心形刀流剣術の先生の一番弟子の武士っ子、異世界でバフ・デバフ役と回復・サポート役の女性に出会い、人々を助けたいと願う。

３章

初戦が終わり、

ゴブリンの群れが逃げ去った後・・・
レナ「ありがとうございました！女勇者様！！」
マナ「い、いや、そんなにかしこまらないでくれ！私は武士として当然のことをしただけだ！」
ミナミ「はぁ～！かっこいい！スレンダー美人ですし！」
マナ「ハハハ・・・」
レナ「ふふっ！あなたって変わった服装してるわよね。それに、あんなに戦いに手慣れてるなんて・・・」
マナ「ああ！心形刀流剣術を習ってるんだ！」
レナ「心形刀流剣術・・・すごく強いのね！ミナミがバフ・デバフをかけなくても、ゴブリンの手下を一瞬で切り倒しちゃうなんて！それにその剣も！」
マナ「ああ！私の誇りだ！・・・それより、倒れた仲間はどうした？」
レナ「アヤは兵士の一人が避難させたわ！きっと今治療を受けてるはずよ！それもこれも、あなたが親玉ゴブリンを一瞬で倒してくれたおかげ！本当にありがとう！・・・それで、あなた、名前は？」
マナ「ああ・・・マナだ。呼び捨てで構わない。だが、あなたたちがいなかったら、親玉ゴブリンには勝てなかっただろう。本当に、感謝する。」
マナはレナ達に礼をした。
レナ「ふふっ！礼儀正しいのね！・・・ねぇ、アヤが復帰するまでの間、私たちとチームを組まない？あなたと一緒なら、きっと魔王だって倒せる。そう、信じてる。」
マナ「所詮一人の武士である私がかなうかは分からないが、君たちは人柄が良さそうだ！一人の武士として、君たちや人々を守りたい！そう思っている！」
レナ「ありがとう！これからよろしくね！」
ミナミ「やった～！仲間が一人増えた～！」
マナ「ああ！よろしくな！」