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ぼんの宇宙日記(35日目)
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35日目。今日は、段ボール箱の中で宇宙を見つけた日。
朝、ミナが居住区に段ボール箱を持ってきた。「ぼん、これ、地球からの補給物資が入っていた箱だよ」と言いながら、空になった箱をぼくの前に置いた。ぼくはその箱をじっと見つめて、そっと中に入ってみた。
昼、ぼくは段ボール箱の中で丸くなっていた。箱の内側は、地球の匂いが少しだけ残っていて、ぼくを包み込むようだった。目を閉じると、箱の壁に星が浮かび上がるような気がした。それは、ぼくの小さな宇宙だった。
そのとき、ミナが笑いながら言った。「ぼん、それ、宇宙船みたいだね」ぼくはしっぽをふりふりして、「そうかもしれない」と心の中で答えた。
夕方、ぼくはまだ段ボール箱の中にいた。ミナが「ぼん、そろそろ出てきたら?」と言ったけれど、ぼくは動かなかった。この箱の中は、ぼくの聖域だった。外の音も、光も、ここではやさしくなる気がした。
夜、ぼくは段ボール箱の中で丸くなって眠った。箱の中の星たちは、静かにぼくを見守ってくれていた。地球の匂いと、宇宙の光が混ざり合って、ぼくの夢をやさしく包んでくれた。
おやすみ、段ボール箱。おやすみ、ぼくの小さな宇宙。また、星の中で会おうね。
朝、ミナが居住区に段ボール箱を持ってきた。「ぼん、これ、地球からの補給物資が入っていた箱だよ」と言いながら、空になった箱をぼくの前に置いた。ぼくはその箱をじっと見つめて、そっと中に入ってみた。
昼、ぼくは段ボール箱の中で丸くなっていた。箱の内側は、地球の匂いが少しだけ残っていて、ぼくを包み込むようだった。目を閉じると、箱の壁に星が浮かび上がるような気がした。それは、ぼくの小さな宇宙だった。
そのとき、ミナが笑いながら言った。「ぼん、それ、宇宙船みたいだね」ぼくはしっぽをふりふりして、「そうかもしれない」と心の中で答えた。
夕方、ぼくはまだ段ボール箱の中にいた。ミナが「ぼん、そろそろ出てきたら?」と言ったけれど、ぼくは動かなかった。この箱の中は、ぼくの聖域だった。外の音も、光も、ここではやさしくなる気がした。
夜、ぼくは段ボール箱の中で丸くなって眠った。箱の中の星たちは、静かにぼくを見守ってくれていた。地球の匂いと、宇宙の光が混ざり合って、ぼくの夢をやさしく包んでくれた。
おやすみ、段ボール箱。おやすみ、ぼくの小さな宇宙。また、星の中で会おうね。
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