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ルーティーン
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朝起きると必ずする”ルーティーン”がある
ハイチュウを一粒頬張る。ハムスターのように
「ん、今日は大大吉。いいことありそう。」
ハイチュウの包装紙に描かれた『大大吉』の文字にほくそ笑みながらそれをコルクボードに押し当てる
「ふふっ、これが私のルーティーン。」
少女がドアを開けて外へと歩き出した
「おはよう」
「おはよう」
返事のように返す
『がやがや』
(大丈夫。今日は大大吉だから)
「どうしたの?クロエ?」
クロエ「それが・・・星霜くんが飛び降りたって・・・。」
「そうなの?蟋蟀くんは死んじゃったってこと?」
クロエ「そうだね・・・。」
「かわいそうだね・・・委員長悩みでもあったのかな?」
クロエ「霜音先生がきつくしかりすぎたとか?」
クロエの後ろに警察の人が見えた
「あっ、警察さん。すごいよね。警察さんはどんなに小さな事件でも解決してくれるよね?」
ふと、時計を確認した
「4月14日。入学早々の自殺なんてね・・・。」
クロエ「4月・・・?今9月だよ?」
電波時計で日付を確認しながらつぶやいた
「うん」
クロエ「???」
口に含んでいたハイチュウを飲み込むと教室へと吸い込まれていった
キーンコーンカーンコーン
智夜「へい!クーロエ!なにしてんだい?」
クロエの机の目の前の席そこに花瓶が置かれていた
『My Dear Sister 安らかに眠れ』
霜音先生であろう英語文が目を引く
クロエ「んー?なんか黄昏てた。」
後ろを向くと智夜がひまりを探してた
クロエ「ひまねえなら保健室にいったっぽいけど?」
智夜「あ~・・・そういえば私なんか熱あったな・・・って思って早退届出してきたから帰るよ。42℃って嘘ついてきた。」
クロエはひまりには伝えないよ?と言われると思って言っていた
クロエ「ひまねえには伝えないよ?」
智夜「そうですか。まあ?いいんですけどね?」
クロエがふと机の引き出しを開けた
クロエ「なにこれ?『拝啓。クロエさま』??うわぁ・・・」
智夜「クロエの引き出しって汚いよね。」
クロエは手紙を誰にも見られないように鞄の中に入れた。ざっと見たが小作文一個分くらい書いてあった
女先生「はーいでは今日は作文を書いてもらいます。」
『『『ええーーーーーー??』』』
女先生「今日のテーマは私のアビリティとは!です。みんないつも言ってるよね?こんなスキルがあったらなーこんなアビリティで無双したいってね?」
クロエ (うーん私のアビリティ?)
女先生「じゃあ出席番号1番のかなちゃん。いってみようか」
かな「わたしのアビリティは家事全般です。家事スキルではだれにも負けない自信があります。」
クロエ (あっ、そっちの?)
『ぱちぱちぱち!』
女先生「じゃあ次は・・・17番の子」
17番「はい。わたしの能力は運命理論(至るべき3つの道)です。この能力は・・・。」
クロエ (ん?そっちなの?え?どっち発表すればいいの??)
キーンコーンカーンコーン
ひまりが椅子に座って眠っていた
ひまり「zzz...zzz...」
クロエ (ひまねえ可愛いw)
「そういえばひまりちゃんがさー」
ひまり「へあっ!?ん??えっ??あっ眠ってた・・・。」
クロエ「おはよう。ひまねえ。そろそろ帰ろうか?」
『ぐぅぅぅぅぅぅ......』
ひまりのお腹が鳴った
クロエ「ごめん。おなかすいちゃった。帰ろうか?」
ひまり「そうですね。帰りましょう。」
今日も特別な一日 2132年4月14日
ハイチュウを一粒頬張る。ハムスターのように
「ん、今日は大大吉。いいことありそう。」
ハイチュウの包装紙に描かれた『大大吉』の文字にほくそ笑みながらそれをコルクボードに押し当てる
「ふふっ、これが私のルーティーン。」
少女がドアを開けて外へと歩き出した
「おはよう」
「おはよう」
返事のように返す
『がやがや』
(大丈夫。今日は大大吉だから)
「どうしたの?クロエ?」
クロエ「それが・・・星霜くんが飛び降りたって・・・。」
「そうなの?蟋蟀くんは死んじゃったってこと?」
クロエ「そうだね・・・。」
「かわいそうだね・・・委員長悩みでもあったのかな?」
クロエ「霜音先生がきつくしかりすぎたとか?」
クロエの後ろに警察の人が見えた
「あっ、警察さん。すごいよね。警察さんはどんなに小さな事件でも解決してくれるよね?」
ふと、時計を確認した
「4月14日。入学早々の自殺なんてね・・・。」
クロエ「4月・・・?今9月だよ?」
電波時計で日付を確認しながらつぶやいた
「うん」
クロエ「???」
口に含んでいたハイチュウを飲み込むと教室へと吸い込まれていった
キーンコーンカーンコーン
智夜「へい!クーロエ!なにしてんだい?」
クロエの机の目の前の席そこに花瓶が置かれていた
『My Dear Sister 安らかに眠れ』
霜音先生であろう英語文が目を引く
クロエ「んー?なんか黄昏てた。」
後ろを向くと智夜がひまりを探してた
クロエ「ひまねえなら保健室にいったっぽいけど?」
智夜「あ~・・・そういえば私なんか熱あったな・・・って思って早退届出してきたから帰るよ。42℃って嘘ついてきた。」
クロエはひまりには伝えないよ?と言われると思って言っていた
クロエ「ひまねえには伝えないよ?」
智夜「そうですか。まあ?いいんですけどね?」
クロエがふと机の引き出しを開けた
クロエ「なにこれ?『拝啓。クロエさま』??うわぁ・・・」
智夜「クロエの引き出しって汚いよね。」
クロエは手紙を誰にも見られないように鞄の中に入れた。ざっと見たが小作文一個分くらい書いてあった
女先生「はーいでは今日は作文を書いてもらいます。」
『『『ええーーーーーー??』』』
女先生「今日のテーマは私のアビリティとは!です。みんないつも言ってるよね?こんなスキルがあったらなーこんなアビリティで無双したいってね?」
クロエ (うーん私のアビリティ?)
女先生「じゃあ出席番号1番のかなちゃん。いってみようか」
かな「わたしのアビリティは家事全般です。家事スキルではだれにも負けない自信があります。」
クロエ (あっ、そっちの?)
『ぱちぱちぱち!』
女先生「じゃあ次は・・・17番の子」
17番「はい。わたしの能力は運命理論(至るべき3つの道)です。この能力は・・・。」
クロエ (ん?そっちなの?え?どっち発表すればいいの??)
キーンコーンカーンコーン
ひまりが椅子に座って眠っていた
ひまり「zzz...zzz...」
クロエ (ひまねえ可愛いw)
「そういえばひまりちゃんがさー」
ひまり「へあっ!?ん??えっ??あっ眠ってた・・・。」
クロエ「おはよう。ひまねえ。そろそろ帰ろうか?」
『ぐぅぅぅぅぅぅ......』
ひまりのお腹が鳴った
クロエ「ごめん。おなかすいちゃった。帰ろうか?」
ひまり「そうですね。帰りましょう。」
今日も特別な一日 2132年4月14日
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