疫病神

暇人の黄昏れ

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5番

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私は優しい人間になりたかったでも、そんな事を今となっては考えてもない私はただただ無になりたかったこの考えになったのはそう早くなかった
この考えに至るまでいろいろな経験をした。

私は先生に助けを求めたそうすると、先生はそれはいじめではなく遊びの延長と言った。
私はいじめに対して初めて助けを求めた、だが断わられたこれが1回目だ、そして2回目は私の友達が不登校になる前にわたしはその子がいじめられてる事を教えたでもそんな事より忙しいと、何もしてなかったのに厄介払いをして、職員室に逃げ帰って行った私はその年はもう諦めた、一度目の失敗を活かし、無駄な努力はやめる事にした。


それから一年が経ち3年生になった私は二、三ヶ月ほど様子見をして、ある程度馴染めてきていた、そして、その頃初めて親にいじめについて話をした、でも、あまり変わらなかった。
喧嘩はだめなにかされたら先生言えばいいと、、
何かされてダメだったことは言ったのにだ、、、私は諦めた、所詮大人はみんなこうだったみんな結局はそうだったいや、大人だけじゃなかった。
そう言えば自分だってそう、自分だって自分がいじめられるのが嫌だから友達を売ってでも助かろうとしたのだから。

そしてここら辺を見て諦めて私は無に徹することができるようになった。
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