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2話
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戦国時代の武将が住んでいそうな豪邸の門には、『鈴木』とごくありふれた苗字が書かれた表札がかかっている。
僕の家である。
鈴木小太郎、それが僕の名前だ。
キラキラネームが台頭してきた現代、逆に珍しい名前かもしれない。
そして僕の生まれた家である鈴木家。
ばあちゃんの話では、鈴木家は安部清明の子孫である土御門家の分家の遠縁だとかなんとか。
もしかしたら僕にもほんの少しくらいは安部清明の血が流れているのだろうか。
人類元をたどれば皆遠縁説。
「ここが小太郎の家か、大きいな。これなら私一人ぐらい養っても問題なさそうだな」
「ばあちゃんがいいって言ったらですよ?」
「大丈夫だ、これを土産に持ってきた」
土産だといって水竜様がどこからか取り出したのは、風呂敷に包まれた真っ赤な珊瑚のような角だ。
巨大な竜の姿だった水竜様の頭から生えていたやつと同じ色と形をしている。
「それ角ですよね。それでばあちゃんが許してくれますかね?」
「バッカおまえ!竜の角といったら時代が時代なら取り合いで戦争が起きるほどだぞ!?ゴリゴリすり潰して飲めば万病の薬になるし、寿命だって延びるかもな」
「え~、でも硬そうですよ?ゴリゴリすり潰せるんですか?」
「そのへんは使う者が頑張ればいいのだ。とにかくこれでいけると思うから行くぞ」
水竜様は意気揚々と、僕は半信半疑で門をくぐった。
敷地の中は不思議なほど人がいない。
夕暮れ時で庭の手入れや掃除の時間ではないとはいえ、誰にも会わないというのはちょっと変だ。
僕は微妙に違和感を抱きながらも、ドヤ顔の水竜様を追いかけるように石畳の道を玄関へと進んだ。
ガラガラと玄関の引き戸を開け中に入ろうとして、僕は唖然とした。
「ただい……ま……」
『『『『『ようこそおいで下さいました!!』』』』』
そこには家族や使用人、内弟子、屋敷内の全ての人がそこに集まっているかのような異様な人口密度だった。
みんな三つ指ついて出迎えてくれた。
何が起こっているのかわからなくて一瞬呆けてしまったが、良く考えたらばあちゃんが水竜様のことを予知していたのだと気づいた。
ばあちゃんは生まれつきの予知能力者で、たまに天啓のように未来の情報が落ちてくるらしい。
僕が水竜様を連れて帰ってくることが分かって待ち構えていたのかもしれない。
ということは水竜様を養ってくれるということでいいんだろうか。
「ばあちゃん、水竜様がこの家で一緒に暮らしたいって言ってるんだけどさ……」
「初めまして水竜様、私は鈴木家の当主で鈴木佳代子と申します。私ども鈴木家一同水竜様を歓迎いたします」
「ありがとう、世話になる。私はいろいろな名で呼ばれたことがあるが、近年この島国周辺には水竜は私1匹だけだから水竜と呼べばいい。あとこれはつまらぬ物だが土産だ」
もう養ってもらえることは決定しているのだが、水竜様はトドメとばかりに例の風呂敷をばあちゃんの前に置き、広げた。
その効果は絶大と言えた。
ばあちゃんが目を見開き、驚き、内弟子たちもざわざわと騒ぎ出す。
「こ、これはまさか、あなた様の角ではございませんか?」
「数十年前に生え変わったときのものだ。人間たちの間では価値のあるものだったと記憶している」
「ほ、本当にいただいてもよろしいのですか!?」
「ああ、私には何の価値もないものだからな。そのかわり厚遇を期待する」
「それはもう最高のおもてなしを約束いたします!いいね、みんな!!」
『『『『『はい!!!!』』』』』
かくして、我が家には水竜様が住まうこととなった。
どこの建築士が設計したのかはわからないが、鈴木家の屋敷は近代的な日本建築の中に平安時代風な寝殿造りのテイストを散りばめたようなデザインをしている。
かといって、うちの家風はそこまで伝統や形式にこだわっているわけではない。
そういった伝統や形式にこだわりそうなめんどうな客を通すための古風な部屋もあるけれど、普段家族や内弟子、使用人たちが生活するスペースでは普通に文明の利器が使われている。
そんな鈴木家の客間、めんどくさい客以外が通される普通の客間では、鈴木家の家族会議が行われていた。
本当に家族しか参加しない、内々の会議だ。
参加者は、ばあちゃん、父さん(健一)、母さん(恵美子)、礼司兄さん(長男)、幸人兄さん(次男)、そして僕。
「小太郎、水竜様のお世話はお前がしなさい」
ばあちゃんは水竜様の角を愛おし気に見つめながら、僕に告げる。
「うん、僕が拾ってきちゃったから当然だよね」
僕がそう言うと、父さんが呆れながら言う。
「拾ってきちゃったってお前、そんな犬か猫みたいに……」
「まあまあ、水竜様は非常に器の大きい方みたいだし、小太郎みたいなタイプが合うんじゃないかしら」
母さんはそう言って穏やかに微笑みながらも、『大丈夫よね?』と僕に目で問いかけてくる。
僕も『大丈夫』と返すように頷く。
母さんはなぜかすごく不安そうな顔になる。
「それより小太郎、水竜様と偶然会うなんてすごいじゃないか」
「そうだよ、普通川に釣りに行って会えるような存在じゃないぞ」
そう言って兄2人がはやし立ててくる。
普段からかわれてばかりの兄達から、すごいとか言われるとちょっと気分がいい。
成り行きとはいえ水竜様を我が家に招き入れ、更に角まで貰ったことに対し、鈴木家一同は肯定的だ。
元々和気藹々とした雰囲気が売りで、この規模の家にしては珍しく一族が一枚岩に纏まっている鈴木家だ。
ばあちゃんが下した水竜様を受け入れるという決断に反対する人は今のところ居ない。
僕はなんだかんだ言っても、青髪美女姿の水竜様と一つ屋根の下で生活するのが少し楽しみだった。
家族会議はその後、細々としたことを話し合って15分ほどで終わった。
早く水竜様の元にいかないとね。
水竜様は寂しがり屋だから。
僕の家である。
鈴木小太郎、それが僕の名前だ。
キラキラネームが台頭してきた現代、逆に珍しい名前かもしれない。
そして僕の生まれた家である鈴木家。
ばあちゃんの話では、鈴木家は安部清明の子孫である土御門家の分家の遠縁だとかなんとか。
もしかしたら僕にもほんの少しくらいは安部清明の血が流れているのだろうか。
人類元をたどれば皆遠縁説。
「ここが小太郎の家か、大きいな。これなら私一人ぐらい養っても問題なさそうだな」
「ばあちゃんがいいって言ったらですよ?」
「大丈夫だ、これを土産に持ってきた」
土産だといって水竜様がどこからか取り出したのは、風呂敷に包まれた真っ赤な珊瑚のような角だ。
巨大な竜の姿だった水竜様の頭から生えていたやつと同じ色と形をしている。
「それ角ですよね。それでばあちゃんが許してくれますかね?」
「バッカおまえ!竜の角といったら時代が時代なら取り合いで戦争が起きるほどだぞ!?ゴリゴリすり潰して飲めば万病の薬になるし、寿命だって延びるかもな」
「え~、でも硬そうですよ?ゴリゴリすり潰せるんですか?」
「そのへんは使う者が頑張ればいいのだ。とにかくこれでいけると思うから行くぞ」
水竜様は意気揚々と、僕は半信半疑で門をくぐった。
敷地の中は不思議なほど人がいない。
夕暮れ時で庭の手入れや掃除の時間ではないとはいえ、誰にも会わないというのはちょっと変だ。
僕は微妙に違和感を抱きながらも、ドヤ顔の水竜様を追いかけるように石畳の道を玄関へと進んだ。
ガラガラと玄関の引き戸を開け中に入ろうとして、僕は唖然とした。
「ただい……ま……」
『『『『『ようこそおいで下さいました!!』』』』』
そこには家族や使用人、内弟子、屋敷内の全ての人がそこに集まっているかのような異様な人口密度だった。
みんな三つ指ついて出迎えてくれた。
何が起こっているのかわからなくて一瞬呆けてしまったが、良く考えたらばあちゃんが水竜様のことを予知していたのだと気づいた。
ばあちゃんは生まれつきの予知能力者で、たまに天啓のように未来の情報が落ちてくるらしい。
僕が水竜様を連れて帰ってくることが分かって待ち構えていたのかもしれない。
ということは水竜様を養ってくれるということでいいんだろうか。
「ばあちゃん、水竜様がこの家で一緒に暮らしたいって言ってるんだけどさ……」
「初めまして水竜様、私は鈴木家の当主で鈴木佳代子と申します。私ども鈴木家一同水竜様を歓迎いたします」
「ありがとう、世話になる。私はいろいろな名で呼ばれたことがあるが、近年この島国周辺には水竜は私1匹だけだから水竜と呼べばいい。あとこれはつまらぬ物だが土産だ」
もう養ってもらえることは決定しているのだが、水竜様はトドメとばかりに例の風呂敷をばあちゃんの前に置き、広げた。
その効果は絶大と言えた。
ばあちゃんが目を見開き、驚き、内弟子たちもざわざわと騒ぎ出す。
「こ、これはまさか、あなた様の角ではございませんか?」
「数十年前に生え変わったときのものだ。人間たちの間では価値のあるものだったと記憶している」
「ほ、本当にいただいてもよろしいのですか!?」
「ああ、私には何の価値もないものだからな。そのかわり厚遇を期待する」
「それはもう最高のおもてなしを約束いたします!いいね、みんな!!」
『『『『『はい!!!!』』』』』
かくして、我が家には水竜様が住まうこととなった。
どこの建築士が設計したのかはわからないが、鈴木家の屋敷は近代的な日本建築の中に平安時代風な寝殿造りのテイストを散りばめたようなデザインをしている。
かといって、うちの家風はそこまで伝統や形式にこだわっているわけではない。
そういった伝統や形式にこだわりそうなめんどうな客を通すための古風な部屋もあるけれど、普段家族や内弟子、使用人たちが生活するスペースでは普通に文明の利器が使われている。
そんな鈴木家の客間、めんどくさい客以外が通される普通の客間では、鈴木家の家族会議が行われていた。
本当に家族しか参加しない、内々の会議だ。
参加者は、ばあちゃん、父さん(健一)、母さん(恵美子)、礼司兄さん(長男)、幸人兄さん(次男)、そして僕。
「小太郎、水竜様のお世話はお前がしなさい」
ばあちゃんは水竜様の角を愛おし気に見つめながら、僕に告げる。
「うん、僕が拾ってきちゃったから当然だよね」
僕がそう言うと、父さんが呆れながら言う。
「拾ってきちゃったってお前、そんな犬か猫みたいに……」
「まあまあ、水竜様は非常に器の大きい方みたいだし、小太郎みたいなタイプが合うんじゃないかしら」
母さんはそう言って穏やかに微笑みながらも、『大丈夫よね?』と僕に目で問いかけてくる。
僕も『大丈夫』と返すように頷く。
母さんはなぜかすごく不安そうな顔になる。
「それより小太郎、水竜様と偶然会うなんてすごいじゃないか」
「そうだよ、普通川に釣りに行って会えるような存在じゃないぞ」
そう言って兄2人がはやし立ててくる。
普段からかわれてばかりの兄達から、すごいとか言われるとちょっと気分がいい。
成り行きとはいえ水竜様を我が家に招き入れ、更に角まで貰ったことに対し、鈴木家一同は肯定的だ。
元々和気藹々とした雰囲気が売りで、この規模の家にしては珍しく一族が一枚岩に纏まっている鈴木家だ。
ばあちゃんが下した水竜様を受け入れるという決断に反対する人は今のところ居ない。
僕はなんだかんだ言っても、青髪美女姿の水竜様と一つ屋根の下で生活するのが少し楽しみだった。
家族会議はその後、細々としたことを話し合って15分ほどで終わった。
早く水竜様の元にいかないとね。
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