新説・絶対に折れない100本の剣伝説

中村翔

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後編

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シェガーはトイレに行ってるようだった

暦「シェガー一人で大丈夫かな...。」

淡い夕焼けの中一人シェガーを探しに行った

後編スタート

暦「シェガー!」

シェガーはベンチで横になっていた

シェガー
「うぅ~ん...?おねえさん?」

シェガーに着衣の乱れはなくそういうことではないもだと安心した


「シェガー。疲れましたか?」

シェガー
「うん。ちょっとだけ。」


「帰りましょうか」

夕焼けの続く夏空のなか二人で家路についた

社が~が来てもう三日が立とうとというのである

タイムリミットか。


〇月〇〇日(場所は伏す)
私は彼に何の忠告もせずに帰してしまった
彼に一言だけ......【気を付けて】と言っていたなら違う結果になっていただろう
ただ過ちを正したい  ただ切にそれを願う
親愛なる智〇(一部削れて読めない)より



この手紙を見つけたとき悟った

ひいおばあちゃんが書いたものだと

ひいおばあちゃんの智・・・という文字を辛うじて読めたからだ

シェガーが買える明日伝えなければならない

【気を付けて】 と

伝えて何が変わるわけでもない

ただ切にそれを伝える

それだけだ

そして約束の朝が来た

「シェガーに日本料理をふるまわなければ」

今日の朝食はブブヅケだ

そう、あの「出されたら帰らなければならない」という都市伝説のあるあのブブヅケだ

もちろん本当の意味は他にある

【遅くまでご苦労様。お腹空きましたえ?】  だ

ブブヅケとは京都風お茶漬けのこと

まぁ、ここは京都ではないのだが!日本料理と言われてすぐに思いついたのが京都だったのでブブヅケを食べさせようというのだ


「ここに三つ葉をのせて...完成!」

シェガー
「何かの記念日?」

シェガーには料理をする乙女の姿がそう見えるらしい


「さて、食べましょうか?」

「ずずーーー。」

ブブヅケを掻き込む

1杯目
「ずずーーーー。」

2杯目
「ずずーーーー。」

3杯目
「おねえさん、おかわり」
「ちょちょ、すとーっぷ!」

10杯目に差し掛かったところで流石に止めに入った


「さすがに食べすぎですよ」

シェガーはしぶしぶ菜箸をおいた

ふとシェガーは立ち上がり外へと歩き出した


「シェガー?」

シェガー
「行かなきゃ!」

シェガーは初めて内に来たのと逆方向に走り出した

目的地はおそらく学校だろう

シェガーのいた世界に帰るために

カラスが泣き喚いている

まるでシェガーを追い立てるように・・・。

シェガーは一足先に学校へついていた


「シェガー」

シェガー
「帰らなきゃ...王の谷を抜けて...」

暦「シェガー皇子」
【お気をつけて】
暦「髪飾りを」
【死なないで】
暦「なくさないでください」
「・・・」

その直後夢の終わりを告げた
「おい、暦。おいって。」目が覚めるとそこは教室で
そばにいたのは従姉妹だけだった
「うん...わかってる。もう全部終わったから。」
「はあ?何言ってんだ?今日は婆さんの命日だろ」
「うん、もう終わったからもうちょっとだけ微睡ませて」
今日たった今過去を清算した
彼にこの事を話すことはないだろう

ただいまはえいえんにまどろませて



                                                                                       fin,
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