女神に嫌われた俺に与えられたスキルは《逃げる》だった。

もる

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ある意味病気

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「体力は必要だぞ?馬車とか乗るのも金掛かるんだからな」

「…転移して、徒歩で街迄って、現代人を殺しに掛かってんだよな」

 奴自身、同じようなシチュエーションで書いていたそうだ。反省して後悔しろ。俺も飛べなけりゃ死んでたしな。

「次は四日後に来るよ。マッチョになってる事を期待する」

「無理っ!」

「デブよりサービス良くなると思うぞ?じゃあな」

シルケに戻って《洗浄》《脱臭》。寝室を出ようとドアを開けた所でテイカと鉢合わせた。

「また異世界ですか?」

「俺からしたら生まれ故郷なんだがな」

「女の匂いがしないので多くは言いませんが、無理はしないでください。《転移》のし過ぎがどんな影響を出すか、分からないのですから」

「そうだな。食欲と性欲はあるようだ」

「何よりです…んちゅ」

下には降りず上へと向かった。

 夕飯食べて、風呂に入り、二階で女達を抱く。一日に五百人近くとセックスしてるのに、飽きる事が無い。ある意味病気だ。何度射精しても賢者モードにならず、先っぽが敏感になる事も、萎える事も無い。前立腺の辺りがキュンキュンし、腰を触れ、子種を出せと焚き付ける。万年発情期のラビアンが気絶して福利厚生を終えると、寝室へ戻ってペルマに収めて寝る。
数を熟して練度が上がるスキルシステムの世界で、寝てる間も欲しがり女による自動上げ。そりゃあ絶倫にもなるわ。


 それから四日経ち、弥一の口座にはまだ振込が無い。マッチョにもなってなかったので軽い《耐性》を掛けて蜻蛉返り。ちゃんと鍛えろよ?
施設の方は順調に慣れて来てる。画像付きのメニュー表も評判が良いようで、売り上げアップになっていると言う。
折角の休みだが、俺は風呂の二階で一人黙々作業中。延び延びになっていた、金属の選別をしてるのだ。キネイアッセンの村娘でもぐへへしようと思ってたんだが、保存庫に金属が詰まってて邪魔だと言われてしまったらやるしか無い。
ミスリル金銀に銅と鉄も混ざってるので、全部《収納》して種類毎に取り出してインゴットにして行く。それにしても凄い量だ。押し固めて多少嵩は減ったが、保存庫に入れると文句が出そうなので《収納》したままにせざるを得無い。少しずつでもハークの所に持って行くかなぁ。…行ったら日帰り出来無いな。

 選別を終え、食堂に向かう。小腹が空いたのでおやつタイムだ。

「黒蜜豆腐とお茶くれる?」

「はーい、お待ちくださーい」

食堂で働き出した影響で、ラビアン達にメニューを言うと持って来てくれるようになった。

「お待たせしましたー。それでは一イキ頂きまーす」

料金の代わりにアイツを収めるようになってしまった。黒蜜豆腐をお口にあ~んし、服を仕舞われ晒されたおっぱいを舐る。

「ああん、貰い過ぎっああんっ」

釣りは要らないぜ。
イかされて仕事に戻るラビアンを名残惜しく目で送り、残った豆腐を食べる。…時間もあるし、やってみるか。

「カケル様、お代わりですか?」

「調味料を作る実験しようと思ってな。種はあるかい?」

「でしたら倉庫にどうぞ」

厨房横の倉庫には、常温で長持ちする食材や焼き塩、使ってない鍋や食器が置いてある。甘納豆を作る時に使った、時間が経つのが早い箱もここにあった。煮込み料理に便利だが、皆で食べる分を作るには小さいので鍋を乗せる台になっていた。
マルサヤノクサにシゲリフサナリ、そしてマタルをそれぞれの鍋で浸水させる。時間が経つのが早い箱に安置して時間短縮だ。箱の中の時間はかなり早いので、十ピルもしない内にフサナリとマタルを取り出した。時間短縮も早過ぎると忙しいな。
この二つは蒸したいのだが、今回は面倒なので茹でる事にする。火の鉄板に乗せたらサヤノクサの様子を見る。五リット程経ってるし、膨らんでるから大丈夫だろう。此奴も煮るので鉄板を敷き、三つの鍋を箱に入れた。





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