2,214 / 2,518
第2214話 適正にかける相談相手
しおりを挟む
「シュウ君、シンちゃんたちも一応船に乗ったことあるよ。もっと小さい時だから覚えてないだろうけどね。良く動くようになってからは、危なっかしくて連れてけなかったけど、今ならちょうどいいかもね。何日か区切りでディストピアに帰って来てくれれば、私たちも一緒に行けるしね」
妻たちに相談したところ、ミリーが色々説明してくれた。シンラたちも船に乗ったことあったのか。ただ船に乗って遊ぶだけだから、海の上を動く家にいるだけみたいな物なんだよな。景色は変わり映えしないし、魔物も多いし、気分だけでも……
って、クルージングで景色を楽しめるような場所を作ればいいのでは?
俺ってば天才! マイワールドなら魔物を完全に排除できるし、環境次第だけど好きな動物を放し飼いにすることができる……
そうなるとこっちにはない、動物園とか水族館とか作るのもありか?
ディストピアとギリギリでゴーストタウンなら、広められるかな……でも、この世界の人が水族館を見て、和んでいる光景が思い浮かばん。食料が泳いでるみたいな感じになりそうだ。
それに動物園はないけど、俺の従魔と触れ合ってる子どもたちは、ふれあい動物園より上を他の新鋭るような物だしな。興味なさそうだな。
やっぱり楽しめるのは、景色くらいかね。
「シュウ君、色々考えるのはいいけど、百面相になってて不気味よ」
「っといけない。まだ詳しくは決めてないけど、ゲートで行き来できるようにするから、別にディストピアに帰ってこなくても、門との行き来はできるぞ。もっと言えば、ディストピアの家くらいにはゲートを繋げる予定だから、何か用事があればすぐに帰ってこれるよ」
船とかにゲートを設置できないと思っていたのか、妻たちは交代交代で船に乗るつもりだったようだ。
日帰りも可能だと分かると、また話し合いを始めてしまった……何のための話し合いか分からないが、昨日みたいにピリピリしていないから、放置でも問題ないだろう。
俺は、景色の相談をするために、バザールと綾乃に会いに行くことにした。
「はぁ? インドア派の私に聞いても、そんなの分かるわけないじゃん! おうちサイコー! 太陽は最低! 結論として、コタツミカン最強!」
コタツミカンが強いのは分かるが、何でそれが結論なのかは俺には分からん。
「某に聞いても、数百年穴倉に閉じこもっていたでござるから、外の景色を見ただけで感動したでござるよ。自然の色はいいでござるな」
根本的な問題として、こいつらに相談したことが間違いだった。
動物園や水族館の話をしてみたが、自分たちがそんなところに行くことがあると思っていたのか? みたいなことを聞かれてしまった。動物園に関しては、モフモフたちが近くにいるから興味ないと……従魔たちも可愛いからな。
相談する相手は、子どもたちにしてみよう! シンラたちはともかく、ウルやミーシャたちなら、写真を見せれば見てみたいと答える景色があるかもしれない。
ブラウニーたちに子どもたちの様子を聞いてみると、そろそろ昼食なので食堂に集まってくるだろうとのことだ。昼食を食べ終わったら、子どもたちとスキンシップを取りながら、キレイな景色の写真でも見せてみるか。
朝食を食べそびれていたので、お腹が空いていたはずなのだが、いつの間にか空腹の事は忘れて違うことに没頭していたな。
食堂へ戻ると、シンラたちは追いかけっこを止めて、スライムクッションに埋まりながら、タブレットでアニメを見ていた。そのタブレットを保持しているのは本人たちではなく、スライムたちなので疲れた様子などは見せていない。
ん~、大人が使うと小さく見えるタブレットでも、子どもが使うと大きく見えるな。相対的なものだから、理解はできるが……何というか、お得感があるな。
食堂にも大きなテレビはあるのだが、そこで見ないのは治療師たちの子どもに配慮しての事らしい。ピーチがみるならテレビではなく、タブレットで見るように言ったようだ。
治療院の生活も、一般的な家庭から見ればかなり裕福な生活だが、それでもここでの生活よりは低くなってしまうのは仕方がない。その高くなった生活水準でも、いくつもの街のトップである俺や俺の家族ほど高くなることは無い。
大型テレビが置かれているのは、領主代行の館やゴーストタウンくらいで、他の関係各所にはほとんどない。関係各所にはパソコンが支給されているので、治療院にもある。でも、そういったパソコンではアニメなどは見れないので、一度見せてしまったら続きが気になってしまうだろうから、見せないようにしている。
そろそろ食事の時間だということで、ブラウニーにタブレットを取り上げられたシンラたちは、良く分からない体操モドキのような動きをして、体を伸ばしている。
指定された席に着くと、食事を食べ終わるまでここを動かん! といった雰囲気を纏いだした。シンラってなんでこんなに食事にこだわるんだろうな。食事前のこいつって、いつもこんななんだよな……何がしたいんだろうな。
昼食は、ポトフにパンがベースで、各種サラダが出された。
俺の食事としては質素だが、料理しているのがブラウニーなので、めっちゃ美味い。こんな食事でも、治療院の子どもたちからすれば、サラダの分だけ豪華なようだ。
だけどな、このポトフ……シチューにするとめっちゃ美味いんだぞ。何でか分からんが、ブラウニーたちの作るポトフは、そのままでも美味いのにシチューにしても美味いという、謎の仕様なんだよな。
そのシチューは、夜に出てくるぞ。パンにつけても美味いし、ごはんと一緒に食べても美味いぞ!
