ぼんの宇宙日記

ぼん

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ぼんの宇宙日記(34日目)

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34日目。今日は、しっぽの落書きをした日。

朝、ぼくは星図室の机の上で目を覚ました。窓の外には、昨日と同じように星々が輝いていた。その光は、ぼくに静かな安心感を与えてくれた。ぼくはしっぽを軽く振りながら、机の上に身を沈めた。

昼、ぼくは星図室の机の上でしっぽを振っていた。そのとき、しっぽが星図に触れて、線がついてしまった。それは、まるで星たちがぼくに新しい軌道を描かせたかのようだった。ぼくはその線をじっと見つめながら、ゴロゴロと喉を鳴らした。

そのとき、船長が通りかかった。「ぼん、その線は新しい軌道か?」と彼が言った。ぼくはしっぽをふりふりして、「ただ気持ちが動いただけだよ」と心の中で答えた。船長は微笑みながら、ぼくの頭を軽く撫でた。

夕方、ミナとジンが星図室にやってきた。ミナは「ぼん、これって偶然?」と笑いながら言った。ジンは「いや、猫の感覚は侮れない」と真剣な顔で答えた。ぼくはしっぽをふりふりして、「ただ遊んでいただけだよ」と心の中でつぶやいた。

夜になって、ぼくは丸くなって窓辺にうずくまった。星の光は、冷たくて静かだったけれど、どこかぼくを包み込むようなぬくもりがあった。音も、光も、誰かがそばにいれば、もっとやさしくなれる気がする。今日は、誰もそばにいなかったけれど、それでも星がぼくを見守ってくれていた。

おやすみ、しっぽの落書き。おやすみ、星の軌道。また、すこし星に近づいてみる日を。
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