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04.T②.サンは友達なんだ
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スタジアムを飛び出した太陽は走る。
目的も行きたい場所もなく、ただひたすら走り続けた。
じっとしていると、辛い感情がマグマのように煮立ち、心が爆発しそうになるからだ。
そのパワーを使い切るまで走りたかった。
悩み事や辛いことがあると、疲れ果てるまで思いっきり体を動かす。
それが太陽の癖なのだ。
わ~、と泣き叫びながら、太陽が砂浜に着いたのは、スタジアムを出て30分後だった。
「太陽……」
「待って……」
後から大地と緑の声も追いかけてくる。
しかし、今の太陽に二人を気遣う余裕はない。
まだ、体を動かし足りなかった。
このままでは、辛い感情がどんどん自分の心を侵食していく気がする。
目の前は海だ。
泳ぐしかない。
走りながら服を脱ぎ捨て、前もって履いていた海パンだけになった太陽は、海の中に入っていく。
ゲーム大会終了後、三人で泳ぐ約束になっていたのだ。
ついに、太陽は水平線に向かって本気で泳ぎだした。
後ろから、
「しょうがねぇなぁ」
と、わざと大声で叫ぶ大地の声が聞こえた。
呆れ顔なのに、なぜか嬉しそうに学生服を脱ぐ大地の表情が、太陽の脳裏に浮かんだ。
きっと、海パン姿で追ってくるに違いない。
太陽は必死で逃げる。
合わせる顔がないのだ。
それに、泣き顔も見られたくなかった。
どれくらい沖へきただろうと、ふと気を抜いたときだった。
突然、太陽は溺れそうになった。
大地の手が泳いでいる太陽の足をつかんできたからだ。
「太陽、落ち着けって」
波音に負けないように、大地が叫ぶ。
太陽はパニックになりかけるが、大地の手が太陽の足を解放したため、二人は立ち泳ぎになった。
再び、大地が叫ぶ。
「ゲーム大会の1回戦は勝ったのに、なにが気に食わないんだ? サンも無事だったんだから、いいじゃないか」
確かに、大地の言うとおり、中学生ゲーム大会の1回戦は幼馴染み三人組が勝利した。
緑のレイが動けなくなったサンを連れて逃げ回り、大地のマックスが敵の3体を倒したからだ。
しかし、その直後、太陽がスタジアムを飛び出し、大地と緑も追いかけたから、2回戦は棄権になっているだろう。
ただ、太陽にとって問題はそこではない。
「でもでもでも……」
太陽はそこまで口にしたものの、次の言葉が出てこない。
本当は、サンを守れなかった自分が許せないからと言いたいのに、興奮すると頭の中が空回りする。
理屈より感情が先走るからだ。
大好きなサンのためだから、一生懸命弁明しなければならないと思えば思うほど、焦ってしまう。
感情が体を駆け巡り、頭は空回りして、いつもの口癖になる。
太陽の他の口癖は、
「だってだってだって……」
「だからだからだから……」
で、どれも同じようなものだ。
3回繰り返すのは、言いたいことが言えない悔しさと歯がゆさからだった。
「たかがゲームのキャラクターだろ」
と、呆れ顔の大地が太陽の頭を小突く。
サンは大事な友達なんだ、と言いたいのに、結局太陽の口から出た言葉は、
「でもでもでも……」
「だから、その“でも”はやめろと言ってるだろ、“でも”は。男だったら、はっきり言え」
大地もいつもの口癖で返したあと、太陽の後方を見て、“あ”と驚きの声を漏らした。
大地の視線を追って、太陽も後ろを振り返る。
そこでは、ボートに乗った3人の監視員が、海水に浮いている太陽と大地を見下ろしていた。
直感的に、太陽は違和感を覚えた。
普通、海上の監視員は爽やかで動きやすい水着かウエットスーツが多い。
なのに、スーツにサングラス?
しかも、黒ずくめ……。
どうして海の監視員がこんな威圧感を必要とするんだろう、と太陽は不思議だった。
「この先は遊泳禁止だ。戻れ」
監視員の一人が、ドスの効いた口調で命令してきた。
サングラスで表情がわからないから、脅しともとれる。
監視員たちの後方には、『☆TSgame-Co.の私有地につき、関係者以外立ち入り禁止』の看板が浮いていた。
そこから先は☆TSgame-Co.の領域ではないから、遊泳禁止になっている。
「あそこから先に行ってはいけない」
game isleの子どもたちは、幼い頃から何度も言われた。
両親だけではなく、多くの教師や大人たちからも。
海は続いているのに、どうして行ってはいけないのだろう?
この先に何があるのだろう?
行ってはいけないと言われれば言われるほど、太陽の想像力は駆り立てられたものだった。
「すいませ~ん」
大地は頭を掻きながら、笑って誤魔化す作戦らしい。
「太陽、お前のせいで怒られたじゃないか」
と大地が責める。
「ごめんごめんごめん」
「緑が待っているから、戻ろう。砂浜まで競争だ」
と言い終わると同時に、大地は砂浜を目指し泳ぎだした。
「あ、大地、ずるいよぉ」
単純な太陽も反射的に大地を追った。
♢ ♢ ♢
(どうして、ぼくはひとつのことしか考えられないのだろう。)
砂浜に戻った太陽は、反省せざるを得ない状況に陥った。
サンのことでスタジアムを飛び出したことも、大地との競争に夢中になりすぎていたことも。
太陽は砂浜に泳ぎ着いて初めて、心配そうに待っている緑に気づいたのだ。
「緑……」
と口にしたものの、続く言葉を失ってしまった。
せっかく、中学生ゲーム大会の3連覇がかかっていたのに。
しかも、今年が最後だというのに、負けてしまった。
それも自分のせいで……。
そのことを思い出した太陽は、まともに緑の顔を見ていられない。
そのときだった。
「ありがとう」
と緑の声が聞こえた。
え? と太陽が視線を上げると、そこにはいつもの優しい笑顔があった。
緑のことだ。
嫌味ではないはず。
じゃ、何故?
緑の口から発せられた言葉の意味を理解できない太陽は、不思議そうに首を傾げる。
自分のせいでゲーム大会の2回戦が棄権になり、3連覇の夢が絶たれたというのに、ありがとう?
「どうして?」
と、太陽が頭に浮かぶのと同時に、口から出ていた。
「だって、太陽のサンがあたしのレイを守ってくれたから」
「レイがサンを助けてくれたんだよ」
「レイが誰かを殺さないように守ってくれたのはサンでしょ」
緑の優しさが言葉以上に伝わってきた。
目的も行きたい場所もなく、ただひたすら走り続けた。
じっとしていると、辛い感情がマグマのように煮立ち、心が爆発しそうになるからだ。
そのパワーを使い切るまで走りたかった。
悩み事や辛いことがあると、疲れ果てるまで思いっきり体を動かす。
それが太陽の癖なのだ。
わ~、と泣き叫びながら、太陽が砂浜に着いたのは、スタジアムを出て30分後だった。
「太陽……」
「待って……」
後から大地と緑の声も追いかけてくる。
しかし、今の太陽に二人を気遣う余裕はない。
まだ、体を動かし足りなかった。
このままでは、辛い感情がどんどん自分の心を侵食していく気がする。
目の前は海だ。
泳ぐしかない。
走りながら服を脱ぎ捨て、前もって履いていた海パンだけになった太陽は、海の中に入っていく。
ゲーム大会終了後、三人で泳ぐ約束になっていたのだ。
ついに、太陽は水平線に向かって本気で泳ぎだした。
後ろから、
「しょうがねぇなぁ」
と、わざと大声で叫ぶ大地の声が聞こえた。
呆れ顔なのに、なぜか嬉しそうに学生服を脱ぐ大地の表情が、太陽の脳裏に浮かんだ。
きっと、海パン姿で追ってくるに違いない。
太陽は必死で逃げる。
合わせる顔がないのだ。
それに、泣き顔も見られたくなかった。
どれくらい沖へきただろうと、ふと気を抜いたときだった。
突然、太陽は溺れそうになった。
大地の手が泳いでいる太陽の足をつかんできたからだ。
「太陽、落ち着けって」
波音に負けないように、大地が叫ぶ。
太陽はパニックになりかけるが、大地の手が太陽の足を解放したため、二人は立ち泳ぎになった。
再び、大地が叫ぶ。
「ゲーム大会の1回戦は勝ったのに、なにが気に食わないんだ? サンも無事だったんだから、いいじゃないか」
確かに、大地の言うとおり、中学生ゲーム大会の1回戦は幼馴染み三人組が勝利した。
緑のレイが動けなくなったサンを連れて逃げ回り、大地のマックスが敵の3体を倒したからだ。
しかし、その直後、太陽がスタジアムを飛び出し、大地と緑も追いかけたから、2回戦は棄権になっているだろう。
ただ、太陽にとって問題はそこではない。
「でもでもでも……」
太陽はそこまで口にしたものの、次の言葉が出てこない。
本当は、サンを守れなかった自分が許せないからと言いたいのに、興奮すると頭の中が空回りする。
理屈より感情が先走るからだ。
大好きなサンのためだから、一生懸命弁明しなければならないと思えば思うほど、焦ってしまう。
感情が体を駆け巡り、頭は空回りして、いつもの口癖になる。
太陽の他の口癖は、
「だってだってだって……」
「だからだからだから……」
で、どれも同じようなものだ。
3回繰り返すのは、言いたいことが言えない悔しさと歯がゆさからだった。
「たかがゲームのキャラクターだろ」
と、呆れ顔の大地が太陽の頭を小突く。
サンは大事な友達なんだ、と言いたいのに、結局太陽の口から出た言葉は、
「でもでもでも……」
「だから、その“でも”はやめろと言ってるだろ、“でも”は。男だったら、はっきり言え」
大地もいつもの口癖で返したあと、太陽の後方を見て、“あ”と驚きの声を漏らした。
大地の視線を追って、太陽も後ろを振り返る。
そこでは、ボートに乗った3人の監視員が、海水に浮いている太陽と大地を見下ろしていた。
直感的に、太陽は違和感を覚えた。
普通、海上の監視員は爽やかで動きやすい水着かウエットスーツが多い。
なのに、スーツにサングラス?
しかも、黒ずくめ……。
どうして海の監視員がこんな威圧感を必要とするんだろう、と太陽は不思議だった。
「この先は遊泳禁止だ。戻れ」
監視員の一人が、ドスの効いた口調で命令してきた。
サングラスで表情がわからないから、脅しともとれる。
監視員たちの後方には、『☆TSgame-Co.の私有地につき、関係者以外立ち入り禁止』の看板が浮いていた。
そこから先は☆TSgame-Co.の領域ではないから、遊泳禁止になっている。
「あそこから先に行ってはいけない」
game isleの子どもたちは、幼い頃から何度も言われた。
両親だけではなく、多くの教師や大人たちからも。
海は続いているのに、どうして行ってはいけないのだろう?
この先に何があるのだろう?
行ってはいけないと言われれば言われるほど、太陽の想像力は駆り立てられたものだった。
「すいませ~ん」
大地は頭を掻きながら、笑って誤魔化す作戦らしい。
「太陽、お前のせいで怒られたじゃないか」
と大地が責める。
「ごめんごめんごめん」
「緑が待っているから、戻ろう。砂浜まで競争だ」
と言い終わると同時に、大地は砂浜を目指し泳ぎだした。
「あ、大地、ずるいよぉ」
単純な太陽も反射的に大地を追った。
♢ ♢ ♢
(どうして、ぼくはひとつのことしか考えられないのだろう。)
砂浜に戻った太陽は、反省せざるを得ない状況に陥った。
サンのことでスタジアムを飛び出したことも、大地との競争に夢中になりすぎていたことも。
太陽は砂浜に泳ぎ着いて初めて、心配そうに待っている緑に気づいたのだ。
「緑……」
と口にしたものの、続く言葉を失ってしまった。
せっかく、中学生ゲーム大会の3連覇がかかっていたのに。
しかも、今年が最後だというのに、負けてしまった。
それも自分のせいで……。
そのことを思い出した太陽は、まともに緑の顔を見ていられない。
そのときだった。
「ありがとう」
と緑の声が聞こえた。
え? と太陽が視線を上げると、そこにはいつもの優しい笑顔があった。
緑のことだ。
嫌味ではないはず。
じゃ、何故?
緑の口から発せられた言葉の意味を理解できない太陽は、不思議そうに首を傾げる。
自分のせいでゲーム大会の2回戦が棄権になり、3連覇の夢が絶たれたというのに、ありがとう?
「どうして?」
と、太陽が頭に浮かぶのと同時に、口から出ていた。
「だって、太陽のサンがあたしのレイを守ってくれたから」
「レイがサンを助けてくれたんだよ」
「レイが誰かを殺さないように守ってくれたのはサンでしょ」
緑の優しさが言葉以上に伝わってきた。
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