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第三幕 新たな戦場――苦戦続きのバラエティー
ACT77
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いくらなんでも勝手が過ぎる。
MIKAは、私と真希をポスターから外そうと画策したのだという。
真希の言うことを信じるかは別問題だが。
確かに、ここのところ不可解なバッシングが相次いでいるが、火の無いところに容易に煙りが立つのが芸能界。だが可能性がゼロということではない。
しかし、真希が情報元だということであれば、可能性はグンと跳ね上がり60パーセントは軽く超える。
今までのリークは真希が情報元だったからね。
でも今回ばかりは、真希の言っている事を信じた方がいいのかもしれない。
だって、真希も私と同じくらいバッシングされているから。
真希が墓穴を掘るなんて考えられない。いつも用意周到で、尻尾を掴ませない真希が自分の情報を漏らしてしまうなんてありえない。
それもかなり歪曲された情報だ。真希がそんな話をする意味も分からない。
だとすれば、真希以外の人物が流した情報だと考えるのが自然だろう。
「ほんとにMIKAちゃんがそんなこと言ったの?」
私は、まだ真希の言葉が信じられずに尋ねた。
「ほんとよ。私がなんでわざわざウソを吐きに来なきゃいけないのよ!」
嫌味を言いに私を訪ねて来たこともあった気はするが、追求しないでおこう。
話がちっとも進まなくなっちゃうからね。
「でも何かの聞き間違いって事もありえるし……」
「ありえないわ! 結衣は危機感が足りないのよ!!」
物凄い剣幕で真希はまくし立てる。
「そりゃ結衣は売れっ子だから気にならないのかもしれないけど、この業界のサイクルが早いことくらいは分かるわよね? 私もアンタも代わりはすぐに見つかる。替えが利く存在でしかないのよ」
切羽詰まった真希の訴えに、私はなにも反論することが出来なかった。
世の中でも流行り廃りはある。だが、芸能界のそれは世間とは一線を画す。
ワンクールほど前には国民的人気を博したタレントが、テレビから消えるなんていうことは珍しくない。
それ程までに競争の激しい世界なのである。
常に後ろには、虎視眈々とその座(芸能界での立ち位置)を狙う猛者たちが控えているのだ。
「確かに真希の言う通りだけど、いきなり消えるなんてことはないわよ」
私も真希も仕事が途絶えた事が無いから、一発屋になる前触れなんかは分からない。
もしかすると、最近スケジュールに空白が目立ち始めたのがその序章だとでもいうのか?
そんな考えが頭を過ぎったが、すぐに頭を振ってその考えを追いやった。
「喋るだけじゃなくて手も動かしなさいよ。さっさと着替えて行くわよ」
行くってどこに? と尋ねるよりも早く、
「あの女の本性を暴いてやるの!」
嬉々とした表情で語る真希に恐怖すら覚えた。
ついこの前まで、この狂気が自分に向いていたのかと思うと生きた心地がしなかった。
私、よく生き延びられたな……。
これからこの狂気を向けられるMIKAに同情を禁じ得ない。
…………
……
…
行き先も告げずに私の前を歩く真希を呼び止める。
「待ってよ真希。どこに行こうっていうのよ。もうすぐ撮影時間よ」
「分かってるわよ。撮影開始前にはスタジオ入りすればいいんでしょう?」
真希の時間に対するルーズさの根源を見た気がした。
「ここね」
そう言って真希が入ったのはMIKAの衣装室だった。
「ちょっと待ってよ」
私も慌てて真希の後に続いて部屋に入る。
部屋を埋めつくさんばかりの衣装は、私と真希の衣装とは随分と印象が異なった。
女優とアイドルという職種の違いが影響しているのかもしれない。
フリルやレースの装飾がいくぶん派手である。
色調も派手目のものが多く見られる。
アイドルだから許される衣装である。
とてもじゃないが私には着ることが出来ない。
「よくこんなモノ着られるわね」
隣にいた真希が、衣装を手元に引き寄せて見ながら言った。
「確かに私たちには似合わないわね」
真希に同意したその時、ドアが開く音がした。
「マジでありえない」
MIKAである。
真希に腕を引っ張られ、衣装の裏に隠れた私は息を潜めていた。
まさに間一髪であった。
「危なかったわね」
真希の呟きに、「ありがと」と短く返す。
MIKAと一緒に衣装室に入ってきたのは番組が用意したスタイリストだ。
