女神に嫌われた俺に与えられたスキルは《逃げる》だった。

もる

文字の大きさ
701 / 1,519

おっぱいタイム

しおりを挟む


 寝具店からセカンドハウスを経由して、島に帰って来た。

「此処が、カケル様達のお宅ですか…」

「因みに此処はリュネの部屋な」

アルネスとカロに緊張が走る。が、直ぐ部屋から出るので気にすんな。居間に降りるとネーヴェにリュネとリームが揃ってお茶してた。

「カケルさん、お帰りなさぁい」

「主様、やっと帰ったか」

「おかえり~…新しい人の子の匂い」

「皆にも紹介しなきゃだから、一度食堂に集まろうか」

「はぁい」「心得た」「ん」

「では、手分けして皆さんを呼んで来ますね」

「ミーネの所は俺が行こう。小島に居るんだろ?」

「カケー!カーケルー!」

窓の外にはカラクレナイ。大きくなって、窓から顔全体が見えないようになっちゃった。これ食堂に入るのか?

「只今。皆に俺の子を紹介するから食堂に行ってておくれ」

「はーいなの」

メイドはラビアン達を集めに方々へ、子供と妻とテイカは食堂へ。俺はウラシュ島へと向かった。

「カケルさまぁ~!きたぁ~!」

エントランスに降りて最初に出迎えてくれたのはバジャイだ。偶々なんだろうが今日は風呂を使う女が居ないみたい。それもその筈、今日は雨模様なのだそうだ。

「旦那様、一人か?」

ミーネは地下から上がって来た。風呂掃除してくれてたそうな。

「バジャイ、俺の子供が産まれたんだ。ミーネにも紹介したいから家に戻ろう」

「子供!?赤ちゃん増えた!?」

「カラクレナイが姉になるのか。楽しみだな」

自らは絶対入らないバジャイが、転移門に進んで入って行くのは流石赤ちゃんパワーと言えよう。

 食堂に集まった中で、ラビアン達にも変化があった。ちっちゃいのが増えてる!食堂に入った時はあまりに静かなので気付かなかったが、七人も産まれてた!耳短いけどきゃわゆい!

「一気にベビーラッシュになっちまった…」

「カケルさん、驚きました?」

「驚いたよ。さては黙ってたな?」

「うふ」

カロ邸に来たリュネやネーヴェは、敢えて黙っていたようだ。バジャイも知っていたようだ。小島で増えたと言っていたのはラビアン+人種の事だったのか。ラビアンの赤ちゃんをぷにぷにしてるので、きっとそう言う事だろう。

七人と四人の面通しをしたら皆揃っておっぱいタイム。バジャイはまだ出ないんだからおっぱい出さなくても良いんだぞ?そう言えば、陥没乳頭の授乳ってどうやるんだろう?

「カケル様、後十人産まれます。子供の寝具をお願いします」

「ああ、毛布とシーツを買い増ししといたんだ。足りないようならまた買って来るから使ってくれ。お土産もあるから仲良く分けておくれ」

食堂の端に毛布やらお土産やらをドサドサっとすると、おっぱい中でない女達が各所に持って行った。


「イゼッタの子、魔力たかい」

「ん。ジョー二アス」

「ジョー二アス…覚えた」

赤ちゃんの面通しが終わったが、食堂では子を産んだ母子を囲んでお話が続く。

「ラビアン達は此処で産んだんだろ?大変じゃなかったか?」

「全然なのですよ。此処にはお風呂もありますし、襲って来る魔獣も居ないのです」

お腹のスッキリしたニトがちっちゃいのを抱きながら反応する。灰色掛かった髪が細くてふわふわな女の子。凄くモフりたいが起こすと可哀想なのでそっと触るだけに留める。名前はニニトちゃん。俺達がバルタリンドに行った日に産まれたそうで、この中では一番のお姉ちゃんだ。

「言ってくれれば付き添ったのに」

「それは…恥ずかしいのですよ」

男に見せたり付き添わせる風習は無いのだと。女達だけでそっと産み、ふわふわにしてから男親と面通しするのだと言う。なので、出産が始まっても近付かないで欲しいとの事。俺も濡れ鼠みたいなのよりふわふわの方が良いので従っておこう。

「カ~ケ~ルさぁ~ん。少し良いですかぁ~?」

間延び長めで俺を呼ぶリュネが食堂の入口で手招きしていた。お乳の時間なら大歓迎だが、どうやらそうでは無さそうだ。








しおりを挟む
感想 6

あなたにおすすめの小説

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。

みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。 高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。 地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。 しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。

つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました

蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈ 絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。 絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!! 聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ! ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!! +++++ ・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)

目を覚ますと雑魚キャラになっていたけど、何故か最強なんです・・・

Seabolt
ファンタジー
目を覚ますと雑魚キャラに何の因果か知らないけど、俺は最強の超能力者だった・・・ 転生した世界の主流は魔力であって、中にはその魔力で貴族にまでなっている奴もいるという。 そんな世界をこれから冒険するんだけど、俺は何と雑魚キャラ。設定は村人となっている。 <script src="//accaii.com/genta/script.js" async></script><noscript><img src="//accaii.com/genta/script?guid=on"></noscript>

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

魔力0の貴族次男に転生しましたが、気功スキルで補った魔力で強い魔法を使い無双します

burazu
ファンタジー
事故で命を落とした青年はジュン・ラオールという貴族の次男として生まれ変わるが魔力0という鑑定を受け次男であるにもかかわらず継承権最下位へと降格してしまう。事実上継承権を失ったジュンは騎士団長メイルより剣の指導を受け、剣に気を込める気功スキルを学ぶ。 その気功スキルの才能が開花し、自然界より魔力を吸収し強力な魔法のような力を次から次へと使用し父達を驚愕させる。

レベルアップは異世界がおすすめ!

まったりー
ファンタジー
レベルの上がらない世界にダンジョンが出現し、誰もが装備や技術を鍛えて攻略していました。 そんな中、異世界ではレベルが上がることを記憶で知っていた主人公は、手芸スキルと言う生産スキルで異世界に行ける手段を作り、自分たちだけレベルを上げてダンジョンに挑むお話です。

【完結】ポーションが不味すぎるので、美味しいポーションを作ったら

七鳳
ファンタジー
※毎日8時と18時に更新中! ※いいねやお気に入り登録して頂けると励みになります! 気付いたら異世界に転生していた主人公。 赤ん坊から15歳まで成長する中で、異世界の常識を学んでいくが、その中で気付いたことがひとつ。 「ポーションが不味すぎる」 必需品だが、みんなが嫌な顔をして買っていく姿を見て、「美味しいポーションを作ったらバカ売れするのでは?」 と考え、試行錯誤をしていく…

処理中です...