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バレバレ
しおりを挟むリュネと二人、遅い朝食を摂ったらリュネは巣籠もりすると言う。要するに食っちゃ寝だ。俺も食っちゃ寝したいが新築の様子をちゃんと見たいので寝る訳にはいかん。
食堂から旧家屋の玄関を出た所で思い出した。
「タマゲルをトイレに入れてない気がする」
「ゲル?窓に嵌めるあのゲルですか?」
「陸棲のゲルで丸いんだ。背負いカバンに入れてあったんだが…」
「カケル様、如何しましたか?」
洗い終えた洗濯物を入れてあるだろう、洗濯籠を抱えたシャリーと兎達が現れた。
「背負いカバンに入れといたタマゲルはどうしたかと思ってな」
「奥様とお話して新築のトイレに入れておきましたよ?」
「マジか、助かる。シャリー偉い」
「余ったゲルは放置したのですが本当に良かったのですか?」
「え?全部入れちゃえば良かったのに」
《感知》を使って野に放たれたタマゲルを追ってみる。自由を得たのは六匹。複合施設の屋根の上、燻製小屋の中、ミーネが一匹持っていて、二匹が茂みを歩いてる。…一匹女児部屋に匿われてる、これは飼う気か?弱いとは言えモンスターだし、注意だけはしておこう。旧家屋の中に蜻蛉返りする俺だった。
「いるかー?」
「いませーん!丸いのなんていないんですー!」
女児部屋のドアをノックするとそんな事を言ってくる。バレバレ可愛い。
「部屋で飼うとご飯が無くてシワシワになっちゃうぞー」
「…」
「外に居るのと合体すると増えるぞー」
「…」
「外に飼育小屋作るよー?」
「…」
「……おちんちん舐めて欲しいな」
「…舐める」
兎の子は兎である。部屋に入れてもらうと木の葉をシュワシュワしてるたまっころと一番小さい子兎がいた。
「カケルしゃまぁ、おトイレに入れなきゃ、ダメ?」
「言ったろ?飼育小屋作るって。毎日ご飯をあげるんだよ?」
「うん!」
抱き着いて来たと思ったらズボンを降ろしてぺろぺろ始まった。大きいコイツを小さなお口で頑張る姿も可愛いが、全部飲み込んで欲しいので、飲めるサイズにアイツを小さくしてやると、ジュルジュル言いながら喉の奥へ納めて行く。喉ちんこに擦れる亀頭が気持ち良く、頭を撫でながら口一杯におちんぽみるくを流し込んでやった。
「んあー」
「全部飲めたね、良い子だ」
続きをしたいけどミーネに捕まってたのも気になるし、女児のお股を《威圧》の小玉でブルブルしてピュッピュさせたら、タマゲルをもらって外に出た。
ミーネは自分の家に居て、既にタマゲルを持って無かった。話を聞くと、家の壁に張り付いて居たのでとっ捕まえて、此処には寄るなと念を押して放逐したそうだ。他ならぬ龍の念だ、きっとタマゲルにも伝わった事だろう。探してみると家の前の糖の木にくっ付いてた。伝わったかは疑問だな。
女児と約束したので、タマゲル小屋を建てなくちゃ…って事で来たのは複合施設の北東の空き地。この方向には住民が居ないので歩く者も少なく、雑草が疎らに生えている。
《収納》に入ってる雑木材を十ドン程の間隔で丸く地面に刺して行く。高さ二ハーンで切り落とし、真ん中には高さ三ハーンで太めの棒を刺した。
細長い棒を長短それぞれの棒の先にくっ付けて、はみ出しを切って骨組みの完成。
薄く伸ばした板を柔らかくして、布のように壁に巻き付け、屋根も一枚板を被せてくっ付け固めて入口を切り開いたら、切ったのを蝶番で再びくっ付けドアにして小屋が完成した。
遊牧民の移動式住居ゲルに似ている。タマゲルが住むので丁度良いな。
「たまっころー、今日から此処がお前達の家だぞ?夜や雨の日は此処にお入り」
持っていたタマゲルを小屋に入れてやるとプルプルしながら佇んで居た。他のも入るかも知れないし、ドアは開けっ放しにしておこう。要らない枯葉や木の皮も、細かく砕いて入れといた。
「ここが新しい妾のハウスね」
「ちんぽ突っ込んだら溶かされてしまうよ」
出来を見に来たイゼッタ&シャリーとコントして、今度こそ新居の様子を見に行こう。
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