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火のブレス
しおりを挟むカラクレナイとエッチラホッチラ荷車が飛ぶ。ゆっくりじんわりスローセックスを楽しんでいると荷車が減速し、目的地への到着を報せた。
「カケルゥ…、抜いちゃ、やなの…」
そんな事言われて抜ける訳が無い。
「抱っこしてあげるからこっち向いて」
「んっ、んくぁあっ」
背を向けていたカラクレナイが繋がり合うアソコを軸に脚を大きく回しすと、摩擦の強まりに耐え切れずおしっこを漏らしてしまった。気付かぬ振りして腰を振り、シャバシャバの子種を注ぎ捲った。
「気持ち良くて、出ちゃった」
「カララも…なの」
「帰りもまたしような?」
「ん。約束なの」
守らなければならない。荷車毎《洗浄》し、身形を整え外に出ると、そこは砂浜であった。
「砂鉄か」
「さてつ?」
「鉄の粒が砂みたいに細かくて、砂の中に混ざってるんだ」
「あの黒いの、さてつなの?」
「そうそう。カラクレナイは賢いな」
波打ち際から陸に向かってシマシマが横に伸びている。普通なら磁石で集めたりするのだが、俺はスキルで無駄無く採れる。
砂浜の砂から《集結》で、砂鉄だけを浮き上がらせて、丸く固めてやる。
「カラクレナイ、火のブレス吐けるか?吹き飛ばさない程度の威力で良いんだが」
「やったるの」
俺の肩に肩車したカラクレナイが口に魔力を溜めて行く。凄い。練りはまだ足りないようだが、リームとタメ張れるくらいの魔力が出てるぞ。
「よく練って、慎重に、触れさせる程度で良いからね」
「あが、あがっが…」
頭が熱いので《結界》を纏い太腿を堪能していると、大きな火球がゆっくり砂鉄の塊に向かって行った。
「そこで止められる?」
「ん…止まったの」
水分は着いて無い筈だが爆発したら大変だ。砂鉄の塊を再び《散開》させて、少しずつ火球に当てて行った。シュワシュワしてる、危ない危ない。
乾いただろうヤツから火球の中に入れて行き、中で丸く固めてく。
「そのままで大丈夫か?」
「集中してるから、大丈夫なの」
集中を解いたら大変な訳か。ならばさっさとやってしまおう。溶けたヤツを糸のように外へ出し、空いた分の砂鉄を入れる。序に不純物も取り除いてやるか。ニュルニュル出て来る鉄線は、クルクルとコイル状に纏めとく。これバネサスに使えないかな?でもショックアブソーバーが無いとビョンビョンするか。
結構頑張ってくれていたカラクレナイだが、集中が尽きたので火球を遠くの海に投げ捨てる。水煙が凄いぜ。
「まだ、たっぷりあるの…」
「カラクレナイの作ってくれた鉄は良いヤツだから、ミーネに頼んで包丁や鍋にしてもらおう。こっちのは後で俺が練って魔道具に使うよ」
「もっともっと頑張るの!」
可愛い事言ってくれる。太腿に頬擦りしながら砂浜に降りて、砂鉄の消えた砂浜で、さっきの続きを楽しんだ。
「その鉄がこれか」
「カケルさんとカララちゃんの愛の結晶ですねぇ~」
帰宅したカラクレナイがドヤ顔で母龍に見せると、隣からもう一人の母龍から棘のある言葉を頂く。俺との愛の結晶は、腹の中に息衝いているだろうに。
「カケルいぢめちゃ、メッなの」
「そんなぁ~」
「口はブレスを吐くモノだ」
口は災いの元的な?そう言ってミーネはコイルの鉄靴を千切り取ると、練り練りっと刃物の形に成型した。形からするとナイフっぽいな。
「多少柔らかい気がするが、問題無いだろう」
お墨付きを頂けたようだ。柔らかいのは純鉄に近いからだろうか?夕飯食べて、風呂入り、居間のソファーにまったり寝転び、取って来た鉄を練る。《集結》して《伸縮》し、ソフトボール程の大きさになった鉄球はまんま砲丸だな。それを平たく伸して火の属性魔石を三つ埋め込む。明日まで熱して割れたりしなけりゃこれで行こう。魔力を込めたら外に浮かせて寝た。
翌日になり、割れてなかったので大量生産した。一度限界迄《集結》させるのが良さそうだ。以前作った型で切り出し、柔らかい状態で箱に仕舞った。
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