女神に嫌われた俺に与えられたスキルは《逃げる》だった。

もる

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疲れている

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「大事な者を質に取られては仕方ありませんね」

 土下座の上から覆い被さり、後頭部にたわわを押し込むリュネは優しそうな声で囁いた。

「けど、前みたいに呼んでくれたら飛んで行きましたよ?」

「面目無い。叫ぶ余裕が無かったんだよ。タイマンなら如何様にも対処出来るが、範囲攻撃されたら俺のスキルじゃ手が足りないよ」

「それなりに我慢してたみたいですし、許してあげます。但し、もうアレと致してはダメですよ?」

「もう彼処には誰も連れてかないよ」

「あら、それって私もですかぁ?」

「リュネとミーネ、だけかな」

「私だけって言ってください~っ」

謝罪をし、イチャイチャする事三オコン。夕飯の時間となり漸く解放された。

「旦那さまは行く行く龍の人とご縁がありますね!」

「ダンジョンの奥に龍が居るなんて想像出来んだろ?」

「私がいた」

サミイの言葉に反論すると、ネーヴェが素早くツッコんだ。

「…そうだな、二回目なんだよな。もう、居るって考えで潜らないとやってられんな」

「ヤらなきゃ良いだけ」「ヤるからよくない」

全く以てその通りでございます。
食事をしながらイジられて、風呂に入って舐られて、お詫びの福利厚生をして回り、一睡も出来ずに朝になる。

「回復掛けたから眠気は無いが、眠い気がする」

「貴方様、御無理なさらず」「カケル、ねれ」

昨夜無理させた連中が、揃って俺に寝ろと言う。プリキオーネとのセックスはかなり激しかったし、翌日の福利厚生も中々のモノだった。《治癒》は疲れを治せない。今の俺は、疲れているのだろう。

 寝ると言ったらヤリ部屋だ。たっぷり寝ても外では数リットだからな。泥のように寝て、細かい戦利品を捏ねて丸めてインゴットにしていると、玄関から誰が入って来る気配。此処に入れるのは暗部か出掛けたメイドの誰かだろう。気にせず作業をしていると、ノックと共に声がした。

「カケル様、居るかい?」

この声は樵の女将だ。慌ててる様では無いが何だろう?

「居るよ。今開ける」

言って気付いたがこれ外に聞こえるのかな?聞こえてたら喘ぎ声とかヤバそうなんだが。取り敢えずドアを開けると、やはり女将であった。

「ああ、居てくれたのかい」

「部屋の中から返事したんだけど、聞こえなかった?まあ入ってよ」

「いんや、聞こえなかったさ」

女将を部屋に招くと、恥ずかしいズボンを脱がされた。マットに横になって好きにさせてやる。

「あ、あはぁ…。実は、むっ、娘の事でね、んっ、んふ」

腰の上で前後する女将の話を聞くと、ティータもお年頃なので適当な男に嫁ぐなり婿を取るなりさせたいのだが、その手の話に乗って来ないのだと言う。女将としては、俺との子である弟が成人して宿を継ぐ迄は宿で働いて欲しいそうだが、テッチーの店から勤めに来いと誘われているし、俺の考えも聞いておきたいようだ。

「テッチーとラッテ、それにティータは俺が貰うよ」

「そりゃあ、構わない、さねっあはっ」

「ティータが夫を取らなくても大丈夫なように、テッチー達が気を回して勤め人にしようとしてるんだ。あちらの夫人とは話してみたかい?」

「い、いや、何だか敷居が高くて、ね…」

「あっちの夫人とも仲良くさせてもらってるから、話は出来ると思うよ」

「手が、早いんだから…んっ、んふっ」

「この街の女全員と繋がりたいと思ってるよ。体が空いてる人だけ、だけどね」

「あは、産まれた子、みんな兄弟にっなっちまうね。あんっ」

ヤれて、産める女とは全員したいが、ジョンの分は残しとかないとな。
娘同伴で、一度話し合いを持つ事にするそうだ。

「話は、終いさ。コッチのも使っとくれ!ひっ!」

久しぶりの女将を楽しんで、艶々して帰って行った。バルタリンドの奥様方ともしなくちゃな…。あっちはヤリ部屋が無いからどうヤり繰りするか、考えねばならん。
湯に浸かりながら金属練り練り、考えに耽った。
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