女神に嫌われた俺に与えられたスキルは《逃げる》だった。

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形見を抜く

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 多分朝。目覚めのカチカチをキキラの中に挿し込んでおっぱいに吸い付いていると女達が起き出した。

「んもぉ、お前さん朝から?」

「ワーリンもするか?」

「らめ、私とすんの…」

寝惚けたキキラの鯖折りを《強化》で耐えて、朝の濃いのを注ぎ込む。

「しあわへ…」

「そろそろ起きとけ?今日当たりトカゲを殺るからな」

「ん…」

腕を解いて起き上がるキキラからどろりと白濁が流れる。

「お前さぁん…そんな匂いされたら、我慢出来ないよぅ」

「ワーリン、尻を出して」

「うん、早くぅ」

結果全員に注ぐ事になり、朝食?の時間が遅れた。

 四十階の入口に着いて、皆の足を止める。

「此処がお待ちかねのトカゲの巣だ」

「ど、ドキドキするね…」

「オレ達どうしたら良い?」

「私達、何も出来ないでしょ」

「カケルさんに従うよ」

四人共緊張してるようだ。

「取り敢えず、部屋に入ったら何があっても動くな。散らばったら守り切れんからな。後は俺が殺り終えるのを見守っていてくれ」

「「おう」」「分かった」「頑張ってね」

皆の尻を撫で押して扉を潜らせると、直ぐに四人を《結界》で囲う。

「何これ?出れない」

何故出ようとするのか?剣で突いた所で破れはしないがシトンの頭をひっ叩きたい。

「出れないんじゃ無い。出さないんだ。ほら、来たぞ」

「「「げげーっ!」」」

 若い女三人が出しちゃいけない声を出し、飛来する数多のトカゲに驚愕した。

「カカカカケルさん、流石にアレは多過ぎでは?」

驚愕の声を我慢したアズも驚きは隠せてはいないようだ。悪魔超人の笑い声みたいになってるぞ?

「多いぞ?でも全部殺らんと下に降りられないからな」

「こんなのお前さん以外に誰が進めんのさ!」

「俺もそう思うよ。じゃあ、行って来る」

浮き上がり、《結界》を纏って二本の形見を抜く。アラクネ達から貰った二本のダガーだ。そして《強化》《耐性》…こんなモンで良いだろう。飛んで来るトカゲから左回りに高速で迂回し、形見のスキルを発動する。二本のダガーから無数の糸が放たれて、飛行機雲のように白い筋を描いた。

 このダガーは麻痺の糸を出す事が出来る。触れた者は勿論麻痺状態になるが、それだけでは無い。糸に絡まれ身動きが出来無くなると、麻痺の効果が重複して現れるのだ。即ち、絡み付かれたら余程の事でないと抜け出す事は出来ない。
トカゲの体が糸に触れた途端、糸が伸びて絡み付く。全てのトカゲが地面に叩き付けられるのにそう時間は掛からなかった。
そしてダガーは俺の手を離れ、敵を追尾し急所を狙って突き刺さり、幻覚を見せて思考を奪う、致死性の毒を流し込む。どのトカゲも舌と涎を垂れ流し、動けなくなってしまった。
糸でぐるぐる巻きにされ、動けなくなったトカゲ共に持ち替えた剣鉈を振るい、眼球から脳を抉る。《強化》有りで何とか殺れては居るが、そろそろ純ミスの剣鉈では足りなくなって来たな。

「す、凄っ」

「あのダガーもヤバいけど、ビビんないあの人がヤバいよね」

「リュネ様とやり合ったりしたようだし、それに比べたら…って事がなんだろね」

「本当かい?まぁそれにしたって肝っ玉座ってんよ…」

全てのトカゲを煙に変えて、ドロップを回収して女達の元に戻ると、皆それぞれ何やら言っていた。

「ただいま~」

「旦那、あンたこの国の獣人全員嫁に出来るよ…」

「はは、全員孕ますのに何日掛かるかな。取り敢えず荷車出すから乗ってくれ」

獣人所か人種も魔族も、魔物だって孕ませたいんだぜ?時間が足りないから手の届く範囲だけだけどな。

 荷車に乗り込み、階段迄ひとっ飛び。ひとっ飛びだが階段を降りない。何故ならば、ワーリンとキキラが発情したからだ。

「くぅ~、お前さぁん」

「旦那、旦那ぁ」

「発情期にはまだ早いだろ?」

「過度な緊張が解けて性欲が増したのかもね」

「生存本能ってヤツか」

男で言う所の疲れマラみたいなモンか。
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