2,322 / 2,518
第2322話 みんな頑張れ!
しおりを挟む
一連のやり取りを見ていたウルは、こちらをキラキラした目で見てくれているが、その視線は恥ずかしいから止めてくれ。嬉しいけど、恥ずかしさもあるから、体が痒くなりそうだよ。
ヒューマンエラーの対策は、俺が中心になって上から指示を出すよりは、方針だけを示してその範囲内で自分たちで考えてもらう方がいいのかな? それとも、俺が指示する形の方がいいのかな?
悩んでも仕方がないので、グリエルたちに相談してみよう。
「私たちは、ある程度知識があるので対策を考えられると思いますが、中間あたりから下の人たちは少し難しいかと思います。シュウ様が指示を出して押し付けたくないのであれば、各部署のトップを中心にして意見を吸い上げさせて、みんなでまとめる形はどうでしょうか?」
利点としては、各部署の成長を促せるが、各部署から意見を出してそれをグリエルたちがまとめる形になるのだが、意見の中心になった部署と肉付けにされた部署とで、色々とトラブルがありそうだと。
すべてが丸く収まることなど無いので、みんなの成長を促す方向でいこう! トラブルに関しては今回の件に関わらず、トラブルと見受けられることがあった場合は、厳罰に処すことにした。
罰という面で強制するのは気にならないが、俺の通りに仕事をしろ! と押し付けるのは嫌いなので、ここまでしっかり育っている組織で、無理くりしても良い事など無いだろう。必要なのは、方針を示して見守ることだろう。
まぁ、俺は口を出せるほど現場を知っているわけじゃないし、的外れなことをいうこともあるだろうから、それで恥をかくくらいなら、みんなで考えてもらいたいところだ。
何かあったら責任は俺がとるから、グリエルたちを中心に対策を練ってくれ。
一応方針としては、ダブルチェックは問題なくしていると思うので、俺から言うことは! 間違いを恐れて、自分の意見を出さないことは禁止だ! 思ったことはまず伝えてみて、みんなで検討してみるようにしてほしい。
一応、会議はマイワールドの会議室を使うようにお願いしている。これは後で妻たちの協力も得て、会議の流れも確認する予定だ。これは、各部署のトップの動きを確認するためだ。俺に従え! みたいな人間もいるから、そういった傲慢な上司がいないか確認するためだ。
後は、グリエルたちから言われたが、自分が有能だと証明するために、会議をしているが最終的には自分の意見を前面に出すやつがいるかもしれない……と。
そういう教育はしていないが、承認欲求の強い人間もいるので、そういった事をするかもしれない……と言われたので、会議を監視ではないが見ることにしたのだ。家に帰ったら、妻たちにお願いしよう。
ながら作業でも問題ないから、何人かで見てほしいとお願いしないとな。
よし、後はグリエルたちに任せる! 何かあったら連絡をくれ。俺は俺の仕事をするよ。
元々準備されていた資料に目を通していく。昨日に比べて量は少ないので、時間がかかるようなことは無かった。特に問題があるような内容の報告書もなかったので、俺の仕事は終わった。
ふぅ、一息ついていると、ウルがお茶を入れてくれた。紅茶の淹れ方を習っていたのか、俺の執務室の隅の方にあるミニキッチンのような所で、スカーレットに教わっていたみたいだな。
いつの間に来たのか知らないが、いいタイミングでお茶を出してくれるのは、スカーレットの指示だろうな。
そういえば、ヒューマンエラーじゃないけど、小さなトラブルをそのままにせず、普段からどんなミスがあるのかを知るために、ヒヤリハットを書くように指示していたはずだけど、どうなったんだろう?
少し仕事が長引くがいいのか、ウルに確認を取ると問題は無いとのことなので、ヒヤリハットのサーバーを確認していくことにした。指示を出してから一度か二度確認しただけで、その後は放置していたんだよな。
使用されている形跡はきちんとあるな。登録された日時と時間は……おぉ、昨日の分までしっかりと書かれてるな。1~2分程終業時間に遅れて出している物もあるが、基本的には就業時間中に出ているな。
しっかりと指示を守ってくれているようだな。
就業時間内に書くと怒られるし、書かなければ書かなかったでグチグチ言われることがあるとか、テレビで見たことがあるな。仕事が終わってから書いたら書いたで、残業はつかないと言われたり、色々と世知辛い話があった気がする。
それが暗黙の了解というか、悪い日本の風習として残っているところが多いみたいな報道があったんだよな。医療現場や介護現場では、多い上に忙しくて書く暇がないとかいう問題もあったとか聞いたな。
内容は、ヒヤリハットなのだろうか? と思ったけど、本人がヒヤリとかハッとしたのであれば、それはヒヤリハットだからな。
やっぱり目立つのは、対人の問題と数字の問題っぽいな。対人というが、町の中心となる領主館で働いているため、人が必然と集まってくる。そこで職員ではなく、訪問者同士のトラブルだったり、他国の貴族が無理やり押しかけてきて、無理難題を言ってきたりするようだ。
後者の方は、職員や訪問者が巻き込まれる前に、警備鎧のリビングアーマーが取り押さえたりしているようで、大きな問題につながることはなさそうだな。
普通の国では貴族を捕まえること自体が大きな問題なのだが、俺の街ではそれは関係ないからな。三大国には問題を起こせば、どんな立場の人間であっても拘束して、罰を与えると言っているので、国のトップが文句を言ってくることは無いようだ。
あっても、貴族の親類が問題を掘り下げるだけで、そういった人間の相手はリビングアーマーが命令通りに動くので、職員などに精神的なストレスは少なくなっているようだ。
数字の方は、この世界ではここまで細かく数字を書くことが無いらしく、覚えても訳が分からなくなってしまう事があるみたいで、それを言い出せずに問題になりそうになった、とか少し困った内容もあった。
これでも、日本で使われている書類のテンプレートのようなモノを精査して、かなり数字を絞って報告をさせているのだけど、これでも足りないって言うのだろうか?
ゼニスも始めは驚いていたから、どれだけ適当に数字管理していたのか驚いたもんな。
一先ず、気になることはあるけど、大きな問題はなさそうで安心した。
ヒューマンエラーの対策は、俺が中心になって上から指示を出すよりは、方針だけを示してその範囲内で自分たちで考えてもらう方がいいのかな? それとも、俺が指示する形の方がいいのかな?
悩んでも仕方がないので、グリエルたちに相談してみよう。
「私たちは、ある程度知識があるので対策を考えられると思いますが、中間あたりから下の人たちは少し難しいかと思います。シュウ様が指示を出して押し付けたくないのであれば、各部署のトップを中心にして意見を吸い上げさせて、みんなでまとめる形はどうでしょうか?」
利点としては、各部署の成長を促せるが、各部署から意見を出してそれをグリエルたちがまとめる形になるのだが、意見の中心になった部署と肉付けにされた部署とで、色々とトラブルがありそうだと。
すべてが丸く収まることなど無いので、みんなの成長を促す方向でいこう! トラブルに関しては今回の件に関わらず、トラブルと見受けられることがあった場合は、厳罰に処すことにした。
罰という面で強制するのは気にならないが、俺の通りに仕事をしろ! と押し付けるのは嫌いなので、ここまでしっかり育っている組織で、無理くりしても良い事など無いだろう。必要なのは、方針を示して見守ることだろう。
まぁ、俺は口を出せるほど現場を知っているわけじゃないし、的外れなことをいうこともあるだろうから、それで恥をかくくらいなら、みんなで考えてもらいたいところだ。
何かあったら責任は俺がとるから、グリエルたちを中心に対策を練ってくれ。
一応方針としては、ダブルチェックは問題なくしていると思うので、俺から言うことは! 間違いを恐れて、自分の意見を出さないことは禁止だ! 思ったことはまず伝えてみて、みんなで検討してみるようにしてほしい。
一応、会議はマイワールドの会議室を使うようにお願いしている。これは後で妻たちの協力も得て、会議の流れも確認する予定だ。これは、各部署のトップの動きを確認するためだ。俺に従え! みたいな人間もいるから、そういった傲慢な上司がいないか確認するためだ。
後は、グリエルたちから言われたが、自分が有能だと証明するために、会議をしているが最終的には自分の意見を前面に出すやつがいるかもしれない……と。
そういう教育はしていないが、承認欲求の強い人間もいるので、そういった事をするかもしれない……と言われたので、会議を監視ではないが見ることにしたのだ。家に帰ったら、妻たちにお願いしよう。
ながら作業でも問題ないから、何人かで見てほしいとお願いしないとな。
よし、後はグリエルたちに任せる! 何かあったら連絡をくれ。俺は俺の仕事をするよ。
元々準備されていた資料に目を通していく。昨日に比べて量は少ないので、時間がかかるようなことは無かった。特に問題があるような内容の報告書もなかったので、俺の仕事は終わった。
ふぅ、一息ついていると、ウルがお茶を入れてくれた。紅茶の淹れ方を習っていたのか、俺の執務室の隅の方にあるミニキッチンのような所で、スカーレットに教わっていたみたいだな。
いつの間に来たのか知らないが、いいタイミングでお茶を出してくれるのは、スカーレットの指示だろうな。
そういえば、ヒューマンエラーじゃないけど、小さなトラブルをそのままにせず、普段からどんなミスがあるのかを知るために、ヒヤリハットを書くように指示していたはずだけど、どうなったんだろう?
少し仕事が長引くがいいのか、ウルに確認を取ると問題は無いとのことなので、ヒヤリハットのサーバーを確認していくことにした。指示を出してから一度か二度確認しただけで、その後は放置していたんだよな。
使用されている形跡はきちんとあるな。登録された日時と時間は……おぉ、昨日の分までしっかりと書かれてるな。1~2分程終業時間に遅れて出している物もあるが、基本的には就業時間中に出ているな。
しっかりと指示を守ってくれているようだな。
就業時間内に書くと怒られるし、書かなければ書かなかったでグチグチ言われることがあるとか、テレビで見たことがあるな。仕事が終わってから書いたら書いたで、残業はつかないと言われたり、色々と世知辛い話があった気がする。
それが暗黙の了解というか、悪い日本の風習として残っているところが多いみたいな報道があったんだよな。医療現場や介護現場では、多い上に忙しくて書く暇がないとかいう問題もあったとか聞いたな。
内容は、ヒヤリハットなのだろうか? と思ったけど、本人がヒヤリとかハッとしたのであれば、それはヒヤリハットだからな。
やっぱり目立つのは、対人の問題と数字の問題っぽいな。対人というが、町の中心となる領主館で働いているため、人が必然と集まってくる。そこで職員ではなく、訪問者同士のトラブルだったり、他国の貴族が無理やり押しかけてきて、無理難題を言ってきたりするようだ。
後者の方は、職員や訪問者が巻き込まれる前に、警備鎧のリビングアーマーが取り押さえたりしているようで、大きな問題につながることはなさそうだな。
普通の国では貴族を捕まえること自体が大きな問題なのだが、俺の街ではそれは関係ないからな。三大国には問題を起こせば、どんな立場の人間であっても拘束して、罰を与えると言っているので、国のトップが文句を言ってくることは無いようだ。
あっても、貴族の親類が問題を掘り下げるだけで、そういった人間の相手はリビングアーマーが命令通りに動くので、職員などに精神的なストレスは少なくなっているようだ。
数字の方は、この世界ではここまで細かく数字を書くことが無いらしく、覚えても訳が分からなくなってしまう事があるみたいで、それを言い出せずに問題になりそうになった、とか少し困った内容もあった。
これでも、日本で使われている書類のテンプレートのようなモノを精査して、かなり数字を絞って報告をさせているのだけど、これでも足りないって言うのだろうか?
ゼニスも始めは驚いていたから、どれだけ適当に数字管理していたのか驚いたもんな。
一先ず、気になることはあるけど、大きな問題はなさそうで安心した。
0
あなたにおすすめの小説
現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!
