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流せ、綴れ、情愛
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翌日、トロンがシフォンと共に村中を歩いていると、突然、目の前にメルヘンが立ち塞がった。アンデスが呼んでいるから来てくれ、と言付けを伝えられると、双子は顔を見合わせ、同時に首を傾げた。ポワソンがシュラプルの支配者となってからというものの、争いの気配は忽然と消え、住人の心にゆとりが生まれたのか、村中には穏やかな雰囲気がそよ風のように流れていた。しかし、まだ平穏とは、ほど遠いようにも感じられ、嵐の前の静けさをも予感させていた。とりあえずは、メルヘンに従い、壁のある高台へと連れられていくと、いつものように壁にもたれかかって座り込むアンデスと対面した。その頭には、忍び兜が前後逆にして乗っかっていた。
「わざわざ来ていただいて、ありがとうございます」アンデスは、微々たる会釈をした。
「何か御用でしょうか?」シフォンは要件をたずねた。
「単刀直入に言います。冥府へと続く池、その池水を放棄してきてください」アンデスは、ずうずうしくも頼み込んできた。「将軍を復活させたのは間違いだったかもしれません。彼からは、何か危険な匂いがします。表面上はポワソンと結束している体を装い、実際は何らかの目的のために彼を利用していると思われます」
メルヘンは、大きなため息をついた。「何を言い出すかと思えば…。今となっては、将軍よりもポワソンの方が危険だろうに。あの馬鹿に力を持たせたら、ロクな使い方をしないって事くらい、お前だって知ってるだろ?」
「ポワソンは、隠れ蓑です。その水面下で将軍は、何らかの企みを推し進めている可能性があります。そもそも、なぜポワソンと手を組んでいるのかがわかりませんし、ましてや、将軍がポワソンの口車に乗せられるとは到底思えないのです」
「確かにそうかもしれんが、だからって将軍が悪だくみをしているなんて……まず、ありえんぞ」メルヘンは、眉間にしわを寄せた。
「しかし、万が一に備えるために、早めに手を打っておきます。冥府へと続く池によって憑依した霊体には、一定時間おきに池水を経口摂取しなければならない、という大きな制約が付きまといます。ですので、池水さえなくなってしまえば、将軍は現世に留まる事ができなくなり、やがて成仏するでしょう。どのみち、杯に溜められた水は多くはないでしょうから、ほうっておいても成仏はするでしょうが、念のためです」
「でも、そのためには教会に行かなければならないでしょうし、ポワソンさんと出会うのは確実ですよね…」シフォンは、怯えたように不安を口にした。「今のポワソンさんは、人を目八分に見ているような……なんだか横柄というか……正直言って、少し怖いです…。もし、わたしたちが杯を壊そうとしたら、きっと……傷つけ合う事になってしまいます…。そんなの、わたし、嫌です…」
そんな妹を思いやり、トロンはアンデスに「ほうっておいても問題がないのなら、下手に動く必要はない。それに俺たちだけでは、ポワソンには敵わない」
「だからといって、悠長にはしていられません。将軍は、残り少ない時間で何らかの……」
アンデスがそう言いかけた折、鼓膜を突き抜けるような雷鳴がシュラプル中に鳴り響いた。その音量に腰を抜かしたメルヘンと双子は、すぐに高台から村中を見下ろした。見た所、慄いた住人が教会のある高台を見上げているようだったので、その視線の先に目を向けると、稲妻の余韻が星屑のように瞬いているのが確認できた。それが原初の雷によるものだと確信し、胸騒ぎすら覚えたメルヘンと双子は、取るものも取り敢えず走り出した。壁から教会へと石切り場の高台を飛び移っていき、到着した彼らが見たのは、ポワソンの権威に屈服するブブゼラとオッド=アインの姿であった。どうやら彼らは、利害の一致から結託し、稲妻と激震の力に反抗を試みたものの、無様にも逆討ちされたようであり、ポワソンに見下されつつも平服したように首を垂れていた。狂気じみた享楽と愉悦をたたえた表情に見下され、悔しさを噛みしめる事しかできずにいたのだ。
