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第四章 発展
第四十九話
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/*** カズト・ツクモ Side ***/
幼女竜に、エリン・ペス・マリオンの名前を与えて、眷属化した。
// 名前:エリン・ペス・マリオン
// 種族:スペリオール・ドラゴン
// 固有スキル:人化
// 固有スキル:ブレス
// 固有スキル:飛行
// 固有スキル:上位竜
// 固有スキル:水・氷系スキル
// 固有スキル:火・炎系スキル
// 固有スキル:風・雷系スキル
// 固有スキル:念話
// スキル枠:----
// スキル枠:----
// スキル枠:----
// スキル枠:----
// スキル枠:----
// 体力:D
// 魔力:G+
スキルだけ見ると、俺の眷属の中では、1番強そうな感じで、完全に戦闘種族だ。
どっかのサ○ヤ人とは違う感じで、スキル依存のマジックキャスターに進化できそうだ。そもそも体力馬鹿の印象が強い。アンバランスな感じだ。強化方針は、デス系と竜化した時には、目立つのはしょうがないので、隠密とかではなく、超向上系と異常攻撃系のスキルをもたせる方がいいだろう。幼女の姿の時の戦闘は、ダンジョンで確認していけばいいだろう。
まずは、エリンと長を連れて、黒狼族の集落に移動する。その後、ログハウスに、エリンと移動する事になる。
その後、エリンの種族スキルである”上位竜”で小型ワイバーンを呼び出す。小型ワイバーンと言っても、1~2人は乗れるサイズのようだ。それが、竜族の谷--宝永山(仮称)--に場所の伝達を行う事になる。
長との話し合いで、竜族は基本的に、今までと同じ生活を行う。
ただ、駐在官の様に、ログハウス周辺に、5体程度の竜族が常に住まう事になった。そのもの達は、俺の指示に従う事になるが、通常時には、今作っている、ビックスロープへの物資の輸送を担当する事になる。
「妾は?」
「ん?エリンは、そうだな。俺が、ミュルダの街に行く時についてきて欲しいからな・・・。カイ。レベル7魔核はまだ有るよな?」
『はい。スロットが3つの物がよろしいかと思います。数は大丈夫です。スキルはどうします?』
「エリン。おい。ウミも何している?」
「え?妾は、ウミ姉とカイ兄よりも強くなりたいのじゃ!」
どうやら、魔物?の中では、眷属化した順番が、兄弟の順番になるようだ。
そうなると、猫に従うドラゴンは・・・・まぁいいとして、ハーフエントやハーフドリュアスに従うドラゴンか・・・でも、1番は、スライムに従うドラゴンがシュールな図式になりそうだ。
問題はない。眷属間で仲良くしてくれればいい。
よし、ログハウスに帰るか?
その前に・・・。
「長。そう言えば、黒狼族とはどういう関係なんだ?」
「あぁあの者たちは、儂達が保護しているだけじゃ、お主が気に入らなければ、抹殺して良いぞ」
「違う。違う。これからもよろしくって事だけど、彼らの話を総合すると、姫巫女と呼ばれる者を、お前たちが縛り付けているように思ってな。なんで、そんな事をしているのか知りたかっただけだ」
「儂達が望んだわけではないぞ?」
「そうなのか?」
「あぁ儂らの力は強大・・・だったからな」
そこで、俺を見るな。カイとウミを見ろ!
「それで?」
「あやつらも、この辺りでは上位種には違いないが、それでも対応できない場合が出てくるのでな。その時に、儂らと連絡が着くように、”念話”持ちを、集落に縛り付けたのであろうな」
「それを聞いて少し安心した。長。黒狼族の集落に一緒に行ってもらっていいか?」
「そうだな。あの”果物”をまたくれるのなら問題ないぞ」
「わかった、エリンの眷属に持たせよう」
「赤い奴と桃色の奴だからな」
「わかった。わかった。それじゃ悪いけど、移動開始していいか?」
「ツクモは、エリンに乗れ!」
「いいけど、大丈夫か?」
エリンがアワアワしているので、心配になった。
「大丈夫だ。エリン。大丈夫だな」
「はい!」
返事だけじゃない事を祈ろう。
宝永山(仮称)を出て、山肌に出た所で、エリンと長が人型から、竜形態に戻る。
二体を並べてみると解るが、長。どんだけでかい?
エリンの1.5倍近いサイズだ。エリンも小さいわけでは、体長7~8mはある。ちょっとした象くらいはある。これが空を飛ぶのはチートだろう。人が敵わないと思ってしまうのはしょうがないだろうな。実際には、一部を除けばそれほど強くない。
それから、俺たちは、黒狼族の集落に向かった。
スーンに連絡をしていたので、総出での出迎えになった。
何をどうやって話したのか、見当もつかないが・・・(嘘です。多分、スーンが説得したのだろう)
黒狼族は、一部の者を除いて、居住区に移り住む事になった。白狼族の長が、他の獣人族との間を取り持つ事になる。
念話の魔核は、それでも竜族との橋渡しとして残しておくことになる。
今までは、黒狼族だけがその役目を追っていたのだが、話し合いになるが、居住区に住む獣人族が持ち回りで行う事になる。
長は、それで問題なしだと言っている。
基本は、竜族から、獣人族に、念話で話をして(実は、獣人族は、長が人化できて、普通に話せる事を知らない)要望を聞いた、獣人族が居住区から竜族に貢物を行う。
竜族は、居住区と集落の空からの監視及び護衛を担当する事になる。
そうなると、ダンジョンにアプルとピチを植えなければならないな。
スーンがうまくやってくれるだろう。
獣人族から見たら、俺が竜族に交渉して、交易品で、居住区や集落を守ってもらう事に成功した様に見える。
実際に、スーンにはそう見えるように話をするように頼んだ。
黒狼族は、大河--フログレンスリバー--を渡った側に集落を作る。獣人族を知っていたので、彼らの説得を行いたいと言っていた。基本コンセプトは、来るもの拒まず、さる者追わずだから、迷惑にならければ問題ないと伝えた。
カイとウミも、エリンが眷属になった事で、少しは安心できるのだろう。
「エリン。あと二人、お前の姉さんと兄さんが居るからな」
「はい!妾の妹や弟はできるのかえ?」
幼子が、両親に、弟か妹が欲しいというように話さないで欲しい。
子供が”居た”経験はないが、なんとなく困ってしまう両親の気持ちが解ってしまった。
「機会があればな」
「そうじゃ!妾が」「エリン。それ以上は考えなくていい。エリンが、末っ子で、最強で良くないか?」
「え?妾が最強」
「そうだぞ、これから、カイやウミやライとダンジョンに入るだろうし、ログハウスに帰ったら、魔核を使って強化するからな」
「嬉しいのじゃ!妾が最強になって、パパを守る!」
ん?
