121 / 124
不死鳥の背の上で
17
しおりを挟む
そんな小さな背中に一瞥をくれると、トロンは、いよいよもって宿命稼ぎと対峙した。皆が鯨へたどり着けるだけの間を持ちこたえ、さらには、宿命稼ぎの足元に鎮座する棺桶からバスポテトを解き放ってやらなければならない。真鍮の魔笛を片手に意気込むトロンに反し、宿命稼ぎからは、一切覇気を感じられず、煩わしそうに施条銃を肩に担いでみせた。
「お前さんに笛が吹けるとは思わなかったぜ。そういう女々しい趣味を持つ男に見えなかったんだがな」宿命稼ぎは、厄介をぼやいた。
「アンタと違って俺には偏見がない」トロンは、真鍮の魔笛を構え、吹奏の体勢を見せた。
「奇遇だな。俺もだ」その言葉の下から、宿命稼ぎは、骨製の施条銃をトロンに向けたかと思うと、引き金を引いた。
またしても弾道を視認できず、あえなくトロンの上半身に包帯が纏わりつくと、吹奏の出だしを妨害された。これまでを踏まえると、闇雲な抵抗はせず、その場で踏み止まって機会を窺う事に徹した方が利口に思われた。奇しくも避ける事すらままならず、百発百中のその手腕の秘訣は、あの奇妙な獣骨の施条銃にある。そうトロンは睨んでいた。
「もうお前さんを甘く見積もるのは、やめにした」宿命稼ぎは、両手で銃口を上向け、獲物を繋ぐ包帯を張り詰めた。「二つ目の手土産は、お前さんに決めてんだ。捕らえた獲物は、手ごわい方が、後々立派な勲章になるんでな」
「弾道が見切れないのは、その銃のせいだな!?」トロンは、仁王立ちになって問いただした。
「銃には種も仕掛けもねぇな。少々変わった松脂の恩恵だ」宿命稼ぎは、銃を釣り竿のように振るった。「保護色みたいなもんさ。どんなに目を凝らそうが、絶対に見えやしねぇ。結局は、どんな達人だろうと、見えねぇもんには敵わねぇだろうよ」
トロンは、ふっとほくそ笑んだ。「まったく、その通りだ。だからこそ、アンタも抜かったんだ」
宿命稼ぎが耳を疑ったのも束の間、周囲に埋もれるばかりだった瓦礫の数々が、ひとりでに浮遊したかと思うと、矢のように乱れ飛び、宿命稼ぎに突き当たり、トロンを拘束する包帯を掻っ切った。それらの廃品の多くをトロンに贔屓させたのは、精油の魔力が為せる業であり、一度漂った芳香は四方八方に広く拡散するため、たとえ目に見えずとも威力を発揮し続けるのである。そんな香りの性質のおかげで、敵に一杯食わせられたとトロンは満足していた。その一方、熱鉄を飲まされた宿命稼ぎは、降りかかる塵を銃で振り払いつつも懐からダイナマイトを次々と取り出しては、赤燐の仕込まれた手袋との摩擦によって点火し、見境なく投げつけた。舞い上がる土煙と硝煙の中、従僕の消失を感じ取ったトロンは、朧げな視界に霞みながらも、すかさず吹奏し、潮の芳香を再度まき散らした。極光を髣髴とさせる軌跡を残しながら四方八方を漂い、遂には宿命稼ぎに纏わりつく様をかろうじて垣間見たが、表立った変化の兆しすらない。理解してはいたものの、人工物以外には、からっきしであった。幸いにして、この文明の最果てには、人工物が掃いて捨てるほどあり、新たな従僕には事欠かなかった。
ふとトロンは、足元に一本のダイナマイトが転がり込んでくるのを認めると、途端に目を見開き、背後に向かって咄嗟に飛び込み、伏せた。それから間髪入れず、爆風を身に受けると、目から火が出るような強い衝撃に弾かれ、流されるままに転がり回った。
無理に体を起こそうとすると、ひどく痛む。それでもトロンは、苦痛を押して揺らぎ立ち、いまだ無傷の宿命稼ぎをしかと見据えた。
「もう諦めな。潔さってのも、一つの勲章になる」宿命稼ぎは、勝ち誇った態度で、手負いの獲物に銃口を向けた。「今や火薬の臭いばかりが立ち込めてる。これじゃ手品もできんだろうに。違うかい?」
しかし、トロンは、窮厄に立たされても、むしろ勇み立ってみせた。「だったら、種明かしをしてやる!」
宿命稼ぎの足元に鎮座していた棺桶が、勢いよく起き上がった拍子に蓋が打ち開かれ、中からミイラが飛び出すと、宙に弧を描いた末にトロンの両腕に受け止められた。揮発した精油は、密かに棺桶に付着し、意に従えるだけの自我を与えていたのだ。
トロンは、ほのかな残り香によって包帯を瞬く間に解いてやると、ようやく自由となったバスポテトに微笑みを向けられた。
「あら、恥ずかしいわ」
トロンもまた、面映ゆくなったので、そっと降ろしてやった。それから、「行け。波打ち際に鯨が泊まっている。他の皆は、そこでアンタを待っているはずだ」
「きっと、あなたも待ってるわ」バスポテトは、照れ隠しに俯くばかりの顔面を覗き込みながら言った。
「先に行ってろ」トロンは、顔を上げると、宿命稼ぎを睨みつけた。
バスポテトは、ためらう事なく背を見せると、すみやかに立ち去っていった。その去り際を確認せずとも、トロンは、やり遂げたような清々しい心持ちがしていた。あとは、脱出までの時間を稼ぐと共に、自らも海路へと脱出を試みなければならない。しかし、二度までも獲物を取り逃がした宿命稼ぎは、憤るかと思いきや、思いの外に熱烈な視線を送ってきたので、心意気を削がれた気になった。あたかも、好敵手の打倒に情熱を燃やしているかのようであった。
「してやられたか…!だが、勝負はこれからだ…!」宿命稼ぎは、静かに、それでいて強く断言した。「やっとこさ、俺も生き生きし始めた所でな…!お前さんみたいな獲物とは、随分と久しく巡り合ってなかった…!」
「アンタには悪いが、これにて幕引きだ」トロンは、そっけなく突き放した。
爆破に晒された従僕は、形骸になり果てながらも浮き上がり、命を賭して宿命稼ぎを執拗に攻撃すると、主が逃走できるだけの猶予を作り出したので、その隙にトロンは、皆の突き進んだ生路を辿って行った。難儀を従僕に押し付け、振り返りもせず、潮風に逆らい、鯨に向けて一直線に駆け抜けていると、遠い背後から人音が忍び寄るのを感じ、すかさず遮蔽物に隠れて息を潜めた。覗き見ると、足早に追跡をする宿命稼ぎの姿を認めたが、こちらの存在に気づいていないのか、しきりに周囲を見回す素振りをしていた。鵜の目鷹の目の合間を縫って、塵芥の陰を伝って隠密に逃げ果せようと試みた矢先、握られるような感触を片足に覚え、視線を落としてみると、薄桃色かつ膜状の粘着物によって覆われる有様に目を剥いた。道端に吐き捨てられたガムのようなものが、膝下から地面にかけてへばりついていたため、引き剥がそうと蹴立ててみたが、より粘り着くばかりであった。ふと、ただならぬ気配に見返すと、目と鼻の先に宿命稼ぎが立っており、こちらに向けて施条銃を擬していた。その銃口からは、風船のように丸く膨らんだガムが飛び出ていた。
「気持ち悪いだろ?他人の吐き捨てたガムを踏んじまうのは」
その言葉から間を置かず、トロンの背に向けてガムが立射されると、標的に命中した途端に破裂し、膜状となって上半身を包み込んだ。いくら全身を動かそうとも、とりもちのように剥がれない。包帯とはまた違った手法で拘束され、四肢の自由を奪われたトロンは、吹奏しようと奮闘したものの、もはや唇に歌口を近づける事すら叶わなかった。やがては膝を折り、おもむろに視線を前に向けると、目指すべき出口が鯨の鮮明な姿形となって視認できる。それほどまでに接近していたにもかかわらず、今まさに退路を断たれようとしていた。
「ガムなんだからな。ナイフにだって粘着してみせるぜ」宿命稼ぎは、ようやく獲物を射止めた事に笑みを浮かべていた。「幕を引いたんなら、大人しく退場しな。それがマナーってもんだぜ」
「お前さんに笛が吹けるとは思わなかったぜ。そういう女々しい趣味を持つ男に見えなかったんだがな」宿命稼ぎは、厄介をぼやいた。
「アンタと違って俺には偏見がない」トロンは、真鍮の魔笛を構え、吹奏の体勢を見せた。
「奇遇だな。俺もだ」その言葉の下から、宿命稼ぎは、骨製の施条銃をトロンに向けたかと思うと、引き金を引いた。
またしても弾道を視認できず、あえなくトロンの上半身に包帯が纏わりつくと、吹奏の出だしを妨害された。これまでを踏まえると、闇雲な抵抗はせず、その場で踏み止まって機会を窺う事に徹した方が利口に思われた。奇しくも避ける事すらままならず、百発百中のその手腕の秘訣は、あの奇妙な獣骨の施条銃にある。そうトロンは睨んでいた。
「もうお前さんを甘く見積もるのは、やめにした」宿命稼ぎは、両手で銃口を上向け、獲物を繋ぐ包帯を張り詰めた。「二つ目の手土産は、お前さんに決めてんだ。捕らえた獲物は、手ごわい方が、後々立派な勲章になるんでな」
「弾道が見切れないのは、その銃のせいだな!?」トロンは、仁王立ちになって問いただした。
「銃には種も仕掛けもねぇな。少々変わった松脂の恩恵だ」宿命稼ぎは、銃を釣り竿のように振るった。「保護色みたいなもんさ。どんなに目を凝らそうが、絶対に見えやしねぇ。結局は、どんな達人だろうと、見えねぇもんには敵わねぇだろうよ」
トロンは、ふっとほくそ笑んだ。「まったく、その通りだ。だからこそ、アンタも抜かったんだ」
宿命稼ぎが耳を疑ったのも束の間、周囲に埋もれるばかりだった瓦礫の数々が、ひとりでに浮遊したかと思うと、矢のように乱れ飛び、宿命稼ぎに突き当たり、トロンを拘束する包帯を掻っ切った。それらの廃品の多くをトロンに贔屓させたのは、精油の魔力が為せる業であり、一度漂った芳香は四方八方に広く拡散するため、たとえ目に見えずとも威力を発揮し続けるのである。そんな香りの性質のおかげで、敵に一杯食わせられたとトロンは満足していた。その一方、熱鉄を飲まされた宿命稼ぎは、降りかかる塵を銃で振り払いつつも懐からダイナマイトを次々と取り出しては、赤燐の仕込まれた手袋との摩擦によって点火し、見境なく投げつけた。舞い上がる土煙と硝煙の中、従僕の消失を感じ取ったトロンは、朧げな視界に霞みながらも、すかさず吹奏し、潮の芳香を再度まき散らした。極光を髣髴とさせる軌跡を残しながら四方八方を漂い、遂には宿命稼ぎに纏わりつく様をかろうじて垣間見たが、表立った変化の兆しすらない。理解してはいたものの、人工物以外には、からっきしであった。幸いにして、この文明の最果てには、人工物が掃いて捨てるほどあり、新たな従僕には事欠かなかった。
ふとトロンは、足元に一本のダイナマイトが転がり込んでくるのを認めると、途端に目を見開き、背後に向かって咄嗟に飛び込み、伏せた。それから間髪入れず、爆風を身に受けると、目から火が出るような強い衝撃に弾かれ、流されるままに転がり回った。
無理に体を起こそうとすると、ひどく痛む。それでもトロンは、苦痛を押して揺らぎ立ち、いまだ無傷の宿命稼ぎをしかと見据えた。
「もう諦めな。潔さってのも、一つの勲章になる」宿命稼ぎは、勝ち誇った態度で、手負いの獲物に銃口を向けた。「今や火薬の臭いばかりが立ち込めてる。これじゃ手品もできんだろうに。違うかい?」
しかし、トロンは、窮厄に立たされても、むしろ勇み立ってみせた。「だったら、種明かしをしてやる!」
宿命稼ぎの足元に鎮座していた棺桶が、勢いよく起き上がった拍子に蓋が打ち開かれ、中からミイラが飛び出すと、宙に弧を描いた末にトロンの両腕に受け止められた。揮発した精油は、密かに棺桶に付着し、意に従えるだけの自我を与えていたのだ。
トロンは、ほのかな残り香によって包帯を瞬く間に解いてやると、ようやく自由となったバスポテトに微笑みを向けられた。
「あら、恥ずかしいわ」
トロンもまた、面映ゆくなったので、そっと降ろしてやった。それから、「行け。波打ち際に鯨が泊まっている。他の皆は、そこでアンタを待っているはずだ」
「きっと、あなたも待ってるわ」バスポテトは、照れ隠しに俯くばかりの顔面を覗き込みながら言った。
「先に行ってろ」トロンは、顔を上げると、宿命稼ぎを睨みつけた。
バスポテトは、ためらう事なく背を見せると、すみやかに立ち去っていった。その去り際を確認せずとも、トロンは、やり遂げたような清々しい心持ちがしていた。あとは、脱出までの時間を稼ぐと共に、自らも海路へと脱出を試みなければならない。しかし、二度までも獲物を取り逃がした宿命稼ぎは、憤るかと思いきや、思いの外に熱烈な視線を送ってきたので、心意気を削がれた気になった。あたかも、好敵手の打倒に情熱を燃やしているかのようであった。
「してやられたか…!だが、勝負はこれからだ…!」宿命稼ぎは、静かに、それでいて強く断言した。「やっとこさ、俺も生き生きし始めた所でな…!お前さんみたいな獲物とは、随分と久しく巡り合ってなかった…!」
「アンタには悪いが、これにて幕引きだ」トロンは、そっけなく突き放した。
爆破に晒された従僕は、形骸になり果てながらも浮き上がり、命を賭して宿命稼ぎを執拗に攻撃すると、主が逃走できるだけの猶予を作り出したので、その隙にトロンは、皆の突き進んだ生路を辿って行った。難儀を従僕に押し付け、振り返りもせず、潮風に逆らい、鯨に向けて一直線に駆け抜けていると、遠い背後から人音が忍び寄るのを感じ、すかさず遮蔽物に隠れて息を潜めた。覗き見ると、足早に追跡をする宿命稼ぎの姿を認めたが、こちらの存在に気づいていないのか、しきりに周囲を見回す素振りをしていた。鵜の目鷹の目の合間を縫って、塵芥の陰を伝って隠密に逃げ果せようと試みた矢先、握られるような感触を片足に覚え、視線を落としてみると、薄桃色かつ膜状の粘着物によって覆われる有様に目を剥いた。道端に吐き捨てられたガムのようなものが、膝下から地面にかけてへばりついていたため、引き剥がそうと蹴立ててみたが、より粘り着くばかりであった。ふと、ただならぬ気配に見返すと、目と鼻の先に宿命稼ぎが立っており、こちらに向けて施条銃を擬していた。その銃口からは、風船のように丸く膨らんだガムが飛び出ていた。
「気持ち悪いだろ?他人の吐き捨てたガムを踏んじまうのは」
その言葉から間を置かず、トロンの背に向けてガムが立射されると、標的に命中した途端に破裂し、膜状となって上半身を包み込んだ。いくら全身を動かそうとも、とりもちのように剥がれない。包帯とはまた違った手法で拘束され、四肢の自由を奪われたトロンは、吹奏しようと奮闘したものの、もはや唇に歌口を近づける事すら叶わなかった。やがては膝を折り、おもむろに視線を前に向けると、目指すべき出口が鯨の鮮明な姿形となって視認できる。それほどまでに接近していたにもかかわらず、今まさに退路を断たれようとしていた。
「ガムなんだからな。ナイフにだって粘着してみせるぜ」宿命稼ぎは、ようやく獲物を射止めた事に笑みを浮かべていた。「幕を引いたんなら、大人しく退場しな。それがマナーってもんだぜ」
0
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
『伯爵令嬢 爆死する』
三木谷夜宵
ファンタジー
王立学園の中庭で、ひとりの伯爵令嬢が死んだ。彼女は婚約者である侯爵令息から婚約解消を求められた。しかし、令嬢はそれに反発した。そんな彼女を、令息は魔術で爆死させてしまったのである。
その後、大陸一のゴシップ誌が伯爵令嬢が日頃から受けていた仕打ちを暴露するのであった。
カクヨムでも公開しています。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
つまらない妃と呼ばれた日
柴田はつみ
恋愛
公爵令嬢リーシャは政略結婚で王妃に迎えられる。だが国王レオニスの隣には、幼馴染のセレスが“当然”のように立っていた。祝宴の夜、リーシャは国王が「つまらない妃だ」と語る声を聞いてしまい、心を閉ざす。
舞踏会で差し出された手を取らず、王弟アドリアンの助けで踊ったことで、噂は一気に燃え上がる――「王妃は王弟と」「国王の本命は幼馴染」と。
さらに宰相は儀礼と世論を操り、王妃を孤立させる策略を進める。監視の影、届かない贈り物、すり替えられた言葉、そして“白薔薇の香”が事件現場に残る冤罪の罠。
リーシャは微笑を鎧に「今日から、王の隣に立たない」と決めるが、距離を取るほど誤解は確定し、王宮は二人を引き裂いていく。
――つまらない妃とは、いったい誰が作ったのか。真実が露わになった時、失われた“隣”は戻るのか。
王子様への置き手紙
あおき華
恋愛
フィオナは王太子ジェラルドの婚約者。王宮で暮らしながら王太子妃教育を受けていた。そんなある日、ジェラルドと侯爵家令嬢のマデリーンがキスをする所を目撃してしまう。ショックを受けたフィオナは自ら修道院に行くことを決意し、護衛騎士のエルマーとともに王宮を逃げ出した。置き手紙を読んだ皇太子が追いかけてくるとは思いもせずに⋯⋯
小説家になろうにも掲載しています。
道化たちの末路
希臘楽園
ファンタジー
母亡き後、継承権もない父と愛人母娘が公爵家を狙い始めた。でも私には王太子という切り札がいる。半年間、道化たちが踊るのを、私たちは静かに楽しんで見ていた。AIに書かせてみた第3弾。今回も3000文字程度のお気楽な作品です。
幼馴染みの婚約者が「学生時代は愛する恋人と過ごさせてくれ」と言ってきたので、秒で婚約解消を宣言した令嬢の前世が、社畜のおっさんだった件。
灯乃
ファンタジー
子爵家の総領娘である令嬢の前に、巨乳美少女と腕を組んだ婚約者がやってきた。
曰く、「学生時代くらいは、心から愛する恋人と自由に過ごしたい。それくらい、黙って許容しろ」と。
婚約者を甘やかし過ぎていたことに気付いた彼女は、その場で婚約解消を宣言する。
前半はたぶん普通の令嬢もの、後半はおっさんコメディーです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる