26 / 69
第二章 海岸貿易国ポーラル編
23 激流のシルヴァ=ルビリット
しおりを挟む
朝。今俺たちは汐風の家という場所で宿泊している。どうもこの世界の宿というのは一階が酒場で二階が宿泊する場所となっている構造が一般的な用だ。
イミナを起こして髪をくし(俺)でとかす。パジャマから服に変身。
「この街でも服買いたいですね。」
あの、イミナ。取り込むの割かし面倒くさいし精神的負担がえぐいんよ。女ものの服を事細かに分析してそれをイミナの体に合わせるのって、完全に…。いや、俺はイミナの体の一部だ。どうだっていい。俺は今は実質女の子だ。(定期)
昨日買った手土産をもってメナンカート街のギルドに行く。このギルドは一階部分がE~Cランクの依頼掲載及び集会所、そして二階がBランク以上が利用するスペースとなっているようだった。二階に上がると予想通りシルヴァがいた。どうやらお取込み中のようだった。
「貴族のテール家の訪問は本当にする必要があるのか?それよりもするべきことがあるだろう。近隣のウンディーネの群れの討伐隊編成やAランク依頼は俺以外に誰がやるっていうんだ。」
「いえシルヴァさん、テール家はメナンカート最大の公爵家、我がギルドにも多大なる支援をして下さっています。ウンディーネの討伐隊編成もテール家からの支援がいただけるかもしれません。」
「なるほど、それは合理的だ。ならば今すぐ向かおうじゃないか。」
俺らはシルヴァのもとへと近づいていく。
「ん?おや、これは昨日の新人Bランクではないか。どうした。」
「こんにちは、私このギルドにしばらく滞在させて頂く白の悪魔イミナです。よろしくお願いします。」
俺が仕込んだ礼儀part2である。
「滞在する場合そのギルドの専属冒険者に挨拶を、と教えられましたので改めて伺わせて頂きました。」
「ふむ、昨日ので挨拶ということでもよかったのだが。まぁいいだろう。…ん?それは手土産か。」
「はい、屋台でシルヴァさんが海の幸ならなんでも好きというのをお聞きしてこちらを用意させて頂きました。」
イミナは干しルルミーアをシルヴァに渡す。
「おぉルルミーアではないか、ありがとう。朝起きてから無性に食べたいと思っていたのだが、買いに行く手間が省けた。」
そういうとシルヴァはルルミーアを手づかみで食べ始め、さっさと会議に戻ってしまった。なるほど、決断力の塊。合理的な男。淡泊って感じだな。しかし街の人には好かれていた、カリスマってやつなのかな。
俺らが階段を降りようとすると、焦った様子の若い男が階段を上がってきた。すれ違い、その様子を少し見ているとどうやらシルヴァに用があったらしい。見た感じ冒険者ではないのだが何かあったのだろうか。男とシルヴァ、そしてその周りにいる冒険者としばらく話をして、シルヴァは何かひらめいたように席を立ちあがり俺らの方へと向かってくる。
「おい新人Bランク、お前確か変幻自在の悪魔を従えているらしいな?」
「は、はい。そうですが。」
「よしついてこい、救助依頼だ。お前の悪魔がやくにたつ。」
シルヴァと数人の冒険者が街の中を走っていく。
「お前の悪魔をロープのようにして岩に潜り込ませて救出しろ。俺はその間近づくシーサーペントを倒す。要はお前が救助、俺が魔物討伐だ。」
「…はい?」
説明をはしょりすぎていったい何が何だかわからない。
「ジョーシャ雑貨店の息子さんがシーサーペントの生息する海に崖から落ちたらしいんです。幸い岩の隙間に潜り込んで事なきをえたが体が冷えて衰弱してしまっているようで、早く救出しないといけないんです。シーサーペントは凶暴な魔物で、息子さんを救出している間にシーサーペントにやられてしまいます。シルヴァさんだったら最悪広範囲の攻撃でシーサーペントを殲滅できるんですが、それだと近くにいる息子さんまで危険にさらしてしまいます。そこで柔軟性に優れたあなたの悪魔の力をお借りしたいのです。役割分担をすればスムーズな救助ができます。すいません、シルヴァさんは端的に要件を伝えようとしすぎて必要な情報まで省いてしまう人なんです。」
そりゃ、迷惑な人だ。コミュニケーションがとりづらいったらありゃしない。
そうして俺らはジョーシャ雑貨店の息子が落ちたという崖にたどり着いた。
岩肌が露出しているところに激しく波が打ち付けている。その岩と岩、子供1人が入れるぐらいの小さいスペースに救助対象がいた。落下したときに岩にぶつからなかったうえに、落下と着水の衝撃で気絶せずに岩の間に逃げることができたのはまさしく奇跡といえるだろう。
「あそこか。」
「あそこですね。」
イミナの声に反応してシルヴァがイミナを見る。
「なんであんな小さいところまで見える。俺ほどの視力の持ち主はなかなかにいないはずだが…。なんだそれは。」
「これは双眼鏡というらしいです。遠くのものが見えるもので、リミドさんがこれに変身しています。」
「リミド?お前の悪魔の名前か。」
「どうもリミドです。」
ひょっこりとイミナの首筋から出てくる。
周りはそれに少し驚いた。
「おぉ、これが噂に聞く悪魔か。じゃあさっそく救出を行う。俺がシーサーペントを引き付けている間に救出しろ。」
シルヴァは崖からダイブした。
あ、あれ。シルヴァの着地地点無茶苦茶とんがってる岩じゃない?
あ、これもしかしてやばいんじゃないか。
俺は思わずイミナの目を覆う。
「大丈夫ですよイミナさん、シルヴァさんは一流の海の戦士です。」
俺はそおっと崖をのぞきこむ。
見事に着地していた。
シルヴァが海の水を操り、シルヴァはその水の上に仁王立ちしていた。
「あれが彼の特殊能力(オリジナルスキル)、彼の二つ名の由来でもある『激流(トレンター)』です。彼は周囲のありとあらゆる液体を魔力の尽きぬ限り自由自在に操ります。」
シルヴァは背中の槍を取り出し、子供が潜り込んだ岩の周辺にいるシーサーペントを華麗に倒していった。
「悪魔!早くしろ!」
「いわれなく…ても!!!」
まぁまぁな高さがあったため、相当な量の「俺」を使って腕をものすごく伸ばした。ガントレットは解除した。ブーツはイミナが落ちないように地面に杭のようなものを打ち込んでイミナを固定するように変形させた。それでギリギリ足りるほどだった。この崖すごく高い。ほんと、よく子供は死ななかったな。
急速に伸びた俺は岩の間に潜り込んで子供に近づいた。
「よう、俺様はリミドっていう良い悪魔だ。お前を助けに来たぞ、さぁ掴まれ。」
子供は泣きべそをかいていたが俺を見ても驚きはせずに俺の手を掴んでくれた。俺はそれを引っ張り上げる。
「しまった悪魔!一匹そっちにいった!」
俺はシルヴァの声に反応してあたりを見渡す。
こちらに攻撃を仕掛けてくるシーサーペントが一匹。しまったは俺のセリフだシルヴァ。俺は今相当な量の「俺」を使っているからこのシーサーペントを倒すほどの「俺」がない!ど、どうする。今「俺」の量はギリギリなのに!あ…。「俺」を使っているところ、まだあったわ。
俺は俺を変形させてシーサーペントの脳天を貫いた。
ある程度の高さまでいき、シーサーペントがもう来ないであろう位置になったとき俺は「俺」をもとあった場所に戻した。
「シルヴァ、もういいぞ。」
「そうか、わかった。」
俺の合図に反応し、シルヴァは素早く崖を駆け上っていった。
無事に子供を引き上げる。子供は泣きながら走りだし、その子の父であろう人物のもとに駆け寄り抱き着いた。
「ありがとう、本当にありがとうございます。」
…。いや、無事でよかったんだよ。
「よし、これで一件落着だ。新人Bランク、悪魔、よくやったぞ。…ん?どうしたお前ら。どうしてそんな顔を赤らめているんだ。」
「リ、リミドさん。」
「い、いやぁすまない。で、でも仕方がなかったんだ。」
さて問題だ。俺はシーサーペントから子供を守るためにあるところから「俺」を移動させてシーサーペントの攻撃にわりあてた。その元の場所とはどーこだ?
イミナの服である。つまり、イミナは数秒間ほぼ全裸になったのだ。ほぼ、というのは下着だけはつけたままだからだ。そこは守ったから…ね?
「お、おい、お前らイミナのこと何見てんだぁこの変態どもがぁ!」
「リミドさんのせいです!」
イミナを起こして髪をくし(俺)でとかす。パジャマから服に変身。
「この街でも服買いたいですね。」
あの、イミナ。取り込むの割かし面倒くさいし精神的負担がえぐいんよ。女ものの服を事細かに分析してそれをイミナの体に合わせるのって、完全に…。いや、俺はイミナの体の一部だ。どうだっていい。俺は今は実質女の子だ。(定期)
昨日買った手土産をもってメナンカート街のギルドに行く。このギルドは一階部分がE~Cランクの依頼掲載及び集会所、そして二階がBランク以上が利用するスペースとなっているようだった。二階に上がると予想通りシルヴァがいた。どうやらお取込み中のようだった。
「貴族のテール家の訪問は本当にする必要があるのか?それよりもするべきことがあるだろう。近隣のウンディーネの群れの討伐隊編成やAランク依頼は俺以外に誰がやるっていうんだ。」
「いえシルヴァさん、テール家はメナンカート最大の公爵家、我がギルドにも多大なる支援をして下さっています。ウンディーネの討伐隊編成もテール家からの支援がいただけるかもしれません。」
「なるほど、それは合理的だ。ならば今すぐ向かおうじゃないか。」
俺らはシルヴァのもとへと近づいていく。
「ん?おや、これは昨日の新人Bランクではないか。どうした。」
「こんにちは、私このギルドにしばらく滞在させて頂く白の悪魔イミナです。よろしくお願いします。」
俺が仕込んだ礼儀part2である。
「滞在する場合そのギルドの専属冒険者に挨拶を、と教えられましたので改めて伺わせて頂きました。」
「ふむ、昨日ので挨拶ということでもよかったのだが。まぁいいだろう。…ん?それは手土産か。」
「はい、屋台でシルヴァさんが海の幸ならなんでも好きというのをお聞きしてこちらを用意させて頂きました。」
イミナは干しルルミーアをシルヴァに渡す。
「おぉルルミーアではないか、ありがとう。朝起きてから無性に食べたいと思っていたのだが、買いに行く手間が省けた。」
そういうとシルヴァはルルミーアを手づかみで食べ始め、さっさと会議に戻ってしまった。なるほど、決断力の塊。合理的な男。淡泊って感じだな。しかし街の人には好かれていた、カリスマってやつなのかな。
俺らが階段を降りようとすると、焦った様子の若い男が階段を上がってきた。すれ違い、その様子を少し見ているとどうやらシルヴァに用があったらしい。見た感じ冒険者ではないのだが何かあったのだろうか。男とシルヴァ、そしてその周りにいる冒険者としばらく話をして、シルヴァは何かひらめいたように席を立ちあがり俺らの方へと向かってくる。
「おい新人Bランク、お前確か変幻自在の悪魔を従えているらしいな?」
「は、はい。そうですが。」
「よしついてこい、救助依頼だ。お前の悪魔がやくにたつ。」
シルヴァと数人の冒険者が街の中を走っていく。
「お前の悪魔をロープのようにして岩に潜り込ませて救出しろ。俺はその間近づくシーサーペントを倒す。要はお前が救助、俺が魔物討伐だ。」
「…はい?」
説明をはしょりすぎていったい何が何だかわからない。
「ジョーシャ雑貨店の息子さんがシーサーペントの生息する海に崖から落ちたらしいんです。幸い岩の隙間に潜り込んで事なきをえたが体が冷えて衰弱してしまっているようで、早く救出しないといけないんです。シーサーペントは凶暴な魔物で、息子さんを救出している間にシーサーペントにやられてしまいます。シルヴァさんだったら最悪広範囲の攻撃でシーサーペントを殲滅できるんですが、それだと近くにいる息子さんまで危険にさらしてしまいます。そこで柔軟性に優れたあなたの悪魔の力をお借りしたいのです。役割分担をすればスムーズな救助ができます。すいません、シルヴァさんは端的に要件を伝えようとしすぎて必要な情報まで省いてしまう人なんです。」
そりゃ、迷惑な人だ。コミュニケーションがとりづらいったらありゃしない。
そうして俺らはジョーシャ雑貨店の息子が落ちたという崖にたどり着いた。
岩肌が露出しているところに激しく波が打ち付けている。その岩と岩、子供1人が入れるぐらいの小さいスペースに救助対象がいた。落下したときに岩にぶつからなかったうえに、落下と着水の衝撃で気絶せずに岩の間に逃げることができたのはまさしく奇跡といえるだろう。
「あそこか。」
「あそこですね。」
イミナの声に反応してシルヴァがイミナを見る。
「なんであんな小さいところまで見える。俺ほどの視力の持ち主はなかなかにいないはずだが…。なんだそれは。」
「これは双眼鏡というらしいです。遠くのものが見えるもので、リミドさんがこれに変身しています。」
「リミド?お前の悪魔の名前か。」
「どうもリミドです。」
ひょっこりとイミナの首筋から出てくる。
周りはそれに少し驚いた。
「おぉ、これが噂に聞く悪魔か。じゃあさっそく救出を行う。俺がシーサーペントを引き付けている間に救出しろ。」
シルヴァは崖からダイブした。
あ、あれ。シルヴァの着地地点無茶苦茶とんがってる岩じゃない?
あ、これもしかしてやばいんじゃないか。
俺は思わずイミナの目を覆う。
「大丈夫ですよイミナさん、シルヴァさんは一流の海の戦士です。」
俺はそおっと崖をのぞきこむ。
見事に着地していた。
シルヴァが海の水を操り、シルヴァはその水の上に仁王立ちしていた。
「あれが彼の特殊能力(オリジナルスキル)、彼の二つ名の由来でもある『激流(トレンター)』です。彼は周囲のありとあらゆる液体を魔力の尽きぬ限り自由自在に操ります。」
シルヴァは背中の槍を取り出し、子供が潜り込んだ岩の周辺にいるシーサーペントを華麗に倒していった。
「悪魔!早くしろ!」
「いわれなく…ても!!!」
まぁまぁな高さがあったため、相当な量の「俺」を使って腕をものすごく伸ばした。ガントレットは解除した。ブーツはイミナが落ちないように地面に杭のようなものを打ち込んでイミナを固定するように変形させた。それでギリギリ足りるほどだった。この崖すごく高い。ほんと、よく子供は死ななかったな。
急速に伸びた俺は岩の間に潜り込んで子供に近づいた。
「よう、俺様はリミドっていう良い悪魔だ。お前を助けに来たぞ、さぁ掴まれ。」
子供は泣きべそをかいていたが俺を見ても驚きはせずに俺の手を掴んでくれた。俺はそれを引っ張り上げる。
「しまった悪魔!一匹そっちにいった!」
俺はシルヴァの声に反応してあたりを見渡す。
こちらに攻撃を仕掛けてくるシーサーペントが一匹。しまったは俺のセリフだシルヴァ。俺は今相当な量の「俺」を使っているからこのシーサーペントを倒すほどの「俺」がない!ど、どうする。今「俺」の量はギリギリなのに!あ…。「俺」を使っているところ、まだあったわ。
俺は俺を変形させてシーサーペントの脳天を貫いた。
ある程度の高さまでいき、シーサーペントがもう来ないであろう位置になったとき俺は「俺」をもとあった場所に戻した。
「シルヴァ、もういいぞ。」
「そうか、わかった。」
俺の合図に反応し、シルヴァは素早く崖を駆け上っていった。
無事に子供を引き上げる。子供は泣きながら走りだし、その子の父であろう人物のもとに駆け寄り抱き着いた。
「ありがとう、本当にありがとうございます。」
…。いや、無事でよかったんだよ。
「よし、これで一件落着だ。新人Bランク、悪魔、よくやったぞ。…ん?どうしたお前ら。どうしてそんな顔を赤らめているんだ。」
「リ、リミドさん。」
「い、いやぁすまない。で、でも仕方がなかったんだ。」
さて問題だ。俺はシーサーペントから子供を守るためにあるところから「俺」を移動させてシーサーペントの攻撃にわりあてた。その元の場所とはどーこだ?