おとうふ
ファンタジー
2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。
ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。
過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。
ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。
世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。
やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。
至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!
人の才能が見えるようになりました。~いい才能は幸運な俺が育てる~
犬型大
ファンタジー
突如として変わった世界。
塔やゲートが現れて強いものが偉くてお金も稼げる世の中になった。
弱いことは才能がないことであるとみなされて、弱いことは役立たずであるとののしられる。
けれども違ったのだ。
この世の中、強い奴ほど才能がなかった。
これからの時代は本当に才能があるやつが強くなる。
見抜いて、育てる。
育てて、恩を売って、いい暮らしをする。
誰もが知らない才能を見抜け。
そしてこの世界を生き残れ。
なろう、カクヨムその他サイトでも掲載。
更新不定期
ハズレスキル【地図化(マッピング)】で追放された俺、実は未踏破ダンジョンの隠し通路やギミックを全て見通せる世界で唯一の『攻略神』でした
夏見ナイ
ファンタジー
勇者パーティの荷物持ちだったユキナガは、戦闘に役立たない【地図化】スキルを理由に「無能」と罵られ、追放された。
しかし、孤独の中で己のスキルと向き合った彼は、その真価に覚醒する。彼の脳内に広がるのは、モンスター、トラップ、隠し通路に至るまで、ダンジョンの全てを完璧に映し出す三次元マップだった。これは最強の『攻略神』の眼だ――。
彼はその圧倒的な情報力を武器に、同じく不遇なスキルを持つ仲間たちの才能を見出し、不可能と言われたダンジョンを次々と制覇していく。知略と分析で全てを先読みし、完璧な指示で仲間を導く『指揮官』の成り上がり譚。
一方、彼を失った勇者パーティは迷走を始める……。爽快なダンジョン攻略とカタルシス溢れる英雄譚が、今、始まる!
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜
KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。
~あらすじ~
世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。
そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。
しかし、その恩恵は平等ではなかった。
富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。
そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。
彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。
あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。
妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。
希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。
英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。
これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。
彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。
テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ-
すずめさん
ファンタジー
ある日、友達に誘われ始めたMMORPG…[アルバスクロニクルオンライン]
何の変哲も無くゲームを始めたつもりがしかし!?…
たった一つのスキルのせい?…で起きる波乱万丈な冒険物語。
※本作品はPCで編集・改行がされて居る為、スマホ・タブレットにおける
縦読みでの読書は読み難い点が出て来ると思います…それでも良いと言う方は……
ゆっくりしていってね!!!
※ 現在書き直し慣行中!!!
ダンジョン作成から始まる最強クラン
山椒
ファンタジー
ダンジョンが出現して数十年が経ち、ダンジョンがあることが日常となっていた。
そんな世界で五年前に起きた大規模魔物侵攻により心に傷を受けた青年がいた。
極力誰とも関わりを持たずにいた彼の住んでいる部屋に寝ている間にダンジョンが出現し、彼はそこに落ちた。
そのダンジョンは他に確認されていない自作するダンジョンであった。
ダンジョンとモンスターにトラウマを抱えつつもダンジョン作成を始めていく。
ただそのダンジョンは特別性であった。
ダンジョンが彼を、彼の大事な人を強くするダンジョンであった。
ダンジョン学園サブカル同好会の日常
くずもち
ファンタジー
ダンジョンを攻略する人材を育成する学校、竜桜学園に入学した主人公綿貫 鐘太郎(ワタヌキ カネタロウ)はサブカル同好会に所属し、気の合う仲間達とまったりと平和な日常を過ごしていた。しかしそんな心地のいい時間は長くは続かなかった。
まったく貢献度のない同好会が部室を持っているのはどうなのか?と生徒会から同好会解散を打診されたのだ。
しかしそれは困るワタヌキ達は部室と同好会を守るため、ある条件を持ちかけた。
一週間以内に学園のため、学園に貢献できる成果を提出することになったワタヌキは秘策として同好会のメンバーに彼の秘密を打ちあけることにした。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる