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序章 なんでも探偵団始動編
正直者はバカを見る(自論)
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実はですね、1話目で紹介するのを忘れていましたが、鑑太郎さんはこう見えて弁護士資格を有しているんです(こんなんですが)。
なので思うんです、どうして弁護士事務所ではなく探偵事務所なのか?
鑑太郎さんにも何か訳があるだろう。
でもやっぱり気になりますよね?
利益を優先する鑑太郎さんなら弁護士としてやっていく方がお金になりますから、わざわざ探偵なんてやんなくてもいいはずなのに。
というわけで、本人に直接聞いてみようと思います。
「鑑太郎さん、少しお聞きしてもいいですか?」
「なんだよ~、俺今荒野○動で忙しいんだよ、あと5時間ほど待ってくれ」
「いやあと5時間って長すぎでしょ!まあ…せめて荒野○動やりながらでもいいんで俺の質問に答えてくれませんか?」
「質問?まあ答えられる範囲ならいいけど、なんだ?」
俺は疑問に思ったことを鑑太郎さんに聞く。
「鑑太郎さんは弁護士の資格を持っていますよね、なのにどうして弁護士事務所じゃなく探偵事務所を開いたんですか?利益に目がない鑑太郎さんにしてはなんだか違和感があって…」
「フッ、俺がそんなにお金にがめつい人間だとでも思うか?」
「1話目で発したセリフわすれたんですか」
鑑太郎さんは荒野○動をやりながら、その訳を説明した。
「俺さ…その…なんていうかさ…法廷に立ちたくないんだよね、その…なんて言えばいいかな?…まあざっくりまとめますと……めんどくさい!以上!それだけです!はい!」
「理由になってないじゃないですか!ただ弁護士やるのめんどくさかっただけかい!もったいな!」
「まあもちろん最初は弁護士やってたよ、でもよ…なんだろう…真面目にやっても損するだけだから…なんかさ…ね」
「なんだろう…鑑太郎さんがなにを言っても全然説得力ないんですけど」
「悪かったな!金にがめつい男でよ!だがこれだけは覚えろ、全人類はみんなお金大好きだからな!」
「たしかに俺もお金好きですけどそこまで言わなくていいじゃないですか!」
「俺だってねぇ!法職で真面目に正義を貫いた時もありましたよ!でもよぉ!正直に生きたってぇ~、結果的には~…自分がぁ!バカを見るんだよぉほほぉ~!」
鑑太郎さんの泣き顔めっちゃブサイクなのと、どっかで見たことあるシーンだけどそこはつっこまないことにした。
「まあ…鑑太郎さんが過去に何があったかはわかりませんが、これ以上の詮索はやめときます」
「そうしてくれると助かる」
鑑太郎さんの表情が急にキリッとなった。
情緒不安定なのかこの人は?
「でもやっぱり弁護士資格に合格したのはすごいですよね、大変だったんじゃないですか?」
「そうそう本当大変だったよ、5回浪人してやっと受かった感じだよ」
5回も浪人してたんですね、まあそこは聞かないでおこう。
「まあ今はほとんど弁護士の仕事はしてないけど、法律相談ならたまにやってるよ、金は取るけど、それに俺の場合法廷にさえ立たなければいいだけだし」
「俺がここの事務所に入ってからは1回も見てないですけどね」
鑑太郎さんと話していると、扉が開く音がした。
「あ、依頼人が来たみたいですよ、シャキッとしてください」
「タイミング悪いなあ~、ちょうど今ボス戦入ったところなのによぉ~」
「まだやってたんですか!ずっと荒野○動してたのかよ!」
依頼人がこちらに来た、依頼人の方に視線を向けるとその人は俺たちと面識のある人だった。
「久しぶりだな!透!鑑太郎!」
「ああ!田中さん!」
田中さんは隣のアパートに住んでいる隣人さんである。
「もしかしてご依頼とかですか?」
「まあ…そんな感じだ」
一方鑑太郎さんはまだ荒野○動をやっている。
「おい透(小声)、先に田中の依頼内容を聞いてこい(小声)」
「はあ…わかりましたよ(小声)」
俺はさっそく田中さんに依頼の内容を聞いた。
「依頼内容をお聞きしてもいいでしょうか?」
「ああ…実はよ…」
田中さんはため息を吐き、その重い口を開いた。
「名前…改名したいんだ」
「なっ、名前…ですか?」
「はい…」
「それはなぜ…ですか?」
俺は田中さんに訳を聞いた。
「そういえばあなた方に下の名前を教えていなかったですね、実は…私のフルネームは…バ…バ…
「バ?」
俺は田中さんのフルネームを聞いて驚いた。
「フルネームは、…田中…バー………です(小声)」
「ん?今なんと?」
「たっ、田中…狂戦士(バーサーカー)です!」
「…え?」
「田中…狂戦士(バーサーカー)です」
「はあー!?」
続いて鑑太郎さんも。
「はあ!?バッバッ、バーサーカー(笑)!?ブフッ(笑)!」
「ちょっ、鑑太郎さん笑っちゃだめですよ(小声)」
「これがいわゆる(笑)、キラキラネームってやつか(小声&笑)、でもよ(小声&笑)、まさか狂戦士(バーサーカー)って名前の奴もいるもんだな(小声&笑)」
「耐えてください鑑太郎さん(小声)、田中さんに失礼じゃないですか(小声)」
あ、そろそろここで終わりにしよう、このまま続くとこの回が長くなるので次回に回しまーす。
つーわけで、次回!"キラキラネームで何が悪い!"に続く!
はい終わり終わり。
なので思うんです、どうして弁護士事務所ではなく探偵事務所なのか?
鑑太郎さんにも何か訳があるだろう。
でもやっぱり気になりますよね?
利益を優先する鑑太郎さんなら弁護士としてやっていく方がお金になりますから、わざわざ探偵なんてやんなくてもいいはずなのに。
というわけで、本人に直接聞いてみようと思います。
「鑑太郎さん、少しお聞きしてもいいですか?」
「なんだよ~、俺今荒野○動で忙しいんだよ、あと5時間ほど待ってくれ」
「いやあと5時間って長すぎでしょ!まあ…せめて荒野○動やりながらでもいいんで俺の質問に答えてくれませんか?」
「質問?まあ答えられる範囲ならいいけど、なんだ?」
俺は疑問に思ったことを鑑太郎さんに聞く。
「鑑太郎さんは弁護士の資格を持っていますよね、なのにどうして弁護士事務所じゃなく探偵事務所を開いたんですか?利益に目がない鑑太郎さんにしてはなんだか違和感があって…」
「フッ、俺がそんなにお金にがめつい人間だとでも思うか?」
「1話目で発したセリフわすれたんですか」
鑑太郎さんは荒野○動をやりながら、その訳を説明した。
「俺さ…その…なんていうかさ…法廷に立ちたくないんだよね、その…なんて言えばいいかな?…まあざっくりまとめますと……めんどくさい!以上!それだけです!はい!」
「理由になってないじゃないですか!ただ弁護士やるのめんどくさかっただけかい!もったいな!」
「まあもちろん最初は弁護士やってたよ、でもよ…なんだろう…真面目にやっても損するだけだから…なんかさ…ね」
「なんだろう…鑑太郎さんがなにを言っても全然説得力ないんですけど」
「悪かったな!金にがめつい男でよ!だがこれだけは覚えろ、全人類はみんなお金大好きだからな!」
「たしかに俺もお金好きですけどそこまで言わなくていいじゃないですか!」
「俺だってねぇ!法職で真面目に正義を貫いた時もありましたよ!でもよぉ!正直に生きたってぇ~、結果的には~…自分がぁ!バカを見るんだよぉほほぉ~!」
鑑太郎さんの泣き顔めっちゃブサイクなのと、どっかで見たことあるシーンだけどそこはつっこまないことにした。
「まあ…鑑太郎さんが過去に何があったかはわかりませんが、これ以上の詮索はやめときます」
「そうしてくれると助かる」
鑑太郎さんの表情が急にキリッとなった。
情緒不安定なのかこの人は?
「でもやっぱり弁護士資格に合格したのはすごいですよね、大変だったんじゃないですか?」
「そうそう本当大変だったよ、5回浪人してやっと受かった感じだよ」
5回も浪人してたんですね、まあそこは聞かないでおこう。
「まあ今はほとんど弁護士の仕事はしてないけど、法律相談ならたまにやってるよ、金は取るけど、それに俺の場合法廷にさえ立たなければいいだけだし」
「俺がここの事務所に入ってからは1回も見てないですけどね」
鑑太郎さんと話していると、扉が開く音がした。
「あ、依頼人が来たみたいですよ、シャキッとしてください」
「タイミング悪いなあ~、ちょうど今ボス戦入ったところなのによぉ~」
「まだやってたんですか!ずっと荒野○動してたのかよ!」
依頼人がこちらに来た、依頼人の方に視線を向けるとその人は俺たちと面識のある人だった。
「久しぶりだな!透!鑑太郎!」
「ああ!田中さん!」
田中さんは隣のアパートに住んでいる隣人さんである。
「もしかしてご依頼とかですか?」
「まあ…そんな感じだ」
一方鑑太郎さんはまだ荒野○動をやっている。
「おい透(小声)、先に田中の依頼内容を聞いてこい(小声)」
「はあ…わかりましたよ(小声)」
俺はさっそく田中さんに依頼の内容を聞いた。
「依頼内容をお聞きしてもいいでしょうか?」
「ああ…実はよ…」
田中さんはため息を吐き、その重い口を開いた。
「名前…改名したいんだ」
「なっ、名前…ですか?」
「はい…」
「それはなぜ…ですか?」
俺は田中さんに訳を聞いた。
「そういえばあなた方に下の名前を教えていなかったですね、実は…私のフルネームは…バ…バ…
「バ?」
俺は田中さんのフルネームを聞いて驚いた。
「フルネームは、…田中…バー………です(小声)」
「ん?今なんと?」
「たっ、田中…狂戦士(バーサーカー)です!」
「…え?」
「田中…狂戦士(バーサーカー)です」
「はあー!?」
続いて鑑太郎さんも。
「はあ!?バッバッ、バーサーカー(笑)!?ブフッ(笑)!」
「ちょっ、鑑太郎さん笑っちゃだめですよ(小声)」
「これがいわゆる(笑)、キラキラネームってやつか(小声&笑)、でもよ(小声&笑)、まさか狂戦士(バーサーカー)って名前の奴もいるもんだな(小声&笑)」
「耐えてください鑑太郎さん(小声)、田中さんに失礼じゃないですか(小声)」
あ、そろそろここで終わりにしよう、このまま続くとこの回が長くなるので次回に回しまーす。
つーわけで、次回!"キラキラネームで何が悪い!"に続く!
はい終わり終わり。
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