女神に嫌われた俺に与えられたスキルは《逃げる》だった。

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お楽しみでした

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 昨夜はお楽しみでした。拷問官である俺にズポズポされるカロへのリアの詰問プレイは乗りに乗って熾烈を極め、泣いて震えて喘いでた。もしかしたら新しい扉を開いてしまったかも知れない。
それでも朝にはいつも通りの美人に戻り、仕事に出て行った。
俺達はどうするか。金は来週だし、日用品を買い漁って帰るかな。

「皆、何か買う物とかあるか?日用品とか足りてたかなー?」

「消耗品、あるだけ欲しい」

「ならイゼッタ達は買い物な。俺は武器屋に寄ってみる」

「合流はサミイさんのお宅として、時間は如何致しましょう?」

「昼飯厄介になるのもアレだし、串焼き買って昼前には出ようか」

「んむ」

メイドさんに挨拶し、五人揃ってカロ邸を出た。寝具店への道すがら、タオルやらお茶、お土産なんかを買って帰宅した。荷物を積み込み皆は母親殿とお茶する事になり、俺は一人武器屋に向かった。

「客だぞー」

店に入るが親父は不在。鍵も掛けずに不用心だな。ギフトで探してみるとどうやら奥に居るらしい。カウンター奥の扉を叩いて呼んでみたが返事無し。そっと開けるとカンカンやってた。仕事中だったようだ。

「見物料は高いぞ?」

「客が来たのに出て来ないのが悪いんだ」

「何が欲しい?」

「海竜の皮を軽々切れるヤツ」

「それでか」

「大鉈やテイカのナイフじゃ筋しか付けられなかった」

「そんならどうやって仕留めたんだよ…」

「秘密だ。戦争に使われたらヤだし」

「とにかく今はギルドの要件が一杯だ。時期をずらせ」

「俺、あの程度のを後五~六匹狩らなきゃいかんのよ」

「勇者にでもなるつもりか?」

「依頼でなー」

「作っといてやるからまた十ナリ持って来い」

「多くね?」

「一本じゃ足りねーだろ」

「なるほど」

仕事中を邪魔しちゃ悪いので来週くらいに来ると伝え店を後にした。
とは言え正味十分も経ってない。皮を鞣す相談もしたいのでタンクの防具屋に向かう。

「客かも知れんぞー?」

「今忙し…ああちんぽの人」

酷い言われようである!
荷物を持とうか俺に近寄ろうかでウロウロしてる。一体何をしたいのか?

「忙しいのか?」

「ああ、ギルドに良い皮が入ったみたいでな!買いたい!けど高い!けど買う!けど数が少ない!」

海竜の皮は人気なようだ。

「腹の方ならまだあるぞ。欲しけりゃ融通してやるよ」

「まだ?腹?融通?」

「あれ、狩ったの俺だし。量が多過ぎて背中の皮しか持って来れなかったんだ。腹側の皮と背中の残りはまだ売る程ある」

「売って!格安で!あとして!」

「今日は急いでるから舐めるだけな?それと、買い取れない分を鞣して欲しいんだが出来るか?」

「売ってくれるなら只でやってやる!だからこっちにー」

くぱっとしたのを一時間程ズブズブの関係を楽しみ、たっぷり奥に注いでやった。来週四十枚持って来ると伝え、用事も無くなったので焼きたての串焼きを買って寝具店に戻った。

「おかえりなさい旦那さま、用事は終わったのですか?」

客間に戻るとサミイもお茶会に参加して姦しさを増していた。

「旦那さま、ホイットニーさんの匂いがします…」

「カケル様?誰です?」

ホイットニーさんの作った串焼きの匂いって言えよ!リアの目が昨夜カロにしてた目をしてる!
助けてイゼッタ!

「串焼きの匂いがホイットニー」

「串焼き屋さんのお名前なのですね」

座るイゼッタの膝元に抱き着いた。

「防具屋、エメラルダスの匂いがする」

「防具屋?エメラルダス?誰です?女ですよね?」

あのタンク、随分豪華な名前じゃねぇか!
リアによる詰問と、母親殿に痴態を晒す辱めを受けた。母親殿に立派ねと褒められたのが唯一の救いである。
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