女神に嫌われた俺に与えられたスキルは《逃げる》だった。

もる

文字の大きさ
1,092 / 1,519

次は無い

しおりを挟む


「こんにちは~」「よろしくね~」

 廊下に立つ二人の女が俺達に声を掛けてくれる。今回は兄弟って体なので同時に呼び出したのだそうな。高い店あって二人とも充分抱ける顔で、体付きも良い。

「兄貴、俺はどっちも好みだから先に決めて良いぞ?」

「あら良い子」

お姉さんの色目が上下する。何を考えているのやら。

「お、お、俺…」

デブニートがキョドる。だが仕方無いよな、初めてなんだから。

「はぁ。ちんぽばっかりデカくて困るぜ。見てくれよコレ」

「「わあっ」」

助け舟を出してやる。《阻害》を解いて肩掛けカバンを引っ剥がしてやると、パンツとズボンをはみ出して、インしたシャツを突き上げる、デブには不釣り合いな物体がビクビクしていた。女二人はそれを見て歓声を上げ、大きい素敵と営業トークで喜ばせる。

「兄貴じゃ決められなそうだし、お姉さん逆指名してよ」

「だよねー。ココ居ると他のお客様来ちゃうかもだし、お部屋行こ?」

「…じゃあ、私がお兄さんね」

《感知》で分かるが、敢えては言わない。腕に組み付き部屋に向かう二人に、極弱い《洗脳》を施した。

「お姉さん達、たっぷりエッチしようね」

「「はい」」

コレで良い。後は頑張れ。弥一の入った部屋の、一つ挟んだ部屋に入った。

「ね、見せてよ。弟君も大きいんでしょ?」

「勿論。兄貴より凄いよ」

「やった。こう言うお店って若い人中々来ないの。おじいちゃんとか来るのよ?」

ドアを閉めたら直ぐに服を脱がせに来る。普通は靴を脱いで、ベッドに座ってお喋りしてからの脱衣とサイトには書いてあるが、そこは俺の《洗脳》が効いている。お喋りしながら脱がされて、ベッドに着く頃には二人とも全裸になっていた。弥一の方も脱がされて…舐められてる。

「おっきい…。入るかな…」

そんな事言いながら、ベッドに座る俺の前で膝を着き、舌と指を這わせて来た。上手い。プロの仕事だ。

「ん、んっぷ。もう良いよね?お姉さんの中で気持ち良くなってね」

「良いの?」

生だぞ?

「内緒ね?OC飲んでるから大丈夫…んんっ。たまにね、態とゴム破いたりする奴が、いんのよっ、ああっすっごいっ」

オーシーってなんだ?予想するにピルだろうか?
入るかな、なんて言ってしっかり奥迄挿ったよ。勿論サイズを調整したからだが、じわじわ大きさを戻してやると、対面座位で抱き着いて動かなくなった。少しだけ回復してやろう。
あっちの女も挿れるのに難儀してるので回復してやると、抵抗が無くなり一気に奥へと突っ込んでた。

 ベッドで二回して、残りの時間は風呂でして、何度も何度も女の中を子種で満たし、時間一杯楽しんだ。弥一の方も三回程中に出したそうで、喫茶店でお茶しながら次の店を調べてる。

「普通なら、もうカラッカラなんだがな」

「後四回は行けるべ?」

「ああ。全然余裕だわ。時間的に三回…二回だな」

一度家に戻ると言うし、八時間なら夜になるか。仕方無いな。予約をしたら店に行き、同じ要領で女を抱いた。プロは流石プロだし、一人に集中するのも良いモノだな。

「半分くらいしか使わなかったな」

弥一の部屋に帰って来て、財布の中身を数える弥一が独り言つ。

「次は無いから妹にくれてやれ」

「もう帰って来れないしな」

「否、次回予約取れないし」

「そっちかー。取り敢えず連絡するわ」

スマホをタプタプし、卓袱台に金を置く。卓袱台は置いて行くようだ。それ以外の家具はシルケに行ってから処分すると言うので全て《収納》し、地球とおさらばした。


 着いたのはバルタリンド上空。時間的に門が閉まっているが、飛んでしまえば問題無い。因みに弥一は自由落下中である。浮かせてミンチになるのを防ぎ、ゆっくり降りて行った。

「死ぬかと思った!」

「女神的な何かには会えたか?」

「会えた!スキルもろた!」

「それは良かったな。秘密にしとけ?取り敢えずギルド行くぞ」

「テンプレか!」

「起こらんよ」

この街は治安良いからな。





しおりを挟む
感想 6

あなたにおすすめの小説

つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました

蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈ 絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。 絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!! 聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ! ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!! +++++ ・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)

真祖竜に転生したけど、怠け者の世界最強種とか性に合わないんで、人間のふりして旅に出ます

難波一
ファンタジー
"『第18回ファンタジー小説大賞【奨励賞】受賞!』" ブラック企業勤めのサラリーマン、橘隆也(たちばな・りゅうや)、28歳。 社畜生活に疲れ果て、ある日ついに階段から足を滑らせてあっさりゲームオーバー…… ……と思いきや、目覚めたらなんと、伝説の存在・“真祖竜”として異世界に転生していた!? ところがその竜社会、価値観がヤバすぎた。 「努力は未熟の証、夢は竜の尊厳を損なう」 「強者たるもの怠惰であれ」がスローガンの“七大怠惰戒律”を掲げる、まさかのぐうたら最強種族! 「何それ意味わかんない。強く生まれたからこそ、努力してもっと強くなるのが楽しいんじゃん。」 かくして、生まれながらにして世界最強クラスのポテンシャルを持つ幼竜・アルドラクスは、 竜社会の常識をぶっちぎりで踏み倒し、独学で魔法と技術を学び、人間の姿へと変身。 「世界を見たい。自分の力がどこまで通じるか、試してみたい——」 人間のふりをして旅に出た彼は、貴族の令嬢や竜の少女、巨大な犬といった仲間たちと出会い、 やがて“魔王”と呼ばれる世界級の脅威や、世界の秘密に巻き込まれていくことになる。 ——これは、“怠惰が美徳”な最強種族に生まれてしまった元社畜が、 「自分らしく、全力で生きる」ことを選んだ物語。 世界を知り、仲間と出会い、規格外の強さで冒険と成長を繰り広げる、 最強幼竜の“成り上がり×異端×ほのぼの冒険ファンタジー”開幕! ※小説家になろう様にも掲載しています。

転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです

NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた

御家騒動なんて真っ平ごめんです〜捨てられた双子の片割れは平凡な人生を歩みたい〜

伽羅
ファンタジー
【幼少期】 双子の弟に殺された…と思ったら、何故か赤ん坊に生まれ変わっていた。 ここはもしかして異世界か?  だが、そこでも双子だったため、後継者争いを懸念する親に孤児院の前に捨てられてしまう。 ようやく里親が見つかり、平和に暮らせると思っていたが…。 【学院期】 学院に通い出すとそこには双子の片割れのエドワード王子も通っていた。 周りに双子だとバレないように学院生活を送っていたが、何故かエドワード王子の影武者をする事になり…。  

主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します

白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。 あなたは【真実の愛】を信じますか? そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。 だって・・・そうでしょ? ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!? それだけではない。 何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!! 私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。 それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。 しかも! ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!! マジかーーーっ!!! 前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!! 思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。 世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

少し冷めた村人少年の冒険記

mizuno sei
ファンタジー
 辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。  トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。  優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

処理中です...