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この日から2カ月、毎週、日曜日、外デートを重ねた。遊園地、水族館、映画、海、山、夜景の見えるレストラン、エトセトラ。エトランゼ and more......
水族館や映画館の暗がりで手をつないだり花火大会の出店で林檎飴一緒に食べたり動物園でオリジナルのゴリラのキーホルダーをお揃いで買ったりゲーセンのクレーンゲームや格闘ゲームで白熱したりした。
とにかく顔のいいスマートな男とのデートは男同士だと忘れるくらい楽しくて、胸が高鳴ってドキドキして。
彼はよく街でスカウトされた。女の子の視線は彼に集まる。隣にいる僕は鼻高々だ。
自分のことが信じられない。誰のことも信じられない。そんな僕にとって俊明は太陽で、彼といるとどんより霞がかったモノクロで薄暗い光景がカラフルになって、僕にたくさんの感情を、胸のトキメキを教えてくれた。いつも吸ってる空気さえ新鮮に感じて。俊明の学ランの第2ボタンを奪った後輩がどこかにいることを想像すると、胸がはちきれそうに締め付けられて。俊明がいることが僕の生命線でありLIFE LINEであり、栄養であり、僕の生きる理由で。もしも俊明に身寄りがないのであれば、本気で看取りたいくらい。軽いキスどまりで体の関係を我慢してくれてるのがうれしくって愛されていることが実感できた。闇を照らすひとすじの光だった。エターナルに続きますように……と本気で願った。エターナルラブforever......to be continued......
俊明、僕を見つけてくれてありがとう、選んでくれてありがとう。
京都旅行では、久しぶりに一戦を交えた。美しい紅葉に見向きもせずそっちのけでホテルの中で「いっぱいして」と、えっちして体がとろけそうに気持ちよくって俊明のも終始ビンビンで何回も中出ししてくれて
「赤ちゃんできちゃう」なんて叫んで、俊明も「いっぱい作ろう。俺の子供産んでくれ」叫んでわたしに体を押し付けて、揺さぶって
「産んでよ。俺の子供、一緒に育てよう」
「赤ちゃん欲しい」
「ふたりでいれば悲しみは半分になり、喜びは2倍になる」
「病める時も、健やかなる時も、富める時も、貧しき時も」
「愛し敬い慈しむ事を誓います」
「幸せ。幸せだよっ」
「世界でふたりだけみたいな気分。ふたりならどこに置き去りにされてもパラダイス」
「きみとならどこへでも行けそう。無敵で百人力」
わたしたちの濃密な時間。愛を育む大切なトキ。
京都旅行のお土産のキーホルダーをスーパーのレジのバイトの佐々木さんに渡した時、彼女に告白された。彼氏がいるからと断ったら、ホモだと他の同僚にバラされ、噂が回り、居心地が悪くなりバイトを辞めた。
自分の迂闊さが憎い。
女性はすぐ人に言い触らす。忘れてた。
嫌だわ。俊明に愛されて浮かれて平和ボケしてたみたい。
バイトを辞めたことを俊明の家のダイニングテーブルに座ってお茶を飲んでいた俊明に報告すると「じゃあもっといっぱい一緒にいられるね」と言ってきたので腹が立ったので「わたし女の子じゃないんだけどな」俊明に言うと「わかってるよ」
時刻は夕方、僕はせっせと白いエプロンを裸の上につけて肉じゃがをことこと煮込んでいた。裸エプロン……ここの所、夜がご無沙汰で、マンネリなのかな……と今週はサプライズweekと決めた。いじらしい若妻ってこんな感じかな。
それで裸エプロン。趣味ではないが喜ばせたくって。
コンロで火加減を調整していると後ろから、俊明がお尻をそっと揉んできた。
「アッうんっ……お料理してるんだからやめて」
「ええやん。ええやん。裸にエプロンつけて全部丸出しにしてるのそっちやん」
「うっうん。俊明を喜ばせたくて」
「変なかっこして誘ってくれてありがと。女の子はこんなことやってくれないよ。こんなかわいいおちんちんだってついてないし」
背後から、僕の皮かむりのちっこい性器に手をのばし、フェザータッチで撫でた。泉が湧き出るように濡れた。
「ふぅっ」
後ろからしごいてきて
「イッてるとこ見たい」
「見世物じゃないんだから」
「たくさん出して」
ウィスパーボイスで耳元で煽ってくるから、なんかたまらなくなって、なんか、もう、ちょっと、僕の粗末なモノをめちゃくちゃ激しく手コキされた。僕は危ないから、コンロの火をとめた。
「ふざけて裸エプロンつけたのに」
「悪ふざけのつもりだったんだろ。こんな恰好をした方が悪い」
「似合ってないもん」
「確かに。ただの変態だな」
「変態じゃない。女の子になりたい。お嫁さんにして。お嫁さんになりたい」
「こんなんぶらさげてよく言うよな」
「うっんっ」
僕の怒張をしごきたおされて、僕は射精感を我慢できずに、下を向いて、悲しくなりながら、どろっとした白い液体が搾りだされるのを見た。チンコから白濁がこぼれて、卸したての白いエプロンを飛沫が汚す。僕のチンコを彼が操縦して白い糸を引きながら白いエプロンのキャンバスに♡の絵をチンコでデコレーションした。なされるがまま僕は彼の体に体を預けた。
「いっぱい出たね。ちょっと興奮してきた」
ベッドに手をひく。彼は、ベッドサイドのチェストから、ローションを取り出した。僕は発見した。そこには、山盛りあったコンドームがひのひとつも見当たらなかった。僕には一回も使われたことのないそれが忽然と消失していた。誰に使ったのか。あんなにたくさんあったのに。
ベッドに押し倒されそうになったが、すんでのところでよける。
「ごめん。用事、思い出したから帰るね」
ベッドの上になっがーい金色の一本の髪の毛が落ちてるのも今、発見しちゃったし。
「ごめん。帰るね。ほんとごめんね。肉じゃが、食べてね」
「ふっざけんなよ。そういう雰囲気じゃん」
「ごめんごめん。本当に用事あるんだ。嘘じゃないよ」
彼の顔も見ず、エプロンを投げ出し、さっさと着替えて、すぐさま彼の家をあとにした。
水族館や映画館の暗がりで手をつないだり花火大会の出店で林檎飴一緒に食べたり動物園でオリジナルのゴリラのキーホルダーをお揃いで買ったりゲーセンのクレーンゲームや格闘ゲームで白熱したりした。
とにかく顔のいいスマートな男とのデートは男同士だと忘れるくらい楽しくて、胸が高鳴ってドキドキして。
彼はよく街でスカウトされた。女の子の視線は彼に集まる。隣にいる僕は鼻高々だ。
自分のことが信じられない。誰のことも信じられない。そんな僕にとって俊明は太陽で、彼といるとどんより霞がかったモノクロで薄暗い光景がカラフルになって、僕にたくさんの感情を、胸のトキメキを教えてくれた。いつも吸ってる空気さえ新鮮に感じて。俊明の学ランの第2ボタンを奪った後輩がどこかにいることを想像すると、胸がはちきれそうに締め付けられて。俊明がいることが僕の生命線でありLIFE LINEであり、栄養であり、僕の生きる理由で。もしも俊明に身寄りがないのであれば、本気で看取りたいくらい。軽いキスどまりで体の関係を我慢してくれてるのがうれしくって愛されていることが実感できた。闇を照らすひとすじの光だった。エターナルに続きますように……と本気で願った。エターナルラブforever......to be continued......
俊明、僕を見つけてくれてありがとう、選んでくれてありがとう。
京都旅行では、久しぶりに一戦を交えた。美しい紅葉に見向きもせずそっちのけでホテルの中で「いっぱいして」と、えっちして体がとろけそうに気持ちよくって俊明のも終始ビンビンで何回も中出ししてくれて
「赤ちゃんできちゃう」なんて叫んで、俊明も「いっぱい作ろう。俺の子供産んでくれ」叫んでわたしに体を押し付けて、揺さぶって
「産んでよ。俺の子供、一緒に育てよう」
「赤ちゃん欲しい」
「ふたりでいれば悲しみは半分になり、喜びは2倍になる」
「病める時も、健やかなる時も、富める時も、貧しき時も」
「愛し敬い慈しむ事を誓います」
「幸せ。幸せだよっ」
「世界でふたりだけみたいな気分。ふたりならどこに置き去りにされてもパラダイス」
「きみとならどこへでも行けそう。無敵で百人力」
わたしたちの濃密な時間。愛を育む大切なトキ。
京都旅行のお土産のキーホルダーをスーパーのレジのバイトの佐々木さんに渡した時、彼女に告白された。彼氏がいるからと断ったら、ホモだと他の同僚にバラされ、噂が回り、居心地が悪くなりバイトを辞めた。
自分の迂闊さが憎い。
女性はすぐ人に言い触らす。忘れてた。
嫌だわ。俊明に愛されて浮かれて平和ボケしてたみたい。
バイトを辞めたことを俊明の家のダイニングテーブルに座ってお茶を飲んでいた俊明に報告すると「じゃあもっといっぱい一緒にいられるね」と言ってきたので腹が立ったので「わたし女の子じゃないんだけどな」俊明に言うと「わかってるよ」
時刻は夕方、僕はせっせと白いエプロンを裸の上につけて肉じゃがをことこと煮込んでいた。裸エプロン……ここの所、夜がご無沙汰で、マンネリなのかな……と今週はサプライズweekと決めた。いじらしい若妻ってこんな感じかな。
それで裸エプロン。趣味ではないが喜ばせたくって。
コンロで火加減を調整していると後ろから、俊明がお尻をそっと揉んできた。
「アッうんっ……お料理してるんだからやめて」
「ええやん。ええやん。裸にエプロンつけて全部丸出しにしてるのそっちやん」
「うっうん。俊明を喜ばせたくて」
「変なかっこして誘ってくれてありがと。女の子はこんなことやってくれないよ。こんなかわいいおちんちんだってついてないし」
背後から、僕の皮かむりのちっこい性器に手をのばし、フェザータッチで撫でた。泉が湧き出るように濡れた。
「ふぅっ」
後ろからしごいてきて
「イッてるとこ見たい」
「見世物じゃないんだから」
「たくさん出して」
ウィスパーボイスで耳元で煽ってくるから、なんかたまらなくなって、なんか、もう、ちょっと、僕の粗末なモノをめちゃくちゃ激しく手コキされた。僕は危ないから、コンロの火をとめた。
「ふざけて裸エプロンつけたのに」
「悪ふざけのつもりだったんだろ。こんな恰好をした方が悪い」
「似合ってないもん」
「確かに。ただの変態だな」
「変態じゃない。女の子になりたい。お嫁さんにして。お嫁さんになりたい」
「こんなんぶらさげてよく言うよな」
「うっんっ」
僕の怒張をしごきたおされて、僕は射精感を我慢できずに、下を向いて、悲しくなりながら、どろっとした白い液体が搾りだされるのを見た。チンコから白濁がこぼれて、卸したての白いエプロンを飛沫が汚す。僕のチンコを彼が操縦して白い糸を引きながら白いエプロンのキャンバスに♡の絵をチンコでデコレーションした。なされるがまま僕は彼の体に体を預けた。
「いっぱい出たね。ちょっと興奮してきた」
ベッドに手をひく。彼は、ベッドサイドのチェストから、ローションを取り出した。僕は発見した。そこには、山盛りあったコンドームがひのひとつも見当たらなかった。僕には一回も使われたことのないそれが忽然と消失していた。誰に使ったのか。あんなにたくさんあったのに。
ベッドに押し倒されそうになったが、すんでのところでよける。
「ごめん。用事、思い出したから帰るね」
ベッドの上になっがーい金色の一本の髪の毛が落ちてるのも今、発見しちゃったし。
「ごめん。帰るね。ほんとごめんね。肉じゃが、食べてね」
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