女神に嫌われた俺に与えられたスキルは《逃げる》だった。

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牛乳

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 二十匹のアラクネと俺。全員入ると流石に狭い浴槽だが、密着してくる蜘蛛尻にアイツやら手から生やしたソイツを突き刺し皆で風呂を楽しんだ後は、一匹ずつ丹念に前の穴を犯す。俺のアイツじゃ前の穴には入らないので、アイツの下に人サイズのコイツを生やして挿入すると、愛おしそうにアイツをスリスリして来る。愛い奴等だ。抱き締めておっぱいにむしゃぶり付き、中と外に大量の子種を吐き出した。
 射精後の回復は欠かせない。ぐったりしていたアラクネは直ぐに元気を取り戻すが、順番を守って次の女と交代してる。律儀な女達である。
前も後ろも口にも注ぎ、アラクネ達は満足したようで眠りだした。最後になった一匹の中に挿れたまま、尻尾に抱き着き俺も寝る。ぷにゅぷにゅしたウォーターベッドみたいで気持ち良き。疲れも空腹も感じないが、熟睡するには充分過ぎるベッドだった。

 目覚めると部屋中が糸だらけだった。閉じ込められたのかと言うとそうでも無いようだ。納めて寝たアラクネが尻をモジモジしながら動き出すのを待ってるし、他の個体も大人しく座ってる。優しく腰を前後すると微妙な表情で首を横に振った。

「もしかして、孕んだのか?」

「キュイ…クルルルー…」

傍に来た一号が俺に抱き着き引き離す。皆、妊娠に備えて体を休めているような、そんな気がした。

「良い子を産めよ?また種付けに来るから」

「キュ」「クイー」「キュルル」

わらわら集まりキスの雨。取っかえ引っ変え舌を舐られ、アイツもレロレロキスされて、俺はこの場を離れる事になった。居続けると無理にでもしてしまいたくなるからな。
階段を探して下に降りる。新たなアラクネを犯す為に…。

 居るだろうと思って降りてみたものの、普通の蜘蛛と、牛頭しか居なかった。しかも牛頭は雄ばかり。ムラムラが溜まり続けて六十階のボス部屋だ。

「また牛か!」

 デカい牛頭がたっぷりと、更にデカい蜘蛛まで湧いて、まるでモンスターハウスだ。蜘蛛と牛男に守られるようにして中央には牛乳うしちちをたわわに実らせた牛女。

「これは…、時間が掛かりそうだな…」

冷や汗と共に口角が上がる。俺はもう、ヤる事しか考えていなかった。

 体を鍛える?スキル依存しない?クソ喰らえだ。取り巻きの雑魚を一瞬で煙に変えて牛女に向かって歩み寄る。手斧を両手に持った牛女が大股に構える姿に先走りが垂れた。

「……」

ビクビクと脈打つアイツに牛女は目が離せないで居る。俺もたわわから目が離せない。挿れたい!揉みたい!吸い付きたい!必殺の間合いに入り、アイツに手を添え前後して、我慢しないで牛女にぶっ掛けた。

 《洗脳》する必要も無く、牛女は手斧を投げ捨て尻を突き出した。俺は前に進む、進み続ける。アイツが完全に納まって、更に奥へと突き挿れると、牛女は押されて前に出る。何度も何度も前進し、遂には壁に手を掛けるまで前進した所で牛女の尻を押さえて前後を始めた。顔はともかく真っ当な人型だ。パンパンと尻を叩きつつ、おっぱいを鷲掴みにして揉みしだく。乳首を捻ればビュルビュルとミルクが吹き出して来る。最高だ。
前に回って対面座位にし、授乳しながら牛女の中に注ぎ込む。腹一杯に飲んだし、腹一杯に満たした。

「すまんな。次はゆっくりしような」

「ンモゥ…」

一言言って牛女は煙となった。未だにアイツはカチカチだが、賢者モードにでもなったような落ち着き様で、少し頭を冷やそうと思った。

 ダンジョンでの魔物相手のセックスは、少し虚しい物がある。例外はあれど消えてしまうからな。下に降りる気も失せて、湧いていた箱に気付く。中には幾許かの金と、小さな角のネックレス。鑑定も無しに身に着けて、俺は踵を返した。
帰り道は静かなもので、大した敵に遭う事も無く階段を上がって行けた。ハーピーのボス部屋も、襲って来ないのでスルー出来た。何だかダンジョンに行き辛くなったな。金を稼ぐ場であると割り切らないと潜れないと思った。




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