紡ぎ珈琲館の占い手帖

海乃ゆかり

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1、嘘つきの恋

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 紡ぎ珈琲館。
 裏代官山にある、レトロ感あふれる喫茶店の名前だ。表向きはレンガ造りに見え、蔦が壁を這っている。木枠で出来た出窓が二つ。どちらもアンティークなランプが飾られ、店内が覗き込めるようになっている。店内はランプや橙色の照明で照らされている。臙脂色のクッションがレトロなソファと椅子は木製。床は磨き上げられた黒光りする木の床。歩くたびに、時代を感じる音が鳴る。
 開店時間は朝十時から夜八時まで。昼の三時頃までは付近の会社員がノートパソコンを持って、仕事をしたり商談をしたりしている。三時を過ぎると店内の雰囲気ががらりと変わり、今度は若い女性で賑わう。ひとつのお店がまるで二つの顔を持つかのようだった。
 紡ぎ珈琲館には、喫茶店以外にもうひとつの顔がある。それは、占い師のいる占い館という顔だ。占い好きの若い女性の間では「当たる占い師に格安で会えるスポット」と噂になっていて、三時過ぎは占い目当ての女性の来店が非常に多い。
 雨で客足が少なかったその日の閉店間際も、月森を頼りに一人の女性が来店していた。社会人らしいその女性は、どちらかと言えば幼顔の可愛い人で、憂い顔よりは笑顔が似合うと思わせる雰囲気があった。

「よかったです、ムーン先生にお会いできて」

 ほっとしたように女性は言い、月森に促され、彼の前の席へと腰掛ける。ちなみに月森だから、占い師名はムーン・Fと言うのだそうだ(FはフォレストのFらしい)。なんて安直なネーミング、と聞く度に瞳は頭が痛くなる。

「どうやら切羽つまった事情がありそうだね。ゆっくり聞かせてもらいたいのは山々なんだけど、閉店時間も近くてね」
「いえ、無理を言って入店させてもらったのはこちらですし。今日は残業が終わらなかったので……」
「お仕事お疲れ様。まずは珈琲でもどうだい? 花井ちゃん」

 月森が瞳を呼ぶ。瞳は軽く窓ガラスで身だしなみをチェックする。黒の胸元までの髪は後ろでひとつにまとめている。キツく見える細い目と薄い唇。白のブラウスに黒のベスト、黒のタイトスカート、という店の制服をきっちり着こなしている姿は、今のお客の可愛さとは対極にいるとしか思えない。
 瞳は小さくため息をついてから、メニューを持って二人の傍へと近づいた。

「こちら、メニューになります」
「ありがとう」

 相談者はにっこりと微笑む。その笑みも年上だと思うのに可愛らしい。
 こんな人が恋はするべきなんだ、と瞳は強く思う。自分には恋は似合わない。

「先生は?」

 瞳が月森に顔を向けると、彼は澄ました顔で答えた。

「いつもの珈琲で」
「かしこまりました」

 『いつもの珈琲』は瞳と月森、薫子しか知らない暗号のようなものだ。瞳も素知らぬ顔で伝票に珈琲を記入した。

「あれ?」

 そこで、相談者が素っ頓狂な声を上げる。何か変なことでもあっただろうか。

「どうかしましたか」
「いえ、上司が言っていたようなメニューと全然違ったから、驚いて」
「ああ、その人は昼頃此処に来るのかな?」

 月森は種明かしをするようにメニューを指差す。

「この喫茶店は昼の三時までと三時からではメニューが変わるんだ。珈琲の種類も今はブレンドしかないだろう?」
「そうですね。上司は、此処はいい珈琲豆が揃ってて、店主の目利きがいいって言ってました」
「うん、三時まではそういう珈琲通のためのメニューなんだ。三時を過ぎるとカフェと言っても変わりないメニューになる」
「そうなんですね、面白い。じゃあ、ブレンドと……あっ」

 相談者の目がメニューの一箇所に釘付けになった。

「ホットケーキ!」
「目の付け所がいいね」

 月森は笑顔になる。瞳もその言葉は否定しない。薫子の焼くホットケーキは絶品なのだ。パンケーキとは違う、甘い生地で作るホットケーキ。それにはトッピングなど不要、バターとメイプルシロップさえあれば十分だ。

「パンケーキ、好きなんです。じゃあブレンドとホットケーキをお願いします」
「かしこまりました」

 瞳はメニューを取り終えると、カウンターの中で待っていた薫子の元へと戻る。薫子はオーダーの声が聞こえていたのだろう、もうホットケーキミックスを混ぜはじめていた。薫子は焦げ茶の髪にゆるいパーマをかけていて、後ろでひとつに結んでいる。白のブラウスに黒のタイトスカート、その上から黒のエプロン。くりっとした瞳が特徴的で柔らかい印象を受ける。二十代後半にしか見えないが、もう三十代後半なのだと言う。

「ムーン先生はいつもの珈琲です。あと、ブレンドとホットケーキ」
「陽くんも素直になればいいのにねえ」

 薫子はコーヒーカップを一脚、瞳のほうへと差し出した。

「陽くん用に、お願い」
「わかりました」

 瞳はカップにお砂糖を三杯、たっぷりと入れる。月森は実は珈琲が苦手だ。占いの客がいないときは甘いカフェオレしか飲まない。けれども、本人曰く「ムーン先生のイメージが壊れるからね」ということで、相談者が来るときだけお砂糖をたっぷり入れた『いつもの珈琲』をいかにもブラック見せかけて飲むのだ。
 そのイメージ戦略でお客が来るのだから、我慢もするものだと瞳は思ったりもする。
 薫子はサイフォンで丁寧に淹れた珈琲を二つのカップに分けて注いだ。

「先に珈琲をお願いね、瞳ちゃん」
「はい」

 初めは珈琲を運ぶのも覚束なかった瞳だが、今ではバイトが瞳一人でも十分に回るくらいに仕事を覚えた。元々人手不足の店だったらしく、バイトが二人揃うことは滅多に無い。
 音を鳴らすこともなく珈琲を運ぶと、相談者へ普通の珈琲を、月森へ『いつもの珈琲』を並べる。

「……なるほどね、その上司さんがくるみさんの片思いの相手、と」

 瞳が珈琲を用意している間に、月森は得意の話術でもう相談者――くるみの悩みを聞き出したようだ。

「そうなんです。同じ部に配属されてから、補佐をしているんですけど……気になっちゃって、大事な商談前なのに仕事が手につかなくて」
「それは困ったね。じゃあ、簡単に今の状況を占おうか。詳しい占いは、また後日来てもらえるかい?」
「はい、鑑定料は……」
「今日は急がせちゃったからね、喫茶店のお金だけでいいよ」
「わあ、ムーン先生、ありがとうございます!」

 本当に口がうまい、と瞳は心の中でため息をついた。
 薫子のほうを見ると、ホットケーキが焼けたようだ。瞳は足早に受け取りに行く。

「ホットケーキミックス、今日の分が余ったから、楽しみにしててね」

 薫子が小声で言い、微笑んだ。これは閉店後のささやかなお楽しみだ。材料が余ると薫子は瞳と月森にごちそうをしてくれる。
 瞳も笑顔を返すと、バターを乗せたホットケーキとメイプルシロップのカップを持って席へと向かった。運んでいる最中もホットケーキのふんわり、甘い香りが鼻をくすぐる。

「おまたせしました、こちら、ホットケーキになります」
「ありがとうございます」

 くるみは嬉しそうにカトラリーをセットするのを眺めている。そのくりくりした好奇心たっぷりの瞳。同性なのに、年上なのに、かわいらしいと思わせる。名前がくるみだからだろうか、リスのイメージがある。きっと茶色のショートヘアもそう思わせる原因のひとつだろう。
 恋愛相談に来るお客様を見るたびに、瞳は胸が苦しくなる。恋は、占いは、きっとこんな可愛らしくて女性らしい人のためにあるんだ、と。
 きゅっきゅっとナイフでホットケーキを切り分けてから、くるみはメイプルシロップをたっぷりとかけた。フォークでホットケーキを刺し、ぱくりと一口。

「……美味しい」
「よかったです」

 やはり、薫子のホットケーキを褒められると嬉しい。瞳は会釈をして二人から下がった。カウンターの前で待機することにする。
 くるみは月森に興奮したようにホットケーキの美味しさを伝えている。

「甘いのに、くどくない甘さで。ふかふか加減も焼き加減もちょうどよくって、何枚でも食べられそうです。ザ・定番っていう、安心感がある美味しさ」
「うん、懐かしい味のホットケーキだよね。流行りのパンケーキとはちょっと違うというか……」
「そうなんです! 生クリームなんていらないんですね。かりっとしたところなんて、しっとりふわふわとかいうパンケーキが黙るような美味しさです」

 ナイフを振り回し力説するくるみに、月森は笑顔になった。

「よかった、だいぶ笑顔になったね。じゃあ、占いをしてもいいかな」
「あ、ごめんなさい。お願いします」

 くるみは慌てたように手を膝に置く。月森は苦笑する。

「ホットケーキが冷めちゃうから、食べながらでいいよ」

 テーブルの空いている場所にタロット用の布を広げて、月森はタロットをぐるぐると混ぜ始めた。
 くるみはフォークを咥えて、真剣にその月森の手の動きを見ている。薫子がホットケーキミックスを混ぜながら、瞳に囁いた。

「あの子、かわいいわね」
「……そうですね」

 やっぱり、恋をするならあんな子じゃなきゃ駄目なんだ、と瞳は思う。
 失恋を引きずっているわけではないと思う。でも、元彼と一緒に歩いていた子は、自分とは正反対の背が低めでロングヘアが可愛らしい丸顔の女の子だった。
 占いを思い出して唇を噛みしめる。やっぱり、占いなんて好きになれないと思う。
 その間にも月森はタロットをひとつにまとめ、とんとん、とおまじないのように整えると上から何枚目かのカードを三枚、裏側にして並べた。カードを開いていく。相変わらず抽象的な絵が描かれたカードだ。

「なるほど……。上司さんとくるみちゃんの仲は良好のようだね。特にくるみちゃんの明るさに上司さんは好印象を抱いているみたいだよ」
「本当ですか!」

 くるみは椅子の上で飛び上がりそうになるほど、嬉しそうに答えた。

「落ち着いて、くるみちゃん。上司さんの気持ちは恋じゃない。好印象だ。此処には大きな違いがある」
「そう……ですよね……」

 くるみは落ち着くようにブレンドを一口飲んだ。月森は続ける。

「ただ、未来は悪くない。たまには明るく仕事ができる、という面以外のくるみちゃんをアピールしてみたらどうかな」
「アピールですか?」
「手作りのお弁当を持っていってみるとか? そういう女性的な面がいいかな」
「お弁当……」

 くるみはホットケーキを食べながら肩を落とした。

「家庭科、苦手だったんです……」
「そ、そっか。でも何もお弁当だけが、女性的じゃないだろう? そうだなあ」
「あ、資料を渡すときに付箋で『お疲れ様です』って貼ってみます」
「そうそう、そういう気配りもいいと思うよ」

 ほっとしたように笑う月森。この男女平等の状況で女性的も何もないだろう、と瞳は声を大にして言いたいが、月森の占いは当たるから始末に悪い。気配りなんて女性的というよりは人間的に大事なものだろう、と瞳は文句を言いたい。

「他には……そうだなあ、ちょっと洋服とかも意識してみる、とかね。マニキュアなんかも禁止されてなければ、男性にはドキッとさせる効果があるものだよ」
「仕事が忙しくてオシャレとかあまり気にしてませんでした。少し早起きして頑張ってみます」
「うんうん。でも、仕事の疲れが顔に出てたら困っちゃうからね。よく眠るんだよ?」
「はい、ありがとうございます、ムーン先生」

 店内にある柱時計が鳴り始めた。20時、閉店の時間だ。月森は並べていたタロットカードをひとまとめにすると、『いつもの珈琲』を一口飲む。

「さて、今日は此処までかな。よかったら、僕のいる日にまたおいで。月、火、木、金、日と此処にいるから」
「月曜、火曜、木曜、金曜、日曜……ですね。金曜日は残業が多いから難しいかなあ」

 くるみはスマホにメモをするとホットケーキの最後の一口を食べ終え、立ち上がった。

「ありがとうございました、ムーン先生。また来ますね」
「うん、いいかい、くるみちゃん。くれぐれも早まったらいけないよ?」
「はい、わかりました」

 くるみはにっこりと笑うと、瞳のほうへと近づいてくる。瞳はレジへと回った。

「ブレンドとホットケーキで、お会計は――」
「あ、ムーン先生の珈琲代もお支払いしたいんですが」

 お財布を出して言うくるみの言葉に、瞳は驚いて目を瞬かせた。そんなことを言うお客さんは滅多にいない。そもそも、月森から珈琲代は取っていない。
 どうしよう、と薫子を見ると、薫子はにっこりと微笑んだ。

「占い師の先生にはこちらから来てくださっているお礼として珈琲をお出ししているの。だから、お客様が気を使わなくても大丈夫ですよ」
「でも」

 占ってもらったのに、何も払ってないという罪悪感があるのだろう。くるみはお財布を持ったまま、おろおろとしている。

「それじゃあ、今度来てくださったときもホットケーキを頼んでくださるかしら? それでチャラにしましょう?」
「そんなことでいいんですか? 勿論、ホットケーキ頼みます!」

 薫子の提案にくるみは嬉しそうに笑った。薫子はホットケーキを焼くのが好きなのだ。だから、注文が入るととても機嫌がよい。
 瞳の言った金額を支払うと、くるみはぺこりと三人に頭を下げた。

「ごちそうさまでした。また来ます」

 そして、ドアを開けて出ていく。カラン、とドアベルが鳴り、瞳はくるみが遠くへ行ったのを確認してから、「CLOSE」の看板をかけた。
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感想 1

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みんなの感想(1件)

黒蜜きな粉
2023.05.08 黒蜜きな粉

はじめまして。
タイトルに惹かれて読み始めました。
続きがとても気になります。更新お待ち申し上げております!

2023.05.09 海乃ゆかり

 はじめまして!
 感想、ありがとうございます!
 どきどきしながらの更新でしたので、お言葉、とても嬉しいです。
 続きも頑張ります!

解除

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