2,111 / 2,518
第2111話 ミリーたちとの一時
しおりを挟む
あ、流れ星もあるのか……この世界の人って、流れ星の事を何て呼んでるんだろうか?
ふと疑問に思った。あれが創造神の悪戯だったりしてな。そう思うと、また笑ってしまった。
そんな俺の様子を見つけた、天ぷらで日本酒を飲んでいたミリー、カエデ、リンドの3人が声をかけてきた。何を笑っているのか気になったのか、色々なことを聞かれてしまった。
笑っていた理由を離すと、3人も一緒にケラケラと笑っていた。
「でもさ、シュウの言う通り、星の事なんて考えたこと無かったよね。そもそも、地球のように星っていう概念の言葉がなかったよね。流れ星に至っては、神の涙とか言われてなかったっけ?」
「何て呼んでたかしら? 流れ星がしっくりきすぎて、昔に何て呼んでいたか分からないわ」
「私は、シュウ以外にも、地球生まれの人にあったことあるから、大分昔に流れ星って知ったわ」
ふむふむ、リンドは長く生きているだけあって、2人の知らないことも知ってたんだな。
そんなことを考えていると、頭をはたかれた。
「女の子は、いつまでたっても乙女なんだから、歳の事を考えちゃいけないのよ」
見た目は幼女だけど、実際は違うからな……っと危ない。リンドに睨まれたので、慌てて目を逸らして危機を回避する。見た目に騙されてはいけないという、典型的な例だろう。
この世界限定の話ではあるんだけどね。日本でここまで極端な事例はまずないな。そもそも、人間の寿命の限界を遥かに超え……いえ、何でもありませんので、その拳をしまってください。今日も可愛いよ!
ちょっとしたアクシデントはあったが、3人と楽しく話していると、ミーシャたちがお風呂から上がって来て、ホカホカした体で抱き着いてきた。
「この子たちは、本当にあなたの事が好きよね。あなたの心配しているような、父親を嫌うような子はほとんどいなかったけど、ここまで子どもに好かれる父親は、あまり見たことがないわよ。みんなも、お父さんの事、好きだよね?」
ミリーが何気なく娘たちに、俺にとって重要なことを聞いてしまった。
そうすると、3人が顔を見合わせて、にっこりと笑った。
「「「ううん、違うよ!」」」
俺は目を見開いて、硬直してしまう。ミリー、カエデ、リンドは、微笑ましそうにその姿を見ている。まてまて、違うよって言ってるのに、何でそんなに微笑ましそうなの?
「「「好きなんじゃなくて、大好きなんだよ!」」」
ということだったらしい。妻たちが微笑ましそうな表情をしてたのは、何度もこのやり取りを子どもとしていたからだと、ケラケラと笑いながら教えてくれた。娘たちも陽気な空気に、つられて笑い始める。
本当に、可愛い子たちだな!
よしよしと撫でていると、突き刺さるような視線を感じて、その方向を見ると……シンラたちがスライムに乗りながら隠れているような仕草で、こちらを見ていた。
シンラはともかくプラムとシオンは、俺の事を嫌ってはいないだろうけど、除け者にしたりシンラに近寄らせないように、協力して俺の事を攻撃するよな? それなのに、その視線を俺に向けるのは、どうなんだ?
と思っていたら、俺の考えが分かっているのか、全力で首を横に振るプラムとシオン……そこまで全力で拒否するなし!
ゆっくりと近付いて来たシンラたちに、ミーシャたちが声をかける。何かなと思ったが、プラムとシオンに何で首を振っていたのか聞いていた。ミーシャたちは、首を振った理由を分かっていなかったようで、急に首を振った事に疑問を覚えたみたいだ。
俺の傷を深くえぐるような事を聞かないでほしい……
プラムとシオンの答えは、こうだ。
俺が変なことを考えてたから首を振っただけ、だとの事。別に俺のことは嫌いじゃないようだ。だけど、シンラに近付くな! だってさ……
シンラもお前たちも、俺の子どもなんだけどな。君たちに近付くのはいいのか? お姉ちゃんたちみたいに、撫で繰り回されるのは嫌だってさ。俺って、そんなにミーシャたちを撫で繰り回してるかな?
「シュウ君から近付いて撫でることは減ったけど、抱き着いてきたりしたときは、撫で回していると言ってもいいかもしれないわね。娘たちが嬉しそうにしているからいいと思うわよ」
ミリーの意見に賛同しているのか、カエデもリンドも頷いていた。
シンラを俺から守るように、2人で前に出てガードしてくるが……後ろのシンラは、俺には関係ないと言わんばかりに、後からついてきた母親に顔を向け、手を振っている。
お前さんは何がしたいんだ? さっきは、俺にジト目になりながら視線でこっちを見てたのにな。
ミーシャたちが離れて、手が寂しく感じる。あ~、撫で繰り回しているから、不意にいなくなると手が寂しく感じるのか。自覚をすると、なんとなく恥ずかしく感じるな。
さて、お風呂に入りますかね。
ミリーたちはお酒を飲んでいたので、まだお風呂に入っていなかったため、一緒にお風呂に入ることになった。
いちいち、妻たちとお風呂に入るのに反応はしなくなったが、それでも妻たちが美人なのには変わりがない。どうしても、視線がエッチな場所へ向かってしまう。
その視線を理解してか、妻たちが距離を詰めてくる……嬉しいんだけどさ、そういうのはベッドの上だけにしよう。俺をからかうためにやっているのは分かるが、ちょっと恥ずかしいからやめてくれないかな。
後さ、お酒飲んだ後のサウナは体に良くないから、止めた方がいいと思うぞ。アルコール分解に水分を使うから、水分不足になりやすいのに、サウナで汗をかいたら危ないぞ。いくら寿命を延ばしても、不死ではないんだけどな。
魔法でも、水分不足は治せないけど、アルコールは毒として認識できるので、いざとなれば回復魔法で和らげることができるんだよな……そもそも、カエデとリンドはドワーフなので、何故かアルコールに強いんだよな。ミリーはそれを分かっているので、無駄に付き合って飲むことをしないんだよな。
そんなこんなで、何回も言っているのに、まったく効果のない注意と言ったところだな。
ふと疑問に思った。あれが創造神の悪戯だったりしてな。そう思うと、また笑ってしまった。
そんな俺の様子を見つけた、天ぷらで日本酒を飲んでいたミリー、カエデ、リンドの3人が声をかけてきた。何を笑っているのか気になったのか、色々なことを聞かれてしまった。
笑っていた理由を離すと、3人も一緒にケラケラと笑っていた。
「でもさ、シュウの言う通り、星の事なんて考えたこと無かったよね。そもそも、地球のように星っていう概念の言葉がなかったよね。流れ星に至っては、神の涙とか言われてなかったっけ?」
「何て呼んでたかしら? 流れ星がしっくりきすぎて、昔に何て呼んでいたか分からないわ」
「私は、シュウ以外にも、地球生まれの人にあったことあるから、大分昔に流れ星って知ったわ」
ふむふむ、リンドは長く生きているだけあって、2人の知らないことも知ってたんだな。
そんなことを考えていると、頭をはたかれた。
「女の子は、いつまでたっても乙女なんだから、歳の事を考えちゃいけないのよ」
見た目は幼女だけど、実際は違うからな……っと危ない。リンドに睨まれたので、慌てて目を逸らして危機を回避する。見た目に騙されてはいけないという、典型的な例だろう。
この世界限定の話ではあるんだけどね。日本でここまで極端な事例はまずないな。そもそも、人間の寿命の限界を遥かに超え……いえ、何でもありませんので、その拳をしまってください。今日も可愛いよ!
ちょっとしたアクシデントはあったが、3人と楽しく話していると、ミーシャたちがお風呂から上がって来て、ホカホカした体で抱き着いてきた。
「この子たちは、本当にあなたの事が好きよね。あなたの心配しているような、父親を嫌うような子はほとんどいなかったけど、ここまで子どもに好かれる父親は、あまり見たことがないわよ。みんなも、お父さんの事、好きだよね?」
ミリーが何気なく娘たちに、俺にとって重要なことを聞いてしまった。
そうすると、3人が顔を見合わせて、にっこりと笑った。
「「「ううん、違うよ!」」」
俺は目を見開いて、硬直してしまう。ミリー、カエデ、リンドは、微笑ましそうにその姿を見ている。まてまて、違うよって言ってるのに、何でそんなに微笑ましそうなの?
