2,129 / 2,518
第2129話 模擬試合の続き
しおりを挟む
思ったより上手くいったな。攻撃のやり取りから戦い方を模索して、関節技に持ち込むのが今までのパターンだったのだが、今回は自ら仕掛けて行動を限定させて誘導し、常に先手を取る戦法が通じたな。問題は、2回目以降も通じるかだな。
再び距離を取って、試合を再開する。
先ほどと同じで、1投目は右足首へ投げる。人造ゴーレムは、同じよう左へ回避した。
正直、俺が対処しやすいってだけで誘導しているので、反対に逃げたとしても、対処の方法を少し変えるだけで対応できてしまうのが、この誘導の嫌らしい点だろう。
問題は鉄鞭で弾かれて、距離を詰められた時だな。距離が離れたままなら、また投げればいいだけだしな。
1戦目と同じように、俺は2投目を着地する左足首に向かって投げ、3投目を右に切り返せないように投げた。これで同じ避け方をするなら、前の試合と同じになってしまうぞ?
強引に切り返すか、弾く、距離を取る、のどれかを選ぶと思ったのだが、人造ゴーレムは前の試合と同じで、そのまま左に流れた。
4・5投目も先の試合と同じように、左足とそのまま流れないように牽制するために投げる。このままだと先ほどと同じになるので、ここで変化があるのだろう。
という予想は裏切られ、前の試合と同じように切り返して、俺との距離が縮まる選択肢を取った。ここにきて、人造ゴーレムが狙っていることを理解した。
接近戦に持ち込まれることが分かっているなら、俺の考えている間合いより詰めるか、詰める時間を短くするのが狙いだろう。
危うく誘われて、負けてしまう所だったな。
俺は方向転換をして、切り返した人造ゴーレムと一定の距離を保ちながら、人造ゴーレムの左をとるように円運動へ切り替える。
右に移動している人造ゴーレムに合わせて、俺も右へ移動するので、必然的に円運動になる形だ。
さっきの試合は、俺の流れ通りに距離を詰められたのでこの動きはしなかったが、相手が動きを変えるのであれば、俺もそれに合わせて派生系の動きに変えればいいだけだ。
円運動をしながら、再びハンドアックスを投げつける。狙いは右足首。動きを止めるか、切り返させるのが目的だ。だが、1戦目の詰み方を学んでいる人造ゴーレムは、俺の誘いには乗らずに右へ移動し続け、円運動の速度が加速していく。
正直このままだと追いつかれるのは目に見えてる。そうなれば負けは必至である。
その想定をしている俺は、次なる武器を取り出す。
僅か5メートルの距離で取り出したのは……弓だ。それも、魔導弓と呼ばれる、人造ゴーレムに初めて見せる武器。初見の武器で意表を突くつもりは無く、その攻撃方法で意表を突くつもりだったのだ。
この魔導弓は、魔力を込めれば込めるほど、矢の太さや数を増やせるという、かなりチートな性能を持っている弓だ。
俺のように、魔力の余っている人間でないと使えないので、この武器を渡したから、すぐに強くなれる人間はそう多くない。魔力も多く弓の扱いにも長けている必要があるからな。
俺は太い矢ではなく、拡散するように矢を撃ちだす。狙いは、偏差射撃でそのまま移動を続ければ、回避しようのない矢の雨にツッコむことになる。
さすがに人造ゴーレムも、その矢の中に入ることは良しとせず、強引に動きを止めた。切り返しではなく止まるか……これなら、俺の攻撃に対して、左へ躱す方法がとれるもんな。
だけど甘いんだな。それならもう1度矢を撃つだけだ。狙いは足を薙ぐような、低い位置に扇状に広がる矢を放つ。この弓、かなり便利だな。イメージに合わせて矢を放てるのは、魔法に似ているし、弓のスキルがあるので自由自在だな。
この際の回避方法は、上に飛ぶ。方向は何処でもいいが、上に移動しなければ、物理的に足が削れることを意味するほどの弾幕だ。
人造ゴーレムはそんなことないが、人間の体と同じ強度として考えさせているので、回避しない選択肢はない。そして魔法の矢なので、全部叩き落とすのは難しいであろう。
人造ゴーレムは、俺の予想通りに上に飛ぶ。その方向は、距離をとるのではなく距離を詰めてきた。
俺の武器の性能を考えれば、距離を詰めるしかないよな。動きをとれない空中で、全身を狙う矢を回避する術がないから、距離を詰めて矢を放たれないようにする必要があるのだ。
その選択肢は間違っていないが、俺の武器が弓のままならな。
そもそも、追撃に使う武器はハンドアックスだ。
重さと遠心力による強化が強いので、速度は矢に比べれば圧倒的に遅いが、逃げられない状況であれば、こっちを全力で投げる方が強い。
人造ゴーレムがとれる行動は、鉄鞭による弾きだな。
矢なら、最悪体を小さくして、受ける体勢をすれば、急所を避け被害を手足だけで済ませられる。魔法矢なので、当たれば霧散するから、ポーションを飲めば何とかなる……という認識だっただろうが、考えを欺けただろう。
双鉄鞭を振りかぶり、ハンドアックスを何とか弾き落とした。
だけどその隙をついて俺は、武器を大薙刀に持ち替えて、下から切り上げるように武器を動かす。
双鉄鞭で防ごうとするが、さすがに強度が足りず双鉄鞭を、俺の大薙刀が砕く。
武器を砕かれた人造ゴーレムは、その時点で降参の意思を示す。
こいつも性能が良くなったもんだな。自分が勝てないと思ったらすぐに降参した。
今までは壊れるまで戦っていたが、俺のお願いを調整するついでにバザールが、この仕草を教え込んでいたのだろう。初めて見る行動だったので、警戒していたがバザールが試合終了を告げたので、戦いが終わった事を理解した。
ふぅ、誘導しているとはいえ、高速で思考しているので思ったより疲れる。条件反射でできるようになれば負担は減って、精度が上がっていくと思うが、今はまだ俺はその域に達してないからな……
再び距離を取って、試合を再開する。
先ほどと同じで、1投目は右足首へ投げる。人造ゴーレムは、同じよう左へ回避した。
正直、俺が対処しやすいってだけで誘導しているので、反対に逃げたとしても、対処の方法を少し変えるだけで対応できてしまうのが、この誘導の嫌らしい点だろう。
問題は鉄鞭で弾かれて、距離を詰められた時だな。距離が離れたままなら、また投げればいいだけだしな。
1戦目と同じように、俺は2投目を着地する左足首に向かって投げ、3投目を右に切り返せないように投げた。これで同じ避け方をするなら、前の試合と同じになってしまうぞ?
強引に切り返すか、弾く、距離を取る、のどれかを選ぶと思ったのだが、人造ゴーレムは前の試合と同じで、そのまま左に流れた。
4・5投目も先の試合と同じように、左足とそのまま流れないように牽制するために投げる。このままだと先ほどと同じになるので、ここで変化があるのだろう。
という予想は裏切られ、前の試合と同じように切り返して、俺との距離が縮まる選択肢を取った。ここにきて、人造ゴーレムが狙っていることを理解した。
接近戦に持ち込まれることが分かっているなら、俺の考えている間合いより詰めるか、詰める時間を短くするのが狙いだろう。
危うく誘われて、負けてしまう所だったな。
俺は方向転換をして、切り返した人造ゴーレムと一定の距離を保ちながら、人造ゴーレムの左をとるように円運動へ切り替える。
右に移動している人造ゴーレムに合わせて、俺も右へ移動するので、必然的に円運動になる形だ。
さっきの試合は、俺の流れ通りに距離を詰められたのでこの動きはしなかったが、相手が動きを変えるのであれば、俺もそれに合わせて派生系の動きに変えればいいだけだ。
円運動をしながら、再びハンドアックスを投げつける。狙いは右足首。動きを止めるか、切り返させるのが目的だ。だが、1戦目の詰み方を学んでいる人造ゴーレムは、俺の誘いには乗らずに右へ移動し続け、円運動の速度が加速していく。
正直このままだと追いつかれるのは目に見えてる。そうなれば負けは必至である。
その想定をしている俺は、次なる武器を取り出す。
僅か5メートルの距離で取り出したのは……弓だ。それも、魔導弓と呼ばれる、人造ゴーレムに初めて見せる武器。初見の武器で意表を突くつもりは無く、その攻撃方法で意表を突くつもりだったのだ。
この魔導弓は、魔力を込めれば込めるほど、矢の太さや数を増やせるという、かなりチートな性能を持っている弓だ。
俺のように、魔力の余っている人間でないと使えないので、この武器を渡したから、すぐに強くなれる人間はそう多くない。魔力も多く弓の扱いにも長けている必要があるからな。
俺は太い矢ではなく、拡散するように矢を撃ちだす。狙いは、偏差射撃でそのまま移動を続ければ、回避しようのない矢の雨にツッコむことになる。
さすがに人造ゴーレムも、その矢の中に入ることは良しとせず、強引に動きを止めた。切り返しではなく止まるか……これなら、俺の攻撃に対して、左へ躱す方法がとれるもんな。
だけど甘いんだな。それならもう1度矢を撃つだけだ。狙いは足を薙ぐような、低い位置に扇状に広がる矢を放つ。この弓、かなり便利だな。イメージに合わせて矢を放てるのは、魔法に似ているし、弓のスキルがあるので自由自在だな。
この際の回避方法は、上に飛ぶ。方向は何処でもいいが、上に移動しなければ、物理的に足が削れることを意味するほどの弾幕だ。
人造ゴーレムはそんなことないが、人間の体と同じ強度として考えさせているので、回避しない選択肢はない。そして魔法の矢なので、全部叩き落とすのは難しいであろう。
人造ゴーレムは、俺の予想通りに上に飛ぶ。その方向は、距離をとるのではなく距離を詰めてきた。
俺の武器の性能を考えれば、距離を詰めるしかないよな。動きをとれない空中で、全身を狙う矢を回避する術がないから、距離を詰めて矢を放たれないようにする必要があるのだ。
その選択肢は間違っていないが、俺の武器が弓のままならな。
そもそも、追撃に使う武器はハンドアックスだ。
重さと遠心力による強化が強いので、速度は矢に比べれば圧倒的に遅いが、逃げられない状況であれば、こっちを全力で投げる方が強い。
人造ゴーレムがとれる行動は、鉄鞭による弾きだな。
矢なら、最悪体を小さくして、受ける体勢をすれば、急所を避け被害を手足だけで済ませられる。魔法矢なので、当たれば霧散するから、ポーションを飲めば何とかなる……という認識だっただろうが、考えを欺けただろう。
双鉄鞭を振りかぶり、ハンドアックスを何とか弾き落とした。
だけどその隙をついて俺は、武器を大薙刀に持ち替えて、下から切り上げるように武器を動かす。
双鉄鞭で防ごうとするが、さすがに強度が足りず双鉄鞭を、俺の大薙刀が砕く。
武器を砕かれた人造ゴーレムは、その時点で降参の意思を示す。
こいつも性能が良くなったもんだな。自分が勝てないと思ったらすぐに降参した。
今までは壊れるまで戦っていたが、俺のお願いを調整するついでにバザールが、この仕草を教え込んでいたのだろう。初めて見る行動だったので、警戒していたがバザールが試合終了を告げたので、戦いが終わった事を理解した。
ふぅ、誘導しているとはいえ、高速で思考しているので思ったより疲れる。条件反射でできるようになれば負担は減って、精度が上がっていくと思うが、今はまだ俺はその域に達してないからな……
0
あなたにおすすめの小説
現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!
おとうふ
ファンタジー
2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。
ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。
過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。
ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。
世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。
やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。
至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!
ハズレスキル【地図化(マッピング)】で追放された俺、実は未踏破ダンジョンの隠し通路やギミックを全て見通せる世界で唯一の『攻略神』でした
夏見ナイ
ファンタジー
勇者パーティの荷物持ちだったユキナガは、戦闘に役立たない【地図化】スキルを理由に「無能」と罵られ、追放された。
しかし、孤独の中で己のスキルと向き合った彼は、その真価に覚醒する。彼の脳内に広がるのは、モンスター、トラップ、隠し通路に至るまで、ダンジョンの全てを完璧に映し出す三次元マップだった。これは最強の『攻略神』の眼だ――。
彼はその圧倒的な情報力を武器に、同じく不遇なスキルを持つ仲間たちの才能を見出し、不可能と言われたダンジョンを次々と制覇していく。知略と分析で全てを先読みし、完璧な指示で仲間を導く『指揮官』の成り上がり譚。
一方、彼を失った勇者パーティは迷走を始める……。爽快なダンジョン攻略とカタルシス溢れる英雄譚が、今、始まる!
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる
仙道
ファンタジー
気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。 この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。 俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。 オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。 腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。 俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。 こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。
12/23 HOT男性向け1位
ブラック企業で心身ボロボロの社畜だった俺が少年の姿で異世界に転生!? ~鑑定スキルと無限収納を駆使して錬金術師として第二の人生を謳歌します~
楠富 つかさ
ファンタジー
ブラック企業で働いていた小坂直人は、ある日、仕事中の過労で意識を失い、気がつくと異世界の森の中で少年の姿になっていた。しかも、【錬金術】という強力なスキルを持っており、物質を分解・合成・強化できる能力を手にしていた。
そんなナオが出会ったのは、森で冒険者として活動する巨乳の美少女・エルフィーナ(エル)。彼女は魔物討伐の依頼をこなしていたが、強敵との戦闘で深手を負ってしまう。
「やばい……これ、動けない……」
怪我人のエルを目の当たりにしたナオは、錬金術で作成していたポーションを与え彼女を助ける。
「す、すごい……ナオのおかげで助かった……!」
異世界で自由気ままに錬金術を駆使するナオと、彼に惚れた美少女冒険者エルとのスローライフ&冒険ファンタジーが今、始まる!
ダンジョン作成から始まる最強クラン
山椒
ファンタジー
ダンジョンが出現して数十年が経ち、ダンジョンがあることが日常となっていた。
そんな世界で五年前に起きた大規模魔物侵攻により心に傷を受けた青年がいた。
極力誰とも関わりを持たずにいた彼の住んでいる部屋に寝ている間にダンジョンが出現し、彼はそこに落ちた。
そのダンジョンは他に確認されていない自作するダンジョンであった。
ダンジョンとモンスターにトラウマを抱えつつもダンジョン作成を始めていく。
ただそのダンジョンは特別性であった。
ダンジョンが彼を、彼の大事な人を強くするダンジョンであった。
Sランクパーティーを追放された鑑定士の俺、実は『神の眼』を持ってました〜最神神獣と最強になったので、今さら戻ってこいと言われてももう遅い〜
夏見ナイ
ファンタジー
Sランクパーティーで地味な【鑑定】スキルを使い、仲間を支えてきたカイン。しかしある日、リーダーの勇者から「お前はもういらない」と理不尽に追放されてしまう。
絶望の淵で流れ着いた辺境の街。そこで偶然発見した古代ダンジョンが、彼の運命を変える。絶体絶命の危機に陥ったその時、彼のスキルは万物を見通す【神の眼】へと覚醒。さらに、ダンジョンの奥で伝説のもふもふ神獣「フェン」と出会い、最強の相棒を得る。
一方、カインを失った元パーティーは鑑定ミスを連発し、崩壊の一途を辿っていた。「今さら戻ってこい」と懇願されても、もう遅い。
無能と蔑まれた鑑定士の、痛快な成り上がり冒険譚が今、始まる!
男:女=1:10000の世界に来た記憶が無いけど生きる俺
マオセン
ファンタジー
突然公園で目覚めた青年「優心」は身辺状況の記憶をすべて忘れていた。分かるのは自分の名前と剣道の経験、常識くらいだった。
その公園を通りすがった「七瀬 椿」に話しかけてからこの物語は幕を開ける。
彼は何も記憶が無い状態で男女比が圧倒的な世界を生き抜けることができるのか。
そして....彼の身体は大丈夫なのか!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる