7 / 9
7.とある衛兵隊長の憂鬱2
しおりを挟む
ユーリーは宿屋で一人、帰ってこない幼馴染を待っていた。
「まさか街に入って初日でトラブルに巻き込まれるとは……」
幼馴染のキリクはユーリーから見たらまだまだ大人になりきれていない少年だった。
15歳という年齢からしたらそれも当然なのだが、子供っぽい正義感で妙なことに首を突っ込みそうな危うさを抱えていた。
悪いことがし辛い閉鎖的な村社会とは違い、都会は人々の悪意が交錯している。
そんな村育ちからしたら魔境とも言えるような場所で4年間も過ごさなければならないのだ。
キリクのような馬鹿で世間知らずで田舎者の子供が一度もトラブルに巻き込まれずに過ごすことは難しい。
しかしまさか村を出て最初の街にたどり着いたその日に巻き込まれるとは思わなかった。
ユーリーはこの時点でキリクがなんらかのトラブルに巻き込まれたことを断定していた。
なにせキリクは馬鹿で子供だけどユーリーとの約束を破ったことは過去に一度もない。
夕食までに戻ると言ったのならそのとおり戻ってくるはずだ。
帰ってこないということはなんらかの理由から戻ることができない状況になっているのだろう。
「めんどくさいなぁ」
ユーリーはキリクの身を心配はしていない。
個人の戦力で言えばキリクは村の大人達を凌駕する力を持っている。
過去数百年の中で一番勇者の血を色濃く受け継いだ天才、それがキリクだ。
馬鹿なので魔法はまだ一つも使えないようだけれど、その身に余る魔力を使って幼い頃から身体能力を強化してきたことによって並み居る獣人の中でも飛びぬけた運動能力を持っている。
魔力による身体強化は獣人にだけ使える種族固有の能力のようなものだ。
人族やエルフ、ドワーフが同じことを行うと細胞が破壊されて死んでしまうほどの危険な行為。
つまりは細胞に強い負荷がかかるということだ。
そんな負荷に15年間ずっとさらされてきたキリクの肉体はすでに生物が持てる限界を超えている。
他にも色々と勇者から受け継いでいるものがあることをユーリーは深夜荒い息遣いでコンテナを出ていく姿から察していた。
若い葛藤を持て余す姿が面白いので気が付いてないふりをしているが。
そんなわけでキリクが誰かに暴行を加えられている可能性は低い。
可能性として高いのは口八丁の詐欺師か何かに騙されて金策に走っているか、官憲の横暴によって捕縛されているかだ。
前者の場合は詐欺師が明確に悪であるとわかればキリクはおそらく自分の正当性を主張して詐欺師側の用心棒か何かとぶつかることになるだろう。
そうなれば単純な力と力の勝負なのでキリクに負けはない。
しかしもし、詐欺師の口車でキリクが自分の非を認めてしまっていた場合はキリクはおとなしく詐欺師の言い分を信じてしまうだろう。
キリクの思考は基本的に単純なのでキリクに非があったように誘導されれば思考の罠から地力で抜け出すことはできないだろう。
そして後者。
都会は権力者が腐敗してやりたい放題だと都会に行ったら気を付けることリストには書いてあった。
官憲も腐っており、どうでもいいことや言いがかりで捕らえられることも考えられる。
キリクはあれで目上の人物や権力者には弱いところがある。
根が善良なので立場が上の人からそうだと言われれば従ってしまうのだ。
ユーリーはこの街に入るときに衛兵を観察していたが、かなり偉ぶった感じの印象を受けた。
ああいう権力を笠に着たタイプの人間などは村にいては接する機会はない。
キリクはおそらく仮初の権力に逆らうことができない。
ちなみにキリクが本当に犯罪行為を行ったという可能性は限りなく低い。
村内でもきっちり王国法に基づいた治安維持が行われているために、この街で新たに覚えなければならないことはこの街の条例などのローカルルールの類だけだ。
しかし条例の中にもヤマダ村ではOKだったようなことは存在していない。
なんなら村のほうがローカルルールは厳しいくらいだ。
であるならば、キリクが官憲に捕まっているとしたら理不尽な理由くらいしか思いつかない。
ユーリーの中にはキリクがわかっていて犯罪に手を染めた可能性は最初から存在していない。
いくらキリクが馬鹿でも、やっていいことと悪いことの分別くらいはつくはずだという信頼である。
「まずは場所がわかる方に行ってみるしかないわね」
どこぞの詐欺師に騙されたとすればキリクの居場所はわからない。
しかし衛兵の横暴で捕まっているとすれば牢獄にキリクがいるはずだ。
ユーリーはまず衛兵の詰め所に行ってみることにしたのだった。
「お嬢ちゃんどうしたんだい?何か落とし物でもしたのかい?」
「いえ。ヤマダ村のヤマダ・キリクという人物がここに捕らえられていませんか?」
「ヤマダ村?」
「そう。ここから結構遠いけど西側の街道をずっと進んだ先にある村」
「うーん、ちょっと待ってね」
ユーリーは村を出てヤマダ村という村のマイナーさを実感した。
勇者の子孫でマヨネーズの産地の村があるということは王国民の多くが知っていることだが、それがヤマダ村という名前でどこにあるのかというのはあまり知られていないことらしい。
