1,008 / 1,519
舐められてる
しおりを挟む「皆濡れやすいんだな」
「何時でもお相手出来るよう、日頃から手入れを欠かさぬよう暮らしております」
誰とも無く声を掛けると、元貴族達の代わりにメイドの一人が発言した。禁欲とかさせたなら悪い事したな。
「お前達も、服を脱いで尻を出せ。此奴等が終わったら交代だからな」
「「「承りました」」」
嬉しそうに返事をし、そそくさと服を脱ぎ出すメイド達。それでも丁寧に服を畳むのは躾が行き届いているな。
食い物と報告書を持ったエンメロイが到着する迄の間に、元貴族五人とメイド十二人を犯し倒し、力尽きた女の交代が三度あった。多分だが百人は行っている。それでも性欲は満たされず、腹が鳴った。
「カケル様、お食事をお持ちしました」
摘める程度の物かと思ったらガッツリ飯だった。とても有難い。外の時間で何リットだと室内で何オコン…って計算してそうだな。繋がってる八人にたっぷりと流し込んで、食事休憩。部屋を《洗浄》して食事にあり付いた。
「報告は食事しながらで良いかしら」
「ん、良いぞ」
もぐもぐしながら聞くに、国内で妊娠した者が何人だとか、食料の取れ高だとか、隣国との外交に難航してるだとか、そんな話だ。
「女だから舐められてる、とか?」
「恥ずかしながら、ね」
カケラントの東には隣接する国が一つあり、リュネ達が壁を建てたのだが、エラく高い壁だそうで、相手はそれが気に食わないらしい。要するに、ちゃんとした門以外の所から出入りしたいって訳だ。
「密偵は捕まえたりしてるの?」
「勿論、出来る限りだけど。男は分かりやすいのよ。唯、女が冒険者に紛れてたりするとね…」
「成程な。海から来る奴も居そうだし、皆この国に興味津々って訳だな」
「いきなり国政が変わったし、圧迫外交も無くなったから、急な心変わりで不安なのよ。王が変わっただけだってのにね。それに、貴族制を廃止したのも大きいわ。かの国で同じ事が起きたら貴族が滅ぶもの」
「無能者はさぞ不安だろうね」
このままでは何れ争いが起こるとエンメロイは言う。壁を守って門を封鎖しても、海からの侵略には回す手が足りないそうなのだ。
「強い魔物を狩り過ぎたな」
「それはそれで必要な事よ。それに、魔素がある限り居なくはならないわ。今は強い魔物が少ないのを利用されない事を祈るだけね」
「此方も防衛の手立てを考えておくよ」
「期待させてね?敵に犯される女なんて見たくないでしょ」
嫌な言い方だがその通りだ。犯すなら俺がやる。食事をし、女達を抱いて島に《転移》した。
「お帰りなさいませ、カケル様。また沢山致して来たようで」
「福利厚生だよ。所でネーヴェは遊びに出てたりする?」
《転移》しても一々動揺しなくなったテイカにネーヴェの居場所を聞くと、テッチー達と一緒にミネストパレスに行ってんのだと。しくじったなぁ。夕飯には帰って来るだろうし、それ迄考えを纏める事にするか。
俺が考えてる防衛策は、ゴーレムに依る防衛だ。敵が来る迄待機させる辺り、ガーゴイルと言っても良いだろう。飛べないけど。
武器は近接と飛び道具だが、双方に特化型も用意したい。形は出来るだけ小型化し、海からの目視を抑えたい。
柔らか煉瓦を練り練りと、車輪を基部にくっ付ける。それに伸ばした煉瓦板を巻き付けて、無限軌道にした。それを四つ車体に取り付け回転する砲台を乗せた。戦車だ。
「カケル、なにそれ」
母屋の軒先に座って練り練りとやっていると、イゼッタが興味を持ったのか新居の方から降りて来た。
「戦争の道具だよ。あまり良いモンじゃ無いがな」
「知ってる。誰とやるの?」
「カケラントの防衛に使うつもりだ」
「戦争、ダメ」
「知ってるさ。けど、話し合いで解決せず、殴り掛かって来るんなら守らなきゃ、だろ?」
「結界張って、守る」
「海岸線全体をか?」
「……無理、だね」
イゼッタの気持ちは分かる。俺だってしなくて良いならそうしたい。
0
あなたにおすすめの小説
目を覚ますと雑魚キャラになっていたけど、何故か最強なんです・・・
Seabolt
ファンタジー
目を覚ますと雑魚キャラに何の因果か知らないけど、俺は最強の超能力者だった・・・
転生した世界の主流は魔力であって、中にはその魔力で貴族にまでなっている奴もいるという。
そんな世界をこれから冒険するんだけど、俺は何と雑魚キャラ。設定は村人となっている。
<script src="//accaii.com/genta/script.js" async></script><noscript><img src="//accaii.com/genta/script?guid=on"></noscript>
レベルアップは異世界がおすすめ!
まったりー
ファンタジー
レベルの上がらない世界にダンジョンが出現し、誰もが装備や技術を鍛えて攻略していました。
そんな中、異世界ではレベルが上がることを記憶で知っていた主人公は、手芸スキルと言う生産スキルで異世界に行ける手段を作り、自分たちだけレベルを上げてダンジョンに挑むお話です。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
爺さんの異世界建国記 〜荒廃した異世界を農業で立て直していきます。いきなりの土作りはうまくいかない。
秋田ノ介
ファンタジー
88歳の爺さんが、異世界に転生して農業の知識を駆使して建国をする話。
異世界では、戦乱が絶えず、土地が荒廃し、人心は乱れ、国家が崩壊している。そんな世界を司る女神から、世界を救うように懇願される。爺は、耳が遠いせいで、村長になって村人が飢えないようにしてほしいと頼まれたと勘違いする。
その願いを叶えるために、農業で村人の飢えをなくすことを目標にして、生活していく。それが、次第に輪が広がり世界の人々に希望を与え始める。戦争で成人男性が極端に少ない世界で、13歳のロッシュという若者に転生した爺の周りには、ハーレムが出来上がっていく。徐々にその地に、流浪をしている者たちや様々な種族の者たちが様々な思惑で集まり、国家が出来上がっていく。
飢えを乗り越えた『村』は、王国から狙われることとなる。強大な軍事力を誇る王国に対して、ロッシュは知恵と知識、そして魔法や仲間たちと協力して、その脅威を乗り越えていくオリジナル戦記。
完結済み。全400話、150万字程度程度になります。元は他のサイトで掲載していたものを加筆修正して、掲載します。一日、少なくとも二話は更新します。
【一時完結】スキル調味料は最強⁉︎ 外れスキルと笑われた少年は、スキル調味料で無双します‼︎
アノマロカリス
ファンタジー
調味料…それは、料理の味付けに使う為のスパイスである。
この世界では、10歳の子供達には神殿に行き…神託の儀を受ける義務がある。
ただし、特別な理由があれば、断る事も出来る。
少年テッドが神託の儀を受けると、神から与えられたスキルは【調味料】だった。
更にどんなに料理の練習をしても上達しないという追加の神託も授かったのだ。
そんな話を聞いた周りの子供達からは大爆笑され…一緒に付き添っていた大人達も一緒に笑っていた。
少年テッドには、両親を亡くしていて妹達の面倒を見なければならない。
どんな仕事に着きたくて、頭を下げて頼んでいるのに「調味料には必要ない!」と言って断られる始末。
少年テッドの最後に取った行動は、冒険者になる事だった。
冒険者になってから、薬草採取の仕事をこなしていってったある時、魔物に襲われて咄嗟に調味料を魔物に放った。
すると、意外な効果があり…その後テッドはスキル調味料の可能性に気付く…
果たして、その可能性とは⁉
HOTランキングは、最高は2位でした。
皆様、ありがとうございます.°(ಗдಗ。)°.
でも、欲を言えば、1位になりたかった(⌒-⌒; )
僕に仕えるメイドは世界最強の英雄です1~またクビになったけど、親代わりのメイドが慰めてくれるので悲しくなんてない!!~
あきくん☆ひろくん
ファンタジー
仕事を失い、居場所をなくした青年。
彼に仕えるのは――世界を救った英雄たちだった。
剣も魔法も得意ではない主人公は、
最強のメイドたちに守られながら生きている。
だが彼自身は、
「守られるだけの存在」でいることを良しとしなかった。
自分にできることは何か。
この世界で、どう生きていくべきか。
最強の力を持つ者たちと、
何者でもない一人の青年。
その主従関係は、やがて世界の歪みと過去へと繋がっていく。
本作は、
圧倒的な安心感のある日常パートと、
必要なときには本格的に描かれる戦い、
そして「守られる側の成長」を軸にした
完結済み長編ファンタジーです。
シリーズ作品の一編ですが、本作単体でもお楽しみいただけます。
最後まで安心して、一気読みしていただければ幸いです。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる