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第2250話 DPってやっぱりすげえ
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キッチンはこれ以上触れずに、シルキーたちに任せることにした。
俺は、新しく作った子どもたちが遊ぶスペースを整えていく。まだ空間を作っただけで、それ以外は何もないただの空間になっているので、そこに音響設備やコタツなどを配置していく。
ん~見た目は良くなったけど、絨毯にコタツか……それも悪くないけど、食堂が絨毯になっているので、ちょっと変えたいと思うのが俺だったりする。変なところでこだわりを見せるアホなので、畳にしてしまおうと床の模様替えを行う。
食堂の床は、見た目はじゅうたんであるが、50センチメートル四方くらいで、床に張るタイプの絨毯と言えばいいのだろうか? それを採用していて、ダンジョンマスターの能力で張り替えられたので重宝している。
穴をあける部分がどこに来ても少し調整するだけで問題ないので、広い食堂の事を考えるとかなり助かるシステムだった。これが無かったらフローリングのままで、コタツのある場所だけ何とかするしかなかったな。
さて、音響や家具の配置は……問題なさそうだな。後は、ゲームをしてみて音響に問題がないかをかくにんしてっと。
ん~音の聞こえる範囲を指定しないとな。大体、このコタツの周辺が聞こえればいいよな。コタツの真ん中を中心として、球状に音が聞こえるように設定する。何で球状なのか、何でここだけに聞こえるかは、改めて言うが……全く分かっていない。
イヤフォンやヘッドフォン、スピーカーの原理を知らなくても、問題なく使えるのと一緒で、中心となる場所に起点となる道具を埋め込んで、そこを中心に音が聞こえるようになるということらしい。
中心で聞かないとダメなのではないかと思ったが、そこらへんはDPの謎のシステムで、この空間の中にいればどこにいても同じように聞こえるんだとさ。便利だからいいけど、地球の研究者がいたら剥げそうだな。
音を大きくしても、その空間を離れると聞こえなくなるのだから、本当に不思議である。
そんな調整をしていると、シンラたちが目を覚ました。先ほどからミーシャたちの話し声がしていたので、起きていることは分かっていた。シンラたちもそろそろ起きると予想していたので、間に合ってよかった。
寝て起きたら、食堂の風景が変わって驚いているシンラたちだが、ミーシャたちが起きている時に模様替えを行っているので、姉たちから話を聞いて安心しているようだ。プラムとシオンは、景色が変わっていたことでビックリして、姉たちに抱き着いている。
こういう時はシンラじゃなくて、姉なんだな。確かにシンラよりは頼りになるが、ちょっと薄情な気もするぞ。一方シンラは……相変わらず太々しい表情だな。こいつの事だから、どうせ俺がなんかしたのだろうと予想していたんだろうな。変なところで勘がいいからな。
シンラたちが興味を持って俺の方に来たので、この空間の使い方を説明してあげる。
シンラたちがゲームをするために作ったエリアだと説明すると、シンラは目を光らせてコタツへ向かった。ここは寒くないので今は机だけしかないが、正座や胡坐など床に座る方法ではなく、足を下に伸ばせることを気に入ってくれたようだ。
プラムとシオンも、床にただ座っている時よりくっつけることを気にいっており、ニッコニコで俺にお礼を言ってくる。この子たちが俺にお礼を言うなんて、珍しいな。
珍しいだけであって、言わないわけじゃないんだよな。特に、おやつの時に出してほしいものをお願いしてくるときとかは、素直にお礼を言ってくるからな。今回は特に何もしていないのに、お礼を言われたので珍しいと思ってしまったのだ。
早速ゲームをするようで、シンラたちはゲーム機を預かっているブラウニーたちの元へ。その間にミーシャたちにも、作ったエリアについて教えておく。
ゲームをする時は、基本的にここでやることになるので、居心地のいい空間で遊んでほしいというのが、俺の考えだからな。でも、ゲームは適度な時間とルールを守ってやるんだぞ。
俺はゲームっ子だったから、子どもたちがゲームにはまると、時間を消費することは分かっている。だけど、キリの良いところでやめられるように教えるのが、ゲーム好きの親としての務めだと思う。
日本みたいな学校の受験戦争があるわけでもないので、あっちに比べれば緩いかもしれないけど、しっかりとやるべきことはやってから遊ぶんだぞ!
今日はシンラたちの様子を見ながら過ごそうと思っていたので、シンラたちがゲームをしている姿を見ながら、小説を読むことにした。
いつからか分からないが、小説に没頭しながらも周りの声を聞けるようになっていたので、変な特技を身につけたと思っていたが、こういう時には本当に便利に使えるな。音を遮断したい時は、ヘッドフォンとかで音を遮断しないといけないのが辛いけどね。
シンラたちの声が聞こえるのに、ゲームの音が全く聞こえないのだから、本当に凄いな。話す声はどうしようもないけど、一般的に普及できる機材だったら、テレビや音楽による騒音問題が激減しそうだ。
でも、スピーカーによる空気を震わすような音は、この機材では再現できないので、音楽関係に関しては半減すればいい方かね? そもそも音を周りに聞かせたいような人たちもいるから、これが一般的になっても法律が変わらない限りそういう部分は無くならないか。
ミーシャたちもゲームを始めたようだ。今日はウルがいないけど、3人で一狩り行くみたいだな……ってちょっと待った! それならお父さんも入れてくれないか?
快く了承してくれた娘たちと一緒にモンスターを討伐しに行く。妻たちとも遊んでいるので、俺は欲しい素材などは特にない。娘たちの素材集めに付き合って、いろんなボスを狩ることになった。俺のハンマーさばきを見よ!
太刀とかもカッコいいんだけど、やっぱり昔っから愛用しているハンマーは、俺にとって最高の武器! 頭をいかにして叩くか、かなり研究したもんな。
昔に比べると大分システムが変わって始めは戸惑ったけど、これはこれでアクションハンティングみたいで楽しい。
楽しい時間はあっという間。
おやつの時間になり、ゲームを終了する。
俺は、新しく作った子どもたちが遊ぶスペースを整えていく。まだ空間を作っただけで、それ以外は何もないただの空間になっているので、そこに音響設備やコタツなどを配置していく。
ん~見た目は良くなったけど、絨毯にコタツか……それも悪くないけど、食堂が絨毯になっているので、ちょっと変えたいと思うのが俺だったりする。変なところでこだわりを見せるアホなので、畳にしてしまおうと床の模様替えを行う。
食堂の床は、見た目はじゅうたんであるが、50センチメートル四方くらいで、床に張るタイプの絨毯と言えばいいのだろうか? それを採用していて、ダンジョンマスターの能力で張り替えられたので重宝している。
穴をあける部分がどこに来ても少し調整するだけで問題ないので、広い食堂の事を考えるとかなり助かるシステムだった。これが無かったらフローリングのままで、コタツのある場所だけ何とかするしかなかったな。
さて、音響や家具の配置は……問題なさそうだな。後は、ゲームをしてみて音響に問題がないかをかくにんしてっと。
ん~音の聞こえる範囲を指定しないとな。大体、このコタツの周辺が聞こえればいいよな。コタツの真ん中を中心として、球状に音が聞こえるように設定する。何で球状なのか、何でここだけに聞こえるかは、改めて言うが……全く分かっていない。
イヤフォンやヘッドフォン、スピーカーの原理を知らなくても、問題なく使えるのと一緒で、中心となる場所に起点となる道具を埋め込んで、そこを中心に音が聞こえるようになるということらしい。
中心で聞かないとダメなのではないかと思ったが、そこらへんはDPの謎のシステムで、この空間の中にいればどこにいても同じように聞こえるんだとさ。便利だからいいけど、地球の研究者がいたら剥げそうだな。
音を大きくしても、その空間を離れると聞こえなくなるのだから、本当に不思議である。
そんな調整をしていると、シンラたちが目を覚ました。先ほどからミーシャたちの話し声がしていたので、起きていることは分かっていた。シンラたちもそろそろ起きると予想していたので、間に合ってよかった。
寝て起きたら、食堂の風景が変わって驚いているシンラたちだが、ミーシャたちが起きている時に模様替えを行っているので、姉たちから話を聞いて安心しているようだ。プラムとシオンは、景色が変わっていたことでビックリして、姉たちに抱き着いている。
こういう時はシンラじゃなくて、姉なんだな。確かにシンラよりは頼りになるが、ちょっと薄情な気もするぞ。一方シンラは……相変わらず太々しい表情だな。こいつの事だから、どうせ俺がなんかしたのだろうと予想していたんだろうな。変なところで勘がいいからな。
シンラたちが興味を持って俺の方に来たので、この空間の使い方を説明してあげる。
シンラたちがゲームをするために作ったエリアだと説明すると、シンラは目を光らせてコタツへ向かった。ここは寒くないので今は机だけしかないが、正座や胡坐など床に座る方法ではなく、足を下に伸ばせることを気に入ってくれたようだ。
プラムとシオンも、床にただ座っている時よりくっつけることを気にいっており、ニッコニコで俺にお礼を言ってくる。この子たちが俺にお礼を言うなんて、珍しいな。
珍しいだけであって、言わないわけじゃないんだよな。特に、おやつの時に出してほしいものをお願いしてくるときとかは、素直にお礼を言ってくるからな。今回は特に何もしていないのに、お礼を言われたので珍しいと思ってしまったのだ。
早速ゲームをするようで、シンラたちはゲーム機を預かっているブラウニーたちの元へ。その間にミーシャたちにも、作ったエリアについて教えておく。
ゲームをする時は、基本的にここでやることになるので、居心地のいい空間で遊んでほしいというのが、俺の考えだからな。でも、ゲームは適度な時間とルールを守ってやるんだぞ。
俺はゲームっ子だったから、子どもたちがゲームにはまると、時間を消費することは分かっている。だけど、キリの良いところでやめられるように教えるのが、ゲーム好きの親としての務めだと思う。
日本みたいな学校の受験戦争があるわけでもないので、あっちに比べれば緩いかもしれないけど、しっかりとやるべきことはやってから遊ぶんだぞ!
今日はシンラたちの様子を見ながら過ごそうと思っていたので、シンラたちがゲームをしている姿を見ながら、小説を読むことにした。
いつからか分からないが、小説に没頭しながらも周りの声を聞けるようになっていたので、変な特技を身につけたと思っていたが、こういう時には本当に便利に使えるな。音を遮断したい時は、ヘッドフォンとかで音を遮断しないといけないのが辛いけどね。
シンラたちの声が聞こえるのに、ゲームの音が全く聞こえないのだから、本当に凄いな。話す声はどうしようもないけど、一般的に普及できる機材だったら、テレビや音楽による騒音問題が激減しそうだ。
でも、スピーカーによる空気を震わすような音は、この機材では再現できないので、音楽関係に関しては半減すればいい方かね? そもそも音を周りに聞かせたいような人たちもいるから、これが一般的になっても法律が変わらない限りそういう部分は無くならないか。
ミーシャたちもゲームを始めたようだ。今日はウルがいないけど、3人で一狩り行くみたいだな……ってちょっと待った! それならお父さんも入れてくれないか?
快く了承してくれた娘たちと一緒にモンスターを討伐しに行く。妻たちとも遊んでいるので、俺は欲しい素材などは特にない。娘たちの素材集めに付き合って、いろんなボスを狩ることになった。俺のハンマーさばきを見よ!
太刀とかもカッコいいんだけど、やっぱり昔っから愛用しているハンマーは、俺にとって最高の武器! 頭をいかにして叩くか、かなり研究したもんな。
昔に比べると大分システムが変わって始めは戸惑ったけど、これはこれでアクションハンティングみたいで楽しい。
楽しい時間はあっという間。
おやつの時間になり、ゲームを終了する。
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