数が次のトラップの餌食になるよな」
「虫系は、統率する個体がいないと、鳥頭より酷いでござるからね。細かい指示が出来ない上に、1つの事しかできないでござるからな……」
虫系の魔物は直接指揮をしたり、指揮ができる固体がいないと、本当にバカなのだ。例えば、ハニービーなのだが、クイーンがいないと指示した事を忠実に行い続けるのだ。例えば、ハチミツを集めろ! と指示を出せば、死ぬまでそれしかできない。まぁ魔物の習性で外敵を排除する行動はとるけどね。
死亡理由が餓死って……掌握エリアの中なら、食べなくても死なないけど、掌握エリアの外だと虫タイプは簡単に餓死するんだよね。他の魔物は腹が減れば何か食うのにね……命令に忠実って言うのも、恐ろしい話である。
神たちがざわついているが、実況者が公開されている情報を読み上げると、そんな方法があるのか! と感心しているが、この通路ができるのもDPが大量にあってこそである。
2時間ほど苦戦して、残り数が500匹程になるころに、飛行系の魔物で多くは蜂なのだが、落とし穴を無視して次のトラップエリアへ向かった。ちなみに蜂の魔物はここに来るまでに2割ほど死にました。とにかく進むように指示が出されていたのか、振り子の所で結構お亡くなりになったな。
次のエリアは、火炎放射通路だ。いくつも設置されている30メートルほど吹き出す炎を躱して通路を進むのだが、10メートルごとに安全エリアがあり、そこに入らないと焼け死ぬ形だ。火に強い魔物や、回復が早い魔物なら力技も可能なのだが、虫系は火に弱いからね……
偶然作ったトラップが、蜂対策になっていて綾乃自身も驚いているようだ。蜂の中に紛れている、鳥やその他の魔物は、蜂がマッピングしてくれた地図を見て、しっかりと安全地帯を進んでいる。一気に駆け抜けられるほど長い感覚ではないからね。
蜂は偶然入り込んだ安全地帯のおかげで、1割ほどが生き残り他の飛行系の魔物は2~3匹しか死んでなかった。安全地帯がギュウギュウで、入れなくて死んだっぽいけどな。
次からは、飛行系にはほとんど効果のないトラップばかりで、半分ほどまでマッピングされてしまった。
「いくつかは床を歩いていないと分からないトラップだけど、ほとんどが見れば分かるトラップだったから、もったいないわね。でも、3陣も到着したみたいだけど、まだ半分も攻略できてないわね。ここで終わったりしないよね?」
さすがにルールに気付いてきているので、あの通路には指揮できる個体が配置されそうだな。
0
あなたにおすすめの小説
現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!
おとうふ
ファンタジー
2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。
ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。
過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。
ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。
世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。
やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。
至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!
人の才能が見えるようになりました。~いい才能は幸運な俺が育てる~
犬型大
ファンタジー
突如として変わった世界。
塔やゲートが現れて強いものが偉くてお金も稼げる世の中になった。
弱いことは才能がないことであるとみなされて、弱いことは役立たずであるとののしられる。
けれども違ったのだ。
この世の中、強い奴ほど才能がなかった。
これからの時代は本当に才能があるやつが強くなる。
見抜いて、育てる。
育てて、恩を売って、いい暮らしをする。
誰もが知らない才能を見抜け。
そしてこの世界を生き残れ。
なろう、カクヨムその他サイトでも掲載。
更新不定期
ハズレスキル【地図化(マッピング)】で追放された俺、実は未踏破ダンジョンの隠し通路やギミックを全て見通せる世界で唯一の『攻略神』でした
夏見ナイ
ファンタジー
勇者パーティの荷物持ちだったユキナガは、戦闘に役立たない【地図化】スキルを理由に「無能」と罵られ、追放された。
しかし、孤独の中で己のスキルと向き合った彼は、その真価に覚醒する。彼の脳内に広がるのは、モンスター、トラップ、隠し通路に至るまで、ダンジョンの全てを完璧に映し出す三次元マップだった。これは最強の『攻略神』の眼だ――。
彼はその圧倒的な情報力を武器に、同じく不遇なスキルを持つ仲間たちの才能を見出し、不可能と言われたダンジョンを次々と制覇していく。知略と分析で全てを先読みし、完璧な指示で仲間を導く『指揮官』の成り上がり譚。
一方、彼を失った勇者パーティは迷走を始める……。爽快なダンジョン攻略とカタルシス溢れる英雄譚が、今、始まる!
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜
KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。
~あらすじ~
世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。
そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。
しかし、その恩恵は平等ではなかった。
富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。
そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。
彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。
あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。
妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。
希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。
英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。
これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。
彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。
テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ-
すずめさん
ファンタジー
ある日、友達に誘われ始めたMMORPG…[アルバスクロニクルオンライン]
何の変哲も無くゲームを始めたつもりがしかし!?…
たった一つのスキルのせい?…で起きる波乱万丈な冒険物語。
※本作品はPCで編集・改行がされて居る為、スマホ・タブレットにおける
縦読みでの読書は読み難い点が出て来ると思います…それでも良いと言う方は……
ゆっくりしていってね!!!
※ 現在書き直し慣行中!!!
ダンジョン作成から始まる最強クラン
山椒
ファンタジー
ダンジョンが出現して数十年が経ち、ダンジョンがあることが日常となっていた。
そんな世界で五年前に起きた大規模魔物侵攻により心に傷を受けた青年がいた。
極力誰とも関わりを持たずにいた彼の住んでいる部屋に寝ている間にダンジョンが出現し、彼はそこに落ちた。
そのダンジョンは他に確認されていない自作するダンジョンであった。
ダンジョンとモンスターにトラウマを抱えつつもダンジョン作成を始めていく。
ただそのダンジョンは特別性であった。
ダンジョンが彼を、彼の大事な人を強くするダンジョンであった。
ダンジョン学園サブカル同好会の日常
くずもち
ファンタジー
ダンジョンを攻略する人材を育成する学校、竜桜学園に入学した主人公綿貫 鐘太郎(ワタヌキ カネタロウ)はサブカル同好会に所属し、気の合う仲間達とまったりと平和な日常を過ごしていた。しかしそんな心地のいい時間は長くは続かなかった。
まったく貢献度のない同好会が部室を持っているのはどうなのか?と生徒会から同好会解散を打診されたのだ。
しかしそれは困るワタヌキ達は部室と同好会を守るため、ある条件を持ちかけた。
一週間以内に学園のため、学園に貢献できる成果を提出することになったワタヌキは秘策として同好会のメンバーに彼の秘密を打ちあけることにした。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる