女神に嫌われた俺に与えられたスキルは《逃げる》だった。

もる

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お肉食べたい

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 話し合った結果、実力は五十九階、稼ぐなら五十階のボス迄と言う事になった。その先に行けない事も無いが、帰りもあるから余力は残したいと言う。

「カケル様。魔装、要ります?」

闇商人ミルカの要ります?は買って?と変換して良いだろう。売れない物を押し付けるつもりだな。

「俺は売る程あるからソイツは皆で使いなされ」

渋い顔のミルカを押して、帰りは早足で帰る。後半戦は俺も手伝い、つまらない殺し方で安全に戻って来たよ。

「カケル様ならこの中に永住出来るね」

「飯が無いだろ。果物と樹液だけだと飽きちゃうしな」

「お肉食べたい!」

スールズはすっかりお肉欠乏症になってしまった。吊り橋は無いので浮かせて飛んで部屋に入り、薄焼き肉の準備をしてやった。

「んま…んま…」

「お代わりもあるぞ。ゆっくり食え」

「スーじゃねえけど、コレ美味いな」

「初めて食べるかも?」

「これ、もしかしてドラゴンかしら?」

「よく分かったな」

薄焼き肉がトカゲだと気付いたミニッツは小さい頃に一度だけ食べた事があるのだそうだ。ドラゴンの肉と聞いて肉食共のペースが上がる。ゆっくり食えってのに…。
鱈腹食って、湯に浸かり、エステでスッキリした女達と一汗かいて朝?になる。一の鐘には間に合わせたいそうなので食事は抜きで支度すると、テーブルに沢山の果物が盛られていた。安全に寝られてサービス満点、更にお土産までくれるのか。《収納》したりマジックバッグに詰め込んだりしてチェックアウトした。


 ダンジョンから外に出ると、丁度一の鐘が鳴り出した所だった。時計管理も完璧か。流石ホテルオナホ。

「カケル様、一度宿に戻って分配するから一緒に来ておくれ」

「俺は要らないけど?果物も貰ったしな」

「これからソイツも食べるんだよ?…分かるだろう?」

ヤーンは交渉上手だな。受付で延滞金を払ったら、寄り道しないで三本槍の宿へと向かう。寄り道も何も、やってる店無いしな。
宿に着くと、ガチャガチャと鎧を鳴らして出かけて行く早起きの冒険者が結構居て、女冒険者は十本槍の面々に会釈等して通り過ぎる。偶々だろうが女率高いな。

「カケル様?浮気ですか?」

にっこり笑顔のカリータが、俺の腕に絡み付いて当てて来る。これは、マーキングだな。

「時間があるならな。…と言うか女冒険者多くないか?」

「シェアして泊まると格安ですからね。男達よりキレイに使うから、店主にとっても有難いみたいですよ?」

多分だが、一泊当たりで世界一汚してそうなのはきっと俺だろう。《洗浄》が無かったら出禁待った無しだろうし。部屋に通され、早速カリータの鎧を《収納》した。

「あ、カケル様っ分配するからっ」

「挿れながらでも出来るだろ」

「ええ…んん…」

ベッドに座り、その上にカリータを座らせる。皆、仕方無いって顔で戦利品を床に転がして行く。カリータもだ。

「きっ、昨日、あんなにしたのに…っ」

「嫌なら変わるぞ?」

「ダメっ、ちゃんとして下さぁいっ」

よしよし、ちゃんとシてやろう。

 カテゴリ別に選別されて分配が始まる。自分が欲しい物を選び、被ったら折半。皆が同じくらいの価値分確保したら、残ったら金にして補填なり均等割にするそうだ。魔装は着けないと効果が分からないので皆遠慮がちだったが、アクセサリーは話が別。全て鑑定師に頼むそうだ。素材はサンティが少し手を出し、後はお金にするみたい。武器は短剣やナイフを確保する者が殆どだったが、魔剣は鑑定には出さないと言う。鑑定料まで払って貴族に奪われたら目も当てられんな。

垂れないように中に出し、次はサスーン。失った中剣と予備の鎧を新調出来てホクホク顔で跨って来た。

「上着も脱げよ。俺はお前のおっぱいも大好きなんだ」

「ああ、脱がしておくれ。何でも言う事聞くからさ」

「何でもなんて言うなよ」

鎧を《収納》し顕になったおっぱいに吸い付く。

「何でもだよ。旦那が言うなら風呂屋に落ちても良い」

するかよ勿体無い。サスーンは俺のだ。





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