「「「好きなんじゃなくて、大好きなんだよ!」」」
ということだったらしい。妻たちが微笑ましそうな表情をしてたのは、何度もこのやり取りを子どもとしていたからだと、ケラケラと笑いながら教えてくれた。娘たちも陽気な空気に、つられて笑い始める。
本当に、可愛い子たちだな!
よしよしと撫でていると、突き刺さるような視線を感じて、その方向を見ると……シンラたちがスライムに乗りながら隠れているような仕草で、こちらを見ていた。
シンラはともかくプラムとシオンは、俺の事を嫌ってはいないだろうけど、除け者にしたりシンラに近寄らせないように、協力して俺の事を攻撃するよな? それなのに、その視線を俺に向けるのは、どうなんだ?
と思っていたら、俺の考えが分かっているのか、全力で首を横に振るプラムとシオン……そこまで全力で拒否するなし!
ゆっくりと近付いて来たシンラたちに、ミーシャたちが声をかける。何かなと思ったが、プラムとシオンに何で首を振っていたのか聞いていた。ミーシャたちは、首を振った理由を分かっていなかったようで、急に首を振った事に疑問を覚えたみたいだ。
俺の傷を深くえぐるような事を聞かないでほしい……
プラムとシオンの答えは、こうだ。
俺が変なことを考えてたから首を振っただけ、だとの事。別に俺のことは嫌いじゃないようだ。だけど、シンラに近付くな! だってさ……
シンラもお前たちも、俺の子どもなんだけどな。君たちに近付くのはいいのか? お姉ちゃんたちみたいに、撫で繰り回されるのは嫌だってさ。俺って、そんなにミーシャたちを撫で繰り回してるかな?
「シュウ君から近付いて撫でることは減ったけど、抱き着いてきたりしたときは、撫で回していると言ってもいいかもしれないわね。娘たちが嬉しそうにしているからいいと思うわよ」
ミリーの意見に賛同しているのか、カエデもリンドも頷いていた。
シンラを俺から守るように、2人で前に出てガードしてくるが……後ろのシンラは、俺には関係ないと言わんばかりに、後からついてきた母親に顔を向け、手を振っている。
お前さんは何がしたいんだ? さっきは、俺にジト目になりながら視線でこっちを見てたのにな。
ミーシャたちが離れて、手が寂しく感じる。あ~、撫で繰り回しているから、不意にいなくなると手が寂しく感じるのか。自覚をすると、なんとなく恥ずかしく感じるな。
さて、お風呂に入りますかね。
ミリーたちはお酒を飲んでいたので、まだお風呂に入っていなかったため、一緒にお風呂に入ることになった。
いちいち、妻たちとお風呂に入るのに反応はしなくなったが、それでも妻たちが美人なのには変わりがない。どうしても、視線がエッチな場所へ向かってしまう。
その視線を理解してか、妻たちが距離を詰めてくる……嬉しいんだけどさ、そういうのはベッドの上だけにしよう。俺をからかうためにやっているのは分かるが、ちょっと恥ずかしいからやめてくれないかな。
後さ、お酒飲んだ後のサウナは体に良くないから、止めた方がいいと思うぞ。アルコール分解に水分を使うから、水分不足になりやすいのに、サウナで汗をかいたら危ないぞ。いくら寿命を延ばしても、不死ではないんだけどな。
魔法でも、水分不足は治せないけど、アルコールは毒として認識できるので、いざとなれば回復魔法で和らげることができるんだよな……そもそも、カエデとリンドはドワーフなので、何故かアルコールに強いんだよな。ミリーはそれを分かっているので、無駄に付き合って飲むことをしないんだよな。
そんなこんなで、何回も言っているのに、まったく効果のない注意と言ったところだな。
0
あなたにおすすめの小説
現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!
おとうふ
ファンタジー
2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。
ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。
過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。
ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。
世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。
やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。
至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!
人の才能が見えるようになりました。~いい才能は幸運な俺が育てる~
犬型大
ファンタジー
突如として変わった世界。
塔やゲートが現れて強いものが偉くてお金も稼げる世の中になった。
弱いことは才能がないことであるとみなされて、弱いことは役立たずであるとののしられる。
けれども違ったのだ。
この世の中、強い奴ほど才能がなかった。
これからの時代は本当に才能があるやつが強くなる。
見抜いて、育てる。
育てて、恩を売って、いい暮らしをする。
誰もが知らない才能を見抜け。
そしてこの世界を生き残れ。
なろう、カクヨムその他サイトでも掲載。
更新不定期
ハズレスキル【地図化(マッピング)】で追放された俺、実は未踏破ダンジョンの隠し通路やギミックを全て見通せる世界で唯一の『攻略神』でした
夏見ナイ
ファンタジー
勇者パーティの荷物持ちだったユキナガは、戦闘に役立たない【地図化】スキルを理由に「無能」と罵られ、追放された。
しかし、孤独の中で己のスキルと向き合った彼は、その真価に覚醒する。彼の脳内に広がるのは、モンスター、トラップ、隠し通路に至るまで、ダンジョンの全てを完璧に映し出す三次元マップだった。これは最強の『攻略神』の眼だ――。
彼はその圧倒的な情報力を武器に、同じく不遇なスキルを持つ仲間たちの才能を見出し、不可能と言われたダンジョンを次々と制覇していく。知略と分析で全てを先読みし、完璧な指示で仲間を導く『指揮官』の成り上がり譚。
一方、彼を失った勇者パーティは迷走を始める……。爽快なダンジョン攻略とカタルシス溢れる英雄譚が、今、始まる!
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜
KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。
~あらすじ~
世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。
そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。
しかし、その恩恵は平等ではなかった。
富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。
そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。
彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。
あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。
妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。
希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。
英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。
これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。
彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。
テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ-
すずめさん
ファンタジー
ある日、友達に誘われ始めたMMORPG…[アルバスクロニクルオンライン]
何の変哲も無くゲームを始めたつもりがしかし!?…
たった一つのスキルのせい?…で起きる波乱万丈な冒険物語。
※本作品はPCで編集・改行がされて居る為、スマホ・タブレットにおける
縦読みでの読書は読み難い点が出て来ると思います…それでも良いと言う方は……
ゆっくりしていってね!!!
※ 現在書き直し慣行中!!!
ダンジョン作成から始まる最強クラン
山椒
ファンタジー
ダンジョンが出現して数十年が経ち、ダンジョンがあることが日常となっていた。
そんな世界で五年前に起きた大規模魔物侵攻により心に傷を受けた青年がいた。
極力誰とも関わりを持たずにいた彼の住んでいる部屋に寝ている間にダンジョンが出現し、彼はそこに落ちた。
そのダンジョンは他に確認されていない自作するダンジョンであった。
ダンジョンとモンスターにトラウマを抱えつつもダンジョン作成を始めていく。
ただそのダンジョンは特別性であった。
ダンジョンが彼を、彼の大事な人を強くするダンジョンであった。
ダンジョン学園サブカル同好会の日常
くずもち
ファンタジー
ダンジョンを攻略する人材を育成する学校、竜桜学園に入学した主人公綿貫 鐘太郎(ワタヌキ カネタロウ)はサブカル同好会に所属し、気の合う仲間達とまったりと平和な日常を過ごしていた。しかしそんな心地のいい時間は長くは続かなかった。
まったく貢献度のない同好会が部室を持っているのはどうなのか?と生徒会から同好会解散を打診されたのだ。
しかしそれは困るワタヌキ達は部室と同好会を守るため、ある条件を持ちかけた。
一週間以内に学園のため、学園に貢献できる成果を提出することになったワタヌキは秘策として同好会のメンバーに彼の秘密を打ちあけることにした。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる