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私と貴方のプリズム
涙と目覚め。
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「ルイジュ、ちょっと買い物に出かけてくるわね。絶対に外には出ちゃ駄目よ。」
「分かってるよ…母さん、くれぐれも気をつけてね…」
ルイジュは心配そうに母を見送った。
ここ最近では、2千年前に封印されたはずの汚染型プリズムが出現するようになった。
その事で、外出が難しくなり、母は食料等を買いだめしに行ったのだ。
「ルイジュ…」
近付いてきたのは、愛のプリズム「ラヴィル」だ。
ラヴィルは数日前に私が見つけたプリズムで、話を聞くと、涙のプリズムが残っているプリズムに助けを求めたらしい。ちなみにラヴィルは涙のプリズムが最初に作り上げたプリズムらしい。
ラヴィルは、自分よりも身長が高く、まるで私が子供の様だった。ラヴィルはいつも私を軽々と持ち上げるのだ。まぁ、なんやかんやあって私達はプリズムバディになった。それはまた別の時に話すね。
「どうしたの?ラヴィル。」
ラヴィルは私を膝の上に乗せた。いつもこうやって持ち上げてくる。何となく腹立つからいつも殴っていた。
「んー、やっぱりちんまりしてて可愛い…」
私はラヴィルの顎を殴った。これもいつもの事だ。でも、ラヴィルはびくともしない。
「気安く触らないで…!」
そう、私ルイジュは体に触れられるのが大嫌いなのだ。
「やっぱり可愛いーね。」
「殺すっ…!」
「うぁあ…!」
外から唸り声が聞こえた。多分、この近くでプリズムに汚染された人が出たのだろう。
ルイジュ達はさっきの事が無かったかの様に2人共冷静な表情になり、外へ向かった。
「ラヴィル、戦闘準備。」
「了解、レイン。」
2人のキープリズムが起動し、シンクロ状態になった。
汚染された人間の元へ向かった。そこには地獄の様な風景だった。
いつも明るく挨拶してくれる肉屋の店主。
花屋のリリーお姉さん。
いつも元気に外で遊んでいる子供達。
友人で、少し気になっていたナジア。
嘘つきのリタリーおじさん。
そして、ルイジュの母マリー。
皆が汚染されていた。
周りには原因の汚染型プリズムが3体。
まだ世界には、汚染された人間を治すワクチンや薬は開発されていない。助けようがない。
汚染されたマリーを見たルイジュは立ち崩れ、戦闘どころの状態ではなく、絶望に満ち溢れていた。
ルイジュの目から光は消えていた。
ラヴィルは、後ろに3歩下がり声が出ない程、目を開き、困惑していた。
「かあ、さん…?なん、で…、あぁぁぁあああ!!!」
ルイジュは掠れた声で言い、叫んだ。
恐らく正気を失っている。
「レイン、一旦下がろう!」
ラヴィルはルイジュにそう呼びかけたが、ルイジュに声が届いていない。ルイジュはぶつぶつと何かを呟いており、段々と汚染された人に近づかれている。
ラヴィルはルイジュを運ぼうと近づくが、汚染型プリズムに近づかれて動けない状態になっている。
ラヴィルだけでこの人数を倒すとなると、力が足りず、力尽きてしまう。
そんな時、2つの人影が空から見えた。
空から2人が飛び降り、地面に着いた。その勢いで周りは砂埃で周りがよく見えない。
人影から2つ、男性の声が聞こえた。
「クローラ、戦闘準備。」
「了解…マスター…」
この合図はプリズムバディだ。マスター、それはプリズムマスターレインだ。
「君、この子を安全な場所に連れて行ってくれ。」
マスターと名乗る人物がラヴィルに指示した。
「了解!」
ラヴィルはルイジュの元へ走り、ルイジュを背負い、少し離れた場所に連れて行った。
後ろからは2人が汚染型プリズムと汚染された人と戦っている戦闘音が町中に鳴り響く。
「か、ぁさん…」
「ルイジュ、落ち着け。」
1人呟くルイジュをラヴィルは落ち着ける様になだめた。
「ルイジュ、ごめんな…」
ラヴィルからは涙が1滴零れ落ちた。
戦闘音が止まり、2人がこちらへと向かってくる。
「2人共、大丈夫か?」
マスターレインが心配に声をかけた。
「俺は無事だが、ルイジュが…」
「この子は多分、正気を戻すのには時間がかなりかかると思う。なので、こちらで治療を行わせていただく。そう言えば、君達もプリズムバディなのかい?」
マスターレインはルイジュの状態を見て、2人の関係に質問をした。
「…治療は任せました。それで…俺達も、プリズムバディです。」
「そうか…では君達もこちらへ来てもらうよ。そうだ、まだ名を名乗っていなかったね。僕は見た通り、プリズムマスターレインの1人、ジセアだ。こっちはバディのプリズムは闇のプリズム、クローラだ。」
「宜しく…」
2人はマスタープリズムの証にプリズムエンブレムが付いている。
「それでは、着いてきてもらえるかな?」
「はい…」
ラヴィルは、ルイジュを担いでジセアに言われるまま着いて言った。
そして、ジセアが立ち止まると、目の前には大きなビル「レインズタワー」があった。
ここは誰もがしっている場所で、世界平和の為に政府とプリズムレイン達が協力し、作り上げた団体なのだ。
「着いたよ、では、医療部隊に向かおうか。」
医療部隊に着いた。そこは普通の病院かの様に構造されていた。
「あらあら~?イイ男が1、2、3、3人もいるじゃな~い!あら~?後ろには可愛らしい大人しめのお嬢さんがいるじゃな~い!あらぁ?なんだか元気なさそうねぇ、こんなにも可愛らしいんだから3人がこの子を取り合って疲れちゃったのかしら~?」
スタイルの良い医者の女性が興奮して言った。
「ジーナさん、やめてください。うるさいですよ。それと、この子はルイジュと言って、先程、汚染型プリズムの感染によりルイジュの母が死亡し、精神が不安定です。」
「そう…可哀想に…それで、ルイジュちゃんの診察を?」
ジーナはルイジュをベッドに移し、診察した。ルイジュは、何の抵抗もせずに、唸ったり、独り言を呟いたりしていた。
そして、診察が終了した。
「診察は終わったわ。この子、体に問題は無いけれど、精神には問題がありすぎる…これを全て回復できるか分からないわ…でも、私もできる限り最善は尽くすわ。」
ジーナは深刻そうに言った。
ルイジュはずっと独り言を呟き続け、それ程、家族を愛していた事がラヴィルには伝わった。心優しい少女が、こんな不幸を受けるなんて許せなかった。
マリーを殺したプリズム、ルイジュを狂わしたプリズム、絶対、絶対に許さない。
ラヴィルは恨みと憎しみを持った。それと、あの時に何もできなかった自分に、怒りを感じた。
『ねぇ、ラヴィル…あなたは愛そのもの。あの子を愛してあげて…』
どこからか、涙の声が聞こえた。
母様…?
『ラヴィル、貴方は愛。恨まず、憎まず、怒らず、ただ、あの子を愛してあげて…』
でも、俺は、何もできなかった自分がルイジュを愛せるとは思えない。俺は、レインに仕えるプリズムバディ失格だ…ルイジュがある程度回復したら、去るつもりだ。
『だからこそ、あの子の傍に居てあげて。あの子がまた、寂しくならない様に…』
母様…分かりました。できる限りの事はやってみます…
『うんうん、それでいいのよ…!それと、少し話がずれるけれど、あの子、実は嬉しかったみたいよ…』
え…?何を…?
『ふふっ、それは自分の目でこれから確かめなさい…それじゃぁ、私はこれでおいとまするわね…ラヴィル、できる限り早く、この世界を救う事も忘れないでね…』
涙の声が途切れた。
「…ィル…」
「ラヴィル!」
「はっ…!」
目が覚めた。涙と話していたからか、気絶していた。
目覚めて最初に見た物は…誰だ…?見覚えの無い人物だが、何故か懐かしいと感じる。
「やっと起きた…!」
この子は一体…?
「分かってるよ…母さん、くれぐれも気をつけてね…」
ルイジュは心配そうに母を見送った。
ここ最近では、2千年前に封印されたはずの汚染型プリズムが出現するようになった。
その事で、外出が難しくなり、母は食料等を買いだめしに行ったのだ。
「ルイジュ…」
近付いてきたのは、愛のプリズム「ラヴィル」だ。
ラヴィルは数日前に私が見つけたプリズムで、話を聞くと、涙のプリズムが残っているプリズムに助けを求めたらしい。ちなみにラヴィルは涙のプリズムが最初に作り上げたプリズムらしい。
ラヴィルは、自分よりも身長が高く、まるで私が子供の様だった。ラヴィルはいつも私を軽々と持ち上げるのだ。まぁ、なんやかんやあって私達はプリズムバディになった。それはまた別の時に話すね。
「どうしたの?ラヴィル。」
ラヴィルは私を膝の上に乗せた。いつもこうやって持ち上げてくる。何となく腹立つからいつも殴っていた。
「んー、やっぱりちんまりしてて可愛い…」
私はラヴィルの顎を殴った。これもいつもの事だ。でも、ラヴィルはびくともしない。
「気安く触らないで…!」
そう、私ルイジュは体に触れられるのが大嫌いなのだ。
「やっぱり可愛いーね。」
「殺すっ…!」
「うぁあ…!」
外から唸り声が聞こえた。多分、この近くでプリズムに汚染された人が出たのだろう。
ルイジュ達はさっきの事が無かったかの様に2人共冷静な表情になり、外へ向かった。
「ラヴィル、戦闘準備。」
「了解、レイン。」
2人のキープリズムが起動し、シンクロ状態になった。
汚染された人間の元へ向かった。そこには地獄の様な風景だった。
いつも明るく挨拶してくれる肉屋の店主。
花屋のリリーお姉さん。
いつも元気に外で遊んでいる子供達。
友人で、少し気になっていたナジア。
嘘つきのリタリーおじさん。
そして、ルイジュの母マリー。
皆が汚染されていた。
周りには原因の汚染型プリズムが3体。
まだ世界には、汚染された人間を治すワクチンや薬は開発されていない。助けようがない。
汚染されたマリーを見たルイジュは立ち崩れ、戦闘どころの状態ではなく、絶望に満ち溢れていた。
ルイジュの目から光は消えていた。
ラヴィルは、後ろに3歩下がり声が出ない程、目を開き、困惑していた。
「かあ、さん…?なん、で…、あぁぁぁあああ!!!」
ルイジュは掠れた声で言い、叫んだ。
恐らく正気を失っている。
「レイン、一旦下がろう!」
ラヴィルはルイジュにそう呼びかけたが、ルイジュに声が届いていない。ルイジュはぶつぶつと何かを呟いており、段々と汚染された人に近づかれている。
ラヴィルはルイジュを運ぼうと近づくが、汚染型プリズムに近づかれて動けない状態になっている。
ラヴィルだけでこの人数を倒すとなると、力が足りず、力尽きてしまう。
そんな時、2つの人影が空から見えた。
空から2人が飛び降り、地面に着いた。その勢いで周りは砂埃で周りがよく見えない。
人影から2つ、男性の声が聞こえた。
「クローラ、戦闘準備。」
「了解…マスター…」
この合図はプリズムバディだ。マスター、それはプリズムマスターレインだ。
「君、この子を安全な場所に連れて行ってくれ。」
マスターと名乗る人物がラヴィルに指示した。
「了解!」
ラヴィルはルイジュの元へ走り、ルイジュを背負い、少し離れた場所に連れて行った。
後ろからは2人が汚染型プリズムと汚染された人と戦っている戦闘音が町中に鳴り響く。
「か、ぁさん…」
「ルイジュ、落ち着け。」
1人呟くルイジュをラヴィルは落ち着ける様になだめた。
「ルイジュ、ごめんな…」
ラヴィルからは涙が1滴零れ落ちた。
戦闘音が止まり、2人がこちらへと向かってくる。
「2人共、大丈夫か?」
マスターレインが心配に声をかけた。
「俺は無事だが、ルイジュが…」
「この子は多分、正気を戻すのには時間がかなりかかると思う。なので、こちらで治療を行わせていただく。そう言えば、君達もプリズムバディなのかい?」
マスターレインはルイジュの状態を見て、2人の関係に質問をした。
「…治療は任せました。それで…俺達も、プリズムバディです。」
「そうか…では君達もこちらへ来てもらうよ。そうだ、まだ名を名乗っていなかったね。僕は見た通り、プリズムマスターレインの1人、ジセアだ。こっちはバディのプリズムは闇のプリズム、クローラだ。」
「宜しく…」
2人はマスタープリズムの証にプリズムエンブレムが付いている。
「それでは、着いてきてもらえるかな?」
「はい…」
ラヴィルは、ルイジュを担いでジセアに言われるまま着いて言った。
そして、ジセアが立ち止まると、目の前には大きなビル「レインズタワー」があった。
ここは誰もがしっている場所で、世界平和の為に政府とプリズムレイン達が協力し、作り上げた団体なのだ。
「着いたよ、では、医療部隊に向かおうか。」
医療部隊に着いた。そこは普通の病院かの様に構造されていた。
「あらあら~?イイ男が1、2、3、3人もいるじゃな~い!あら~?後ろには可愛らしい大人しめのお嬢さんがいるじゃな~い!あらぁ?なんだか元気なさそうねぇ、こんなにも可愛らしいんだから3人がこの子を取り合って疲れちゃったのかしら~?」
スタイルの良い医者の女性が興奮して言った。
「ジーナさん、やめてください。うるさいですよ。それと、この子はルイジュと言って、先程、汚染型プリズムの感染によりルイジュの母が死亡し、精神が不安定です。」
「そう…可哀想に…それで、ルイジュちゃんの診察を?」
ジーナはルイジュをベッドに移し、診察した。ルイジュは、何の抵抗もせずに、唸ったり、独り言を呟いたりしていた。
そして、診察が終了した。
「診察は終わったわ。この子、体に問題は無いけれど、精神には問題がありすぎる…これを全て回復できるか分からないわ…でも、私もできる限り最善は尽くすわ。」
ジーナは深刻そうに言った。
ルイジュはずっと独り言を呟き続け、それ程、家族を愛していた事がラヴィルには伝わった。心優しい少女が、こんな不幸を受けるなんて許せなかった。
マリーを殺したプリズム、ルイジュを狂わしたプリズム、絶対、絶対に許さない。
ラヴィルは恨みと憎しみを持った。それと、あの時に何もできなかった自分に、怒りを感じた。
『ねぇ、ラヴィル…あなたは愛そのもの。あの子を愛してあげて…』
どこからか、涙の声が聞こえた。
母様…?
『ラヴィル、貴方は愛。恨まず、憎まず、怒らず、ただ、あの子を愛してあげて…』
でも、俺は、何もできなかった自分がルイジュを愛せるとは思えない。俺は、レインに仕えるプリズムバディ失格だ…ルイジュがある程度回復したら、去るつもりだ。
『だからこそ、あの子の傍に居てあげて。あの子がまた、寂しくならない様に…』
母様…分かりました。できる限りの事はやってみます…
『うんうん、それでいいのよ…!それと、少し話がずれるけれど、あの子、実は嬉しかったみたいよ…』
え…?何を…?
『ふふっ、それは自分の目でこれから確かめなさい…それじゃぁ、私はこれでおいとまするわね…ラヴィル、できる限り早く、この世界を救う事も忘れないでね…』
涙の声が途切れた。
「…ィル…」
「ラヴィル!」
「はっ…!」
目が覚めた。涙と話していたからか、気絶していた。
目覚めて最初に見た物は…誰だ…?見覚えの無い人物だが、何故か懐かしいと感じる。
「やっと起きた…!」
この子は一体…?
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