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32話
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「いてて、あー負けたか。あんな速度でフェイント入れられたら堪ったもんじゃねーな」
ガシガシと頭を掻きながら近寄ってきたモルドに
「ふん、自分から派手に飛んだくせになに言ってんだか」ジグレイドは皮肉を言うが、
「ハハハ、木製だからできることだしな負けは負けだ」
どこか気が晴れているモルドにイライラしつつ
「俺はまだ許してないし、信じてないからな!」
と吐き捨てるように言って、訓練場から出ようとしたのだが、
「まー待てって、もう少し付き合え」
そう言って今度はどこに連れていくのか知らないが、またも勝手に決めて行ってしまった。
「くそっ!」
モルドに対して小さく悪態を吐きつつ着いていく。
「今度はどこに連れて行く気だ!?」
すでにイライラを隠さなくなったジグレイドにモルドは
「ハハハ、そんなの決まっているだろ?酒だよ、さ・け!」
笑いながらそう言うと、近くの酒を売っている所に行き、適当なお酒を大量に買い込んでジグレイドに渡してきた。
「さて、どこで飲むか・・・」
そんな行き当たりばったりのモルドに、もうどうにでもなれと考えることを放棄して着いていった。
暫く歩き回ったのだが、結局いい場所は見つからずモルドのテントに着いた。
「おい、散々歩き回っておいて結局ここかよ!?」文句を言うジグレイドに
「ハハハ、段々遠慮が無くなってきたな!うれしい限りだ!よし、飲むか!」いつも通り笑いながらそんなことを言ってくる。
「サルシャが死んだとかいうやつに遠慮なんていらないだろ!」
どうせ飲まされるなら自分から飲んでやると思いジグレイドは床に座りモルドが買って渡してきたお酒をガバガバ飲みだした。
「いい飲みっぷりじゃねーか!」
それから暫くは2人とも無言で飲み続けた。
ジグレイドに酔いが回りはじめめたとき、モルドが話し出した。
「ジグレイド、どう伝えたら信じるんだ?俺らが回収した登録証を見るか?それとも埋めたところに案内するか?これは勝手な想いだがきっとサルシャちゃんはお前に前を向いて進んでほしいと願っていると思うぞ。今すぐにとは言わない、いつか前を向いてサルシャちゃんの分まで生きて楽しめ!お前にはまだ酒を飲み、美味しい食事をして、女を抱いて、そして、えーっと・・・あー、酒を飲み楽しむことができるんだからな!」
言い終わるとお酒をぐびっと飲み干し新しいお酒を飲みだした。
今まで黙って聞いていたジグレイドはモルドの話が終わると、何も言わずにさらにお酒を飲み干しては開けてを繰り返した。
翌日の朝、リーリャは未だにジグレイドのテントにいた。
なぜかというとジグレイドが帰ってこないからである。
恋慕などといったことはなく、なぜ“リジェネレーション”であんなにも回復できたのか、その謎が知りたかったのである。
リーリャはジグレイドの魔力が普通の魔法師より少し多い程度なのを知っていたため、さらに謎が深まっていっていたのである。
「もう朝ですね・・・ジグレイド君はどこにいったのでしょうか?実は回復していなくて、また倒れているとかありそうですね とにかくリーダーに相談してみましょう!」
まだ朝日が顔を覗かせている時間帯だがリーダーを叩き起こせばいいでしょうと考えモルドのテントに向かって歩き出した。
この後、違う理由でモルドを叩き起こす羽目になるとはリーリャは思ってもみなかったのである。
ガシガシと頭を掻きながら近寄ってきたモルドに
「ふん、自分から派手に飛んだくせになに言ってんだか」ジグレイドは皮肉を言うが、
「ハハハ、木製だからできることだしな負けは負けだ」
どこか気が晴れているモルドにイライラしつつ
「俺はまだ許してないし、信じてないからな!」
と吐き捨てるように言って、訓練場から出ようとしたのだが、
「まー待てって、もう少し付き合え」
そう言って今度はどこに連れていくのか知らないが、またも勝手に決めて行ってしまった。
「くそっ!」
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「今度はどこに連れて行く気だ!?」
すでにイライラを隠さなくなったジグレイドにモルドは
「ハハハ、そんなの決まっているだろ?酒だよ、さ・け!」
笑いながらそう言うと、近くの酒を売っている所に行き、適当なお酒を大量に買い込んでジグレイドに渡してきた。
「さて、どこで飲むか・・・」
そんな行き当たりばったりのモルドに、もうどうにでもなれと考えることを放棄して着いていった。
暫く歩き回ったのだが、結局いい場所は見つからずモルドのテントに着いた。
「おい、散々歩き回っておいて結局ここかよ!?」文句を言うジグレイドに
「ハハハ、段々遠慮が無くなってきたな!うれしい限りだ!よし、飲むか!」いつも通り笑いながらそんなことを言ってくる。
「サルシャが死んだとかいうやつに遠慮なんていらないだろ!」
どうせ飲まされるなら自分から飲んでやると思いジグレイドは床に座りモルドが買って渡してきたお酒をガバガバ飲みだした。
「いい飲みっぷりじゃねーか!」
それから暫くは2人とも無言で飲み続けた。
ジグレイドに酔いが回りはじめめたとき、モルドが話し出した。
「ジグレイド、どう伝えたら信じるんだ?俺らが回収した登録証を見るか?それとも埋めたところに案内するか?これは勝手な想いだがきっとサルシャちゃんはお前に前を向いて進んでほしいと願っていると思うぞ。今すぐにとは言わない、いつか前を向いてサルシャちゃんの分まで生きて楽しめ!お前にはまだ酒を飲み、美味しい食事をして、女を抱いて、そして、えーっと・・・あー、酒を飲み楽しむことができるんだからな!」
言い終わるとお酒をぐびっと飲み干し新しいお酒を飲みだした。
今まで黙って聞いていたジグレイドはモルドの話が終わると、何も言わずにさらにお酒を飲み干しては開けてを繰り返した。
翌日の朝、リーリャは未だにジグレイドのテントにいた。
なぜかというとジグレイドが帰ってこないからである。
恋慕などといったことはなく、なぜ“リジェネレーション”であんなにも回復できたのか、その謎が知りたかったのである。
リーリャはジグレイドの魔力が普通の魔法師より少し多い程度なのを知っていたため、さらに謎が深まっていっていたのである。
「もう朝ですね・・・ジグレイド君はどこにいったのでしょうか?実は回復していなくて、また倒れているとかありそうですね とにかくリーダーに相談してみましょう!」
まだ朝日が顔を覗かせている時間帯だがリーダーを叩き起こせばいいでしょうと考えモルドのテントに向かって歩き出した。
この後、違う理由でモルドを叩き起こす羽目になるとはリーリャは思ってもみなかったのである。
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