ポワソンは、双子らの到着に気付くと、尊大に発した。「ハハハハッ!!見ろ!!僕の前では、どいつもこいつも塵そのものだ!!」
「やめろ、ポワソン!!どうしたっていうんだ一体!?」メルヘンは、豹変したポワソンに恐怖すら覚えた。
ポワソンは、鉾の先でブブゼラとオッド=アインを指すと「この二人が、いきなり僕に襲いかかって来たのさ!でも、結果は見ての通り!誰もが僕に跪く!!」
シフォンは、喧騒に割って入ったかと思うと、オッド=アインとブブゼラの前に立ち、ポワソンに向けて必死の訴えを開始した。「お願いですから、どうか武器を兄弟に向けないでください!!誰かを守るために戦うのならまだしも、なぜ力を誇示するためだけに兄弟を傷つけるのですか!?わたしたちは、父を同じくする兄弟であり、また、家族でもあります!!いくら考えや立場が違うからといって、あなたは家族を平然と傷つけて、心が痛まないのですか!?」
「強者には、人を傷つける権利があるんだ。それは世のため、人のため。シュラプルの繁栄のためには、避けては通れないんだよ」ポワソンは、強く言い張った。
「そんなの強者なんかじゃない!!ただの暴君だ!!」メルヘンは、ポワソンを改心させようと躍起になった。「どうしてそんなにも変わってしまったんだ!?昔のお前は、もっと思いやりにあふれていたはずなのに、今では冷徹な感情に支配されてしまっている!! アンデスやブブゼラと共に鍛冶屋を営んでいた時の事を思い出せ!!受注とは違う武器を作ってしまったり、届け先を間違えたり、そんな遣っ付け仕事でも皆が笑って許してくれたのは、お前が人として好かれていたからだ!!それほどまでにエラクレス三兄弟は、優しさと温もりに満ちていたはずなのに!!頼むから、昔のお前に戻ってくれ!!」
「僕は、つらい経験から学習しただけなのさ。これからのシュラプルに必要とされるのは、純粋な力だけだ。僕はシュラプルを危機的状況から救い出す決意をした!そのためなら、誰に対してでも非情に徹するしかないのさ!!」
「ポワソン…」メルヘンは幻滅させられ、思わず言葉を呑んでしまった。
その時、「情けなど必要ないと…言ったはずだ…!!」とオッド=アインが、懸命に揺らぎ立ち、シフォンに対して「どけ!!俺は、この命尽き果てようとも、文明を自然に帰さなければならない!!」と八つ当たりをした。
「あなたもあなたです…!もう…やめてください…!」シフォンは、争いをやめようとしない兄弟に心を痛め、無力な自分に対して悔し涙を浮かべた。
メルヘンは、うつむきつつも跪くブブゼラに駆け寄ると、自らも跪いて寄り添った。それから、彼の肩を揺さぶりながら「もう帰ろう!原初だとかシュラプルだとか、今はそんな事どうでもいいだろ…?」
ブブゼラは、おもむろに顔を上げると、やるせない表情で涙ぐんでいた。「結局は、ダメだった…。一歩でも踏み出した結果が…このざまだ…。あのろくでなしの力まで借りたってのに…」
「何を言ってるんだ?」メルヘンは、ブブゼラの言葉の意を解せなかった。
「今更、兄と絡むのは、なんだか小っ恥ずかしくってさ…。一人だと勇気が出ないけど、誰かと一緒ならいけるかなって思って…。たまたま箱を狙いに来たオッド=アインに頼みこんで一緒に来てもらったけど……どうにもならなかった…。もうポワソンとは、話なんてできたもんじゃない…」
メルヘンの表情が、徐々に驚喜へと変わっていった。「なんで私やアスレチックに言ってくれなかったんだ…!よりにもよってオッド=アインなんかに頼む事ないだろうに…!」
「恥ずかしくって頼めるかよ…。これまで散々意地を張ってきたのに。俺、どうかしてたんだ…。原初が無くなってからというものの、なんだか妙に頭が冷えたらしい…。最初は、力を失くした事に腹が立って仕方なかった。でも、そのうち恨みとか怒りとかが消えてさ、そしたら不思議と……恥ずかしくなってきたんだ…。なんでいつまでも兄弟と張り合ってたんだろう…って思ったら、居ても立ってもいられなくなって…」
メルヘンは、ブブゼラの頭にげんこつを見舞うと、ひしと抱きしめてやった。「それでいいんだ…!昔のように素直なままでいてくれ…!」
そんな二人の様子に微笑みを浮かべたシフォンとは対照的に、ポワソンは不快を感じると、露骨に顔をしかめた。それから、原初の雷を光り輝かせると、「弱虫の鼻たれ小僧は、おうちに帰りなよ!!」と稲妻をブブゼラとメルヘンに向けた放った。
「わざわざ来ていただいて、ありがとうございます」アンデスは、微々たる会釈をした。
「何か御用でしょうか?」シフォンは要件をたずねた。
「単刀直入に言います。冥府へと続く池、その池水を放棄してきてください」アンデスは、ずうずうしくも頼み込んできた。「将軍を復活させたのは間違いだったかもしれません。彼からは、何か危険な匂いがします。表面上はポワソンと結束している体を装い、実際は何らかの目的のために彼を利用していると思われます」
メルヘンは、大きなため息をついた。「何を言い出すかと思えば…。今となっては、将軍よりもポワソンの方が危険だろうに。あの馬鹿に力を持たせたら、ロクな使い方をしないって事くらい、お前だって知ってるだろ?」
「ポワソンは、隠れ蓑です。その水面下で将軍は、何らかの企みを推し進めている可能性があります。そもそも、なぜポワソンと手を組んでいるのかがわかりませんし、ましてや、将軍がポワソンの口車に乗せられるとは到底思えないのです」
「確かにそうかもしれんが、だからって将軍が悪だくみをしているなんて……まず、ありえんぞ」メルヘンは、眉間にしわを寄せた。
「しかし、万が一に備えるために、早めに手を打っておきます。冥府へと続く池によって憑依した霊体には、一定時間おきに池水を経口摂取しなければならない、という大きな制約が付きまといます。ですので、池水さえなくなってしまえば、将軍は現世に留まる事ができなくなり、やがて成仏するでしょう。どのみち、杯に溜められた水は多くはないでしょうから、ほうっておいても成仏はするでしょうが、念のためです」
「でも、そのためには教会に行かなければならないでしょうし、ポワソンさんと出会うのは確実ですよね…」シフォンは、怯えたように不安を口にした。「今のポワソンさんは、人を目八分に見ているような……なんだか横柄というか……正直言って、少し怖いです…。もし、わたしたちが杯を壊そうとしたら、きっと……傷つけ合う事になってしまいます…。そんなの、わたし、嫌です…」
そんな妹を思いやり、トロンはアンデスに「ほうっておいても問題がないのなら、下手に動く必要はない。それに俺たちだけでは、ポワソンには敵わない」
「だからといって、悠長にはしていられません。将軍は、残り少ない時間で何らかの……」
アンデスがそう言いかけた折、鼓膜を突き抜けるような雷鳴がシュラプル中に鳴り響いた。その音量に腰を抜かしたメルヘンと双子は、すぐに高台から村中を見下ろした。見た所、慄いた住人が教会のある高台を見上げているようだったので、その視線の先に目を向けると、稲妻の余韻が星屑のように瞬いているのが確認できた。それが原初の雷によるものだと確信し、胸騒ぎすら覚えたメルヘンと双子は、取るものも取り敢えず走り出した。壁から教会へと石切り場の高台を飛び移っていき、到着した彼らが見たのは、ポワソンの権威に屈服するブブゼラとオッド=アインの姿であった。どうやら彼らは、利害の一致から結託し、稲妻と激震の力に反抗を試みたものの、無様にも逆討ちされたようであり、ポワソンに見下されつつも平服したように首を垂れていた。狂気じみた享楽と愉悦をたたえた表情に見下され、悔しさを噛みしめる事しかできずにいたのだ。
ポワソンは、双子らの到着に気付くと、尊大に発した。「ハハハハッ!!見ろ!!僕の前では、どいつもこいつも塵そのものだ!!」
「やめろ、ポワソン!!どうしたっていうんだ一体!?」メルヘンは、豹変したポワソンに恐怖すら覚えた。
ポワソンは、鉾の先でブブゼラとオッド=アインを指すと「この二人が、いきなり僕に襲いかかって来たのさ!でも、結果は見ての通り!誰もが僕に跪く!!」
シフォンは、喧騒に割って入ったかと思うと、オッド=アインとブブゼラの前に立ち、ポワソンに向けて必死の訴えを開始した。「お願いですから、どうか武器を兄弟に向けないでください!!誰かを守るために戦うのならまだしも、なぜ力を誇示するためだけに兄弟を傷つけるのですか!?わたしたちは、父を同じくする兄弟であり、また、家族でもあります!!いくら考えや立場が違うからといって、あなたは家族を平然と傷つけて、心が痛まないのですか!?」
「強者には、人を傷つける権利があるんだ。それは世のため、人のため。シュラプルの繁栄のためには、避けては通れないんだよ」ポワソンは、強く言い張った。
「そんなの強者なんかじゃない!!ただの暴君だ!!」メルヘンは、ポワソンを改心させようと躍起になった。「どうしてそんなにも変わってしまったんだ!?昔のお前は、もっと思いやりにあふれていたはずなのに、今では冷徹な感情に支配されてしまっている!! アンデスやブブゼラと共に鍛冶屋を営んでいた時の事を思い出せ!!受注とは違う武器を作ってしまったり、届け先を間違えたり、そんな遣っ付け仕事でも皆が笑って許してくれたのは、お前が人として好かれていたからだ!!それほどまでにエラクレス三兄弟は、優しさと温もりに満ちていたはずなのに!!頼むから、昔のお前に戻ってくれ!!」
「僕は、つらい経験から学習しただけなのさ。これからのシュラプルに必要とされるのは、純粋な力だけだ。僕はシュラプルを危機的状況から救い出す決意をした!そのためなら、誰に対してでも非情に徹するしかないのさ!!」
「ポワソン…」メルヘンは幻滅させられ、思わず言葉を呑んでしまった。
その時、「情けなど必要ないと…言ったはずだ…!!」とオッド=アインが、懸命に揺らぎ立ち、シフォンに対して「どけ!!俺は、この命尽き果てようとも、文明を自然に帰さなければならない!!」と八つ当たりをした。
「あなたもあなたです…!もう…やめてください…!」シフォンは、争いをやめようとしない兄弟に心を痛め、無力な自分に対して悔し涙を浮かべた。
メルヘンは、うつむきつつも跪くブブゼラに駆け寄ると、自らも跪いて寄り添った。それから、彼の肩を揺さぶりながら「もう帰ろう!原初だとかシュラプルだとか、今はそんな事どうでもいいだろ…?」
ブブゼラは、おもむろに顔を上げると、やるせない表情で涙ぐんでいた。「結局は、ダメだった…。一歩でも踏み出した結果が…このざまだ…。あのろくでなしの力まで借りたってのに…」
「何を言ってるんだ?」メルヘンは、ブブゼラの言葉の意を解せなかった。
「今更、兄と絡むのは、なんだか小っ恥ずかしくってさ…。一人だと勇気が出ないけど、誰かと一緒ならいけるかなって思って…。たまたま箱を狙いに来たオッド=アインに頼みこんで一緒に来てもらったけど……どうにもならなかった…。もうポワソンとは、話なんてできたもんじゃない…」
メルヘンの表情が、徐々に驚喜へと変わっていった。「なんで私やアスレチックに言ってくれなかったんだ…!よりにもよってオッド=アインなんかに頼む事ないだろうに…!」
「恥ずかしくって頼めるかよ…。これまで散々意地を張ってきたのに。俺、どうかしてたんだ…。原初が無くなってからというものの、なんだか妙に頭が冷えたらしい…。最初は、力を失くした事に腹が立って仕方なかった。でも、そのうち恨みとか怒りとかが消えてさ、そしたら不思議と……恥ずかしくなってきたんだ…。なんでいつまでも兄弟と張り合ってたんだろう…って思ったら、居ても立ってもいられなくなって…」
メルヘンは、ブブゼラの頭にげんこつを見舞うと、ひしと抱きしめてやった。「それでいいんだ…!昔のように素直なままでいてくれ…!」
そんな二人の様子に微笑みを浮かべたシフォンとは対照的に、ポワソンは不快を感じると、露骨に顔をしかめた。それから、原初の雷を光り輝かせると、「弱虫の鼻たれ小僧は、おうちに帰りなよ!!」と稲妻をブブゼラとメルヘンに向けた放った。
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