ある日、目覚めたら姫は記憶喪失で超能力者になっていた

南雲薫。

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第1章 トンネル

第2話 声の主

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トンネルを歩いて行くと小さな明かりが見えてきた。トンネルの奥の方で男性が3人いるのを見つけた。2人が懐中電灯を持っていて、1人がビデオカメラを持っている。

男1「おーい、万里ー!どうしたー?」
万「あ、ちょっとな!」
男2「えっ、誰、誰ですか、横の人」
男3「髪なっが! 足裸足って、なぜ!?」

1人は落ち着いていたがあと2人は突然の状況に驚きが隠せないでいた。

?「すみません。名前は何ですか?」

私は聞いてみた。

男1「俺ですか?俺は、暁です!」
?「あなたは?」
男2「僕は高嶺といいます。」
?「あなたは?」
男3「俺は白雪です。」

これで2つ分かったことがある。


声の主は___


?「あなたたちじゃない」


暁高白「「「えっ、」」」


1つ目はこれだ。そして、あともう1つ。

?「君だね、私を呼んでいたのは。」

私は、高嶺という人の前で立ち止まった。もちろん高嶺という人が目的でここに来た訳ではない。

暁「高嶺、この人呼んでたのか?」
高「えぇっ、違う!呼んでない!!」

?「高嶺さんではないですよ。私は、高嶺さんに憑いている男の子に話しかけているんです。」


万暁高白「「「「ええぇぇええ!!」」」」


万「憑いてる!?憑いてるの!?」
高「マジか...。」
暁「俺、霊感あるけどそういうの、分かんねぇからすげぇは!」
白「鳥肌立つー...。」

高嶺に憑いてる男の子は高嶺の足を掴んで離さなかった。

?「どうして私をここに呼んだの?」

『さみし...い...成仏した..い...。』

?「そうなんだ、お父さんとお母さんは?」

『みんな...天国..行っちゃ..った...。』

?「そっか、私が助けてあげる。だから、こっちにおいで...。」

なぜそう言ったのだろう、分からなかったけれど助けたかった。

男の子はこくんとうなずくと私の方へ歩きだし、私の手を繋いだ。

暁「あの、そこにいるんですよね?男の子」

?「いますよ。」

暁「何が行われるんですか?」

?「男の子は成仏したいみたいです。」

暁「えっ、除霊出来るんですか?」

?「出来ますよ。」

暁「除霊するところ撮らせて頂いてもいいですか?」

?「いいですよ。男の子見たいですか?」

暁「えぇっ、見られるんですか?」

?「はい。」

私は男の子に"人間"が幽霊を見えるように術をかけた。

万暁高白「「「「!!!???」」」」
暁「すごい!見える!霊が!」

声は霊感が強い人しか聞こえないらしい。
なぜ術がかけられるのか分からなかったが考える暇がなかった。

?「トンネルの中だと除霊しにくいから、トンネルを出よう。」

私たちはトンネルを出て、さっそく除霊を始めた。

私は男の子と向かい合わせになり話し出した。



?「「闇に覆われし玄天げんてんよ、光よ解き放て、天に汝を捧げよ」」


ピカアアアアアアアアアアアアアアアアアン!
辺りは暗いのに除霊しているところだけ光っていた。

私は2本指で覚えのあるマークを指で男の子の身体になぞった。


?「「暖かな光降り注ぐ、天の原あまのはらを翔けよ」」

男の子の身体は青く光った。

したことが無いのに確かにしたことのあるこの感覚
過去にもしたことがあるのか?

分からない__


サアアアアアアアアアア

真っ黒な暗い天上から一筋の光が降り注いだ。


『これで..やっ..と...ひとりじゃ...ない。』


『お姉ちゃん...あり..がとう...。』


男の子は最後に笑顔でそういうと天高く登っていた。

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そこからは記憶がない。私はどうなってしまったんだろうか...。



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