イミナの服である。つまり、イミナは数秒間ほぼ全裸になったのだ。ほぼ、というのは下着だけはつけたままだからだ。そこは守ったから…ね?
「お、おい、お前らイミナのこと何見てんだぁこの変態どもがぁ!」
「リミドさんのせいです!」
0
あなたにおすすめの小説
おばさんは、ひっそり暮らしたい
蝋梅
恋愛
30歳村山直子は、いわゆる勝手に落ちてきた異世界人だった。
たまに物が落ちてくるが人は珍しいものの、牢屋行きにもならず基礎知識を教えてもらい居場所が分かるように、また定期的に国に報告する以外は自由と言われた。
さて、生きるには働かなければならない。
「仕方がない、ご飯屋にするか」
栄養士にはなったものの向いてないと思いながら働いていた私は、また生活のために今日もご飯を作る。
「地味にそこそこ人が入ればいいのに困るなぁ」
意欲が低い直子は、今日もまたテンション低く呟いた。
騎士サイド追加しました。2023/05/23
番外編を不定期ですが始めました。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
英雄将軍の隠し子は、軍学校で『普通』に暮らしたい。~でも前世の戦術知識がチートすぎて、気付けば帝国の影の支配者になっていました~
ヒミヤデリュージョン
ファンタジー
帝国辺境でただ静かに生き延びたいだけの少年・ヴァン。
彼に正義感はない。あるのは、母が遺したノートに記された、物理法則を応用した「高圧魔力」の理論と、徹底した費用対効果至上主義だけだ。
敵国三千の精鋭が灰燼城に迫る絶望的状況。ヴァンは剣を振るわず、心理戦と補給線攪乱だけで、たった三日で敵軍を撤退させる。
この効率的すぎる勝利は帝国の中枢に届き、彼は最高峰の帝国軍事学院への招待状を手に入れる。
「英雄になりたいわけじゃない。ただ、母の死の真相と父の秘密を知るため、生き残らなきゃならないだけだ」
無口最強の仮面メイド・シンカク、命を取引に差し出した狼耳少女・アイリ。彼は常にコスパの高い道を選び、母の遺したノートの謎、そして生まれて一度も会ったことのない父・帝国大元帥のいる帝都の闇へと踏み込んでいく。
正義も英雄も、損をするなら意味がない。合理主義が英雄譚を侵食していく、反英雄ミリタリー学園ファンタジー。
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
転生君主 ~伝説の大魔導師、『最後』の転生物語~【改訂版】
マツヤマユタカ
ファンタジー
「わたしはもうまもなく死ぬ」
静まり返った老人ホームの一室で、老人は青年にそう告げた。励まそうとする青年に老人はさらに告げる。「いや正確に言い直そう。わたしは転生するのだ」
異世界に突如として転生したその男は、海洋国家ヴァレンティン共和国の超名門、シュナイダー家に生を受け、ガイウス・シュナイダーとして転生を果たす。だがそんなガイウスには前世の知識はあるものの、記憶がなかった。混乱するガイウス。だが月日が経つにつれ、次第にそんな環境にも慣れ、すくすくと成長する。そんな時、ガイウスは魔法と出会う。見よう見まねで魔法を繰り出すガイウス。すると、あろうことかとんでもない威力の魔法が――
数えきれないほど転生をし続けた伝説の大魔導師の最後の転生物語をどうぞお楽しみください!
こちらは『小説家になろう』で千五百万PⅤを獲得した作品を各所変更し、再構成して投稿しております。
また『1×∞(ワンバイエイト)経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!』という作品が、アルファポリス社より刊行されています。既刊第四巻まで発売中です。またコミカライズもされており、こちらは第二巻まで発売しています。あわせてよろしくお願いいたします!
『異世界ごはん、はじめました!』 ~料理研究家は転生先でも胃袋から世界を救う~
チャチャ
ファンタジー
味のない異世界に転生したのは、料理研究家の 私!?
魔法効果つきの“ごはん”で人を癒やし、王子を 虜に、ついには王宮キッチンまで!
心と身体を温める“スキル付き料理が、世界を 変えていく--
美味しい笑顔があふれる、異世界グルメファン タジー!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる