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第11話: 命令と愛撫の夜
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夜、僕はお姉ちゃんの部屋のベッドの上にいた。
灯りはすっかり落とされて、柔らかな間接照明だけが部屋を照らしている。
お姉ちゃんは浴衣を少し乱しながらベッドの端に座っていて、僕をじっと見つめていた。
「ヒロ、今日はどうしたの?」
「……お姉ちゃん」
「なに?」
「……もっと、命令してほしい」
「……」
お姉ちゃんの瞳が少しだけ見開かれ、それからふっと細められる。
灯りに映るその笑顔は、いつもの女王様のようでいて、どこか甘く蕩けていた。
「どうしてそんなこと言うの?」
「……わかんない。でも……お姉ちゃんに命令されるのが、すごく……嬉しいから……」
「可愛いヒロ」
お姉ちゃんはそっと手を伸ばし、僕の髪を撫でた。
その指がゆっくり頭の後ろから首筋を撫で下ろし、肩に触れる。
「じゃあ、今からまた全部脱ぎなさい」
「……うん」
いつもなら恥ずかしくて抵抗するのに、今日は自分から小さく頷いてシャツのボタンを外した。
お姉ちゃんはじっとその様子を見ていて、喉を小さく鳴らした。
◇
シャツを脱ぎ、ズボンを脱ぎ、最後に下着をゆっくり下ろす。
(……やっぱり、恥ずかしい……)
けれどお姉ちゃんの瞳は甘く光っていて、逃げ出したいのに胸の奥はじんわり熱くなる。
「ヒロ、立って?」
「……うん」
小さく震えながら立つと、お姉ちゃんはすっと立ち上がって僕の周りを一周する。
その視線が髪から耳、首、肩、胸、腰、脚、そしてそこまで――全部を愛おしそうに舐めるように追った。
「やっぱり全部私のもの。どこを見ても私だけのヒロ」
「……うん」
◇
次の瞬間、お姉ちゃんは僕の背中にそっと腕を回し、前から抱きついた。
「ヒロ、耳貸して」
「……なに」
「“僕は全部、お姉ちゃんのものです。だから好きにしていいです”って言って?」
「……」
泣きそうなくらい恥ずかしくて、でもお姉ちゃんの瞳を見てたら逆らえなかった。
「……ぼくは、全部……お姉ちゃんのものです。だから……好きにしていいです……」
「よくできました」
お姉ちゃんの唇がそっと僕の耳に触れ、小さくちゅっと音を立てた。
それだけで体がびくっと震える。
◇
「じゃあヒロ、ベッドに横になって」
「……うん」
ベッドの上に仰向けに寝転ぶと、お姉ちゃんは横に腰掛け、優しく僕の髪を梳いた。
「ここも好き」
「……」
髪にそっとキス。
次にお姉ちゃんは頬に口づけ、さらに顎、首筋、鎖骨へとゆっくり降りていく。
「ここも可愛い。全部お姉ちゃんの」
「……やだ」
「やだじゃないでしょ?」
お姉ちゃんの指が胸元に滑り込み、そっと撫でる。
その指先が小さな突起に触れた瞬間、声が勝手に漏れた。
「っ……ひゃ……」
「ほら、可愛い声。もっと聞かせて?」
「……やだ……」
「命令」
「……もっと、触って……」
その瞬間、お姉ちゃんの瞳がとろりと細められた。
◇
「全部触っていい?」
「……うん」
お姉ちゃんの手が胸からお腹へ、そして腰へと降りていく。
ついに指先が、恥ずかしいところをそっと包んだ。
「っ……!」
「ヒロのここも、お姉ちゃんだけのもの。誰にも触らせない」
「……うん……」
優しく撫でられるだけなのに、体がびくびく震えて息が乱れる。
お姉ちゃんはそれを楽しそうに見つめながら、さらに囁いた。
「ヒロ、もっと可愛い声出して?」
「……むり……」
「じゃあ、もっとしちゃう」
お姉ちゃんはそっと唇を寄せて、そこに軽くキスを落とした。
「ひゃ……! や、やだ……!」
「可愛い。全部お姉ちゃんのものって、体がちゃんと分かってる」
涙が出そうだったのに、胸の奥は嬉しくてじんじんして、どうしようもなかった。
◇
「ヒロ?」
「……なに」
「もっと命令してって言って?」
「……」
「言わないと、もう触ってあげない」
「……っ、もっと……命令して……お姉ちゃん……」
「可愛い子」
お姉ちゃんは嬉しそうに笑って、そっと僕の唇に口づけた。
「じゃあ今日はもう眠るまでずっと抱きしめててあげる」
◇
そうしてお姉ちゃんの腕の中に抱かれて、二人裸のままベッドに横になった。
お姉ちゃんは僕の髪を撫で、額や頬や耳に何度も小さな口づけを落とした。
指は首筋や鎖骨、胸、腰、脚……触れるたびに「可愛い」「好き」「全部私のもの」と何度も囁かれた。
「ヒロ?」
「……なに」
「幸せ?」
「……うん」
「嘘。もっとちゃんと言って?」
「……幸せ……お姉ちゃんに全部触られて、命令されて……すごく、幸せ」
お姉ちゃんの瞳が潤んだように見えた。
そしてぎゅっと抱きしめられ、髪に唇が落ちる。
「私も。ヒロの全部が好き。これからもずっと命令するし、ずっと守ってあげる」
「……うん」
(……僕はもう、全部お姉ちゃんのものだ)
その甘い支配が、何よりも心地よかった。
◇
眠る直前、お姉ちゃんは僕の耳元でそっと囁いた。
「ヒロ……愛してる。世界で一番」
「……僕も、お姉ちゃんが一番」
そう言ってお姉ちゃんに強く抱きつくと、そっと背中を撫でられた。
その優しい手が胸の奥に届くみたいで、涙が滲んだ。
(……もう、ずっとこのままでいい)
ゆっくり目を閉じると、お姉ちゃんの匂いに包まれながら意識が溶けていった。
灯りはすっかり落とされて、柔らかな間接照明だけが部屋を照らしている。
お姉ちゃんは浴衣を少し乱しながらベッドの端に座っていて、僕をじっと見つめていた。
「ヒロ、今日はどうしたの?」
「……お姉ちゃん」
「なに?」
「……もっと、命令してほしい」
「……」
お姉ちゃんの瞳が少しだけ見開かれ、それからふっと細められる。
灯りに映るその笑顔は、いつもの女王様のようでいて、どこか甘く蕩けていた。
「どうしてそんなこと言うの?」
「……わかんない。でも……お姉ちゃんに命令されるのが、すごく……嬉しいから……」
「可愛いヒロ」
お姉ちゃんはそっと手を伸ばし、僕の髪を撫でた。
その指がゆっくり頭の後ろから首筋を撫で下ろし、肩に触れる。
「じゃあ、今からまた全部脱ぎなさい」
「……うん」
いつもなら恥ずかしくて抵抗するのに、今日は自分から小さく頷いてシャツのボタンを外した。
お姉ちゃんはじっとその様子を見ていて、喉を小さく鳴らした。
◇
シャツを脱ぎ、ズボンを脱ぎ、最後に下着をゆっくり下ろす。
(……やっぱり、恥ずかしい……)
けれどお姉ちゃんの瞳は甘く光っていて、逃げ出したいのに胸の奥はじんわり熱くなる。
「ヒロ、立って?」
「……うん」
小さく震えながら立つと、お姉ちゃんはすっと立ち上がって僕の周りを一周する。
その視線が髪から耳、首、肩、胸、腰、脚、そしてそこまで――全部を愛おしそうに舐めるように追った。
「やっぱり全部私のもの。どこを見ても私だけのヒロ」
「……うん」
◇
次の瞬間、お姉ちゃんは僕の背中にそっと腕を回し、前から抱きついた。
「ヒロ、耳貸して」
「……なに」
「“僕は全部、お姉ちゃんのものです。だから好きにしていいです”って言って?」
「……」
泣きそうなくらい恥ずかしくて、でもお姉ちゃんの瞳を見てたら逆らえなかった。
「……ぼくは、全部……お姉ちゃんのものです。だから……好きにしていいです……」
「よくできました」
お姉ちゃんの唇がそっと僕の耳に触れ、小さくちゅっと音を立てた。
それだけで体がびくっと震える。
◇
「じゃあヒロ、ベッドに横になって」
「……うん」
ベッドの上に仰向けに寝転ぶと、お姉ちゃんは横に腰掛け、優しく僕の髪を梳いた。
「ここも好き」
「……」
髪にそっとキス。
次にお姉ちゃんは頬に口づけ、さらに顎、首筋、鎖骨へとゆっくり降りていく。
「ここも可愛い。全部お姉ちゃんの」
「……やだ」
「やだじゃないでしょ?」
お姉ちゃんの指が胸元に滑り込み、そっと撫でる。
その指先が小さな突起に触れた瞬間、声が勝手に漏れた。
「っ……ひゃ……」
「ほら、可愛い声。もっと聞かせて?」
「……やだ……」
「命令」
「……もっと、触って……」
その瞬間、お姉ちゃんの瞳がとろりと細められた。
◇
「全部触っていい?」
「……うん」
お姉ちゃんの手が胸からお腹へ、そして腰へと降りていく。
ついに指先が、恥ずかしいところをそっと包んだ。
「っ……!」
「ヒロのここも、お姉ちゃんだけのもの。誰にも触らせない」
「……うん……」
優しく撫でられるだけなのに、体がびくびく震えて息が乱れる。
お姉ちゃんはそれを楽しそうに見つめながら、さらに囁いた。
「ヒロ、もっと可愛い声出して?」
「……むり……」
「じゃあ、もっとしちゃう」
お姉ちゃんはそっと唇を寄せて、そこに軽くキスを落とした。
「ひゃ……! や、やだ……!」
「可愛い。全部お姉ちゃんのものって、体がちゃんと分かってる」
涙が出そうだったのに、胸の奥は嬉しくてじんじんして、どうしようもなかった。
◇
「ヒロ?」
「……なに」
「もっと命令してって言って?」
「……」
「言わないと、もう触ってあげない」
「……っ、もっと……命令して……お姉ちゃん……」
「可愛い子」
お姉ちゃんは嬉しそうに笑って、そっと僕の唇に口づけた。
「じゃあ今日はもう眠るまでずっと抱きしめててあげる」
◇
そうしてお姉ちゃんの腕の中に抱かれて、二人裸のままベッドに横になった。
お姉ちゃんは僕の髪を撫で、額や頬や耳に何度も小さな口づけを落とした。
指は首筋や鎖骨、胸、腰、脚……触れるたびに「可愛い」「好き」「全部私のもの」と何度も囁かれた。
「ヒロ?」
「……なに」
「幸せ?」
「……うん」
「嘘。もっとちゃんと言って?」
「……幸せ……お姉ちゃんに全部触られて、命令されて……すごく、幸せ」
お姉ちゃんの瞳が潤んだように見えた。
そしてぎゅっと抱きしめられ、髪に唇が落ちる。
「私も。ヒロの全部が好き。これからもずっと命令するし、ずっと守ってあげる」
「……うん」
(……僕はもう、全部お姉ちゃんのものだ)
その甘い支配が、何よりも心地よかった。
◇
眠る直前、お姉ちゃんは僕の耳元でそっと囁いた。
「ヒロ……愛してる。世界で一番」
「……僕も、お姉ちゃんが一番」
そう言ってお姉ちゃんに強く抱きつくと、そっと背中を撫でられた。
その優しい手が胸の奥に届くみたいで、涙が滲んだ。
(……もう、ずっとこのままでいい)
ゆっくり目を閉じると、お姉ちゃんの匂いに包まれながら意識が溶けていった。
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