「エリン。パパって?」
「パパは、パパなのじゃ?」
「長の事?」
「ううん。長は、群れのボスなのじゃ。パパは、パパなのじゃ?」
俺の方を見る。
まだ、長が近くに居るから、念話で聞いてみる。
『おい。どういう事だ?』
『何がだ!』
『エリンが、俺の事を、”パパ”と呼ぶぞ?どういう教育をしている?』
『あぁ・・・ツクモ。すまん。嫁の教育だ』
「はぁぁぁぁ」
つい声が出てしまった。
エリンがこちらを不思議そうな顔で見上げている。
『長。どういう事だ?』
『・・・・』
『話せよ!』
『あぁ3体の嫁は、もともと、儂の眷属だったのじゃよ』
はっはぁん。読めたぞ。
『そうか、最初は、お前の事を、パパやお父さんと読んでいたのだな。それで、適齢期になって、お前が手をだした。それで、嫁さんに収まったって所か?』
『違う。いや、違わないが、違う。儂から手を出したわけではない!』
『わかった、わかった、それで、嫁さん達は、エリンに、眷属化した者の事を、”パパ”と呼ぶのが正しいとでも教えたのか?』
『・・・だと思う』
『まぁいい。解った』
『え?それでは、エリンを嫁にしてくれるのか?』
『なぜそうなる?』
『流れ的にそういうながれじゃろ?』
『違うわ!とりあえず、エリンのパパ呼びは俺に取って都合がいいからな。適齢期になったら、群に返すからな。そのつもりでいろよ』
『・・・了解した。その時には、エリンの意思を第一に考えてくれれば納得する』
『・・・わかった。その件は、それでいい』
『助かる』
なんだか、地雷を踏み抜いた気がしなくもないが、ドラゴンの寿命と、人族の寿命から考えると、俺が死ぬ前に、エリンが成竜になれるとは思えない。タイムスパンが違いすぎる。
ログハウスまですぐにたどり着いてしまった。
スーンは、白狼族の長と黒狼族の一部を連れて、徒歩で帰ってくることになった。
エリンの背中に乗っているのは、俺とカイとウミとライとオリヴィエだ。
これだけなら、移動速度は問題にはならない。
スーンには、ログハウスに到着したら、ビックスロープ商業施設の建築を急がせる事にした。
ミュルダとの取引ができなくても、ログハウス周辺を一時的に隠すための、ダミー街は必要になってくるだろう。竜が飛来するビックスロープ商業街だ。
なんとなく、厨二心を刺激する。
竜族が支援しているように見えるので、俺たちの存在も隠せる。
最初は竜族に運搬を担当してもらうが、ブルーフォレスト内を貫く道の建設も合わせて行っていけば、運搬に関しても獣人族に任せる事ができそうだ。そうして、初めて、居住区が認知されるようになる。こちらも竜族が飛来する街だから、防御面も考えなくて済みそうだ。実際には、エントや魔蟲たちが警戒に当たっているのだが、建前は必要だろう。
さて、そのために、しっかり、ミュルダで交渉してこないとな。
「エリン。オリヴィエには挨拶したか?」
「パパ。大丈夫です!オリヴィエ兄。あと、リリーア姉は、どこなのじゃ?」
「あぁリーリアは、今、ミュルダに居るから、明日行ったら会えると思うぞ」
「わかったなのじゃ。パパ。妾はどうすればいいのじゃ?」
カイを見る。
『主様。ライが魔核とスキルカードを取りに行っています』
『ありがとう』
ライがすぐに戻ってきた。
レベル7魔核空スロット3の魔核が3つと、空きスロット2の物を4つ持ってきた。
「ライ。在庫は?」
『魔核は、まだ10個以上あります』
「スロット付きか?」
『うん!』
わかった。
まだまだ大丈夫なようだ。
さてスキルの付与から始めるか?
・即死+詠唱破棄
・体力超向上+攻撃力超向上+速度超向上
・体力超低下+攻撃力超低下+速度超低下
・結界+障壁+防壁
・毒+麻痺
・停止+硬化
・睡眠+石化
魔核を作成して、吸収させた
数回に分けての吸収になったが、無事全部を吸収できて、スキルが付いた。やってしまった感が強い。幼女竜が出来上がった
// 名前:エリン・ペス・マリオン
// 種族:イリーガル・グレーター・デス・スペリオール・ドラゴン
// 固有スキル:人化
// 固有スキル:ブレス
// 固有スキル:飛行
// 固有スキル:上位竜
// 固有スキル:水・氷系スキル
// 固有スキル:火・炎系スキル
// 固有スキル:風・雷系スキル
// 固有スキル:念話
// スキル枠:即死
// スキル枠:超向上スキル
// スキル枠:超低下スキル
// スキル枠:異常スキル
// スキル枠:詠唱破棄
// スキル枠:----
// スキル枠:----
// 体力:C
// 魔力:D+
無事、イリーガルになった。
当然と言えば当然だろう。
さて、明日ミュルダに移動して交渉だな。
幼女竜に、エリン・ペス・マリオンの名前を与えて、眷属化した。
// 名前:エリン・ペス・マリオン
// 種族:スペリオール・ドラゴン
// 固有スキル:人化
// 固有スキル:ブレス
// 固有スキル:飛行
// 固有スキル:上位竜
// 固有スキル:水・氷系スキル
// 固有スキル:火・炎系スキル
// 固有スキル:風・雷系スキル
// 固有スキル:念話
// スキル枠:----
// スキル枠:----
// スキル枠:----
// スキル枠:----
// スキル枠:----
// 体力:D
// 魔力:G+
スキルだけ見ると、俺の眷属の中では、1番強そうな感じで、完全に戦闘種族だ。
どっかのサ○ヤ人とは違う感じで、スキル依存のマジックキャスターに進化できそうだ。そもそも体力馬鹿の印象が強い。アンバランスな感じだ。強化方針は、デス系と竜化した時には、目立つのはしょうがないので、隠密とかではなく、超向上系と異常攻撃系のスキルをもたせる方がいいだろう。幼女の姿の時の戦闘は、ダンジョンで確認していけばいいだろう。
まずは、エリンと長を連れて、黒狼族の集落に移動する。その後、ログハウスに、エリンと移動する事になる。
その後、エリンの種族スキルである”上位竜”で小型ワイバーンを呼び出す。小型ワイバーンと言っても、1~2人は乗れるサイズのようだ。それが、竜族の谷--宝永山(仮称)--に場所の伝達を行う事になる。
長との話し合いで、竜族は基本的に、今までと同じ生活を行う。
ただ、駐在官の様に、ログハウス周辺に、5体程度の竜族が常に住まう事になった。そのもの達は、俺の指示に従う事になるが、通常時には、今作っている、ビックスロープへの物資の輸送を担当する事になる。
「妾は?」
「ん?エリンは、そうだな。俺が、ミュルダの街に行く時についてきて欲しいからな・・・。カイ。レベル7魔核はまだ有るよな?」
『はい。スロットが3つの物がよろしいかと思います。数は大丈夫です。スキルはどうします?』
「エリン。おい。ウミも何している?」
「え?妾は、ウミ姉とカイ兄よりも強くなりたいのじゃ!」
どうやら、魔物?の中では、眷属化した順番が、兄弟の順番になるようだ。
そうなると、猫に従うドラゴンは・・・・まぁいいとして、ハーフエントやハーフドリュアスに従うドラゴンか・・・でも、1番は、スライムに従うドラゴンがシュールな図式になりそうだ。
問題はない。眷属間で仲良くしてくれればいい。
よし、ログハウスに帰るか?
その前に・・・。
「長。そう言えば、黒狼族とはどういう関係なんだ?」
「あぁあの者たちは、儂達が保護しているだけじゃ、お主が気に入らなければ、抹殺して良いぞ」
「違う。違う。これからもよろしくって事だけど、彼らの話を総合すると、姫巫女と呼ばれる者を、お前たちが縛り付けているように思ってな。なんで、そんな事をしているのか知りたかっただけだ」
「儂達が望んだわけではないぞ?」
「そうなのか?」
「あぁ儂らの力は強大・・・だったからな」
そこで、俺を見るな。カイとウミを見ろ!
「それで?」
「あやつらも、この辺りでは上位種には違いないが、それでも対応できない場合が出てくるのでな。その時に、儂らと連絡が着くように、”念話”持ちを、集落に縛り付けたのであろうな」
「それを聞いて少し安心した。長。黒狼族の集落に一緒に行ってもらっていいか?」
「そうだな。あの”果物”をまたくれるのなら問題ないぞ」
「わかった、エリンの眷属に持たせよう」
「赤い奴と桃色の奴だからな」
「わかった。わかった。それじゃ悪いけど、移動開始していいか?」
「ツクモは、エリンに乗れ!」
「いいけど、大丈夫か?」
エリンがアワアワしているので、心配になった。
「大丈夫だ。エリン。大丈夫だな」
「はい!」
返事だけじゃない事を祈ろう。
宝永山(仮称)を出て、山肌に出た所で、エリンと長が人型から、竜形態に戻る。
二体を並べてみると解るが、長。どんだけでかい?
エリンの1.5倍近いサイズだ。エリンも小さいわけでは、体長7~8mはある。ちょっとした象くらいはある。これが空を飛ぶのはチートだろう。人が敵わないと思ってしまうのはしょうがないだろうな。実際には、一部を除けばそれほど強くない。
それから、俺たちは、黒狼族の集落に向かった。
スーンに連絡をしていたので、総出での出迎えになった。
何をどうやって話したのか、見当もつかないが・・・(嘘です。多分、スーンが説得したのだろう)
黒狼族は、一部の者を除いて、居住区に移り住む事になった。白狼族の長が、他の獣人族との間を取り持つ事になる。
念話の魔核は、それでも竜族との橋渡しとして残しておくことになる。
今までは、黒狼族だけがその役目を追っていたのだが、話し合いになるが、居住区に住む獣人族が持ち回りで行う事になる。
長は、それで問題なしだと言っている。
基本は、竜族から、獣人族に、念話で話をして(実は、獣人族は、長が人化できて、普通に話せる事を知らない)要望を聞いた、獣人族が居住区から竜族に貢物を行う。
竜族は、居住区と集落の空からの監視及び護衛を担当する事になる。
そうなると、ダンジョンにアプルとピチを植えなければならないな。
スーンがうまくやってくれるだろう。
獣人族から見たら、俺が竜族に交渉して、交易品で、居住区や集落を守ってもらう事に成功した様に見える。
実際に、スーンにはそう見えるように話をするように頼んだ。
黒狼族は、大河--フログレンスリバー--を渡った側に集落を作る。獣人族を知っていたので、彼らの説得を行いたいと言っていた。基本コンセプトは、来るもの拒まず、さる者追わずだから、迷惑にならければ問題ないと伝えた。
カイとウミも、エリンが眷属になった事で、少しは安心できるのだろう。
「エリン。あと二人、お前の姉さんと兄さんが居るからな」
「はい!妾の妹や弟はできるのかえ?」
幼子が、両親に、弟か妹が欲しいというように話さないで欲しい。
子供が”居た”経験はないが、なんとなく困ってしまう両親の気持ちが解ってしまった。
「機会があればな」
「そうじゃ!妾が」「エリン。それ以上は考えなくていい。エリンが、末っ子で、最強で良くないか?」
「え?妾が最強」
「そうだぞ、これから、カイやウミやライとダンジョンに入るだろうし、ログハウスに帰ったら、魔核を使って強化するからな」
「嬉しいのじゃ!妾が最強になって、パパを守る!」
ん?
「エリン。パパって?」
「パパは、パパなのじゃ?」
「長の事?」
「ううん。長は、群れのボスなのじゃ。パパは、パパなのじゃ?」
俺の方を見る。
まだ、長が近くに居るから、念話で聞いてみる。
『おい。どういう事だ?』
『何がだ!』
『エリンが、俺の事を、”パパ”と呼ぶぞ?どういう教育をしている?』
『あぁ・・・ツクモ。すまん。嫁の教育だ』
「はぁぁぁぁ」
つい声が出てしまった。
エリンがこちらを不思議そうな顔で見上げている。
『長。どういう事だ?』
『・・・・』
『話せよ!』
『あぁ3体の嫁は、もともと、儂の眷属だったのじゃよ』
はっはぁん。読めたぞ。
『そうか、最初は、お前の事を、パパやお父さんと読んでいたのだな。それで、適齢期になって、お前が手をだした。それで、嫁さんに収まったって所か?』
『違う。いや、違わないが、違う。儂から手を出したわけではない!』
『わかった、わかった、それで、嫁さん達は、エリンに、眷属化した者の事を、”パパ”と呼ぶのが正しいとでも教えたのか?』
『・・・だと思う』
『まぁいい。解った』
『え?それでは、エリンを嫁にしてくれるのか?』
『なぜそうなる?』
『流れ的にそういうながれじゃろ?』
『違うわ!とりあえず、エリンのパパ呼びは俺に取って都合がいいからな。適齢期になったら、群に返すからな。そのつもりでいろよ』
『・・・了解した。その時には、エリンの意思を第一に考えてくれれば納得する』
『・・・わかった。その件は、それでいい』
『助かる』
なんだか、地雷を踏み抜いた気がしなくもないが、ドラゴンの寿命と、人族の寿命から考えると、俺が死ぬ前に、エリンが成竜になれるとは思えない。タイムスパンが違いすぎる。
ログハウスまですぐにたどり着いてしまった。
スーンは、白狼族の長と黒狼族の一部を連れて、徒歩で帰ってくることになった。
エリンの背中に乗っているのは、俺とカイとウミとライとオリヴィエだ。
これだけなら、移動速度は問題にはならない。
スーンには、ログハウスに到着したら、ビックスロープ商業施設の建築を急がせる事にした。
ミュルダとの取引ができなくても、ログハウス周辺を一時的に隠すための、ダミー街は必要になってくるだろう。竜が飛来するビックスロープ商業街だ。
なんとなく、厨二心を刺激する。
竜族が支援しているように見えるので、俺たちの存在も隠せる。
最初は竜族に運搬を担当してもらうが、ブルーフォレスト内を貫く道の建設も合わせて行っていけば、運搬に関しても獣人族に任せる事ができそうだ。そうして、初めて、居住区が認知されるようになる。こちらも竜族が飛来する街だから、防御面も考えなくて済みそうだ。実際には、エントや魔蟲たちが警戒に当たっているのだが、建前は必要だろう。
さて、そのために、しっかり、ミュルダで交渉してこないとな。
「エリン。オリヴィエには挨拶したか?」
「パパ。大丈夫です!オリヴィエ兄。あと、リリーア姉は、どこなのじゃ?」
「あぁリーリアは、今、ミュルダに居るから、明日行ったら会えると思うぞ」
「わかったなのじゃ。パパ。妾はどうすればいいのじゃ?」
カイを見る。
『主様。ライが魔核とスキルカードを取りに行っています』
『ありがとう』
ライがすぐに戻ってきた。
レベル7魔核空スロット3の魔核が3つと、空きスロット2の物を4つ持ってきた。
「ライ。在庫は?」
『魔核は、まだ10個以上あります』
「スロット付きか?」
『うん!』
わかった。
まだまだ大丈夫なようだ。
さてスキルの付与から始めるか?
・即死+詠唱破棄
・体力超向上+攻撃力超向上+速度超向上
・体力超低下+攻撃力超低下+速度超低下
・結界+障壁+防壁
・毒+麻痺
・停止+硬化
・睡眠+石化
魔核を作成して、吸収させた
数回に分けての吸収になったが、無事全部を吸収できて、スキルが付いた。やってしまった感が強い。幼女竜が出来上がった
// 名前:エリン・ペス・マリオン
// 種族:イリーガル・グレーター・デス・スペリオール・ドラゴン
// 固有スキル:人化
// 固有スキル:ブレス
// 固有スキル:飛行
// 固有スキル:上位竜
// 固有スキル:水・氷系スキル
// 固有スキル:火・炎系スキル
// 固有スキル:風・雷系スキル
// 固有スキル:念話
// スキル枠:即死
// スキル枠:超向上スキル
// スキル枠:超低下スキル
// スキル枠:異常スキル
// スキル枠:詠唱破棄
// スキル枠:----
// スキル枠:----
// 体力:C
// 魔力:D+
無事、イリーガルになった。
当然と言えば当然だろう。
さて、明日ミュルダに移動して交渉だな。
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【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
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Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる
仙道
ファンタジー
気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。 この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。 俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。 オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。 腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。 俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。 こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。
12/23 HOT男性向け1位
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