確か名前は……佐藤さん? だったかな? 定かではない。
MIKAと佐藤さんは何やら言い合いをしている様子。
「なんで私がこんなフリフリのバカっぽい衣装なの!?」
「仕方ないでしょ。イメージがあるんだから」
「私はバカじゃない。変なイメージが付いちゃったらどうすんのよ!」
いつもとは別人のように声を荒げるMIKAに、私は戸惑っていた。
「私はあなたの専属スタイリストじゃないのよ」
MIKAの言葉に腹を立てた様子の佐藤さんが、ため息混じりに切って捨てた。
まだデビューして3年程度のキャリアしかないMIKAには専属のスタッフがいない。
だから番組サイドでスタッフを用意したのだ。
専属のスタッフでもないのに、あれこれ文句を言われれば腹も立つだろう。お前にとやかく言われる筋合いはない、と。
「何でもいいから、もっと大人っぽいドレスとか用意してよ。それがアナタの仕事でしょ!!」
普段より一音下がった声で怒鳴る。
「分かった。じゃあ、結衣ちゃんか真希ちゃんの衣装借りて来るわ」
本来、衣装を貸し借りなんてしない。
貸衣装はあくまでも私(貸し出されている本人)に貸したものであって、タレント全員に貸し出しているモノではない。
新田結衣が広告塔になっているブランドはもちろん、CMの話を頂いたブランドなんかは私に着て貰いたいから貸し出してくれているのだ。
中にはまだ発売されていない新作なんかもある。
契約だったりが絡んで来ることもあるから、タレント同士で貸衣装の貸し借りなんて普通はしない。
私に衣装を貸してくれているブランドは、いちいち契約がどうのなんて話はしないけど。
それでも普通は借りるなんて発想には至らない。
衣装の貸し借りという話だけでもビックリしたのに、MIKAは佐藤さんの言葉を遮るように、
「ふざけないで!! なんで私があんないい子ぶった二流女優の衣装を借りなきゃいけないのよ。新田結衣が袖を通したってだけで着たくなくなるわ。綾瀬真希のも嫌よ。品性のない衣装しかないもの」
耳にした言葉の衝撃に、開いた口が塞がらなかった。
何、今の? 私、めちゃくちゃディスられてる?
隣では真希が、怒りに身体を震わせていた。
MIKAは、私と真希をポスターから外そうと画策したのだという。
真希の言うことを信じるかは別問題だが。
確かに、ここのところ不可解なバッシングが相次いでいるが、火の無いところに容易に煙りが立つのが芸能界。だが可能性がゼロということではない。
しかし、真希が情報元だということであれば、可能性はグンと跳ね上がり60パーセントは軽く超える。
今までのリークは真希が情報元だったからね。
でも今回ばかりは、真希の言っている事を信じた方がいいのかもしれない。
だって、真希も私と同じくらいバッシングされているから。
真希が墓穴を掘るなんて考えられない。いつも用意周到で、尻尾を掴ませない真希が自分の情報を漏らしてしまうなんてありえない。
それもかなり歪曲された情報だ。真希がそんな話をする意味も分からない。
だとすれば、真希以外の人物が流した情報だと考えるのが自然だろう。
「ほんとにMIKAちゃんがそんなこと言ったの?」
私は、まだ真希の言葉が信じられずに尋ねた。
「ほんとよ。私がなんでわざわざウソを吐きに来なきゃいけないのよ!」
嫌味を言いに私を訪ねて来たこともあった気はするが、追求しないでおこう。
話がちっとも進まなくなっちゃうからね。
「でも何かの聞き間違いって事もありえるし……」
「ありえないわ! 結衣は危機感が足りないのよ!!」
物凄い剣幕で真希はまくし立てる。
「そりゃ結衣は売れっ子だから気にならないのかもしれないけど、この業界のサイクルが早いことくらいは分かるわよね? 私もアンタも代わりはすぐに見つかる。替えが利く存在でしかないのよ」
切羽詰まった真希の訴えに、私はなにも反論することが出来なかった。
世の中でも流行り廃りはある。だが、芸能界のそれは世間とは一線を画す。
ワンクールほど前には国民的人気を博したタレントが、テレビから消えるなんていうことは珍しくない。
それ程までに競争の激しい世界なのである。
常に後ろには、虎視眈々とその座(芸能界での立ち位置)を狙う猛者たちが控えているのだ。
「確かに真希の言う通りだけど、いきなり消えるなんてことはないわよ」
私も真希も仕事が途絶えた事が無いから、一発屋になる前触れなんかは分からない。
もしかすると、最近スケジュールに空白が目立ち始めたのがその序章だとでもいうのか?
そんな考えが頭を過ぎったが、すぐに頭を振ってその考えを追いやった。
「喋るだけじゃなくて手も動かしなさいよ。さっさと着替えて行くわよ」
行くってどこに? と尋ねるよりも早く、
「あの女の本性を暴いてやるの!」
嬉々とした表情で語る真希に恐怖すら覚えた。
ついこの前まで、この狂気が自分に向いていたのかと思うと生きた心地がしなかった。
私、よく生き延びられたな……。
これからこの狂気を向けられるMIKAに同情を禁じ得ない。
…………
……
…
行き先も告げずに私の前を歩く真希を呼び止める。
「待ってよ真希。どこに行こうっていうのよ。もうすぐ撮影時間よ」
「分かってるわよ。撮影開始前にはスタジオ入りすればいいんでしょう?」
真希の時間に対するルーズさの根源を見た気がした。
「ここね」
そう言って真希が入ったのはMIKAの衣装室だった。
「ちょっと待ってよ」
私も慌てて真希の後に続いて部屋に入る。
部屋を埋めつくさんばかりの衣装は、私と真希の衣装とは随分と印象が異なった。
女優とアイドルという職種の違いが影響しているのかもしれない。
フリルやレースの装飾がいくぶん派手である。
色調も派手目のものが多く見られる。
アイドルだから許される衣装である。
とてもじゃないが私には着ることが出来ない。
「よくこんなモノ着られるわね」
隣にいた真希が、衣装を手元に引き寄せて見ながら言った。
「確かに私たちには似合わないわね」
真希に同意したその時、ドアが開く音がした。
「マジでありえない」
MIKAである。
真希に腕を引っ張られ、衣装の裏に隠れた私は息を潜めていた。
まさに間一髪であった。
「危なかったわね」
真希の呟きに、「ありがと」と短く返す。
MIKAと一緒に衣装室に入ってきたのは番組が用意したスタイリストだ。
確か名前は……佐藤さん? だったかな? 定かではない。
MIKAと佐藤さんは何やら言い合いをしている様子。
「なんで私がこんなフリフリのバカっぽい衣装なの!?」
「仕方ないでしょ。イメージがあるんだから」
「私はバカじゃない。変なイメージが付いちゃったらどうすんのよ!」
いつもとは別人のように声を荒げるMIKAに、私は戸惑っていた。
「私はあなたの専属スタイリストじゃないのよ」
MIKAの言葉に腹を立てた様子の佐藤さんが、ため息混じりに切って捨てた。
まだデビューして3年程度のキャリアしかないMIKAには専属のスタッフがいない。
だから番組サイドでスタッフを用意したのだ。
専属のスタッフでもないのに、あれこれ文句を言われれば腹も立つだろう。お前にとやかく言われる筋合いはない、と。
「何でもいいから、もっと大人っぽいドレスとか用意してよ。それがアナタの仕事でしょ!!」
普段より一音下がった声で怒鳴る。
「分かった。じゃあ、結衣ちゃんか真希ちゃんの衣装借りて来るわ」
本来、衣装を貸し借りなんてしない。
貸衣装はあくまでも私(貸し出されている本人)に貸したものであって、タレント全員に貸し出しているモノではない。
新田結衣が広告塔になっているブランドはもちろん、CMの話を頂いたブランドなんかは私に着て貰いたいから貸し出してくれているのだ。
中にはまだ発売されていない新作なんかもある。
契約だったりが絡んで来ることもあるから、タレント同士で貸衣装の貸し借りなんて普通はしない。
私に衣装を貸してくれているブランドは、いちいち契約がどうのなんて話はしないけど。
それでも普通は借りるなんて発想には至らない。
衣装の貸し借りという話だけでもビックリしたのに、MIKAは佐藤さんの言葉を遮るように、
「ふざけないで!! なんで私があんないい子ぶった二流女優の衣装を借りなきゃいけないのよ。新田結衣が袖を通したってだけで着たくなくなるわ。綾瀬真希のも嫌よ。品性のない衣装しかないもの」
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