食事が終わり、食事休憩をするために各々くつろぎ始める。
俺は、ウルとミーシャたちを呼んで、損弾を始めることにした。
妻たちに相談したところ、ミリーが色々説明してくれた。シンラたちも船に乗ったことあったのか。ただ船に乗って遊ぶだけだから、海の上を動く家にいるだけみたいな物なんだよな。景色は変わり映えしないし、魔物も多いし、気分だけでも……
って、クルージングで景色を楽しめるような場所を作ればいいのでは?
俺ってば天才! マイワールドなら魔物を完全に排除できるし、環境次第だけど好きな動物を放し飼いにすることができる……
そうなるとこっちにはない、動物園とか水族館とか作るのもありか?
ディストピアとギリギリでゴーストタウンなら、広められるかな……でも、この世界の人が水族館を見て、和んでいる光景が思い浮かばん。食料が泳いでるみたいな感じになりそうだ。
それに動物園はないけど、俺の従魔と触れ合ってる子どもたちは、ふれあい動物園より上を他の新鋭るような物だしな。興味なさそうだな。
やっぱり楽しめるのは、景色くらいかね。
「シュウ君、色々考えるのはいいけど、百面相になってて不気味よ」
「っといけない。まだ詳しくは決めてないけど、ゲートで行き来できるようにするから、別にディストピアに帰ってこなくても、門との行き来はできるぞ。もっと言えば、ディストピアの家くらいにはゲートを繋げる予定だから、何か用事があればすぐに帰ってこれるよ」
船とかにゲートを設置できないと思っていたのか、妻たちは交代交代で船に乗るつもりだったようだ。
日帰りも可能だと分かると、また話し合いを始めてしまった……何のための話し合いか分からないが、昨日みたいにピリピリしていないから、放置でも問題ないだろう。
俺は、景色の相談をするために、バザールと綾乃に会いに行くことにした。
「はぁ? インドア派の私に聞いても、そんなの分かるわけないじゃん! おうちサイコー! 太陽は最低! 結論として、コタツミカン最強!」
コタツミカンが強いのは分かるが、何でそれが結論なのかは俺には分からん。
「某に聞いても、数百年穴倉に閉じこもっていたでござるから、外の景色を見ただけで感動したでござるよ。自然の色はいいでござるな」
根本的な問題として、こいつらに相談したことが間違いだった。
動物園や水族館の話をしてみたが、自分たちがそんなところに行くことがあると思っていたのか? みたいなことを聞かれてしまった。動物園に関しては、モフモフたちが近くにいるから興味ないと……従魔たちも可愛いからな。
相談する相手は、子どもたちにしてみよう! シンラたちはともかく、ウルやミーシャたちなら、写真を見せれば見てみたいと答える景色があるかもしれない。
ブラウニーたちに子どもたちの様子を聞いてみると、そろそろ昼食なので食堂に集まってくるだろうとのことだ。昼食を食べ終わったら、子どもたちとスキンシップを取りながら、キレイな景色の写真でも見せてみるか。
朝食を食べそびれていたので、お腹が空いていたはずなのだが、いつの間にか空腹の事は忘れて違うことに没頭していたな。
食堂へ戻ると、シンラたちは追いかけっこを止めて、スライムクッションに埋まりながら、タブレットでアニメを見ていた。そのタブレットを保持しているのは本人たちではなく、スライムたちなので疲れた様子などは見せていない。
ん~、大人が使うと小さく見えるタブレットでも、子どもが使うと大きく見えるな。相対的なものだから、理解はできるが……何というか、お得感があるな。
食堂にも大きなテレビはあるのだが、そこで見ないのは治療師たちの子どもに配慮しての事らしい。ピーチがみるならテレビではなく、タブレットで見るように言ったようだ。
治療院の生活も、一般的な家庭から見ればかなり裕福な生活だが、それでもここでの生活よりは低くなってしまうのは仕方がない。その高くなった生活水準でも、いくつもの街のトップである俺や俺の家族ほど高くなることは無い。
大型テレビが置かれているのは、領主代行の館やゴーストタウンくらいで、他の関係各所にはほとんどない。関係各所にはパソコンが支給されているので、治療院にもある。でも、そういったパソコンではアニメなどは見れないので、一度見せてしまったら続きが気になってしまうだろうから、見せないようにしている。
そろそろ食事の時間だということで、ブラウニーにタブレットを取り上げられたシンラたちは、良く分からない体操モドキのような動きをして、体を伸ばしている。
指定された席に着くと、食事を食べ終わるまでここを動かん! といった雰囲気を纏いだした。シンラってなんでこんなに食事にこだわるんだろうな。食事前のこいつって、いつもこんななんだよな……何がしたいんだろうな。
昼食は、ポトフにパンがベースで、各種サラダが出された。
俺の食事としては質素だが、料理しているのがブラウニーなので、めっちゃ美味い。こんな食事でも、治療院の子どもたちからすれば、サラダの分だけ豪華なようだ。
だけどな、このポトフ……シチューにするとめっちゃ美味いんだぞ。何でか分からんが、ブラウニーたちの作るポトフは、そのままでも美味いのにシチューにしても美味いという、謎の仕様なんだよな。
そのシチューは、夜に出てくるぞ。パンにつけても美味いし、ごはんと一緒に食べても美味いぞ!
食事が終わり、食事休憩をするために各々くつろぎ始める。
俺は、ウルとミーシャたちを呼んで、損弾を始めることにした。
0
あなたにおすすめの小説
俺は善人にはなれない
気衒い
ファンタジー
とある過去を持つ青年が異世界へ。しかし、神様が転生させてくれた訳でも誰かが王城に召喚した訳でもない。気が付いたら、森の中にいたという状況だった。その後、青年は優秀なステータスと珍しい固有スキルを武器に異世界を渡り歩いていく。そして、道中で沢山の者と出会い、様々な経験をした青年の周りにはいつしか多くの仲間達が集っていた。これはそんな青年が異世界で誰も成し得なかった偉業を達成する物語。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
人の才能が見えるようになりました。~いい才能は幸運な俺が育てる~
犬型大
ファンタジー
突如として変わった世界。
塔やゲートが現れて強いものが偉くてお金も稼げる世の中になった。
弱いことは才能がないことであるとみなされて、弱いことは役立たずであるとののしられる。
けれども違ったのだ。
この世の中、強い奴ほど才能がなかった。
これからの時代は本当に才能があるやつが強くなる。
見抜いて、育てる。
育てて、恩を売って、いい暮らしをする。
誰もが知らない才能を見抜け。
そしてこの世界を生き残れ。
なろう、カクヨムその他サイトでも掲載。
更新不定期
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ダンジョンで有名モデルを助けたら公式配信に映っていたようでバズってしまいました。
夜兎ましろ
ファンタジー
高校を卒業したばかりの少年――夜見ユウは今まで鍛えてきた自分がダンジョンでも通用するのかを知るために、はじめてのダンジョンへと向かう。もし、上手くいけば冒険者にもなれるかもしれないと考えたからだ。
ダンジョンに足を踏み入れたユウはとある女性が魔物に襲われそうになっているところに遭遇し、魔法などを使って女性を助けたのだが、偶然にもその瞬間がダンジョンの公式配信に映ってしまっており、ユウはバズってしまうことになる。
バズってしまったならしょうがないと思い、ユウは配信活動をはじめることにするのだが、何故か助けた女性と共に配信を始めることになるのだった。
最上級のパーティで最底辺の扱いを受けていたDランク錬金術師は新パーティで成り上がるようです(完)
みかん畑
ファンタジー
最上級のパーティで『荷物持ち』と嘲笑されていた僕は、パーティからクビを宣告されて抜けることにした。
在籍中は僕が色々肩代わりしてたけど、僕を荷物持ち扱いするくらい優秀な仲間たちなので、抜けても問題はないと思ってます。
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
痩せる為に不人気のゴブリン狩りを始めたら人生が変わりすぎた件~痩せたらお金もハーレムも色々手に入りました~
ぐうのすけ
ファンタジー
主人公(太田太志)は高校デビューと同時に体重130キロに到達した。
食事制限とハザマ(ダンジョン)ダイエットを勧めれるが、太志は食事制限を後回しにし、ハザマダイエットを開始する。
最初は甘えていた大志だったが、人とのかかわりによって徐々に考えや行動を変えていく。
それによりスキルや人間関係が変化していき、ヒロインとの関係も変わっていくのだった。
※最初は成長メインで描かれますが、徐々にヒロインの展開が多めになっていく……予定です。
カクヨムで先行投稿中!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる