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遡ること一か月前・・・
「監視あなたをカメラずっと見ている?」
霜音「そう!君の能力だよ」
「これでクロエを観察できる?ってこと?」
霜音「そうだよ。朱莉あかりちゃん。」
朱莉は困惑している
朱莉「さもありなん。///」
霜音「照れるなら言わなきゃいいのに」
朱莉は疑問を投げ掛けた
朱莉「先生の能力は何?」
ふと、霜音が腕時計を見た
霜音「あと6か。」
朱莉「ん?なに?腕時計なんてしてないでしょ?」
霜音「さもありなん。手の甲に数字が見えるんだよ。昨日は7。」
朱莉「今日は6・・・」
霜音がもう一度見た
霜音「これは能力を与えられる数なのかもしれん。」
朱莉「あっ、クロエに手紙渡さなきゃ。拝啓。クロエさま。でいいのかな?ねえ、せんせ・・・」
蟋蟀の姿は忽然と消えていた。
『拝啓。クロエさま。あなたをずっと見ていました。』
朱莉「あはは。なんかラブレターみたい。というかラブレターか。」
これをクロエの引き出しに入れてっと。
朱莉「そういえば・・・能力者って何人?」
ブランコに乗りながら考えた
キィキィ・・・
「ここにはふたり」
朱莉END
小糸「あれっひとつおおくね?の使い道なさすぎる・・・。」
小糸は一人で机に突っ伏していた
能力の使い道が迷い気味
小糸「お金は製造番号でバレるし、人間は・・・怖すぎる!!」
「小糸―お風呂入っちゃいなさい。」
母親の声が響く
「はーい」
じゃぱーん!!
小糸「これも二つに増やせるのかな?」
泡立てる奴を持って念じてみた
小糸「むむっ...」
かぽーん
小糸「増えない・・・」
小糸「まあいいや。お風呂あがろーっと」
小糸の後ろの浴槽に泡立てる奴が浮いていた
小糸END
新條「嘘吐き・・・か」
病院のベッドで悲壮感を表していた
新條「私が嘘吐きってコト?」
「違うよ!そういう能力なだけだよ!」
ベッドの下からパペット(手にはめる人形)が顔をのぞかせていた
新條「くーちゃん・・・」
くー「ばれましたか・・・まあいいでしょう。もうすぐ修学旅行だね。」
新條「それまで生きられればね。」
くーは気まずそうに目を伏せた
新條「原因不明なのはわかってる。でもどうしようもないのもわかってる。」
くー「絶対に治るよ。私が何とかして見せる。」
くーの言葉に新條は涙ぐんだ
新條「くーちゃん・・・信じるよ。笑える冗談なんかよりずっと笑顔になった。」
くー「またくるから。じゃあね。」
新條「あっ、くーちゃん・・・またね。」
病室のドアを閉めたくーの手には能力説明書があった。」
くー「これが新條さんの能力・・・悪く思わないでね。」
くーは能力説明書をびりびりに破いて火をつけた
その火を見ながら
「私の能力はユーシュアを殺すこと」
新條END
「監視あなたをカメラずっと見ている?」
霜音「そう!君の能力だよ」
「これでクロエを観察できる?ってこと?」
霜音「そうだよ。朱莉あかりちゃん。」
朱莉は困惑している
朱莉「さもありなん。///」
霜音「照れるなら言わなきゃいいのに」
朱莉は疑問を投げ掛けた
朱莉「先生の能力は何?」
ふと、霜音が腕時計を見た
霜音「あと6か。」
朱莉「ん?なに?腕時計なんてしてないでしょ?」
霜音「さもありなん。手の甲に数字が見えるんだよ。昨日は7。」
朱莉「今日は6・・・」
霜音がもう一度見た
霜音「これは能力を与えられる数なのかもしれん。」
朱莉「あっ、クロエに手紙渡さなきゃ。拝啓。クロエさま。でいいのかな?ねえ、せんせ・・・」
蟋蟀の姿は忽然と消えていた。
『拝啓。クロエさま。あなたをずっと見ていました。』
朱莉「あはは。なんかラブレターみたい。というかラブレターか。」
これをクロエの引き出しに入れてっと。
朱莉「そういえば・・・能力者って何人?」
ブランコに乗りながら考えた
キィキィ・・・
「ここにはふたり」
朱莉END
小糸「あれっひとつおおくね?の使い道なさすぎる・・・。」
小糸は一人で机に突っ伏していた
能力の使い道が迷い気味
小糸「お金は製造番号でバレるし、人間は・・・怖すぎる!!」
「小糸―お風呂入っちゃいなさい。」
母親の声が響く
「はーい」
じゃぱーん!!
小糸「これも二つに増やせるのかな?」
泡立てる奴を持って念じてみた
小糸「むむっ...」
かぽーん
小糸「増えない・・・」
小糸「まあいいや。お風呂あがろーっと」
小糸の後ろの浴槽に泡立てる奴が浮いていた
小糸END
新條「嘘吐き・・・か」
病院のベッドで悲壮感を表していた
新條「私が嘘吐きってコト?」
「違うよ!そういう能力なだけだよ!」
ベッドの下からパペット(手にはめる人形)が顔をのぞかせていた
新條「くーちゃん・・・」
くー「ばれましたか・・・まあいいでしょう。もうすぐ修学旅行だね。」
新條「それまで生きられればね。」
くーは気まずそうに目を伏せた
新條「原因不明なのはわかってる。でもどうしようもないのもわかってる。」
くー「絶対に治るよ。私が何とかして見せる。」
くーの言葉に新條は涙ぐんだ
新條「くーちゃん・・・信じるよ。笑える冗談なんかよりずっと笑顔になった。」
くー「またくるから。じゃあね。」
新條「あっ、くーちゃん・・・またね。」
病室のドアを閉めたくーの手には能力説明書があった。」
くー「これが新條さんの能力・・・悪く思わないでね。」
くーは能力説明書をびりびりに破いて火をつけた
その火を見ながら
「私の能力はユーシュアを殺すこと」
新條END
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