この街はヤマダ村から一番近い街だというのに、衛兵すらもヤマダ村を知らない人が多い。
さすがにそれは勉強不足だとユーリーは少しだけイライラした。
少しして先ほどの衛兵が戻ってきたが、何か様子がおかしい。
焦った顔でダッシュしている。
ユーリーは自分の考えが当たったことを悟る。
「や、ヤマダ村の方を執務室にお呼びするようにと衛兵隊長が……」
「わかりました。行きます」
ユーリーは一応の用心として蜘蛛型ゴーレムをあちこちに落としながら衛兵についていった。
護身用の魔道具にも魔力を装填し、いつでも起動できるように準備しておく。
「こちらへどうぞ。エグモント様、お連れしました」
扉が開け放たれた執務室で陰気臭い顔をした人物がどうやら衛兵隊の隊長らしい。
おそらくキリクがなんらかのいちゃもんをつけられて衛兵隊に捕らえられてしまっているのは確定だが、この男はいったいどういうスタンスで自分に話をするつもりなのか。
「ど、どうも。衛兵隊の隊長であるエグモントと申します」
ユーリーは腰の低い話し方を意外に思った。
いつもの癖で自己紹介もそこそこに目の前のエグモントという人物を観察する。
部下への接し方を見るに普段から腰の低い人物という感じではないのが読み取れる。
しかしユーリーへの態度は腰が低いを飛び越えて卑屈さを感じるほどだ。
そのことから、ユーリー引いてはその後ろにいるヤマダ村を重要視しているということが読み取ることができる。
さすがにヤマダ村から一番近い街の衛兵隊の隊長がヤマダ村を知らないということはあり得ない。
であるならば、王国内の独立国家のような立場であるヤマダ村の住人の対応には苦心していることだろう。
おそらくキリクの捕縛はこのエグモントという人物の本意ではない。
それを考慮したうえで、ユーリーは少し強気に口を開いた。
「キリクは、いつ開放してもらえますか?」
「か、解放と申しましても、その、色々と正規の手続きがございまして。ヤマダ・キリクさんの明確な無実も証明されておりませんので……」
「へー、キリクは正規の手続きを経て捕らえられたんですね」
「それは、そのぉ……」
この反応、キリクは明らかに正規の手続きで捕らえられていない。
ユーリーはもう少し揺さぶりをかけてみることにした。
「キリクは村の軍事機密兵器を装備していた可能性があります。これは王国側との協定で、いかなる権力を用いてもヤマダ村の住人から押収することはできないことになっているものです。もしかして、銃とか押収してませんよね?」
「そ、そそそ、それは……」
エグモントの顔色は青を通り越して赤黒くなってきている。
おそらく今回の事件は直接的にはこの人が起こしたことではないのだろう。
しかし元はといえばこの衛兵隊長がしっかり部下の手綱を握っておかないから起きたことだ。
ユーリーはこのまま気絶するまで揺さぶってやろうと思った。
「まさか街に入って初日でトラブルに巻き込まれるとは……」
幼馴染のキリクはユーリーから見たらまだまだ大人になりきれていない少年だった。
15歳という年齢からしたらそれも当然なのだが、子供っぽい正義感で妙なことに首を突っ込みそうな危うさを抱えていた。
悪いことがし辛い閉鎖的な村社会とは違い、都会は人々の悪意が交錯している。
そんな村育ちからしたら魔境とも言えるような場所で4年間も過ごさなければならないのだ。
キリクのような馬鹿で世間知らずで田舎者の子供が一度もトラブルに巻き込まれずに過ごすことは難しい。
しかしまさか村を出て最初の街にたどり着いたその日に巻き込まれるとは思わなかった。
ユーリーはこの時点でキリクがなんらかのトラブルに巻き込まれたことを断定していた。
なにせキリクは馬鹿で子供だけどユーリーとの約束を破ったことは過去に一度もない。
夕食までに戻ると言ったのならそのとおり戻ってくるはずだ。
帰ってこないということはなんらかの理由から戻ることができない状況になっているのだろう。
「めんどくさいなぁ」
ユーリーはキリクの身を心配はしていない。
個人の戦力で言えばキリクは村の大人達を凌駕する力を持っている。
過去数百年の中で一番勇者の血を色濃く受け継いだ天才、それがキリクだ。
馬鹿なので魔法はまだ一つも使えないようだけれど、その身に余る魔力を使って幼い頃から身体能力を強化してきたことによって並み居る獣人の中でも飛びぬけた運動能力を持っている。
魔力による身体強化は獣人にだけ使える種族固有の能力のようなものだ。
人族やエルフ、ドワーフが同じことを行うと細胞が破壊されて死んでしまうほどの危険な行為。
つまりは細胞に強い負荷がかかるということだ。
そんな負荷に15年間ずっとさらされてきたキリクの肉体はすでに生物が持てる限界を超えている。
他にも色々と勇者から受け継いでいるものがあることをユーリーは深夜荒い息遣いでコンテナを出ていく姿から察していた。
若い葛藤を持て余す姿が面白いので気が付いてないふりをしているが。
そんなわけでキリクが誰かに暴行を加えられている可能性は低い。
可能性として高いのは口八丁の詐欺師か何かに騙されて金策に走っているか、官憲の横暴によって捕縛されているかだ。
前者の場合は詐欺師が明確に悪であるとわかればキリクはおそらく自分の正当性を主張して詐欺師側の用心棒か何かとぶつかることになるだろう。
そうなれば単純な力と力の勝負なのでキリクに負けはない。
しかしもし、詐欺師の口車でキリクが自分の非を認めてしまっていた場合はキリクはおとなしく詐欺師の言い分を信じてしまうだろう。
キリクの思考は基本的に単純なのでキリクに非があったように誘導されれば思考の罠から地力で抜け出すことはできないだろう。
そして後者。
都会は権力者が腐敗してやりたい放題だと都会に行ったら気を付けることリストには書いてあった。
官憲も腐っており、どうでもいいことや言いがかりで捕らえられることも考えられる。
キリクはあれで目上の人物や権力者には弱いところがある。
根が善良なので立場が上の人からそうだと言われれば従ってしまうのだ。
ユーリーはこの街に入るときに衛兵を観察していたが、かなり偉ぶった感じの印象を受けた。
ああいう権力を笠に着たタイプの人間などは村にいては接する機会はない。
キリクはおそらく仮初の権力に逆らうことができない。
ちなみにキリクが本当に犯罪行為を行ったという可能性は限りなく低い。
村内でもきっちり王国法に基づいた治安維持が行われているために、この街で新たに覚えなければならないことはこの街の条例などのローカルルールの類だけだ。
しかし条例の中にもヤマダ村ではOKだったようなことは存在していない。
なんなら村のほうがローカルルールは厳しいくらいだ。
であるならば、キリクが官憲に捕まっているとしたら理不尽な理由くらいしか思いつかない。
ユーリーの中にはキリクがわかっていて犯罪に手を染めた可能性は最初から存在していない。
いくらキリクが馬鹿でも、やっていいことと悪いことの分別くらいはつくはずだという信頼である。
「まずは場所がわかる方に行ってみるしかないわね」
どこぞの詐欺師に騙されたとすればキリクの居場所はわからない。
しかし衛兵の横暴で捕まっているとすれば牢獄にキリクがいるはずだ。
ユーリーはまず衛兵の詰め所に行ってみることにしたのだった。
「お嬢ちゃんどうしたんだい?何か落とし物でもしたのかい?」
「いえ。ヤマダ村のヤマダ・キリクという人物がここに捕らえられていませんか?」
「ヤマダ村?」
「そう。ここから結構遠いけど西側の街道をずっと進んだ先にある村」
「うーん、ちょっと待ってね」
ユーリーは村を出てヤマダ村という村のマイナーさを実感した。
勇者の子孫でマヨネーズの産地の村があるということは王国民の多くが知っていることだが、それがヤマダ村という名前でどこにあるのかというのはあまり知られていないことらしい。
この街はヤマダ村から一番近い街だというのに、衛兵すらもヤマダ村を知らない人が多い。
さすがにそれは勉強不足だとユーリーは少しだけイライラした。
少しして先ほどの衛兵が戻ってきたが、何か様子がおかしい。
焦った顔でダッシュしている。
ユーリーは自分の考えが当たったことを悟る。
「や、ヤマダ村の方を執務室にお呼びするようにと衛兵隊長が……」
「わかりました。行きます」
ユーリーは一応の用心として蜘蛛型ゴーレムをあちこちに落としながら衛兵についていった。
護身用の魔道具にも魔力を装填し、いつでも起動できるように準備しておく。
「こちらへどうぞ。エグモント様、お連れしました」
扉が開け放たれた執務室で陰気臭い顔をした人物がどうやら衛兵隊の隊長らしい。
おそらくキリクがなんらかのいちゃもんをつけられて衛兵隊に捕らえられてしまっているのは確定だが、この男はいったいどういうスタンスで自分に話をするつもりなのか。
「ど、どうも。衛兵隊の隊長であるエグモントと申します」
ユーリーは腰の低い話し方を意外に思った。
いつもの癖で自己紹介もそこそこに目の前のエグモントという人物を観察する。
部下への接し方を見るに普段から腰の低い人物という感じではないのが読み取れる。
しかしユーリーへの態度は腰が低いを飛び越えて卑屈さを感じるほどだ。
そのことから、ユーリー引いてはその後ろにいるヤマダ村を重要視しているということが読み取ることができる。
さすがにヤマダ村から一番近い街の衛兵隊の隊長がヤマダ村を知らないということはあり得ない。
であるならば、王国内の独立国家のような立場であるヤマダ村の住人の対応には苦心していることだろう。
おそらくキリクの捕縛はこのエグモントという人物の本意ではない。
それを考慮したうえで、ユーリーは少し強気に口を開いた。
「キリクは、いつ開放してもらえますか?」
「か、解放と申しましても、その、色々と正規の手続きがございまして。ヤマダ・キリクさんの明確な無実も証明されておりませんので……」
「へー、キリクは正規の手続きを経て捕らえられたんですね」
「それは、そのぉ……」
この反応、キリクは明らかに正規の手続きで捕らえられていない。
ユーリーはもう少し揺さぶりをかけてみることにした。
「キリクは村の軍事機密兵器を装備していた可能性があります。これは王国側との協定で、いかなる権力を用いてもヤマダ村の住人から押収することはできないことになっているものです。もしかして、銃とか押収してませんよね?」
「そ、そそそ、それは……」
エグモントの顔色は青を通り越して赤黒くなってきている。
おそらく今回の事件は直接的にはこの人が起こしたことではないのだろう。
しかし元はといえばこの衛兵隊長がしっかり部下の手綱を握っておかないから起きたことだ。
ユーリーはこのまま気絶するまで揺さぶってやろうと思った。
0
あなたにおすすめの小説
【コミカライズ決定】勇者学園の西園寺オスカー~実力を隠して勇者学園を満喫する俺、美人生徒会長に目をつけられたので最強ムーブをかましたい~
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
【第5回一二三書房Web小説大賞コミカライズ賞】
~ポルカコミックスでの漫画化(コミカライズ)決定!~
ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。
学園で、教師をも上回るほどの実力を持っておきながらも、その実力を隠し、他の生徒と同様の、平均的な目立たない存在として振る舞うのだ。
何か実力を隠す特別な理由があるのか。
いや、彼はただ、「かっこよさそう」だから実力を隠す。
そんな中、隣の席の美少女セレナや、生徒会長のアリア、剣術教師であるレイヴンなどは、「西園寺オスカーは何かを隠している」というような疑念を抱き始めるのだった。
貴族出身の傲慢なクラスメイトに、彼と対峙することを選ぶ生徒会〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉、さらには魔王まで、西園寺オスカーの前に立ちはだかる。
オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。
世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな!
※小説家になろう、カクヨム、pixivにも投稿中。
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。最低週1回は投稿出来るように頑張ります。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る
早見羽流
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」
解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。
そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。
彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。
(1話2500字程度、1章まで完結保証です)
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。
カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。
だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、
ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。
国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。
そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。
転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです
NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた
おばさん冒険者、職場復帰する
神田柊子
ファンタジー
アリス(43)は『完全防御の魔女』と呼ばれたA級冒険者。
子育て(子どもの修行)のために母子ふたりで旅をしていたけれど、子どもが父親の元で暮らすことになった。
ひとりになったアリスは、拠点にしていた街に五年ぶりに帰ってくる。
さっそくギルドに顔を出すと昔馴染みのギルドマスターから、ギルド職員のリーナを弟子にしてほしいと頼まれる……。
生活力は低め、戦闘力は高めなアリスおばさんの冒険譚。
-----
剣と魔法の西洋風異世界。転移・転生なし。三人称。
一話ごとで一区切りの、連作短編(の予定)。
-----
※小説家になろう様にも掲載中。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる