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33話
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モルドのテントにやってきたリーリャは
「リーダー、相談事があるのでちょっといいですか?・・・入りますよ?」一言断ってからテントに入った。
まずリーリャはあまりの惨劇に絶句した。
次にもの凄い酒の臭いに顔を顰めた。
そして最後にモルドと共に酔い潰れて眠っているジグレイドを見つけて怒りが込みあがってきた。
「・・・。」
足元に転がっている酒瓶を足で退けながら無言でモルドに近寄り腰に吊るしてある杖を手に持ち思いっ切り振りかぶった。もちろん鉱石が取り付けられている方で
“ドガッ”鈍く響くような音が鳴り、殴られたモルドは衝撃で跳ね起きた。
「な、なんだ!?襲撃か!?」
辺りを見回し周囲の気配を探ったモルドは外が静かで襲撃も起きていないと分かったのか冷静になり、叩き起こした本人のリーリャに問いかけた。
「リーリャ、何するんだ?せっかく気持ちよく寝てたのによ」
「リーダー、この惨状はなんですか?」
「ん?これか?これはだな・・・えーっと・・・ジグがよ、悩んでいたからよ、とりあえず一緒に飲み明かしたって感じだな」
少し不味いと思ったのかボソボソと言い訳をし始めた。
「なぜ怪我人のジグレイド君に酔い潰れるくらい飲ませているのですか?」
「い、いや・・・ジグの奴ほとんど回復してるっぽかったからよ、戦ってもまだ悩んでる感じでよ・・・」
「なんですって!?リーダー誰が誰と戦ったんですか?」
「え?俺とジグだが・・・」
「まさか本気で戦っていないでしょうね!?ちゃんと軽い手合わせ程度で済ませましたよね?」
「へ?・・・いや、その・・・なんというか・・・えっと・・・」
度重なるリーリャからの質問攻めにたじたじになり始め言葉を濁すモルドだが
「ちゃんとはっきり答えなさいっ!」
「はいっ!本気で戦いましたです!」
リーリャから一喝され、姿勢を正して答える。
「・・・。」
無言で圧力を掛けてくるリーリャに耐え切れず
「あ、あのリーリャさん?」恐る恐る声を掛けた。
「リーダー、いくらあの時反応できなかったとはいえ、まだ怪我人であるジグレイド君に本気の戦いは無理でしょうに・・・」
モルドがなぜジグレイドと戦いたかったのかはリーリャも理解していたためせめてもう少し待てなかったのかと問い詰めたくなるが、今更言ってもしょうがないと思いため息を吐きながらモルドを放置してジグレイドの様子を見に近寄って行った。
「“アナライズ”・・・状態が泥酔って・・・どれ程飲ませたのですか」ため息を吐きつつ
「“慈悲の女神 サラエイル様 大地の力 恵みの力をもって 癒しを ヒーリング”」
とりあえず回復魔法を使い泥酔状態を回復させる。するとジグレイドが目を覚ました。
「ん?あー、リーリャさん?おはようございます」
寝ぼけているのか普通に挨拶してくるジグレイドに昨日あれだけ心配でしかたなかったリーリャは呆れてため息しか出なかった。
「おう、ジグやっと起きたか」
声のする方を見てみると、姿勢を正して正座をしているモルドがいた。
「えっと、なんで正座してるんですか?俺が寝ている間にリーリャさんに怒られるようなことでもしたんですか?」
「違うんだ!俺はなにもしていない!ただ正座をしているだけだ!」
変な言い訳を始めるモルドを冷たい目で見返していると、誰かがこのテントに走り寄ってきた。
「大変だ!モルドさん!って・・・え?」
勢いよくテントに飛び込んできたのは、プグナループスの弓使いであるアブエル・オリンであった。
慌てて入ってきたはいいものの、何故か正座しているモルドとそれを冷たい目で眺めているジグレイドとリーリャにどういう状況なのかわからず、固まってしまった。
「それで?アブエル、どうしたんだ?随分と慌てていたようだが?」
真面目な感じでモルドが問いかけるが、その正座させられている姿でいろいろ台無しである。
「っと、そうだった!モルドさんのあまりに情けない姿に固まってしまった。モルドさん、オウルーゼル公爵閣下が呼んでいます。なんでも至急調べてほしいことがあるとかで、詳しくは直接言うそうです。」
サラッとモルドに毒を吐きつつ、要件を言う。
「な、情けないって・・・まーいいか。オウルーゼル公爵閣下からの依頼か・・・戦争がらみは確実として、恐らくはあれも関係してるだろうな・・・」
ぶつぶつと考え事をし始めたモルドにリーリャが
「とりあえず公爵閣下が詰めているテントに行って内容聞いてきてから悩まれてはどうです?予想と違うかもしれませんし」
「それもそうだな!ちょっくら行ってくるか! ジグ、お前は今日は一日安静にしておけ!あんまり大人しくしてないと誰かさんからベッドに縛り付けられるぞ」
最後にニヤリと笑いテントから出ていった。
本陣にある司令テントにて
「ギルド戦場の狼のリーダーモルドです。私たちに急ぎの依頼がある聞きました」
テントに入り、空いている椅子に座わるよう言われてからモルドは依頼内容をオウルーゼルに促した。
「うむ、簡単に説明するとお主たちプグナループスに偵察に行ってほしいのだ。依頼料は金貨30枚くらいでお願いしたい」
「閣下、それは流石に省略しすぎです。モルド殿が固まっておりますぞ。」
「そうだな・・・実は我らが放っている密偵からある情報が送られてきた。それがバルクド帝国軍が撤退していっているというものだ。例年なら数回の衝突を繰り返しお互いに被害が広がった時点で撤退の流れなのだが、今回は一度の衝突だけで撤退の準備を開始しているというのだ。そこでお主たちには偵察をお願いしたい。もちろん我らの密偵も偵察を行う。だが我らだけでは不可解な行動の裏を上手く読めぬときがあるのだ。たまには他の視点からの情報収集をと思ってな、組合の中でもトップクラスの実力を有するギルドにお願いすることにしたのだ。受けてくれるだろうか?」
貴族それも公爵という大貴族でありながら平民出身のモルドに高圧的には接せず下手に出て依頼してくるオウルーゼルにモルドは感心して、喜んで依頼を受けることにした。
「公爵閣下、その依頼受けさせていただきます。それでいつ頃ここを発てばいいのでしょう?」
「そうだな・・・密偵によると今現在バルクド帝国側では撤退の準備が進められているとのこと、その理由が知りたいのでな今すぐにでも発ってほしいのだが・・・」
「わかりました!少量の食料を用意してもらえれば朝のうちにここを発てるはずです」
「わかった、食料は用意させよう」
そして1時間後にはモルド率いるプグナループスはフェイシル軍本陣を発ちバルクド帝国軍本陣に向け迂回をしながら出発していった。
「リーダー、相談事があるのでちょっといいですか?・・・入りますよ?」一言断ってからテントに入った。
まずリーリャはあまりの惨劇に絶句した。
次にもの凄い酒の臭いに顔を顰めた。
そして最後にモルドと共に酔い潰れて眠っているジグレイドを見つけて怒りが込みあがってきた。
「・・・。」
足元に転がっている酒瓶を足で退けながら無言でモルドに近寄り腰に吊るしてある杖を手に持ち思いっ切り振りかぶった。もちろん鉱石が取り付けられている方で
“ドガッ”鈍く響くような音が鳴り、殴られたモルドは衝撃で跳ね起きた。
「な、なんだ!?襲撃か!?」
辺りを見回し周囲の気配を探ったモルドは外が静かで襲撃も起きていないと分かったのか冷静になり、叩き起こした本人のリーリャに問いかけた。
「リーリャ、何するんだ?せっかく気持ちよく寝てたのによ」
「リーダー、この惨状はなんですか?」
「ん?これか?これはだな・・・えーっと・・・ジグがよ、悩んでいたからよ、とりあえず一緒に飲み明かしたって感じだな」
少し不味いと思ったのかボソボソと言い訳をし始めた。
「なぜ怪我人のジグレイド君に酔い潰れるくらい飲ませているのですか?」
「い、いや・・・ジグの奴ほとんど回復してるっぽかったからよ、戦ってもまだ悩んでる感じでよ・・・」
「なんですって!?リーダー誰が誰と戦ったんですか?」
「え?俺とジグだが・・・」
「まさか本気で戦っていないでしょうね!?ちゃんと軽い手合わせ程度で済ませましたよね?」
「へ?・・・いや、その・・・なんというか・・・えっと・・・」
度重なるリーリャからの質問攻めにたじたじになり始め言葉を濁すモルドだが
「ちゃんとはっきり答えなさいっ!」
「はいっ!本気で戦いましたです!」
リーリャから一喝され、姿勢を正して答える。
「・・・。」
無言で圧力を掛けてくるリーリャに耐え切れず
「あ、あのリーリャさん?」恐る恐る声を掛けた。
「リーダー、いくらあの時反応できなかったとはいえ、まだ怪我人であるジグレイド君に本気の戦いは無理でしょうに・・・」
モルドがなぜジグレイドと戦いたかったのかはリーリャも理解していたためせめてもう少し待てなかったのかと問い詰めたくなるが、今更言ってもしょうがないと思いため息を吐きながらモルドを放置してジグレイドの様子を見に近寄って行った。
「“アナライズ”・・・状態が泥酔って・・・どれ程飲ませたのですか」ため息を吐きつつ
「“慈悲の女神 サラエイル様 大地の力 恵みの力をもって 癒しを ヒーリング”」
とりあえず回復魔法を使い泥酔状態を回復させる。するとジグレイドが目を覚ました。
「ん?あー、リーリャさん?おはようございます」
寝ぼけているのか普通に挨拶してくるジグレイドに昨日あれだけ心配でしかたなかったリーリャは呆れてため息しか出なかった。
「おう、ジグやっと起きたか」
声のする方を見てみると、姿勢を正して正座をしているモルドがいた。
「えっと、なんで正座してるんですか?俺が寝ている間にリーリャさんに怒られるようなことでもしたんですか?」
「違うんだ!俺はなにもしていない!ただ正座をしているだけだ!」
変な言い訳を始めるモルドを冷たい目で見返していると、誰かがこのテントに走り寄ってきた。
「大変だ!モルドさん!って・・・え?」
勢いよくテントに飛び込んできたのは、プグナループスの弓使いであるアブエル・オリンであった。
慌てて入ってきたはいいものの、何故か正座しているモルドとそれを冷たい目で眺めているジグレイドとリーリャにどういう状況なのかわからず、固まってしまった。
「それで?アブエル、どうしたんだ?随分と慌てていたようだが?」
真面目な感じでモルドが問いかけるが、その正座させられている姿でいろいろ台無しである。
「っと、そうだった!モルドさんのあまりに情けない姿に固まってしまった。モルドさん、オウルーゼル公爵閣下が呼んでいます。なんでも至急調べてほしいことがあるとかで、詳しくは直接言うそうです。」
サラッとモルドに毒を吐きつつ、要件を言う。
「な、情けないって・・・まーいいか。オウルーゼル公爵閣下からの依頼か・・・戦争がらみは確実として、恐らくはあれも関係してるだろうな・・・」
ぶつぶつと考え事をし始めたモルドにリーリャが
「とりあえず公爵閣下が詰めているテントに行って内容聞いてきてから悩まれてはどうです?予想と違うかもしれませんし」
「それもそうだな!ちょっくら行ってくるか! ジグ、お前は今日は一日安静にしておけ!あんまり大人しくしてないと誰かさんからベッドに縛り付けられるぞ」
最後にニヤリと笑いテントから出ていった。
本陣にある司令テントにて
「ギルド戦場の狼のリーダーモルドです。私たちに急ぎの依頼がある聞きました」
テントに入り、空いている椅子に座わるよう言われてからモルドは依頼内容をオウルーゼルに促した。
「うむ、簡単に説明するとお主たちプグナループスに偵察に行ってほしいのだ。依頼料は金貨30枚くらいでお願いしたい」
「閣下、それは流石に省略しすぎです。モルド殿が固まっておりますぞ。」
「そうだな・・・実は我らが放っている密偵からある情報が送られてきた。それがバルクド帝国軍が撤退していっているというものだ。例年なら数回の衝突を繰り返しお互いに被害が広がった時点で撤退の流れなのだが、今回は一度の衝突だけで撤退の準備を開始しているというのだ。そこでお主たちには偵察をお願いしたい。もちろん我らの密偵も偵察を行う。だが我らだけでは不可解な行動の裏を上手く読めぬときがあるのだ。たまには他の視点からの情報収集をと思ってな、組合の中でもトップクラスの実力を有するギルドにお願いすることにしたのだ。受けてくれるだろうか?」
貴族それも公爵という大貴族でありながら平民出身のモルドに高圧的には接せず下手に出て依頼してくるオウルーゼルにモルドは感心して、喜んで依頼を受けることにした。
「公爵閣下、その依頼受けさせていただきます。それでいつ頃ここを発てばいいのでしょう?」
「そうだな・・・密偵によると今現在バルクド帝国側では撤退の準備が進められているとのこと、その理由が知りたいのでな今すぐにでも発ってほしいのだが・・・」
「わかりました!少量の食料を用意してもらえれば朝のうちにここを発てるはずです」
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